東方×戦士ドライブ   作:桜木 翔介

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オリジナルやっと出せたぁ!

それとUA5000突破!ありがとうございます!

まだまだ文章能力がダメですが「絶版」去れないようにがんばります。


第30話 決戦【6】

『なんだ!そのシフトカーは!』

 

蛮野は驚愕する。

蛮野の目の前にいる人間。橋野 健。彼の手には確かに1つのシフトカーがある。

健の体が輝き出し目の前でシフトデッドヒートとマックスフレアが円を描いて宙に浮いていた。そして、健は2台に手を伸ばした。瞬間輝きは増して2台は健の手に吸い込まれるように動きだした。輝きが消えた時には健の手には赤とオレンジを主張とした1つのシフトカーが握られていた。

 

『(なんなんだあのシフトカーは私のデータにはないものだ。クリムが密かに作っていたのか…いやありえん。あのクリムが只でさえ反動の大きいデッドヒートで強化をするなど変身者の寿命を削るようなものだ。考えられん!)』

 

蛮野は心中で考え

 

『(健。このシフトカー。まだどのような力かもわからない状態だ。私が考える中ではデッドヒートとフレアが1つとなった力……恐らくだがバースト状態よりも体への負荷は大きいはずだ。暴走も考えられる…)』

 

「(あぁだろうな。でも、今はこれに頼るしかない。大丈夫だよベルトさん覚悟ならできてる。暴走しても必ず止めてみせるよ。ミーシャが繋げてくれた命だ。無駄にもしないしそんな気は一切ない!ただただ突っ走るだけだ!)」

 

健とクリムは心中でお互いに言い合う

 

『よし。なら!行きたまえ!私も付き合おう!』

 

「あぁ!行くぜ!」

 

健はイグニッションを回した。クリムから効果音が流れる。右手にあるシフトカーの後方を回転してレバー状態にする。そして、左手首にあるシフトブレスに装填する。

左手の甲を前に出して拳をつき出して叫ぶ!

 

「変身!」

 

ガチャン!

 

『ドライブ! タイプ!!【デッド フレアァ】!』

 

鳴り響くデッドヒートとフレアの発動時の効果音が混ざったような効果音が鳴る。健の体が赤とオレンジ色のオーラで包まれる

 

『その姿は……』

 

仮面ライダードライブ タイプ デッドフレア

その姿は通常のデッドヒートの姿に似ているがマッハをモチーフにした白色のボディがクリア色のオレンジに変わりそのボディからは燃え盛る炎のようなエフェクトが飛び出ている。

 

「蛮野!テメェを倒す!このまま突っ走るぜ!」

 

『ほざけ!』

 

蛮野と健は駆け出したそして互いの拳をつき出した。さっきと同じように拳がぶつかった。しかし、

 

「うらぁ!」

 

『なっなんだこのパワー!』

 

健が蛮野を上回った。

 

『馬鹿な…なんなんだあのパワーは……』

 

「考えてる暇はないぞ!」

 

拳のぶつかりで蛮野は健にパワー負けし数歩後ろに下がった。ドライブの性能が今の自分よりも高いことに動揺し、考えた。だが、そのようなことを戦闘で考えるなど……

 

「喰らえぇ!」

 

健の拳は蛮野の腹部を捕らえた。さらに捕らえた瞬間蛮野の背中から炎が噴出した。

 

『ぐはぁ!』

 

蛮野はその場に膝をついた。

健は一旦後方へとジャンプして蛮野から距離を取った。

 

「すげぇなこの力……」

 

『あぁだが健。この力は強大過ぎる!現に君は体に何か影響はないのかい?』

 

「あぁ今のところは大丈夫だ。」

 

『……けるな…』

 

蛮野が小声で何かを言った。

 

『ふざけるな……ふざけるんじゃない!貴様らにこの私が負けるはずがない。何かの間違いだ!間違いなのだ!……

フフフフフフこうなったらもういい。私も本気で行こうではないか』

 

蛮野は立ち上がってドライブと同様に左手首にあるシフトブレスのイグナイターを押した。その瞬間だ。

 

『ハハハハハハハハァ!もう私は止めることはできないぞ!私もこの状態を制御するのが難しいんでね!』

 

今までとは感じたことのないオーラが蛮野から放たれた。

 

『このエネルギーはデッドゾーンを越えている!』

 

『そうさ!この状態は使いたくなかったがもういい!貴様を殺して他の人間や妖怪どもも皆殺しにしてやろう!』

 

完全にプッツンしたみたいだ。

蛮野は再び駆け出して健目掛けて拳を放つ健も拳を放ち三度目の拳と拳のぶつかりが起こった!今度は今までと違い鍔迫り合い状態だった。だがそれは数秒のことだった。二人は弾かれ後方へと押し戻された。

 

『おのれぇ!橋野 健!』

 

理性も飛んだか?獣のように蛮野は叫ぶ

 

「そうはさせんぞ!蛮野!俺も共に戦うぞ橋野 健!」

 

「私もいます!健さん!私も戦います。」

 

すると、健の前にチェイスと妖夢が現れて宣言する。

だが、健は

 

「二人ともありがとう。でも、こいつは俺一人で何とかするよ。」

 

「……」

 

「どうしてですか!健さん!」

 

「二人には俺が暴走しちゃったときに止めてもらわないといけないだろ?疲労状態で止めるなんて無謀だ。だから、任せて欲しい。」

 

「でも…」

 

「わかった。」

 

「チェイスさん!」

 

「お前が暴走したら必ず止めてみせる。だからこそ勝て!」

 

チェイスはそう言った。

 

「健さん!」

 

妖夢が健に抱きつく。

 

「よっ妖夢?」

 

「必ず勝ってください!勝ったら私が美味しい料理作りますから!」

 

妖夢は少し泣き目でそう言った。

 

「あぁ。必ず勝つよ。」

 

健は妖夢の肩に手をおいて体から離した。

妖夢とチェイスはお互いの顔を見合い頷き、その場から離れた。

 

 

 

「さぁて!これで負けられなくなっちまったよ!」

 

『油断はいかんぞ健!ここで倒れればもう希望は零だ!』

 

「あぁ。負けらんねぇ!」

 

健が強く誓った瞬間だった。ボディから蒸気が漏れ出た。

 

「なんだこれ?よくわかんないけど体の内側が熱い。」

 

『まさかタイムリミットなのか?』

 

『橋野………健ぅ!』

 

蛮野が襲ってきた。

 

なんなんだよこれ

 

「健。シフトアップをして。」

 

ミーシャ?

 

ミーシャの声が再び健は聞こえた。

 

『健!何をするんだ!』

 

健はイグニッションを回し左手首のレバー状態のシフトデッドフレアを一回倒した

 

『デッド フレア!』

 

蛮野が目の前まで来た瞬間だった。一度のシフトアップをしたとき内側から感じていた違和感右腕に溜まるような感覚があった。そして、無意識に健は拳を前に突き出していた。

 

『ぐわぁぁ!』

 

健が突き出した拳からは砲弾のような炎の塊がまっすぐに放たれたその炎は蛮野に命中する。

 

『今のは……』

 

「すげぇ」

 

体の内側の違和感が少し薄れた気がする。でも、今の威力は……

 

『くそっ!なぜだ!なぜだ!この私が!この私がぁ!』

 

攻撃が大振りとなっている

 

「ドラァ!」

 

攻撃をかわして健は攻撃する。すると、再びボディからは蒸気が漏れ出る。

 

『まさかこのデッドフレアはデッドゾーンのエネルギーを体内で溜め込むことができるのか!そして、このエネルギーはフレアの炎のエネルギーに変換して攻撃することができるのか!』

 

「そうか。なら今度は!」

 

健はシフトアップを今度は三回レバーを倒した。

内側から溢れでるパワーを開放する。すると、健の回りに4つの巨大な業火のタイヤが現れた。

 

「喰らえぇ!蛮野!」

 

健は右手を上げて蛮野に向けて突き出した。

業火のタイヤはまるで生きてるかのように蛮野に向かっていく。1つはまっすぐ、2つはカーブを描くように、1つは上から蛮野に向かっていく。

 

そして、蛮野は4つを受け止めた

 

『おのれぇこんなものぉ!』

 

蛮野は受け止めたがその勢いを殺しきれない。ズルズルと押されていく。

 

『おのれぇ!おのれぇ!』

 

「蛮野!もう一発喰らえぇ!」

 

健は蛮野の目の前まで駆け出しそして既にシフトアップをしていた。回数は一回。右腕に感じる力。健はそれを放った!

 

『ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!』

 

右の拳から放たれた炎の砲弾は蛮野にぶつかりさらに4つ業火のタイヤも蛮野を襲い、爆発が起きた。

 

「ぐっ…」

 

健の右膝は地面についた。

 

『健!大丈夫か!』

 

「あぁ少し疲れた。この力使いすぎには注意だな。このデッドフレア、デッドゾーンの力を使っては再び作り出すからか体への負荷はベルトさんの言う通り結構くるぜ…」

 

目の前には爆発での煙が舞う。

 

蛮野は殺ったか?

 

『うがぁぁぁぁぁぁ!』

 

煙の奥から獣のような叫び声が響いた。

 

『橋野ぉ健ぅ!』

 

蛮野が突っ込んできた。健は横に飛び回避する。

 

『完全に力に飲み込まれているな。健。どうする!』

 

「はぁ…はぁ…んなこと決まってる…」

 

健は立ち上がる。

 

「自分の犯してきた罪を反省させるために閻魔さんの所に送ってやる!」

 

健は力を振り絞る。正直言えば体はもう動かすのもつらい状態だ。

 

「だけど、今のこいつは野放しにできねぇ!」

 

健はイグニッションを回して左手首のシフトブレスにある赤いボタンのイグナイターを押した

 

『ヒッサーツ!』

 

体の内側から今まで感じたことないパワーを感じた。

 

「はぁ…はぁ…うらぁぁぁぁぁ!」

 

健は叫んだ!自分の体に力を込める!

 

『うがぁぁぁぁぁぁ!』

 

蛮野が再びまっすぐ健に突っ込んでくる

 

ガチャン!

 

健はレバーを倒した

 

『フルスロットル!デッド……………フレアァァ!』

 

全身に力が込み上げる

健は突っ込む蛮野の顔を殴った。次に腹部、胸部、腹部、顔、胸部、次々に拳を蛮野に打ち込んでいく。

 

「オラァ!」

 

顎を捕らえ蛮野を空中に打ち上げた。そして、全身のパワーが右の拳に集まる。健の拳は赤とオレンジのエネルギーが包まれている。

健は宙にいる蛮野へ向かい飛び出し蛮野よりもさらに高い位置まで飛んだ。

 

拳を構えて健はそのまま落下する力も付け加えて蛮野の顔面を捕らえそのまま地面へと

 

 

 

「これで!終わりだぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

叩き込んだ!

 

 

叩き込んだ!瞬間。そこを中心に幻想郷中に衝撃波が走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この戦いはこれで終わりです。これからは少し後日談を書いて、日常会にします。

本当にこんな自分の作品を読んでいただきありがとうございます。皆様に感謝です。
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