こたつでみかん   作:link

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お久しぶりです。最近めっきり寒くなり、実にいい艦これ日和が続いていますね。こんな寒い日は外に出ず、こたつに入りながらみかんでも食べて艦これをしましょう。
イベントも残すところ後五日。そろそろ終わりが近づいて来ました。先日、我が鎮守府にもユーちゃんが来てくださり、残りはツェッペリンさんを手に入れるのみです。
ツェッペリンさん、あんな事を言ったのは謝りますのでどうか来てくださらないでしょうか?もう時津風ちゃんが三人もいるんです。
皆さん悔いのないよう、無理をしないで続きを頑張ってください。大破進軍ダメ絶対が合言葉です。

活動報告の方に響が主人公のちょっとしたssを乗っけています。よかったら見てやってください。


鎮守府での過ごし方

「なあ」

 

「なんだい、司令官」

 

「やっぱり、このこたつだな」

 

「そうだね」

 

 

 

「三時間も正座させられてると足の感覚がなくなるな」

 

「そうだね」

 

「曙もよくしゃべり続けれるよな?」

 

「そうだね」

 

「まあ、それでも一日休みをくれた後の説教だからな。優しいっちゃ優しいか」

 

「そうだね」

 

「ところで昨日はよく眠れたか?」

 

「そうだね」

 

「ベッドで眠るのも久しぶりだったからな。ぐっすりだったよ」

 

「そうだね」

 

「いやー、昨日は久しぶりに風呂に入れたなー、響も気持ち良かったか?」

 

「そうだね」

 

「あの……怒ってます?」

 

「怒ってなんかいないさ」

 

「本当に?」

 

「本当さ。司令官の所為で、説教の時間が倍になったのなんて、気にもしていない」

 

「いや、あれは響が笑うから……」

 

「何か言ったかい?司令官」

 

「……ごめんなさい」

 

「そう」

 

「……あれ?いつもならここで許してくれるはずなんだが」

 

「今の私は甘くない」

 

「そうか」

 

「…………」

 

「…………どすこーい」

 

「…………くっ」

 

「笑えよ、響。震えてるぞ?」

 

「……ふう。司令官はまだ懲りてないようだね」

 

「いや、もう正座はこりごりだ」

 

「じゃあ、なんでまたやったのさ」

 

「いや、面白かったからつい」

 

「それの所為で話が長くなったのに」

 

「仕方ないだとは思わないか?曙が手のひらをパーにしてこっちに突き出しているんだぞ?曙が」

 

「思わないよ」

 

「いーや、あれは曙も言われるのを待っていたと思うぞ」

 

「曙、顔を真っ赤にして震えていたじゃないか」

 

「歓喜だよ。歓喜の震えだ」

 

「カンカンの間違えだと思う。そうじゃなきゃ説教は伸びないよ」

 

「やっぱり、カンカンに怒ってるかなぁ?」

 

「うん」

 

「だよなぁ。謝って許して貰えるだろうか?」

 

「どうして司令官はあんな事を言ったんだい?」

 

「うん?」

 

「真面目に説教をしているのに、茶化されたら誰だって怒るさ」

 

「うーん、言いにくいんだが」

 

「私の口は硬い。じゃなきゃ、司令官が隠し持っている甘味は全部、姉さん達の胃の中だ」

 

「えっ?そんなことまで知ってるのか?」

 

「もちろん……ああ、司令官。食堂にある床下倉庫の羊羹は、もうそろそろ賞味期限きれる頃じゃないかい?」

 

「……そういえばそうだったか」

 

「後で私達が手伝ってあげるよ」

 

「最中もつけるので誰にも言わないでください」

 

「さっきから言っているじゃないか。私の口は硬い。それで?どうしてあんな事を言ったんだい?」

 

「はあ……。一言で言ってしまうと気恥ずかしかったんだ」

 

「うん?」

 

「いや、な。今日の曙はいかにも心配していましたー、って感じだったじゃないか?」

 

「そういえばそうだね。今日はよくボロが出ていた」

 

「いっつも悪態をつかれている曙から、あんなに心配されていたのが、どうも居た堪れなくてな」

 

「それで茶化したのかい?子供みたいだね、司令官は」

 

「返す言葉もございません」

 

「仕方ない。司令官が素直に謝れるように、場を整えてあげるよ」

 

「……頼む」

 

「別にいいよ。羊羹と最中をご馳走してくれるんだろう?」

 

「栗饅頭もつけるよ」

 

「数が少なかったんじゃないかい?」

 

「ああ、後二つだ」

 

「じゃあそれは明日のおやつにしようか」

 

「いいのか?暁達の分は。あれは美味しいぞ?」

 

「手のかかる司令官に苦労している秘書官へのご褒美さ」

 

「そうか。ありがとな響。いつも助かっている」

 

「……不意打ちは卑怯だよ司令官」

 

「なんのことだ?」

 

「なんでもないさ。それより司令官」

 

「なんだ?」

 

「あの無人島。近かったね」

 

「…………そうだな。まさか拠点の反対側から、鎮守府が見えるとは思わなかったな」

 

「そうだね」

 

「それよりもショックな事がある」

 

「…………」

 

「まさか、鎮守府を出てからほぼ一日。いなくなったことにさえ気づいて貰えなかったのが何よりもショックだ」

 

「掛ける言葉もないよ。司令官」

 

「気づいて貰えたのが当日の夜で、しかも響が部屋に帰ってこないと、暁達が騒いだかららしい」

 

「そうみたいだね」

 

「……提督は?」

 

「…………」

 

「こたつに住んでない。鎮守府も時々見回っている。家から毎日出勤しているここの司令官は?」

 

「みんな何処かにいるものだと思っていたらしい」

 

「…………」

 

「……今日はいっぱい呑んでもいいよ?」

 

「そうだな。呑んで忘れよう」

 

「おつまみも奮発しておくよ」

 

「いつも、ありがとう」

 

「それは言わない約束だよ司令官」




「お酒臭いのは嫌だけど、抱きしめて貰えるのは嬉しいな。おやすみ司令官」


つまりは何から何まで響の掌の上だったんだよ!

な、なんだってー!(歓喜)


活動報告の方に響が主人公のちょっとしたssを乗っけています(二回目)仕方ないなぁ、見てやるか。という心の優しい方は見てやってください。
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