だいぶゴチャ混ぜ感出てきました。
割と先の展開見えないです。
「Yet, those hands will never hold anything.」
ーーきっと、全てを救いたかった。
ーー救えると信じていた。
ーーだが、世界は非情だった。
ーーしかし、世界は彼に一つの希望を与えた。
「ーー全く、何の冗談だ?」
赤い背中の言葉だ。それに対し、青い背中が呼応する。
「そいつはこっちのセリフだ。何の嫌がらせでお前らなんぞと一緒に、何処だか知らねぇ場所に飛ばされなきゃなんねぇんだよ」
「少しは黙らぬか、犬畜生めが」
「ああ!?」
青い背中を嘲笑するように罵倒するのは黄金の鎧。
「フン、言葉も理解出来ぬほど脳味噌が腐っているとは……やはり貴様もそこな雑種と変わらぬようだ」
「一応初対面だぞテメェ……来て早々にブチ殺されてぇみたいだなオイ。つぅか、本当に初対面かお前ら?なんか懐かしくも胸糞悪いものを感じるんだが……」
「君達、仲良く喧嘩するのは良いが、少しは目の前の出来事に注目してはどうだろうか?」
それぞれの色は異なり、纏う雰囲気もまたそれぞれだが、彼らには統一された共通点が一つだけあった。
「……貴様に言われずとも理解している。どうも不可思議な現象ではあるが、聖杯戦争ではなく、この惨劇を止めるためだけに、この世界が
「俺達、な。……しっかし、マスターの反応がねぇな。本当にこの世界が俺達に助けを求めでもしたのかねぇ?」
「案外そうなのかもしれないぞ。何の特典かは分からんが、受肉まで果たしている。マスター無しでも存分に全力を出せそうだ」
普通とは異なる異色の圧力を放つ3つの瞳。
ーー救いを求める声が聞こえてきた。
ーー赤い背中にとって、懐かしすぎる紅蓮の炎の中で、その少年を見つけた。
「ーー面倒ごとは早々に片付けんのに限る、行くぜ」
真紅の凶槍を携え、炎の先に群がる異形に向かって、青い背中が語る。
「ーーフン、実に下らん。だが、少しばかりこの世界には興味が湧いた。その褒美としてーー我が宝物庫を開けてやろう」
自身の背後の空間を静かに波立たせながら、黄金の鎧が何処までも上から目線で惨劇を睥睨した。
「ーー始めようか、
一瞬で両手に白黒の双剣を創り出し、赤い背中は静かに紅蓮を見据えた。
ーー神をも超える半神と謳われた2対に、異なる世界が生み出した無銘の守護者。
ーー彼らは、【英雄】と呼ばれる存在だった。
○
「……さて、何か言い訳はあるかしら?」
「「「大変申し訳ございませんでした」」」
「……すみませんでした」
「……ゴメンなさい、です」
「すいませんでした」
「「……」」
オカルト研究部の冷たい床に土下座し、頭を擦り付ける男3人、落ち込みながら頭を下げる少女3人、それを微妙な表情で見つめる聖剣使い2人。
そして、怒りのオーラをこれでもかというほど、全身から溢れさせている悪魔の貴族が2人。
1人は怒髪天を着く勢いの動、1人は流れる流水の如く静と、それぞれ正反対ではあるが、等しく怒りを露わにしていた。
「私に何も伝えず、勝手に行動をして、敵の明確な情報を得る前に聖剣を奪われ、尚且つそれで一刺し喰らって死の淵を彷徨ってきたと……」
「返す言葉も御座いません」
「匙、私は貴方を信じていたつもりなのですが、どうやら一瞬の気の迷いだったようです」
「カイチョォォォォォォォォォッ!!そんな冷たい目をしないでください!本当に本当に本ッ当にスンマセンでしたァァァァァァァァ!!!」
「五月蝿いです」
「グハァッ!?」
漫才のような光景だが、本人達は至って真面目だ。
「ーーーはぁ、今回は無事だったから良いとしても、次は無いわよ?私の大切な眷属の1人であることを自覚してちょうだい、イッセー」
「はい」
「そしてキンジ、貴方も大切な後輩なのよ?」
「はい」
リアスから放たれる怒気が徐々に小さくなり、いつもの優しさをその声音に取り入れていた。
「私からはこれくらいにしておきましょう。ーーー帰ったら夕乃もお話したいみたいだし」
「「…………はい」」
優しさの中に、聖剣よりも恐ろしい凶器を仕込んでいたが。
「切彦も暴走したら駄目よ?」
「……そーりー」
「ちゃんと言いなさい」
「……ゴメンなさいです」
「よし、良い子ね」
何だこの差は、とキンジは反射的に思ってしまった。
イッセーとキンジが床に正座している中、切彦は、リアスに頭を撫でられながら甘く許されている。
小猫も同じ様な感じで先に許しをもらっていた。
「会長!あっちは良い感じで終わってる風ですよ!?」
「他所は他所、ウチはウチです」
「そんなぁ!?」
隣では尻叩きという、高校生の身としては余りにも不名誉な罰を受けている匙がいる。
一回一回の音が強烈で、匙の悲鳴を聞く限り、相当な力で叩かれているらしい。
「あと946回です」
「会長、マジで死にますよ!?」
「死んだら、貴方はそこまでの男だったということです」
「加減する気は無いんですね!」
哀れ、匙。
「結菜」
「はい」
リアスは、入り口付近で立っていた結菜に声をかける。
結菜の顔には、彼女らしくない深く落ち込んだ表情が刻まれていた。
しかし、リアスはそれに対し、優しげな微笑みを浮かべる。
最近の結菜は、いつもトゲトゲしいオーラを纏っており、独りになりたいという雰囲気が常にあった。
しかし、こんな形であれ、今はその雰囲気が霧散し、少しだけいつもの結菜らしくなったことを、リアスは喜んでいたのだ。
リアスにとって、眷属全てが等しく愛おしい存在であり、掛け替えのない存在となっている。
そのため、己の眷属に危機が迫ろうものなら、その身を犠牲にしてでもリアスは助けに来るだろう。そんな優しい悪魔だからこそ、結菜もリアスの手を患わせずに事を終えたかった。
「少しは気が晴れた?」
厳しい言葉ではない。
涙ぐむ子供に語りかけるように、結菜の心をただ優しく撫でるようにスッと胸の中に入る言葉。
前までの長い紅髪ではなく、短く切り揃えられた髪は、一見、結菜の様に活発で運動好きの少女を思い浮かべさせるが、今のリアスから感じれらるものは、お淑やかな姉の様な印象を結菜に与えていた。
「はい、まだ、決着をつけることは出来ていませんが」
強がりの言葉。まだ終わってはいない。結菜の心の中には、確実に憎悪の念が渦巻いている。
この感情は、そう簡単には消えることがない。これが消える時は、きっと、結菜が聖剣エクスカリバーとの決着を経て、いつかの同志達に対しての贖罪が済んだ時に、初めて消えるものだと考えているからだ。
「良いのよ、それで。でもね?独りで抱え込んではいけないわ」
結菜は顔を上げる。
少しだけ背が高い彼女の顔を見上げた。
「だって、貴方は独りじゃないんだもの」
両頬が、優しいリアスの手で包まれた。
○
……ああ、敵わないな、この人には。
リアスの両手で包まれた頬。その左手に右手でそっと触れ、リアスの温もりを直に感じながら、結菜は初めてリアスと出会った時の事を思い出した。
ーーーあの時は、ただ苦しかった。同志達が作ってくれた一つの逃げ道を必死に走りながら、何度も後ろを振り向きたいという衝動を押し殺し、歯を食い縛って逃げたのを覚えている。
しかし、身体に回っていた毒は着実に結菜の身体を犯していき、白い雪の中に倒れた時は、死を覚悟していた。
何時追いつかれるか分からない。そのまま捕らえられ、再び処分されるとなると、あの苦しみをもう一度味わうことになる。
そんなのは嫌だ。
そうなるぐらいなら、今ここでこの命を散らした方がよっぽどマシだ。
同志達が残った力全てを使って助けてくれた命ではあったが、既に身体を起こす体力も無く、急激に身体が衰弱していくのが結菜にも分かった。
もし生まれ変われたなら、あの実験好きの科学者達に死の鉄槌を。
瞼を開くのも辛くなり、視界に色が消えてきた頃に、目の前から足音が聞こえた。
「……随分と傷付いてるわね、まだ生きてるのかしら?」
倒れた身体を起こされる感覚。目は半分閉じかけ、身体も麻痺したように動かない。
それでも、彼女の姿を確認した瞬間、僅かに目が大きく見開いた気がした。
ーーー悪魔の翼。
嫌悪感すら抱かれるその羽根が目の前に映ったのだ。
「うっ……あ……」
だが、身体は無意識に彼女を求めた。
悪魔の力を。
果たしてその願いは届いたのか、彼女は結菜の前にしゃがみ込み、うつ伏せで倒れ、顔だけを上げている此方の頬を触れながら呟く。
「どうやら、やり残したことがあるようね」
そう、静かに呟いた。
多くは語らず、その後、すぐに契約が交わされ、結菜は悪魔に生まれ変わった。
結菜が次に目を覚ました時には知らぬ天井を見上げ、寝心地の大変良いベットの中。その傍らには己を助けた彼女の姿が。
身体を起こし、彼女に顔を向ける。悪魔の翼を生やした彼女。
そして、結菜自身の腰の辺りから生える二翼の悪魔の翼。
「貴方は悪魔へと生まれ変わったわ。これからは、私の眷属として一生を過ごしてもらうから」
「……悪魔、ですか」
「ええ、そうよ」
そんな言葉が言いたいわけじゃない。もっと聞くべきことがあるだろう。
結菜は寝起きの鈍い思考を一転させ、視線を鋭くして聞いた。
「何故、助けてくれたんですか?」
「それを聞くかしら?」
「悪魔なんでしょう?ボクを奴隷にでもするつもりですか?」
2度目の生を受けたことについては感謝の言葉しか出ないが、それでも、彼女は悪魔なのだ。
最悪、奴隷として一生を終えてもいい。
だが、せめて、同志達の仇を取らせてはもらえないだろうか。
その考えは、杞憂に終わった。
「いいえ、奴隷にするだなんて微塵も考えてないわ。貴方は私の眷属となり、家族となったのよ?それをわざわざ奴隷だなんて。……ああ、そうね、悪魔だからか。それならそう考えても仕方のないことだわ。でも勘違いしないでちょうだい。悪魔だからって、みんながみんな神話とかの悪魔そのままを表現してるわけじゃないのよ?確かに奴隷を得ようと考える輩もいるにはいるけど、少なくとも私はそんなことを考えた憶えはーーーどうかした?」
「……あ、いいえ、なんか失礼なこと言ってすみませんハイ」
予想外すぎる反応に軽く惚けてしまっていたようだ。
現実に意識が戻った途端に妙な罪悪感のせいで謝ってしまう始末。
それが彼女のツボにハマったのか、口に手を当てて上品に笑った。
「フフ、でもそうね。ゴメンなさい、まだ正直、自分がどうしてこうなっているのかとか分からないことが多いうちから順序をあべこべにして話しても通じにくいわよね。ーーーじゃあ、まず簡潔に、貴方を何故悪魔に転生させたかを言いましょう」
一息。
「貴方が、欲しくなったからよ!」
取り敢えず、寝ることにした。
「嘘よ!いいえ、嘘じゃないんだけれど、ちょっと違うの!だから身体をおーこーしーなーさーいー!」
寝心地最高のふかふかな布団を剥がされてしまった。
こんな回りくどいことをするくらいなら直ぐさま言って欲しいものだが。
「はい、ちゃんと答えてほしいです」
「うっ……ゴメンなさい、久し振りに眷属が増えたから嬉しくてつい……」
赤面した顔を両手で隠しつつそう答える彼女。
とても悪魔には見えない。
「まぁ、いいでしょう。命の恩人ですし」
「それじゃあ、今度こそ真面目にやりましょうか」
彼女の空気が変わる。自然と背筋が伸びるのを感じた。
「小難しく説明するのは好きじゃないのよ。だから、簡潔に言うわ、ーーー貴女、やり残したことがあるでしょう?」
真剣な眼差し。
「……やはり、分かりますよね」
「ええ、流石にね。それで、答えは?」
「あります。悪魔に魂を売ってでも成し遂げたいことが」
彼女の目を真っ直ぐに見つめる。
少しの間、沈黙が続いた。
互いに目を逸らさず、見つめ合う時間が続く。
身じろぎ一つ許されないような、短いようで長く感じる時間を経て、ふと彼女が表情を崩し、微笑みを作った。
「なら、貴女の願いに私が応えた。ーーそれだと何か不満?」
「……」
咄嗟に口を開き掛けるが、返答することが出来ず、彼女の言葉に無言を答えにしてしまう。
……嘘だ。
そう、思った。
なるほど、彼女は相当な悪魔らしい。
だが、逆に、悪魔に魂を売る行為が、必ずしも不幸を招くことではないんだ、とも思った。
「ありがとう、ございます」
気付けば出ていた感謝の言葉。それを彼女は頷くことで受け入れた。
「ようこそーーー悪魔の世界へ」
ーーーそれから、結菜はリアスから様々なことを学び、リアスの騎士として生きてきた。
○
結菜を過去から呼び戻したのは、2つの大きな山だった。
……あれ?何だか凄く気持ち良い感触だけど、物凄く女として敗北感を与えてくる大きなモノが……。
意識を戻すと、リアスが両頬に当てた手を外し、結菜を胸に抱き寄せているのに気付く。
女性として最上級のプロポーションを誇るリアスの身体。その1番の強調部分である柔らかな胸に抱かれ、回想から現実に戻って来た結菜。
まず最初に感じたのは、場違いにも敗北感であったが、わざわざ表に出すのもリアスに失礼だと思った。
故に敗北感を捨て、今はこの心地良い感触に身を任せる。
……ああ、本当にこの人は、根っから悪魔だよ。
○
結菜に巣食う負の感情が和らぐのを見据えたイッセー。
隣で未だ続く匙の悲鳴を華麗に流しつつ、軽く安堵していた。
感情によって戦闘は左右される。有利になることもあれば、不利になることもあるのだが、その比は決して五分ではない。
……7:3がいい所だし、結菜の場合、感情に流されると動きに隙が生まれすぎるから、これで少しは安心できるかな。
「……なぁ、俺らがいる意味あるのか?」
「……正座は反省の意を示すんじゃない?」
小声でボヤくキンジに、同じく小声で応える。目の前の良い雰囲気を壊さない程度に。
「……じゃあ、お前はお前で傷の方は大丈夫なのか?」
イッセーは貫かれた箇所を服の上から軽く撫でる。それだけでも鈍い痛みはイッセーの顔をほんの少し顰めさせた。
此処に来るまでは、歩くだけでもぎこちなさを隠せず、切彦と小猫の支えなくしてまともに歩けなかったことから、人間離れした回復力を持つイッセー自慢の強靭な肉体を内部まで侵食する傷ということ。
……悪魔になってから初めて、聖剣といった、聖なる力を特性とする武器に貫かれたけど、尋常じゃないくらい相性が悪いんだな。身体は鍛えている方だと思うけど、まるで、紙切れを突き破るような感覚だった。これがただの相性の悪さで済む話なら、悪魔はあの武器を持つ相手には相当なハンデを背負うことになる。
『その通りだ、相棒。だがな、それだけじゃない』
思考に沈み込む。そこへ、精神世界からドライグが声をかけてきた。
……というと?
『聖なる光とは、悪魔に対してのみ、その輝きを死を嗅ぐわせる毒へと変化させる。身体の傷が焼け爛れて治りが遅いのはそれが原因だ』
……治る見込みは?
『安心しろ。聖剣の毒は、それを上回る魔力やオーラで中和され、自然と解毒される。要するに、聖剣に貫かれた時点で死ななかった相棒は、同時にその毒にも打ち勝っているのさ。傷の回復が遅いのは、解毒に身体の治癒力を使いすぎたため、謂わば後遺症だな』
その言葉に安心したような表情を浮かべるイッセー 。
……なら、次は勝たないとな。
『当たり前だ。あの程度に遅れをとったとなれば、【白いの】に笑われてしまう』
……いつもお前が話すライバルか。……まぁ、分かったよ。
○
「……おいコラ、ドライグと話し込んでるとこ悪いけどな、俺の質問にさっさと答えろ」
精神世界から戻ったイッセーを迎えたのは、隣で仏頂面を浮かべるキンジだ。
質問されたまま、思考の海に沈んだが為に、キンジのことをすっかり忘れていた。
「……ゴメンゴメン、大丈夫だってさ。これは後遺症みたいなものだけど、暫くすれば治るらしい」
「……そうか、それならいいんだが」
キンジは片手で後ろ髪を掻きつつ、言葉を作った。
「……どんだけ俺たちの人生は波乱万丈なんだよ」
心底ダルそうな雰囲気になったキンジ。イッセーは微笑を苦笑にし、
「……俺は嫌いじゃないけどね」
「……そうか。物好きな男だな、イッセーも」
「ああ」
イッセーとキンジの目の前、結菜がリアスの胸の中で、女性としての軽い敗北感を与えられ、それをこれまた微妙な表情で見つめるイリナとゼノヴィア。
「会長!これ以上はマジで死にますって!!」
「あと891回も残っているんですよ?たかが100回と9回で根を上げないでください。痛みを快楽に感じる程度でなければ、私たちの兵士とは呼べません」
「それって俺にドが付くMになれと!?嘘だと言ってください会長!?」
「お黙りなさい」
……いい雰囲気を悉くカオスに変えてくれるじゃないか、匙。
○
「なぁなぁおっさん、あそこで赤いコーン被った変人スタイリストがあの【エンダーマン】?ギャグとホラーが混ざって最高にカオスなんですけど。あの全身真っ黒に頭だけ赤いコーンて……」
「まぁ、そう言うなフリード。顔ーー正確には瞳を見られると、こいつは自分の意思に問わずワープしてしまうんだからな」
「使えそうで使えない能力?」
「その為の気配遮断だ」
そうでもしなければ、人の行き交う街中を移動することなど不可能だ。
駒王町を一望できる山の山頂、計画も最終段階に移行するため、フリード達は集められていた。
「……」
「バルパー、そうなると、こいつとの共闘はかなり厳しいものになると思うんだが」
「うむ、それについても話そうと思っていた。当日、作戦実行の際、エンダーマンのみ、我々とは別行動になる」
「別行動?」
そこにコカビエルが口を挟む。
「エンダーマンは能力上、一対一の戦闘で最も真価を発揮する。逆に、周囲に大勢の敵がいるとして、その全員がエンダーマンの能力を理解していた場合、それ自体が利用されかねん」
「そこで、敢えて個人で行動させ、完全なるサシの対決で相手を闇討ちしていく戦法と。さっすがコカビエルの旦那でさぁ」
レッドキャップは幽鬼のように佇むエンダーマンを見つめ、一つの思考に至る。
こんな奴に深夜出会ったら卒倒ものだ、と。
バルパーは話を進めた。
「さて、エンダーマンが確保した聖剣は良しとして、フリードに渡してある3本の聖剣を組み合わせる場所についてだが、学園のグランドを使用しようかと考えている」
「まぁ、アレだけ障害物が無く、広さを持つんだから妥当だな」
「戦争の火種、そして、魔王サーゼクスへの宣戦布告には、ある程度事を大きくして行かなければな。エンダーマンには今日からでも行動を始めてもらい、邪魔者を見つけ次第排除してもらう」
「……」
さて、そろそろ動き出そうか。
誤字脱字等の御指摘、どうぞよろしくお願いいたします。
ところで、今の所出てるキャラの原作は、みなさん理解してるのでしょうか?
分からないキャラがいないことを願います。
まぁ、どっちみちそのキャラも色々とカオス化してるんですがw。