ラブライブ!—Story to make together—   作:TokyoのDio

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おはこんばんちわ。とうきょうのでぃおです。

えーまた間が空いての投稿になってしまいました。
理由としては部活が忙しかったのと……実はモンハンXを買ってしまったことです。後者が9割ぐらいなんですがね?(笑)
モンハンが面白すぎてラ!とモンハンのクロス作品とか考えてしまいました。(ただでさえ余裕ないのに余計なこと考えんな)
まぁ、そんなことは置いといて、この作品を読んでくださってる方、いたのならありがとうございます!

それでは…どうぞ!
モンハンたのち〜(小声)
※読者様からとてもいい御指摘が入りましたので3月20日に修正致しました。良ければ読み直して見てください。


#3 居眠りしてました

『廃校となります』

 

 

 

 

 

 

 後頭部を思い切り殴られたかと錯覚してしまうど衝撃的なカミングアウト。

 

 驚いた。

 大してこの学校に思い入れがある訳では無いけど、正直ビックリだ。いくら何でもいきなり過ぎる。転校生の俺にぐらい伝えても良くないか?まぁ廃校になるのは今の一年生が卒業してからだ。俺達二年生にはあまり関係ないか。一年生は後輩がいない中で学校生活を送ることになるのは少しかわいそうな気がするが決まったことはしょうがない。

 

 周りを見回してみるとやはり皆堪えているようだ。転校生の俺よりここで過ごしてきた生徒達の方がよっぽど驚いただろうし辛いに決まってる。ほら、あそこにいる金髪美女なんか固まってるぞ。

 そんなこんなでザワついた生徒を教師達が静める。

 ある程度静まったところでアナウンスが流れてきた。

 

 

 

 これで始業式を終わります。

 三年生から退場してください。

 

 

 

 式の終わりを告げられ同時に三年生が退場していく。後ろにいる教師達のなかにぽつんと一人だけいる俺だが、出口に向かって流れていく人達は各々の話しで夢中なのだろう。不審に思われることはかった。

 そして二年生、一年生、と退場し俺は自分の担任となった先生と教室に向かうことになった。

 

 

 

「やまちゃ~ん俺のクラスってどんな感じなの?」

 

 教室に向かうまでの廊下で訪ねてみる。

 因みににやまちゃんとは俺の担任山田博子で、やまちゃんだ。

 俺の質問にはぁ~とため息をつきながら、やまちゃんこと山田博子先生は口を開く。

 

「なんでアンタは初対面の、それも目上の人にそう舐めた口がきけるんだよ…」

 

「だってやまちゃん綺麗だし、大人に見えなくてさ、それよりどんなクラスなんだよ」

 

 実際、嘘はついていない。少しボーイッシュな顔つきで、短い髪を後ろで結んだ先生は可愛い部類に入る。

 まぁ決め手はペッタンコな胸なんだけどな……これは内緒。

 

「はぁ……」

 

 またため息をつかれてしまった。

 あれ?俺、口説いたつもりなんだけどなぁ

 もしかして呆れられてる?

 

「まぁ、賑やかでいいクラスだと思うぞ?〝多分〟お前みたいなやかましい奴でも快く向かい入れてくれるさ。」

 

「ちょいまち!なんで多分を強調したんだよ!」

 

「お前はとてもウザいからクラスの皆も拒否するかもな」

 

 やまちゃんはケラケラ笑いながら言っているが俺からしてみれば死活問題だ。転校初日からクラスから拒否されるなんて辛すぎる。というか教師が生徒にウザいなんて言葉を浴びせていいのだろうか。まぁ言われるぐらいのことをしているのは分かっています。はい。

 

 

 

 そんなこんなで教室の前まで来た。どうやら俺のクラスは2組らしい。

 と、ここで一つの問題が生じた。

 

 “自己紹介”

 

 全然考えていなかった。さて、どうするか。第一印象はとても大事である。したがって自己紹介での印象が悪いとその後の生活にも支障をきたしかねない。卒業するまでぼっち、なんてことになる可能性もある。それだけは何としても阻止しないといけない。

 

 考えている俺を他所にやまちゃんは教室に入って行く。俺は呼ばれたら入ればいいらしい。つまり今は自己紹介を決める猶予がある。

 どうするか、良くない頭をフル回転させる。

 

 

『俺はセカイ!海賊王になる男だ!』

 

 

 …いやいや、海賊王ってなんだよル○ィかよ、ゴムゴムかよ、無しだ、無し!

 

 

『転校生の、柊世界。ただの人間には興味は無い。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、俺のところに来い。以上』

 

 なんだよこの自己紹介…自分から自爆しに行ってるじゃねぇか、さっきの○フィより最悪だ。

 ここは無難に普通のでいこう。それがいい。

 

『転校生してきた柊世界です!まだ色々わからないこととかあるけど、皆よろしくな!』

 

 よし!これだ最近の流行りは爽やか系男子だ。ここは便乗して爽やかに行く他ないだろ。邪魔してくる奴がいない限りこれで俺の輝かしい高校生活が保証されたと言っても過言ではない。まぁ邪魔してくるやつなんかいないと思うけどな。

 

 丁度いいタイミングでやまちゃんが教室のドアから顔をだす。入れ、ということだろう。少し表情が硬くなっているので指で口角を上げる。よし、大丈夫だ俺!輝かしい高校生活をつかみ取れ!

 ガラガラと音を立てながら引き戸をスライドさせる。教室には30人前後ぐらいの生徒達が好奇的な目線を俺に向けている。目線を感じながらも教卓まで向かい、これから生活を共にするクラスメイトに体を向ける。さぁ、自己紹介だ。

 軽く息を吸い込み—————

 

「転「あぁ〜!!!せかちゃん!!」……」

 

 出鼻をくじかれるとはまさにこの事。〝転〟しか言えないってどういうことだよ!元凶はこいつ、高坂穂乃果(高坂あほのか)。ビックリしているようだがビックリしたいのはこっちだ。嗚呼…さよなら輝かしい高校生活。

 

 

 

 

 

 

「転校生ってせかちゃんだったんだね!穂乃果びっくりだよ〜」

 

 俺の隣でやかましく喋る高坂。そして俺の後には南。左斜め後ろには園田。とおれは今朝会った三人組にかこまれていた。なぜこうなったかというと、やまちゃんが気を利かせてくれて知り合いなら、と席を近くにしてくれたからだ。

 だが高坂の奴、なんで柊君と知り合いなの?って聞かれた時なんて答えたと思う?

 

『せかちゃんは今朝、穂乃果のことを助けてくれたんだよ!』

 

 なんて言いやがった。確かに間違ってはいない。けど、そこは別に言わなくていいだろ!!

 おかげで席を指定される時、高坂を救ったヒーロー、せかちゃん(笑)には高坂の隣の席に座ってもらおう!とか嫌味たっぷりに言われてしまった。まぁやまちゃんが気を利かせてくれたのは知ってるけどな。それにこれだけ目立てばぼっち確定もないだろ。

 

「ことりも転校生がせかくんだったなんてびっくりだなぁ」

 

「そうですね、今朝出会って同じ学校とは言ってもこんなに早く再会できるとは思いませんでした」

 

「確かにそうだな俺もびっくりだわ」

 

 まぁ確かに俺も驚いた。園田の言う通り同じ学校でもここまで早く再会するなんて誰も思わないだろう。

 

「あはは、でも穂乃果せかちゃんと同じクラスで嬉しいよ!ちょっとおトイレ行ってくるね!」

 

 たたっと教室から出て行く高坂。なんであいつはあそこまで元気ハツラツなんだよ…1日中こんなにうるさいのか?まぁやかましさなら負けるつもりは無い。入学早々からはうるさくしないだけだ。

 

 だが疑問に思う点が一つ。なぜこいつは廃校宣言されているのにここまで元気でいられるんだ?廃校なんて言われたらまっ先に落ち込むタイプだと思うんだが…この学校があんまり好きじゃないのか?

 

「なぁ、高坂のやつなんであんなに元気なんだ?廃校になるかもしれないんだぞ?もしかしてあいつって学校嫌いなのか?」

 

 俺の後ろにいる二人に問いかける。

 

「あぁ、あれはですね…居眠りをしていたので聞いてなかっただけです。それに穂乃果はああみえてこの学校が大好きなはずですよ。」

 

 問いかけに答えてくれたのは園田。南も園田も廃校という言葉を聞いていい顔はしていない。やはり自分の学校が無くなるのは辛いのだろう。それに比べて高坂は聞いていなくてのほほんとしている。まぁ聞かぬが仏ってやつなのか?

 

「案外、お手洗いの近くにある掲示板をみて真っ青になって戻ってくるんじゃないかなぁ」

 

 南、流石にあの高坂でもそれはないだ「うわあぁぁぁぁ!!」…あったわ。真っ青になるどころか叫んでるし。数秒後、教室に高坂が入ってきた。ゾンビのようにフラフラと歩きながら俺の隣の席に向かってくる。途中南が声をかけていたがその返事にも生気がこもっていないようだった。こりゃ重症だな。なんかブツブツひとりで喋ってるし……

 

「穂乃果ちゃんすごく落ち込んでる…そんなに学校好きだったなんて……」

 

「確かにな、そこまで学校が好きだったなんて思わなかった……」

 

 こんなに落ち込むほど学校が好きなんだな…高坂。さっき馬鹿にしてたのを謝らないといけない。

 

「ちがいます。」

 

「「えっ?」」

 

「あれは多分、勘違いしているんです。」

 

「どうしよぉぉ!全ッ然勉強してないよぉ!!!」

 

 いきなりこっちを向いて涙を浮かべながら嘆いて来たのでビクッとなる。

 

 ……ん?勉強??

 

「だって、学校無くなったら別の高校入らなくちゃいけないんでしょ?!受験勉強とか編入試験とか!!」

 

 やっぱりこいつ本物のバカだ。もう二度と騙されない。こいつはバカだ大事なことだから2回言ったぞ。

 

「やはり……」

 

「穂乃果ちゃん落ち着いて…」

 

「ことりちゃんと海未ちゃんはいいよぉ!!そこそこ成績いいし、そうだ!せかちゃん!せかちゃんは?!」

 

「は?いや、俺は…」

 

 いきなり振られたもんだからびっくりした。というか廃校になるのは今の一年が卒業してからなんだから返答に困る。

 

「やっぱり皆余裕なんだぁ…でも…でも私は……うわぁあぁん!!」

 

「だから落ち着きなさい!

 

 私達が卒業するまで学校は無くなりません!!」

 

 

 

「ふぇ?そうなの?」

 

 

 

 

 

 

 俺達は今、校庭のベンチに座って昼飯を食っている。高坂が自分の間違いに気付いた時に丁度昼休みになって、いい所知ってるから一緒に食べようと連れて来られた。俺と高坂は購買で売っていたパンをぱくついている。

 

「はぁ〜よかったよかったぁ まさか穂乃果の勘違いだったなんてぇ〜」

 

「学校が無くなるとしても今いる生徒が卒業してからだから早くても三年後だよ」

 

「よかったぁ〜

 いやぁ〜今日もパンがうまい!!はむっ!」

 

 そういってパンを頬張る高坂だが、かれこれ四個目のパンだ。よく食うなこいつ…

 

「高坂、お前それ四個目だろ太るぞ」

 

「むむっ、せかちゃん!乙女にその言葉はデルィカスィーがないよ!」

 

 う、うざ!巻き舌て言ってくるとことかすげーうざい!というか、パンがうまいとかいって三個もバクバク食ってるやつが乙女でたまるか!

 

「でも、廃校が正式に決まったら次から一年生が入って来なくなって来年は二年と三年だけ……」

 

 高坂と俺のやり取りは完全に無視されて話が進んでしまった。あれ?南さんって意外と腹黒かったりします?まぁ、南の言っていることは最もだ。園田と高坂は南の言葉を聞いてしゅんとなってしまった。なんだかんだ言ってこの三人は学校が好きなんだな。

 

「今の一年生は後輩がずっといない事になるのですね……」

 

「そっか……」

 

 確かにそれは可愛そうだ。関わりが少なくても後輩がいることで賑やかにもなるし、いないと悲しいものだ。

 

 ザッ

 

 すぐ近くで砂を踏む音がする。さっきまで近くに人はいなかったはずなんだけどな、そう思い音の発生元に顔を向ける。そこには、

 

 金色の綺麗な髪を耳に掛ける日本人離れした超絶な美人—————と、この前のたわわなお胸をお持ちの巫女さんだった。

 金髪美人が、口を開く

 

「ちょっといい?」

 

「「「は、はいっ!」」」

 

 三人とも慌てて立ち上がるので俺も立ち上がる。なるほど、リボンの色からして先輩ってことか。でも、だれだ?こいつらの知り合いか?

 とりあえず高坂に聞いてみる

 

「誰?」

 

「穂乃果もわかんない海未ちゃんこの人達誰?」

 

「生徒会長と副会長ですよ」

 

 こいつ…自分の学校の生徒会長も知らないのかよ。

 金髪の方が生徒会長、てことは紫髪の巨乳さんが副会長ってことか?

 

「南さん」

 

「はいっ」

 

 生徒会長に話しかけられて緊張していたのだろうか、南は少し声が裏返っていた。

 そんな南に構うことなく生徒会長は続ける

 

「あなた、確か理事長の娘よね?」

 

「は、はい」

 

「理事長、何か言ってなかった?」

 

 生徒会長も知らなかったのか。まぁ生徒会長とは言っても一生徒なんだ。重要なことは大人達の仕事なんだろう。

 

 

「いえ…私も今日知ったので……」

 

「……そう、ありがとう」

 

 南に聞いても聞きたいことは聞けないと諦めたのだろう。会長は校舎に向かう。それを追うように副会長もこの場を後にする。

 

「あ、あの!」

 

 高坂はそれを止めさせた。

 会長が顔だけこちらに向かせる。

 

「本当に学校、無くなっちゃうんですか…?」

 

 無くなって欲しくない。絶対に無くしたくない。そんな願いを込めたこの言葉。

 

「あなた達が気にする事じゃないわ。」

 

 生徒会長は冷たく言い放つ。聞き方によっては関係ないとも取れるこの言葉。

 さすがに、さすがにこれは頭にきた。ここまで学校が好きで無くなって欲しくないと思っているこいつらに気にする事じゃないだと...?

 

 

 

「ふざけんな」

 

 

 

「「「「「え?」」」」」

 

 この場にいた全員が俺に顔を向ける。

 つい言葉に出てしまった。だがもう出してしまったからには止まらない。

 

「アンタ、生徒会長だかなんだか知らねぇけどこんなに学校のことを思って心配してるコイツらにそんな言い方ねぇだろ」

 

「柊君!言い過ぎです!!相手は先輩なのですよ?!それに…生徒会長の言ってる事は間違ってはいません……」

 

 そこでふと、我に返る。

 しまった確かにやりすぎた。相手は女の子だ。泣き出してもおかしくないぞ。

 

「……すみません」

 

 俺は生徒会長に謝罪をする。だが心配はご無用なようで、会長は俺を睨みつけ

 

「口の利き方に気を付けなさい」

 

 そういって立ち去って行った。

 取り残されたのは俺とあと三人。とりあえず止めてくれた園田に礼を言っておく。

 

「悪い園田、熱くなりすぎた。止めてくれてサンキューな」

 

「本当ですよ。柊君は少し言葉が悪すぎます!さっきも言いましたけど相手は先輩なのですから気を付けないとダメです。」

 

 助かりました。園田様!!一生ついていくまである。いや、やっぱなしだな。

 さて、そろそろ戻らないとまずい。俺達も行くか、と切り出して校舎に向かおうとすると高坂が何か思いついたらしい。

 

「ねえねえ!今日学校早く終わるよね?学校が終わったら四人で学校の良いところ探ししない?ねぇ、ことりちゃんどう思う?」

 

「ん〜...ことりは良いと思うよ?」

 

 

 高坂の提案に乗る南。園田は特に意見を言うわけではなかったが、賛成してるらしい。やっぱりこの三人は仲が良いようだ。

 

 ん?四人で?てことは......

 

「俺も?」

 

 あれ?なんで俺、三人からえっ?みたいな顔されてるの?俺も一緒にやるのって決定事項なの?転校初日ぐらいゆっくりさせてくれないの?

 

「あったりまえだよ!そんなことより早く教室に戻らないと!ほら、行くよせかちゃん!」

 

 俺は高坂に腕をつかまれてズルズルと引きずられて行く。

 まぁ、とりあえず今日はゆっくり出来ないらしい。

 俺はそう覚悟して高坂に引きずられて行くのだった。




閲覧ありがとうございます

えー前書きでモンハンとラ!のクロスを考えたと書きましたが、実を言うとですね、この作品よりも前にラ!のバトル物を考えていました。でもそれだとキャラ以外のラブライブ要素が全くないのでこの作品にたどり着きました。いつか、書ける日が来るのかな?


評価、お気に入り登録、コメント、どしどしまっています!辛口コメントでもなんでも構いません。書いて下さるだけで嬉しいし、やる気につながります!よろしくお願いします!

kiellyさんにゃんてつさんに評価していただきました!ありがとうございます!


それではまた!
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