神田レイの暗殺教室   作:Faust.

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オリジナル回です。


休日

 

 

そんなこんなで次の日、休日だった。

 

何もすることがないので、少しお金を持って、日用品でも買いに、都会の方へ赴くことにした。

 

 

電車に揺られること15分。

 

発展している街に到着。

 

レイは一戸建てに住んでいる。

 

一人暮らしにはもったいないくらいに広い二階建てだ。

 

一階はそれなりに揃っているのだが、二階は全くと言っていいほど物がない。あるとすれば愛用している真剣菊一文字と薙刀である。

 

そしてデパートについて、シャンプー、石鹸、歯ブラシ、タオル、本、皿、今日の晩ご飯の材料などを買っていく。

 

一通り買い終わり時間を見てみるとまだ正午にもなっていなかった。

 

家に帰ろうか、帰らないかで迷った結果、ここを見て回りたいと言う好奇心に負け、ここ周辺を歩くことにした。

 

 

 

 

 

 

そして路地裏らしきところで迷子になった。

 

うろちょろうろちょろしていると民家にしては不自然な家を見つけ

た。

覗いてみると、日本刀や薙刀、槍などが数多く置いてあった。

 

レイはその店に興味を持ち、店内に入る。

 

すると店主らしき人が話しかけてくる。

 

「おい、ここはガキが来るところじゃねぇぞ」

 

「すいません、少し興味を持ったもので、ここって刀研いでくれますか?」

 

「あ!?お前刀持ってんのか?」

 

店主は驚く。

当たり前だ中学三年の子供が刀を持っているような発言をしたのだから

 

「今度ココに刀持ってきな」

 

そう言って店主は店の奥に入っていった。

「俺は神田レイ、今度ここに刀を持ってくるよ」

そう言ってレイは店をあとにした。

 

 

 

 

 

そしてやっとの思いで迷路から出る。

 

すると目の前に大きなゲームセンターが姿を現す。

 

「あまり行ったことないけど、行ってみようかな?」

 

そうつぶやいてゲームセンターの扉をくぐる。

 

大きいだけありほとんどのゲームが集まっていた。

 

「でかいな、どーしよ」

何からするかレイは悩んでいた。

 

 

すると奥から歓声が聞こえたので行ってみる。

 

するとステップを踏むゲームをしている一人の少女に人が集まっていた。

 

その少女はお世辞抜きにうまかった。

 

そしてパーフェクトで演技を終える。

 

すると再び歓声が湧き、少女は苦笑いする。

レイはその少女の顔を見て驚いた。

 

それはクラスメイトの神崎だったからだ。

いい機会だから喋ったことがない神崎と話してみようと思い話しかける。

「神崎じゃないか」

 

不意に名前を呼ばれ驚いたのか勢いよく振り返る。

「え?え?神田君?なんでここに?」

 

彼女は驚いた様子でレイに問う。

 

「買い物の帰りにここが目に入ったから久しぶりにと思い来たんだ」

「そ、そっか」

 

そう会話をしているとこころなしかすごい視線を感じる。

 

「神崎、一緒にこのゲームセンター回らないか?久しぶりだから何がなんだかわからないんだ」

 

「うん、いいよ」

神崎の承諾を得て一緒に歩く。

 

 

「なにげに神崎と話すのはこれが初めてだな」

「そうだね、普段神田君は赤羽君とイタズラしてるから話しかけようとしても話しかけられないんだ」

「別に話しかけるくらいはいたずらしてる時でもいいぞ?」

「わかった」

「で、神崎、どれが面白い?」

「うーーん、これかな?」

「なんだこれ」

「これはね、銃を武器としてのシューティングゲームで自分でキャラを動かすの、3Dのゲーム。私が最初するから神田君は見てて」

「ああ」

 

そう言って神崎はお金を入れて、プレイするが他のプレイヤーを圧倒していた。神崎のキャラ自体が強そうな雰囲気が出ていて、彼女の技量も申し分ない。

 

「こんな感じだよ」

戦いを終え、交代する。

「最初は動き方とかわからないかもしれないけど慣れていけばいいよ、それと私のキャラ使ってもいいよ」

「悪いな、神崎」

 

そう言ってレイはお金を入れてプレイする。

神崎はどうプレイするのか楽しみに見ていた。

3Dのゲームは人によってプレイスタイルが違う。

だから気になっていた。

 

しかしその気持ちはどんどんなくなっていって、驚いた。

なぜならレイが他のプレイヤーを圧倒していたからだ。

 

最初は動きを確認したり試しうちなど初心者が良くする確認の仕方をしていたのだが、レイがが2秒間目を閉じ、開けた瞬間にキャラを一気に加速させ、絶妙な角度で弾を撃っていく。

二人目、三人目、四人目と次々にレイは倒していく。

 

そして弾切れになりゲームは終了した。

 

「悪いな神崎、キャラを使わせてもらって」

そう言ってレイはカードを神崎に返す。

「う、うん、それにしても神田君上手いね」

「ああ、動き方や速度がわかればあとは勘でなんとかなる」

「す、すごいね」

「そうか?」

 

 

そういう他愛もない話をしているとキュるっと可愛い音がなった。

レイは何かと思い神崎を見れば顔を赤くさせて俯いていた。

 

「神崎、なんか食べに行くか?」

「う、うん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言ってレイ達はゲームセンターを後にしてレストランに入る。

 

レイはトルティーヤ、神崎はパスタを頼んだ。

 

そして料理が運ばれてくる。

 

「トルティーヤとパスタになります。ごゆっくりどうぞ」

 

そしてお互いに食事を始める。

 

すると不意に神崎が話しかけてきた。

 

「神田くんの頼んだやつ美味しそうだね?」

「なら一口食べるか?」

 

そう言ってレイはトルティーヤを前に出した。

しかしレイの手は離れていない。

これは所謂あーん状態だ。

それに気づいた神崎は顔を赤くさせうつむく。

 

「おい、何してんだ、食べないのか?」

「た、食べます」

 

そう言って神崎は一口トルティーヤを口に入れる。

「お、美味しい」

「だろ?俺これ好きなんだ」

そう言って食べるレイは普段はクールなのに違って見えた。

しかし神崎はあることに気が付いた。

自分が食べさせてもらう時にトルティーヤは既に1/3なくなっていたことに。

ということは、

 

 

 

 

yes!間接kiss!

 

 

 

 

再び顔を赤くしながら、パスタを食べる。

 

そして二人とも食べ終わり店を出る。

 

「さて、こっからどうする?俺はもう帰るつもりだけど神崎も来るか?俺の家」

「え?行っていいの?」

「ああ、帰りは送るから心配するな」

「なら行こうかな?」

「わかった」

 

 

 

そして駅に向かい電車に揺られることまた15分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイの家に到着。

 

 

「お、おじゃまします」

「神崎、二階以外ならどこにいてもいい」

「わかった」

 

そう言ってレイはお茶の準備をする。

 

 

 

 

 

「はい神崎、お茶」

「あ、ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「御両親はいないの?」

神崎がこの静寂を壊す。

「ああ、親は俺が物心つく前に死んじゃったからな」

「ご、ごめんなさい」

「いいんだ、別に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてまた静寂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「飯はどうする?食ってくか?」

「え?いいの?」

「俺は構わない」

「なら、ご馳走になります」

「わかった作るから、俺の部屋に入ってろ」

「うん」

 

そして神崎はレイの部屋に入る。

無駄なものが一切ない、シンプルな部屋だ。

 

部屋は綺麗に掃除されていた。

 

神崎はカバンを部屋の隅に置き、座布団の上に座る。

 

するとドアがノックされた。

 

「神崎、入っていいか?」

「いいよ」

 

 

 

そう言われレイはドアを開ける。

運ばれてきたのは、親子丼と漬物だ。

 

「すまないな、簡単なもので」

「いいよ、いただきます」

「いただきます」

 

そう言って食事を始める。

 

そしてレイは神崎に問う。

 

「また、一緒に遊ばないか?今日は楽しかった。こんなに楽しかったのは久しぶりだ」

 

神崎はレイの口からそんな言葉が出てきたことに驚いたが笑って答えた。

「うん、もちろん!」

「そうか、それと神崎の下の名前って何なんだ?」

「そうか、まだちゃんと自己紹介してなかったね、私は神崎有希子です。」

「そうか、まだちゃんと自己紹介されてなかったな」

レイのその発言に神崎は笑うしかなかった。

 

そしてふたりは食べ終わり、神崎を送っている途中だ。

 

「私の家はここだから、ありがとう、送ってくれて」

 

「そうか、また明日な、“有希”」

「………うん!また明日ね!レイ君」

 

そう言ってレイは来た道を戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

 

「今日は楽しかったな、まさかあそこにレイ君がいるとは。あ、もう寝ないと、また明日ね、レイ君」

 

そう心の中で思い神崎もとい、有希は眠りに落ちる。

 

 

 

 




ちょっと長くなってしまった。
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