めだか「いや、善吉がな?」
善吉「道ずれだろ?」
蓮「お前のせいかよこのやろう」
よっすー、蓮だぜ。…大体一週間たった位かな?
ま、善吉のせいで…生徒会に入りました。
「やっぱサマになんねぇなー。大体俺、黒い制服似合わねーよ
はぁ…」
「善吉、鏡の前で何やってるの?」
「いや、な?俺、黒い制服似合わないだろ?
だから制服白のこの学校、来たってのに!」
あぁ、そういうことね。
「そんなことはない。善吉は黒が一番似合う」
「「うぉ!びっくりした!」」
いきなり現れんなよ!びっくりするじゃないか!
「なんでいつもお前は後ろに居るんだよ!」
「見てくれが気になるなら内側に、
ジャージでも着てみたらどうだ?」
「…?」
「とりあえず着てみなよ」
「何馬鹿なことを…」
「うわっ!何だこれ!デ、デビルかっけえ!
反骨精神のカタマリみてぇだ!」
正直に言おう。デビルかっこ悪い。
ダセェ。「やっぱり似合わねぇ」
「おい最後聞こえたぞ」
「…げ!」「だからげ!ってなんだよ…」
「目安箱をチェックしてきたぞー」
「「……」」
「明日からこれは貴様らの仕事だ
本生徒会の最優先事項なのだから、
くれぐれも手を抜くのではないぞ」
「善吉!任せた!」「お前もだよ!」
えぇ~めんどくさい…
「ふむ…どうやら今回は、
きちんと記名しているようだな」
今俺らは、2-9の有明先輩からの投書に在ったように
相談中であります!
「…あのー、ごめんなさい。本当はこんなこと、
下級生のあなた達に相談することじゃないのかも…
なんだけど」
「なに、遠慮はいらん。かまえるな。
私は誰からの相談でも受け付ける」
…先輩に敬語使ってねーな…めだかちゃん。
相変わらずで何より…
それより善吉、有明先輩にジャージ着てること
不思議に思われてるぞ~
「それで、相談なんだけど…」
「それが、この靴が引き裂かれてること…か」
「うん」「…ひどいな…」
「私、今度の大会で短距離走の代表に選ばれて」
「すごいじゃないですか!」
良いな…俺も出たいな…
「ありがとう、でも二年生が選ばれるなんて、
めったにないことだから…すごくうれしかったんだけど、
3日目スパイクがこんな風に…」
「犯人の心当たりは?」
「わかんない、スパイクなんて更衣室におきっぱだし…
誰にでも出来るし!ていうか!皆怪しいし!」
「皆怪しい?それまたどうして?」
「それはね、この箱庭の部活動は、
伝統的にレギュラー争いが激しくてさ…
レギュラーに選ばれたとたん、
皆からしかとされるなんて当たり前だよ…」
嫉妬ってことか…まぁあるよな
「だからあたしも、覚悟はしていたんだ。
でもまさかここまでするなんて…」
「ずいぶん愛用していた様だが…
こんなことされては練習ができんのではないか?」
「今はスニーカーで代用しているわ…
こんなことは、顧問の先生にはいえないし…
問題抱えてる生徒なんて、レギュラー外されちゃうかも
しれないし…
第一あたし、こんなことした人たちと一緒に
練習なんて出来ないよ!
皆怪しくて、誰も信じられなくて、
不安で不安で!夜も眠れないんだよ!」
…うーん、いったいだれが…
「…安心しろ、有明二年生。眠れぬ夜も今日までだ。
この黒神めだかが!今日中に犯人を突き止めてやる!」
「「今日中!?」」
つーわけで、めだかちゃんが超推理を披露して
諫早先輩のとこに来たぜ。
ここでは、不知火がどっからかはしらんが、
情報をくれたぜ。
「なぁ不知火、いつも思うんだが…お前どっから
そういうの調べてくんの…」
「あひゃひゃ☆人吉が正義キャラのままで居たいなら
それは知らないほうが良いね~♪」
怖ぇー、でもどっから手に入れてんのかすげぇ気になる!
「ちなみにあの諫早先輩、有明先輩が代表に選ばれたせいで
レギュラー落ちしてます!」
「そりゃ決まりだな、
三年が二年に行かれちゃ屈辱だし」
「しかしな善吉よ」
「「うわっ!?」」「ん~?」
またかよ!びっくりした!
「実質的な証拠は何もないのだ」
「まぁ確かに…」
「情況証拠だけで、他人を悪人と決め付けるのはよくないな」
「上から目線性善説もいいけどさ、
物的証拠なんて集めようがないだろ」フッ・・・
あ…めだかちゃんが…
「まさか本人に直接聞くわけにもいかねぇし」
「なぁ善吉」
「ん?なんだ蓮」
「そのめだかちゃんが、諫早先輩の所に行ってるんだけれどさ
…どうするよ」
「あ? ……あ…」
「あっひゃひゃひゃひゃひゃ☆」
「善吉、諫早先輩が逃げて
めだかちゃんが追ってったよ!
行ってらっしゃい!」
「そりゃ逃げるだろ!蓮!不知火!
追うぞ!」
「ところで人吉」「なんだ!?不知火!」
「何で制服の下にジャージ着てんの~?」
「「今聞くことか!!??」」
おっと俺からも
「あ、そうだ善吉」「今度は何だ!?蓮!」
「俺行かないからな」
「ふざけんな!お前も道ずれだ!」ガシッ
「! ちょ!またかよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「がんばってね~!蓮~」
最悪だぁぁぁぁぁ!!!
「はぁはぁ…ひどいよ善吉!」
「…静かに」
何でや!ふざけんなよ!善吉の馬鹿やろう!
「今めだかちゃんが、いいこと言ってっから」
アッ、ハイ…
「…なんなの、あの子。
分けわかんない…人を疑うってこと知らないの?」
「違いますよ諫早先輩
めだかちゃんは、人を疑うことを
知らないんじゃない。
人を信じることを知ってるんだ!」
いい事言うねぇ善吉も
…でも脇役っぽくなるとなぜ小物見たくなるのか…
「…フッ…」
オイこら。フッ…って何だフッ…って
「! 君は…
君はどうして制服の下にジャージを着ているんだ?」
「か、かっこいいって言えー!」
「ハハハハハハハハハハハハハハ!!!
ざまぁ!!ハハハハハハ!!!」
「そこ!大爆笑するな!
…まぁ、中学までならあいつが見逃した悪党どもを
ぶちのめすのは俺の仕事だったんですけど、
今の俺の仕事は目安箱の管理らしんでね。
今回だけは会長の流儀に習っときますよ。
あんたは、もう二度とあんなことしねぇって、
信じといてやる」
「ハハハ…んじゃ、俺らは失礼しますね。
今度はない…と思っててください」
さて、帰るか。
次の日
「くっそ~このかっこよさ、どうして伝わんねぇかな…」
「いや、かっこ悪いからな?善吉」プププ・・・
昨日は大笑いだったな!ハハハハハハ!
「あの、人吉君と小野先君」
「うわぁ!?」
「あ~、有明先輩。どうしました?」
「それもかっこいいと思うよ、人吉君」
「!? なん…だと…」
「個性的で」
…あぁよかった、人吉のセンスが増えたら
大変なことになるし。はぁ、よかった。
「はは…ど、どうしました有明先輩
何か困ったことでも」
「うん、それはそうだけど
今度は代用していたスニーカーが
なくなって…」
「…?」
「変わりに、新品のスパイクと
こんな手紙が入ってたんだけど…」
「あの人…」「いいじゃねーか、蓮」
「…そうだな、言えないだけか」
…ま、一件落着って事で!
蓮君、また道ずれだよww
今度から土日更新にしようと思います
誤字、脱字等教えてくれれば幸いです。