最近、暗殺教室のコミックを全巻買ったら作りたくなりました。
投稿は不定期になりますがよろしくお願いします。
とある場所、人気のない町で月を眺める少年がいた。
「いい夜だなぁ。こんな夜だ、血も吸いたくなるよ」
そう言うと、少年は町の中に消えた。
それから数日後、その町で指名手配中だった犯罪組織達の死体が転がっていた。警察は他の犯罪組織との抗争だと結論づけたが、一つの情報だけが伏せられていた。
それは、全ての死体が血を抜かれた状態であった事。
これは、とある怪物と とある化け物の物語である。
~体育館~ 渚SIDE
月に一度の全校集会。
僕らE組には···気が重くなるイベントだ
「渚く~ん」
後ろからの声に振り向いた。そこには、男子生徒二人がいた。
「わざわざ山の上からの移動ご苦労様、ハハハハ」
「でも、E組だから仕方ないよねー、ヒヒヒヒ」
そう、僕らはE組
この椚ヶ丘中学校のルールで成績が基準に満たない生徒が行くクラス。
E組の教室は別校舎にあり山の上だ。
だから全校集会の時は長い道のりを歩かなければならなかった。
「ハイハイ皆さん、E組をいじるのは勝手ですが並んだ後にしてくださいね」
教頭先生がマイクで話す。
E組の差別は生徒だけでなく、教師達も当たり前のように行う。
「君たちは優秀な子達だ。だが、慢心はダメです! E組のようになっちゃいますからね」
「「「ハハハハハ」」」
この長い全校集会ずっといじられる···いつものことだ。
「そろそろ、生徒会からの発表です」
生徒会が準備をしていると扉が開き、男の人が静かに入ってきた。
それに気づいたE組以外の先生や生徒がザワつ
入ってきた男の人が先生達の前に行く。
「E組の担任の烏間です。別校舎なのでこの場を借りてご挨拶をと」
「あっ、どうも」
そう、僕らE組の表向きの担任だ。
表向きは···だ。
烏間先生の正体は防衛省だ。
何故そんな人がE組に居るかと言うと、僕らE組の"本当"の担任が地球を壊す怪物なのだ。
その怪物は月を壊し、来年には地球を壊すと言っている。
そして、何故か僕らE組の担任をやってもいいと名乗り出たという意味不明な行動だった。
さらに、僕たちE組はその怪物の暗殺を依頼されている。
色々と質問や疑問があったが、その声は烏間先生の次の一言でかきけされた。
「成功報酬は100億」
あの時はみんな驚いていたなぁ。
「当然だ、こいつの暗殺は文字通り世界を救う事なのだから」
···そう言われてもう一ヶ月
あれから進展がない。
唯一変わったのは、その怪物に名前がついたこと。
殺センセー 僕らはそう呼んでいる。
「···ですから気おつけるように、これで生徒会からの発表を終わります」
生徒会が降り、教頭先生が司会をする。
「さて、次は···!」
教頭先生が紙を見て驚いていた。...なんだろう?
「次は、理事長からのお話です」
!?
今までの全校集会で理事長が出ることは一度もなかった。何か重大な話なのだろう。
今までE組を見てクスクス笑っていた生徒も静かになった。
「皆さんこんにちは、今日は大事なお知らせがあります。それは···E組に行く新たな生徒を発表します」
!?
全校生徒が驚いていた。
この時期にE組行きが決まるのは珍しい。
烏間先生も驚いていた。
当然だ、E組のメンバーが増えると言うことは暗殺をする仲間が増えると言うことだ。
理事長は防衛省と交渉していて、全てを聞いている。
だが、烏間先生が驚いていることから烏間先生も知らされていなかったようだ。
「では発表します。赤土(あかど) 勝磨(しょうま)君です」
その時、A組全員が口を開けていた。
「なぁ、赤土勝磨って誰だ?」
僕の後ろの菅谷くんが首を傾げてきく。
「A組にいた成績優秀な生徒だよ。でも何で?」
E組とは成績が低い生徒が行く場所。
成績優秀な彼には無縁の場所のはず···
「彼は休みがちで、今年に入ってもう一週間以上も休みをとっていました。本校の教育方針に反する行為なのでE組に移動してもらうことにしました」
理事長は何やら笑みを浮かべながらそう言った。
~全校集会が始まる少し前~ 赤土SIDE
「理事長、失礼します」
理事長に呼ばれ、理事長室に入る。
「やぁ、すまないね。呼びつけてしまって」
椅子に理事長が座っていた。
そして、理事長室にもう一人。
「久しぶりだな、勝磨」
「ああ、久しぶり。学秀」
理事長の息子である学秀。成績はいつもトップの優等生だ。
「さて、単刀直入に言う。赤土君、君にはE組にいってもらいたい」
「!! ···なっ」
学秀は驚いていた。まぁ、当然の反応か。
「落ち着きなさい浅野君。赤土君は平然としているよ。少しは見習ったらどうだ」
学秀は悔しそうだった。この二人の関係は一応親子だが、学秀から聞いた話では生徒と教師として接することが多いらしい。第三者から見たら仲が悪いように見えるが、本人いわく”それが僕たち親子の関係だ”とか。
「さて、話の続きだが。E組の監視役として君にE組にいってほしい。そして、E組の"担任"を監視してほしい」
「その担任とは?」
「それは行ってみてからだ」
無茶苦茶だな。
だが、この人に限って意味が無いことはしないか...
「君ならE組に行っても戻ってこれる。そして、君なら任せられる」
信頼してもらっていると受け取っていいのだろうか?
「もちろんタダとは言わない」
そう言って理事長は小切手を取り出した。
「報酬はこれくらいだ」
俺は小切手を受け取り金額を見た。そこには大金が書かれていた。
「どうだい?受ける気になったかい」
理事長は笑みを浮かべて言った。
正直言って金に興味は余り無いのだが、少し面白そうだ。
「わかりました。受けましょう」
「そうか、ありがとう。では君にもうひとつ渡そう」
理事長はプリントを俺に渡した。一番上にはデカでかと"暗殺について"と書かれていた。
「詳しくは烏間という人に聞きなさい」
そして、今にいたるが···案の定A組のみんなは驚いているな。
「···私の話は以上でおわりです」
理事長と共に舞台の上から退場した。
その後すぐに全校集会は終わり、体育館を出ようとした時。
「赤土君、待ちなさい」
黒いスーツを着た見覚えのない人が話かけてきた。
「あなたが烏間さんですか?」
「ああ、そうだ。君には言わなければならないことが[大丈夫ですよ]···何?」
俺は理事長からもらったプリントを見せた。
「大体は知っていますから」
俺はそう言ってE組の校舎に向かう。
これから楽しくなりそうだ。
いかがだったでしょうか?
指摘感想大歓迎です。
では、また