ラブライブ!—Story to make together—   作:TokyoのDio

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結構間が空いてしまいました。
ウ〜ンやっぱり書くって難しい!
そんなことを痛感させられましたね笑
こんかいはあの子とあの子が登場します!(笑)



それでは…どうぞ!


#1 出会い

まっ眩しい……店の中の明かりではない。奥から出てきた彼女の笑顔がまぶしかった。俺はたまらずに光を遮るように手を顔の前にやった。まぁ実際に光が出てるわけではないけど。

少しこの格好が恥ずかしくなってきたので顔の前の手を下ろす。そこで彼女がじっとこちらを見ていることに気がついた。

え、なになにさっきのポーズが悪かったの?うわwww厨二かよwwwってか?

……いやちがう。なんかめっちゃ観察するような目で見られてる。まさか彼女、透視能力とか持ってるんじゃないの?キャーっお巡りさんこの人です!僕の下着ずっと見ています!……いやちがうか。

じゃあ、あれか?俺惚れたか?それはないか。これに関しては即答だわバカヤロウ。

と、彼女は考え込んでいる俺に気づいたようで、

 

「あっごめんなさい!別にお顔に何か付いてたとかじゃないんです!うちって古い和菓子屋さんでしょ?だから常連さんが多くて…初めて見る人だなぁって」

 

あ、なるほどね。いつも顔見知りばっかり来る店にいきなり知らない客がきたら多少は驚くわな。

 

「あぁ大丈夫大丈夫、気にしてないから。俺、最近こっちに引っ越してきて道に迷った挙句着いたのがココだったってわけ。あ、もしかしていちげんさんお断りだったりする?」

 

まさかそんなことないよなと内心不安になりながらもたずねる

 

すると彼女は持ち前の笑顔を余すことなく俺に向けて

 

「ううん!そんなことないよ!むしろ大歓迎!あ、これほむまん!うちの名物なんだ!食べてみて」

 

おお、元気元気。なんかホントにこの子が輝いて見える。そんなことを考えながら差し出された小さなお盆の上に乗っている白い饅頭をもらう。あれ?てか、これもらって大丈夫なの?つまみ食いとかにならないよね?試食だよね?そうだよね?まぁとりあえず腹減ったしいいか。腹が減ってはなんとやらだ。

 

「んじゃ、いただくわ」

 

一言つげて口に運ぶ

 

 

白い生地に"ほ"とかかれたそれは柔らかく、口の中でとける中の餡子が口の中に充満する。しっかりとした甘さを感じるが、くどさを感じない。そしてどことなく懐かしさをかんじる。

まぁなにをいいたいかというと

 

「……めっちゃうまい」

 

ということだ。俺には生憎だが食べ物をレポート出来るほどの言葉のレパートリーがある訳ではない。細かいことは言葉にできないので旨いの一言しか言えないのが少し悔しい。

だが確かに彼女に伝えることができた。

 

「ふふん!でしょでしょ?お父さんの力作なんだ!」

 

お父さんが作ったのに何故か胸を張ってそう答えるのは少し違うと思うけどな…まぁそれだけこの娘はこの饅頭が好きなのだろう。

 

「穂乃果はもう餡子あきちゃったけどね」

 

こら、そんな事言うんじゃありません。和菓子屋の娘が餡子が嫌いだなんてあってわならないだろう。てか、穂乃果ってこの娘の名前かな?多分そうだろう。

 

と、某名探偵少年ばりの推理をしていると後ろの引き戸がガラガラと音を立てた。そこから現れたのは人の良さそうなおじいちゃんだった。まぁ、要するにお客さんが来たということだ。

このまま長居するのも悪いなと思った俺はとりあえずさっきの"ほむまん"なる物を五つほど買いそれじゃ、とつげて店をでた。

あれ、今の俺超coolじゃなかった?

……長居してた時点でだめか。

 

近くに公園を見つけたので足を運びベンチに腰を下ろす。とりあえずさっきの試食だけじゃ腹は満たされなかったのでもう一つ食べようと箱から饅頭を取り出す。家にかえってからも楽しみたいのでひとまず一個だけだ。

そう決めて口に放り込む。

 

パクっ

 

んま

 

やはり旨い。この餡子の舌触りがなんとも言えない。

もうひとつだけ。……さっきの決めたことはどうしたのだろうか。そんなことは関係ない。

 

パクっ

 

んま

 

パクっ

 

んま

 

パクっ

 

んま

 

パクっ

 

んま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……あれ?まさか全部食べてしまった?

やってしまった。俺の帰宅後の楽しみが……楽しみを奪われてしまったので(完璧自爆だが)少し目に涙を浮かべながら帰宅路につ…………

 

 

あれ?おれどうやって帰るの?待て待て考えろ柊世界。

 

 

 

家を出る→道に迷う→腹が減る→見知らぬ和菓子屋に入る→近くの公園でおやつ←New!!イマココ!!!!

 

 

 

 

家に帰れないやん……迷ってるじゃん……家出て五分後迷子とかロロノアさんでもビックリだよ。はぁ……とため息をつきながらもトボトボと歩き出した。迷子になったらその場から動かないなんていう思考は生憎持ち合わせていなかった。

住宅街を右へ左へ。

どこもかしこも家。家。家。見たことあるような道ばっかりであれ?戻ってきてね?なんてことも何回かあった。そんな彼でも確信を持てることがあった。

 

 

 

確実に家から遠ざかっているッッ!!

 

 

 

あるけばあるくほど深みにはまっている状態だった。しかし彼は歩くことをやめなかった。もう歩かないと不安に押しつぶされそうになっていた。

 

「お"う"ぢにがえりだいよぉぉぉ」

 

すれ違う人達がこちらをチラリと見ては目線をそらす。あたりまえだ。だいの高校生家に帰りたいと泣いているのだから。少年は空腹に勝てなかった過去の自分を恨んだ。

 

 

 

それからまた数十分歩いた頃だろうか。いや、もうガチでどうしよう。と本気で悩んでいるとき、近くに石造りのかなり長い階段が見えてきた。階段の先はかなり高いところにあるようだ。

 

そこで彼はヒラメいた!

 

 

『てっぺん行けば俺の家みえるんじゃね?』

 

それはヒラメキとは言えないとてつもなく浅はかな考えであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぜえっ………ぜえっ………なんでっ…こんなにっ……ハァッゲホッ……ながいんだよ!」

 

 

それはもう無茶苦茶長い階段だった。まぁいわゆる男坂と呼ばれるそれは彼の体力だけでは飽き足らず家に帰れぬことで傷ついた心をさらにえぐってゆく。彼は薄々気づいていた。登るにつれて自然豊かになっていくことを。つまりどういうことか。頂上にいっても周りの景色が見えないということだ。

それでも彼は登ってゆく。なぜかって?そこに階段があるのだから!

というのは冗談、もうほんとに最後の手段なので見えることに賭けるしかなかった。

 

 

 

だが、現実というのは残酷なもので。

階段の先には神社。それを囲む木々。という結果になってしまった。

 

「oh......Jesus……」

 

彼は膝から崩れ落ちた。

最後の手段もあっけなく終わってしまった。

 

「いや、ほんとにどうしよう。」

 

無い脳みそをフルで使った結果。お賽銭をすることにした。

 

結局神頼みかよ!

 

ジャリジャリと砂を踏んでいき賽銭箱に向かう。財布をあけ五円玉をとりだす。

 

「五円玉よ……俺をすくえ!!!

 

あっ五円玉じゃなくて神様か」

 

そんな自分ツッコミをしてしまうほど追い込まれてしまっていた。

 

五円玉をほうりこみ鈴をならし手を合わせる。

神に頼むことはもちろん家への帰還。そんなこと頼むのは恐らく俺しかいないだろう。

はぁとため息をつき賽銭箱に背を向け、これから降る階段へと顔をむけるが視界に入ったのは階段ではなかった。

世界の視界に写ったのは女性。それも、巫女姿の。

紫いろの長い綺麗な髪をした彼女はじっと俺を見ている。なんか今日よく見られること多くね?!と思ったが、和菓子屋の娘や哀れみの目で見てくる通行人とはすこし違った目をしていた。何かを感じたような、悟ったような、確信したともとれるような目つき。なんとも不思議な人である。

まぁとりあえず俺を見ているのは確実なので話かけてみる。

 

「あのー…俺のか「やっと出会えた。」……はい?」

 

今なんて言った?やっと出会えた?どうゆうことだ?この娘とは今初めて会ったし、会う約束なんかした覚えがない。

 

「??どういうことですかね?」

 

聞かずにはいられなかった。だって初めましての人にやっと出会えたって意味わかんないでしょ!

すると彼女は、はっと我に帰ったようで、慌てた口調でしゃべり出す。

 

「ううん、ごめんねなんでもないんよ。ただの独り言や」

 

……彼女は関西の人なのかな……それにしたらなんか違和感あるけど……ま、いいか。てか、めっちゃ綺麗な巫女さんだ。髪もスッゲー綺麗だし、あのぷっくりした唇。そしてあのはち切れんばかりのメロンちゃん!嗚呼、神よありがとう。そんなことを考えていると巫女さんは不思議そうに訪ねてきた。

 

「この時期にお賽銭なんてめずらしいなぁ、なにか困ったことでもあるん?」

 

結構痛いところをついてくるな、この巫女さん。まぁ聞かれたら無視するわけにも行かないので答える。……ホントは言いたくないが

 

「俺、最近ここに引っ越してきてさ、調子に乗ってふらふらしてたら道に迷ったから神様に家に帰らせてってお願いしにきたわけ」

 

だいぶ掻い摘んでいるけど嘘はついていない。高い所から家をみつけようと思ったけど木が生い茂ってて見れませんでした。なんて言えない。恥ずかしいっ!!

こんな意味不明な説明でもしっかり理解してくれたらしく。彼女はからだをぴくぴくさせながら笑いをこらえている。

 

……いいさ笑え笑え。この苦しみは俺にしかわかるまい!

 

「ごめんごめん、そんなに怖い顔せんといてぇ〜ププッ」

 

露骨に顔に出てたらしい。てか、おい笑い堪えられてないぞ。ごめんに気持ちが込められてないぞ。

 

「笑ってないで助けてくれよ」

 

いや、もう切実にたのみますわ。早く家に帰してください。

すると、彼女はせやなぁと呟き、考える仕草をする。

「ケータイもっとる?」

 

「ケータイというかスマートフォンだな」

 

最近発売されたリンゴがすこしかじられたマークが刻まれている端末をみせる。

 

「ええっと……ならマップのアプリをつかえばええんとちゃうかな…」

 

「あっ……」

 

いや、はずかしい。全然思いつかなかった……俺としたことが。アハハハ顔が熱いナンデダロウネ?

たぶん、俺の顔はゆでダコのように真っ赤っかだ。

 

「あははは…キミおもしろいなぁ」

 

ぐぅぅなんでこの巫女さんはこんなにも俺の傷をえぐるんだ……

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず巫女さんに教えてらった通りにマップをみて帰ることにした。俺の家の住所を入力してナビゲート機能をオンにする。とりあえずここから早く出たい。この巫女さんはどうにも苦手だ。

例のごとくそれじゃっといって俺は階段をおりようとする

 

「ちょっとまって」

 

引き止められてしまった。

それにほんの少しだけいらだちを感じた俺は首だけを彼女に向ける。

それをみて、彼女は続けた。

 

「キミとはこれから色々ありそうや。」

 

「なぜそう思う?」

 

たまらず聞き返す。さっきからこの巫女はなにを言ってるんだと思う。やはりすこし苦手だ。

 

すると彼女は胸元からカードをとりだす。絵柄からみるにタロットカードというやつだろうか。それを俺に見せつけ

 

「カードがそう告げるんや」

 

それが彼女との最後の会話になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つ……ついた。俺の……俺のマイホーム!!」

俺のマイホームって意味わかんないがまぁ最高にテンションが上がってるのでよしとしよう。

いえについたのは空がオレンジ色になっている時間帯だった。

とりあえず今日はつかれた。和菓子屋で穂乃果とか言う女の子と話したまで良かった。そう、それまでは。あの紫髪の巫女さんはほんとに疲れた。なんかよく分からないこと言ってるしさ。

 

 

これから色々ある……か

 

 

ま、気にしないでおこう。

とりあえずもうつかれた!

そろそろ夕飯のじゅんびでも……

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ何もねぇじゃん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お疲れ様です。
いや、なんか読んでて疲れませんか?
もっとうまくなりたいです!
とりあえず文章力を上げたいですね。

読者の皆さんの感想が欲しいです(小声)
よろしくおねがいします!辛口でも全然かまいません!

お気に入り登録をしていただきました!
アーセルさん 西部荒野に彷徨う海賊さん スパローさん 藤乃真飛天さん ありがとございます!

これからも頑張りたいと思います。
とうきょうのでぃおでした。
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