ゴルゴナの大冒険   作:ビール中毒プリン体ン

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アルキード滅亡

田舎の村、と言っても差し支えのない寂れた国テラン。

その王都郊外に一組の若い夫婦が越して来ていた。

夫婦はともに容姿が整い、それでいて健康的で学もあるようだった。

子宝にも恵まれたばかりの、まさに幸せの絶頂にいる新婚夫婦。

 

「ディーノ…、ほらパパだぞ!

 な、なぁソアラ。 少しでいいから私にも抱っこさせてくれないか?」

 

ちょっとだけ髭をはやし始めた夫を、

少女と言っても可笑しくないほどに若く美しい妻が

 

「だめですよ~だってディーノはパパよりママの抱っこが好きですものね~」

 

軽くあしらって、太陽のような笑顔で赤子をあやしていた。

 

「な、なんだそれは! そんなことないぞ!

 なぁ~ディーノ~、パパの抱っこだっていいよなぁ」

 

赤ん坊の頬を優しく突っつきながら父親が拗ねる。

こう見えても、一年程前まで魔界で死闘を繰り広げていた伝説の竜の騎士であるが、

今は愛する妻と子を持つ新人パパに過ぎない。

農作業は強靭な竜の騎士の力を持ってしても腰に疲れを溜める恐るべき仕事で、

素人が手を出してもろくな作物はとれない。

竜の騎士バランと王族のソアラに、いきなり一人前の畑仕事は不可能で、

バランが副業として手をだした伐採業の方がテランの人々に喜ばれている。

老夫婦宅に大量の薪をお届けすると、

「おやバランさん、今日も薪割りありがとね」と言って

ベテランお手製の良質野菜を分けてくれる。

中年夫婦宅に自宅修繕の為の材木を届けると、

「あぁバランさんじゃないか、いつもながら凄い怪力だなぁ。 本当に頼りになる」と言って

新鮮な米を分けてくれる。

肉だけはバランが自力で調達できる。

今ではこの辺りで”木こりで狩人のバランさん”といえば知らぬ人はいない。

しかし、だからといって普通の村民の生活に染まりきって腑抜けているわけでもない。

 

ヴェルザー討伐の直後に味わった辛酸。

未だ魔界には恐ろしい魔族がバランを狙っているというのがはっきりわかった。

地上では自然発生ではあり得ない数の悪魔の目玉がうろついている。

目玉系のモンスターが高位魔族の使い魔として活動しているのはバランも知る所で、

それは即ち…強力な魔族が地上を伺っている証拠だ。

ひょっとしたらあの時のヴェルザー残党が、竜の騎士である自分を探しているのかもしれない。

そう考えると、バランはいつまでもこの幸せに浸かってもいられぬ…とも思うのだ。

しかし、だからこそ今だけは、今ぐらいは。

 

「ソアラ……私は、幸せだ」

 

バランは幸福を噛み締めていた。

ディーノを抱かせてもらえず拗ねていた夫が、、

急に真面目顔でそんなことを言い出すものだから新妻も

 

「バラン…私もよ」

 

ディーノを2人で包み込むように、優しく抱きあう。

祖国を捨てて逃げ出した姫と、たぶらかした魔物の男……と決めつけているアルキード王は、

いつか必ずこの幸せを壊しに来るだろう。

そして、王女の身でありながら果たすべき責務を放棄した自分は、

いつかきっと報いを受ける…いや、受けるべきだとソアラは思っていた。

だからこそ、彼女もまた…今だけはこの幸福に包まれていたいと願うのだった。

 

2人はこの幸せがいつまでも続かぬことを心の何処かで理解している。

バランとソアラの願いは唯一つ。

「私達の子が、強き竜のようにどのような困難にもめげず、幸せになってくれますように」

ただそれだけだった。

そして、そんな2人の予感はやはり正しかった。

竜の騎士という存在を、運命が放っておくなどあり得ないことであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「た、大変だぁー! モンスターの群れだー!!」

 

数日後、テランに大量の魔物が突如押し寄せる。

魔王ハドラーが暴れまわっている頃から、

テラン周辺に大規模な魔物の群れが現れたことはない。

テランの、数少ない兵士や若者らに混じってバランもまた手近にあった鉄剣で応戦し、

 

「お、おお! 只者じゃないと思ってたが、バランさんはとんでもなく強ぇな!」

 

「これならいけるぞ! 今のうちに女子供を城に避難させろ!」

 

モンスター達をアッという間に切り伏せ皆を自然と勇気づけていた。

 

(どういうことだ…? 魔王の邪気が消え去った今、モンスター達が集団で暴れだすなど……。

 しかもハドラーが健在だった頃より見逃されていたテランの人里にまでなだれ込んでくるとは。

 ……………ハドラー以上の邪気の持ち主が…地上に現れた…ということか)

 

テラン城へソアラとディーノを送り届けたバランは、城周辺のモンスターを全滅させると

そのまま気を抜かず警戒を続け見回る。 すると、

 

「……何者だ!」

 

森の向こうから気配が漂い、茂みをかき分ける騒がしい音が近づいてくる。

殺気はない。 乱れ、弱った足音からしてもモンスターの残りではないだろう。

がさりっ、と勢い良く飛び出してきたその者は、

 

「む! その鎧の紋章は……アルキードの兵士か!」

 

思わずバランが構える。 

見ればその兵士は傷だらけで憔悴し…明らかに切羽詰まった様子だが、

自分とソアラへの追手ならば始末する心積りもあった。

 

「はぁ……はぁ…はぁ…、あ、あんた……テランの兵士か。

 テ、テラン王に……きゅ、救援を………ア、アルキードに……アンデッドの群れが!

 俺は海路を使ったからなんとかここまでこれたんだ!

 た、助けてくれ! 頼む…! 王都にはまだ家族がいるんだっ!!

 本当に、本当に凄い数なんだ! 助けてくれよ…頼むよ!!」

 

「な、なんだと!?」

 

バランの不安が、段々と明確な形をなしてくる。

アンデッドとは、魔界奥地ほどに濃い瘴気と邪気が渦巻く土地に現れる。

地上では殆どの場合、創造主がいてこそ存在できるモンスターだ。

魔王が倒れた今となっては、地上で活動できるはずはない。

アルキードに攻め寄せてきたというモンスター群が、本当にアンデッドであるならば、

それは魔王の復活を意味している。

或いは、全く別の邪なる存在。

それに加え、ベンガーナほどでは無いにせよアルキードは軍事力に優れた国家で、

その兵がテランなんぞに

ベンガーナを越えて海路から救援を要請しに来るなど常識で考えてあり得ない。

 

(あり得ないルートを通る羽目になった…ということか)

 

バランは考える。

テラン国は、老賢王フォルケンの信念の元、国是を非武装非暴力としている国で、

アルキードとの戦力比は100:1と言ってもまだ足りぬほどの弱小国家だ。

軍事力に優れた妻の祖国、我が子の祖父の国がアンデッドに襲われ……

そして恐らく滅亡の危機に瀕している。

歴戦の竜の騎士は瞬時にそれを理解した。

 

(助けに行かなくては!)

 

自分を迫害し、追いやった国。

自分を魔物と罵り蔑んだ国王。

だが、アルキードのことをソアラはまだ愛している。

そしてバラン自身、アルキード国と王に対して複雑な恩義を感じている。

初めてあった時、ソアラの父王は自分に優しく微笑んでくれたのを覚えている。

単純な性格が災いして、周囲の讒言で豹変してしまったが、

根は善良な人だと…バランも少しは信じているのだ。

 

(ソアラを生み……育んでくれたあの国を、見捨てて置けるものか!)

 

決意したバランの行動は早かった。

近くのテラン兵に、アルキードの伝令のことを任せ、自身は郊外の自宅へ文字通り飛んで帰り、

室内の片隅に立て掛けられていた相棒を手に取る。

すっかり傷の癒えた真魔剛竜剣を背に括りつけ、

愛用の鎧を着こむと、竜の牙(ドラゴンファング)を左目に装着する。

タンスの奥からありったけの薬草を掻き出して、腰の道具袋へ詰め込む。

 

「ソアラ…ディーノ。 おまえ達の故郷は、私が守ってみせる!」

 

1人呟いたバランの顔は完全に戦士のそれとなり、良き夫良き父の顔ではなくなっていた。

しかし突然、

 

「バラン!」

 

空耳ではない。 愛する妻の声が聞こえてきて、バランの顔が僅かに緩む。

 

「ソアラ!? ディーノまで連れて…!

 何をしている! なぜ城を抜け出してきた!

 大人しく待っていろと言っただろう、ソアラ!」

 

テラン城に送り届けたはずの若妻がそこにはいた。

 

「あなたが心配で……、ごめんなさい。

 バラン………ここに来る途中、アルキードの兵士を見かけたの。

 父が……来るのかしら?」

 

やや青ざめた顔のソアラの、我が子を抱く手に自然…力が込められる。

 

「そうではない。 義父上は…アルキードは魔物の群れに襲われているのだ」

 

その言葉に、ソアラはショックを受けたようで動揺を隠せない。

 

「魔王の残党か……或いは私を狙う魔竜の手先かもしれぬ。

 私は……おまえの国を巻き込んでしまったのかも知れない……。

 義父上や、大臣達が言っていたことはある意味正しかったようだ……。

 私を迎え入れてくれたばかりに、アルキードにモンスターを引き寄せてしまった。

 テランに押し寄せた魔物も、私を狙った刺客かもしれん」

 

竜の騎士など魔物と同じだな、と自嘲気味に微笑んだバランに、

 

「そんなことを言わないで…!

 あなたが竜の騎士であるとか、人間じゃないとか…私には関係ない。

 バランは、バラン。 私が愛する不器用で優しい、ただのバラン。

 この子の……ディーノのたった一人の父親よ」

 

おでこをくっつけ優しく微笑む。

彼女に抱かれるディーノも、当代の竜の騎士に微笑みかけ、勇気づけているように見えた。

暖かい。

太陽のように慈愛に満ちた彼女の心が、

我が子の心が熱となって伝わってくるようだった。

 

「ああ、そうだ…そうだったな!

 私はおまえの夫で、ディーノの父親だ!

 私が人間でなくとも、その事実は決して変わらない!」

 

バランの表情は再度、戦士のそれとなる。

そして今度は先程以上の闘志がみなぎっていた。

 

「ソアラ……周辺に魔物の気配はないが、念のためまた城に戻っていろ。

 私は義父上とアルキードを救う!」

 

「はい。 ご武運を…」

 

愛する妻と我が子の見送りを受けて竜の騎士が飛び立つ。

引き絞られた矢のような勢いで、バランは空を駆けた。

風を切り、ぐんぐんと雲が後ろへ流れる。

ベンガーナ王国を眼下に見ると、兵達の動きは忙しないように感じられる。

隣国がこの動き、となるとやはりアルキードは危険と見るべきだった。

風の妖精の囁きすらも置き去りにして竜の騎士はルーラを全開にし続けると、

アルキード王都は、すぐにバランの視界に入ってきた。

 

静か過ぎる王国。

人っ子一人、動きが感じられぬ王都。

 

「アルキードの首都に………誰もいない」

 

繁栄する国の、無人の都。

降り立ったバランがどれだけ目を凝らしても、虫一匹動くものが感じられず、

しかも建物の被害は驚くほど少ない。

とてつもない異常事態が起きたことは明らかだ。

 

「アンデッドの群れ……どこへ消えた?

 誰も生き残りはいないのか………死体すら見当たらぬとは」

 

城下都市の大通りを走りぬけ、王城へ向かう。

城門は開け放たれていて、橋も降りたままになっており、

ほぼ無傷の城内にはやはり生命の気配がない。

大階段を駆け上がり、生存者を探しつつ義父の…アルキード王がいるであろう玉座へ駆けこむ。

 

「こ、国王陛下!?」

 

そこにはアルキード王がただ一人で座っていた。

まるで何事もなかったかのように、ソアラの父がただ静かに玉座に腰掛けていたのだ。

バランの姿に気付いたのだろう……アルキード王のうなだれていた顔がゆっくりと持ち上げられ、

 

「おお……おお…バランか………。

 もっと、近う…近う…。 近う寄れ……その顔を見せてくれ、婿殿よ」

 

虚ろな視線を投げかけながら、ポツポツと喋りだしていた。

 

(明らかに……おかしい)

 

一目見れば子供でもわかる、王の顔色の悪さ。

濁った瞳。 そして、今となっては決して王が口にせぬ優しげな言葉。

豪剣を構えなおして、バランは様子見に徹する。

 

「なぜじゃ……なぜ来ぬ……。 王の言葉に従わぬのか、バラン。

 やはりおまえは、わしに叛意を持っていたのだな。

 やはり人間ではない貴様は……魔物と同じだったのだな。

 疫病神め。 疫病神め。

 ソアラを返せ。 わしのソアラを。

 貴様が魔物を連れてきたのだ。 あの恐ろしき黒い悪魔を。

 貴様などいなければよかった。

 そうすれば………ソアラも、わしも、この国も……無事だったのに。

 アルキードは滅んだ。 全ての者が死に絶えた。

 おまえが殺したのだ………全ての民を………そして、この…………わしも!!」

 

叫んだ王が勢い良く立ち上がると、体が突如崩れ出す。

皮膚が剥がれ、肉が腐り落ち、髪がボロボロと落ちていく。

眼球がべちゃりと落下して、少しの肉がへばりついた骨だけの姿となると、

そのまま力無く玉座にもたれかかるように倒れ、

王冠が虚しく頭蓋骨に残っていた。

 

「っ!! ……悪趣味な真似を!! 貴様だろう、死霊使い!!

 私を追って地上まで来たか!」

 

最愛の人の実父の成れの果てを、

僅かな冷や汗を垂らしながらも見守り続けたバランが吠える。

バランは確信していた。

あの時、魔界で襲ってきたアンデッドを使役する魔族であろうと。

生き残った仲間を皆殺しにした憎き敵!

 

「ぐぶぶぶぶ……我の催し物は気に入ってくれたかな、竜の騎士よ」

 

アルキード城の玉座の間に、あの時聞いた醜悪な声がどこからともなく響く。

 

「またも姿を見せぬ気か! だが、あの時とは私も違う…!

 ――そこだぁぁ!!」

 

万全のバランならば、見えぬ敵を捉えるのも不可能ではない。

叫びながら、後ろを振り向いたバランが、そのまま跳びかかり剣を振り下ろす。

いつかの時とは違う、竜闘気に満ちた一撃。

怪しき黒衣の魔族は、大きく背後へと飛び退くと、

 

「ぐぶぶぶ…! 気の早いやつだ!」

 

そのまま城外へ瞬間移動を断続的に行い、一際高くそびえる塔の頂点へ飛び移った。

バランは即座に追撃の姿勢をとるが、

 

「慌てるな………おまえの相手は我ではない……」

 

冥王が腕を振るうと、濃霧の如き瘴気が辺りを包み視界を奪う。

しかし、並みの生物ならば

触れただけで死に至る黒き幕霧も竜闘気が完璧に防ぎ、

 

「小賢しいぞ! ドラゴニックオーラッ!!」

 

それを高めるだけで瘴気は払われるのだ。

だが、竜闘気によってクリアになった視界に飛び込んだのは、

 

「グブブブブ! 開け…冥界の門……!

 業火に焼かれし腐敗の竜よ! 生きとし生けるものを食らうべし!」

 

暗黒の術式を完了した冥府の王の姿と、

邪悪の渦から徐々に迫り出してくる腐敗の巨竜だった。

 

「グオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

神代の頃より威を誇った古の雷帝が狂った雄叫びを上げながら、現世に舞い戻る。

 

「な、なんだアレは!? 貴様は…これほどの死者を縛るのか!!」

 

「そやつは古代、魔界においてヴェルザーと覇を競った知恵ある竜……。

 もっとも…百年の苦役に、既に知恵を喪失しておるがな。

 竜の騎士には相応しい相手であろう……!」

 

古の魔界の猛者を使役する眼前の魔族に、バランでさえ背筋が寒くなる。

 

「おのれ…外道め! 許さぬ!!」

 

だが、感じた僅かな恐怖さえも義憤で飲み込み、バランは竜の騎士の天命を果さんとし、

 

「ギガデイン!!」

 

力強く握る真魔剛竜剣に最強の呪文を降ろす。

初手から最強の技をぶつけるのが最善と、彼の内の闘いの遺伝子が告げていた。

 

「うおおお、ギガブレイク!!」

 

八相の構えから猛然と突き進み、渾身の必殺技を巨大なドラゴンゾンビへと叩き込んだ。

しかし、

 

「ギャゴゴゴグオオオオオオ!」

 

ギガブレイクの威力に吹き飛ばされたのは、僅かに右側頭部から右腹部まで。

アンデッドに対しては不十分なダメージであった。

 

「なんだと! こ、これはまさか!」

 

予想を遥かに下回るギガブレイクの威力に、バランは驚愕し、そしてすぐに察する。

 

「ぐぶぶぶぶ…! そうだ!

 そのドラゴンゾンビの生前の名は雷竜ボリクス!

 雷竜にデイン系など通じぬ! おまえのギガブレイクの威力は半減する……!」

 

そして、と続ける冥王。

 

「貴様の生半可な反撃は………雷竜より新たなアンデッドを生み出すのだ……!」

 

飛び散ったボリクスの肉片からゾンビどもが這いずりでてき、

唸り嘲笑う冥王の姿がそのまま薄くなっていく。

 

「!! 貴様! 逃げるか!!」

 

「ぐぶぶぶぶぶ……貴様は我の傀儡どもと遊んでいるがいい。

 その間に、我は更なる趣向を凝らさねばならん………。

 貴様という貴賓を持て成す、遊戯を…な…………グブブブブブ」

 

「待て!」

 

バランが消え行く冥王に向かおうとした瞬間、

 

「ぐ、ぎぎ…ガアアアアアア……ぎ、がでいン…!」

 

口腔を開け放つ雷竜からとてつもない雷撃が放たれる。

極太の雷が幾筋もアルキード全土に降り注ぎ、バランの視界を閃光で埋め尽くす。

百年の苦痛の果てに知恵を失った腐敗竜は、

その代償として無尽蔵の破壊のエナジーを得ていた。

 

(なんという呪文の威力! 範囲! こ、これが真竜の闘いを演じたボリクスの底力なのか!

 たった一撃の電撃呪文が、私のギガデインの何発分だ!!)

 

おぞましき黒衣の魔族を追うことは、ボリクスゾンビを滅しなければ不可能だ。

バランは、真魔剛竜剣を強く握りしめた。

 


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