ガールフレンド(仮)君と過ごす夏休み 五十鈴編   作:楠葉遊鳥

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短い作品です


宿題。

お盆に麦茶や抹茶羊羹をのせ五十鈴ちゃんの待つ自分の部屋のドアを開けると、机の前で机上の何かを見つめていた。

「五十鈴ちゃん何みてるの?」

お盆をテーブルに置くとゆっくりと五十鈴ちゃんが振り向き、何かを持った手を突き出してきた。

「千明…何故…お前がこれをもっている?」

その手には1枚ね写真が摘まれていた。

「あっその写真は…」

今の五十鈴ちゃんは笑顔だが、目だけが全くと言っていい程笑っていない。彼女がもっている写真は、不思議の国のアリスの衣装を着て赤面する五十鈴ちゃんが写っている写真だ。これはクロエ先輩が戸村美知留ちゃんと組んで、無理やり着せた時にとある先輩からもらった物だ。

「ハァ…エレナの奴か?」

「そ、それは…」

「まぁいいこんな事をするのは彼奴しかいない…これは没収させてもらうぞ」

そう言って自分の鞄に写真を入れていく。

「うぅ…」

「そうがっかりするな、まさかとは思うが…写真はこれだけだろうな?」

「も、勿論だよ」

(実は結構エレナ先輩から写真を貰っているのは口が裂けても言えない)

「ならいいんだが」

「そ、そんな事より!これどうぞ!」

話を反らすために麦茶と羊羹をテーブルにおく。

「あぁすまない、頂こう…ん?それは羊羹か?」

「そう!抹茶羊羹」

「本当に君はこう言うのが得意だな」

食い入るように羊羹を見ている五十鈴ちゃんは、まるで玩具をみる小学生みたいだと言ったら殺されそうなので辞めておく。

「食べてみてよ五十鈴ちゃん!」

「分かった、頂こう」

「ど、どうかな?」

「美味しいよ」

自分が作った物を美味しいと言ってくれるのは確かに嬉しい事だが、五十鈴ちゃんに言われると何時も以上に嬉しく思う。

「さて、五十鈴ちゃんこれからどうしよっか?」

「そうだなぁ…」

特にやる事は決めてなく流石に何もしない訳にはいかないので、予定を立てる事にした。

「千明は宿題は終わっているのか?

「うん終わってるけど?」

「ならもし良ければ分からない所を教えてくれないか?」

「うんいいよ」

夏休みの宿題をテーブルの上に置いていき、自分も既に終えた宿題とペンケースをテーブルに並べていく。

「じゃあ始めよっか…ん?」

いざ勉強会を始めようとした時自分の携帯にメールが届いた。

「メールか誰からだ?」

「えっと…大山真由里ちゃんからだ」

(先輩!夏休みの宿題を教えて欲しいっす!今から先輩ん家いくっす!)

というないようだ。

「ごめん五十鈴ちゃん…真由里ちゃんも勉強会に入れていいかな?」

「もう家を出てるなら仕方あるまい…」

「ありがとう!五十鈴ちゃまたメールだしかも4件も」

メールの送信者は見吉真央、新垣雛菜、相楽エミ、上条るいからで、内容は夏休みの宿題の手伝いを要求する物だった。

「どうしよ…五十鈴ちゃん?皆家出てるし、もう時期るいちゃんは家につくよ…」

「千明を頼り過ぎだぁぁぁ!!」




君と過ごす夏休みの発売日まで1ヶ月をきりました!

どうやら艦これはまた発売日が延長したようです。
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