ガールフレンド(仮)君と過ごす夏休み 五十鈴編 作:楠葉遊鳥
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「助かりましたよ先輩方!それじゃあお邪魔しました〜」
「気を付けてね」
満足そうな顔をして真由里ちゃん達がドアを締め、帰って行った。臨時勉強会を開いていたが、途中お昼休憩等をしていたらいつの間にか2時半になっていた。
「ん〜結構長い時間勉強してたんだね」
「あぁ、途中昼食を取ったから尚更だろうな」
体を伸ばした後二人揃って部屋に戻り教科書等を片付け始める。
「晩御飯までかなり時間があるけど何処かに出かける?」
「いや、千明と2人でゲームでもしようと思ってな」
「あ、そうなの?五十鈴ちゃんが好きそうなソフトあったかな?」
「その…」
「ん?」
ガサゴソと鞄の中から取り出したのは[パンデミックオブザデッド6]と書かれたゲームソフトだった。
「あ、それ一昨日出た新作…あれ?五十鈴ちゃんゲーム機買ったの?」
「いやまだソフトだけだ、ゲーム機は親の許可がなかなか下りなくてな…これは千明が前にやったやつのシリーズだから買ってみたんだが…やるか?」
「うん!今ゲームの準備をするから待っててね」
五十鈴ちゃんからソフトを受け取り、ゲーム機にセットし始める。
「なぁ!!ちあ…き…」
「ん?どうしたの?」
ゲームの準備がちょうど終わったのと同時に五十鈴ちゃんに呼ばれ、振り返ると顔を赤くしモジモジして何か言いたそうにしていた。
「千明…すっ…すすす…」
「す?」
「す…」
「ん?」
彼にいいたい言葉があるが、千明の顔を見ると上手く口に出せない。
「すっ、済まない何でもない…」
「そう?…じゃ始めよっか」
コントローラを渡されお互いにソファーに座った。
(ハァ…情けない…)
自己嫌悪をしているとゲームが始まった。
このゲームは住民がゾンビ化した街から主人公や生存者達と一緒に、様々なミッションをクリアし色々な武器を駆使し街から脱出するゲームだ。
キャラ設定を終え千明がスタートボタンを押すとテレビの画面が真ん中で区切られ、廃墟と化した街に私と千明のキャラが別々の場所に立っていた。
「あれ?別々の場所にいるんだ?じゃあ最初は合流かな?」
千明がそう言うとテレビ画面に[missionone、仲間と合流しろ]
と言い文字が出てきた。
「何処で合流すればいいんだ?千明」
お互いにマップを開き合流ポイントを決める。
「ん〜、警察署でいいかな?ちょうど俺達の中間地点にあるし」
「わかった、警察署に向かえばいいんだね?」
「うん、気を付けて」
アナログパッドを使い辺りを見渡すと大きなレンチが落ちていて、どうやらこれは武器に使えるようだ。
「よし、これを使うか」
流石にゾンビがいるのに丸腰と言う理由にもいかず近くにあった大きなレンチを拾い、千明と合流する警察署にむかった。
ガールフレンド(♪)で五十鈴ちゃんのキャラソン出ましたね♪