響:秘書艦。既にВерныйに改造済みだがみんなからは響の名で呼ばれてる。遊びの中では大体正義の味方をしているがこの前の遊びでは秘密結社の参謀にして人を惑わす話術によりボスを操っている裏ボスとして君臨した。司令官はやっぱりそういう認識なんだねと少し優しい目になった。
川内:愛すべき夜戦バカ。駆逐艦達との遊びは気が向いたときに参加している。大体が正義の味方を陰で支える忍者の役目なのは格好がいけないのかもしれない。ただ偶には違う役をやりたいと思ってはいるものの鏡の前で忍者っぽいポーズをとる自分を見て無理だということを悟った。
球磨:特徴的な語尾の意外に優秀な軽巡洋艦。駆逐艦達との遊びは誘われれば大体参加している。役目は悪役になることが殆どで正義の味方は稀。この前の遊びではお手本のようなやられ役の幹部を演じた。なお、語尾は抜けない模様。内心そろそろこの立ち位置を変えたいクマねーと考えている。
「なあ」
「なんだい、司令官」
「こたつはいいなぁ」
「そうだね」
「また騒いでいるな」
「川内さんのことかい?」
「そうだ。まあ、今日は気が昂ぶっているんだろうな」
「ああ、久しぶりに出撃があったからね」
「それも夜戦まではいかなかったからなあ」
「せっかく旗艦で出撃出来たのにって嘆いていたよ」
「むーん、この鎮守府、出撃は少ないし深海棲艦は弱いしなぁ」
「それにみんな練度も高いからね」
「暇だったから訓練とか遠征、それに演習ばっかしていたもんな」
「装備もいいものばかりだ」
「家の幸運艦様々だな、まったく」
「そろそろ苦情が出るんじゃないのかい?」
「ますますうるさくなってきたな」
「あっ、静かになった」
「まあ、クマーっておたけびが聞こえたから切れた球磨に沈められたんだろう」
「そうだろうね」
「むう、やはり深海棲艦との戦いが少ないと艦娘たちはストレスが溜まるのか?」
「個人によるんじゃないかな」
「響はどうだ、ストレスとか溜まってないか?」
「私はここで過ごす毎日を気に入ってるからね。特にストレスは溜まってないよ」
「そうか、他のみんなはどうだ?毎日様子を見ていて何か気づいたことはないか?」
「みんなとはよく話したりするけど……不満とかは余り出ないかな」
「余り、か。少しは出ているんだな」
「そうは言っても小さなことだよ」
「例えば?」
「えーっと、司令官が遊んでくれないとか」
「……うん」
「後は提督と紅茶を飲む機会が少ないとか」
「…………うん」
「それと……すまない、少し思い出せない」
「うん、いいぞ。何というか、平和だなー」
「そうだね」
「あっ、川内が復活した」
「また騒ぎだしたね」
「やっぱり今の所、一番の問題は川内の夜戦好きか」
「普段は川内さんも夜中に騒いだりはしないんだけどね」
「確か今日のMVPは川内だったな」
「ああ、だから気分が高揚しているんだね」
「まあ、やる気があるのはいいことなんだがなぁ……困ったものだ」
「仕方ない。司令官、今から川内と一緒に付近の様子を見てくるよ」
「それは、確かに助かるが……いいのか?」
「なに、困っている司令官を助けるのも私の役目さ」
「助かる」
「それと司令官。最近他の艦娘たちとの会話が少ないんじゃないかい?」
「そうだったか?」
「そうだよ。みんなの不満も大体が司令官とのことだったからね」
「そうか」
「それに、艦娘たちの様子を見て必要だったらケアをするのも司令官の仕事だよ」
「むう、耳が痛いな」
「っと、すまない。少し説教っぽくなってしまったね」
「いや、それでいいんだ響。提督が間違っていたらそれを正すのも秘書艦の仕事だからな」
「秘書艦は大変だね」
「苦労をかけるな」
「別にいいよ」
「そうだなぁ、今度みんなでピクニックに行くか」
「それはいいな」
「お昼に野原でシートでも敷いて、バスケットの中身はサンドウィッチで飲み物は紅茶にして」
「Хорошо(ハラショー )」
「そうだな、そうするか。みんなに伝えておいてくれ」
「了解だ」
「それじゃあ響」
「うん」
「川内をよろしく頼む」
「わかった」
「それと絶対に怪我をするな」
「司令官。大丈夫だよ、信頼の名は伊達じゃない」
「響の強さはわかっているさ。それでも心配になるんだよ」
「最初の頃は帰ってくるたびに心配されていたね」
「そうだったな」
「少し過剰だったけどね」
「そうだったか?」
「大破したときは大慌てだったね」
「いや、それは仕方ないじゃないか」
「司令官はもう少しどっしり構えているものだよ」
「そうか……間違っているか?」
「いや、司令官はそのままの方がいいよ」
「鬱陶しくないか?」
「そんなことはないよ。司令官の心配は心地いいんだ」
「それならこれからも心配もするし信頼もしよう」
「司令官は大変だね」
「艦娘ほどじゃないさ」
「どうだろうね。じゃあ川内さんを呼んでくるよ」
「ああ、悪いな響。頼んだぞ」
「時刻は…マルフタマルマル。大丈夫さ司令官。静かな海は…嫌いじゃない。行ってくるよ」
Хорошо(ハラショー 訳:素晴らしい)
偶には響のしっかりしたところを書いてみた。
ただ、前書きが長い。本編の役の三分の一ほど分量があります。
前書きは読まなくても大丈夫ですよーと後書きに書いてみたり。
そういえばこの話を書いている途中に寝たときの夢が小説中の川内の名前が忠実では川鈴になっていて、それを感想で指摘される夢でした。
うーん何とも言えない変な夢ですね。
そういう事なので感想、ご指摘待っています。