ラブライブ!—Story to make together— 作:TokyoのDio
またまた間が空いてしまいましたね...申し訳ない。でも僕も全力でやってるんです.....!!
もっと頑張ります(震え声)
それでは...どうぞ!
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柊世界君です。詳しくは後書きにて!
あの後、俺は高坂達と別れて自分の家に帰った。なんでもあいつらは高坂の家でこれからの方針について話し合うらしい。
さすがに知り合ったばかりの女子の家に上がるのは気が引けたからやんわり断って帰ってきたんだ。
ガチャリ
鍵を開けて自分の家に入る。
「ただいまっと...」
誰も居ないリビングに向かって声を掛ける。リビングに限らずこの家には俺以外誰も居ないんだがこれが日課なんだ。ついつい言ってしまう。
リビングに向かい制服からスエットとTシャツという軽い服装に着替える。やっぱりこういう格好の方が俺は楽でいい。制服とかの堅苦しい格好は嫌いだ。
「ふぅ...疲れた...」
リビングにあるソファーにドスッと腰を下ろす。あの三人組、特に高坂に一日中連れ回された事を思い出すとどっと疲れが出てくる。だが、まぁ不思議と嫌な気分ではなかった。あんなに頑張っているやつを見たら手を貸したくなる。
それに......
『せかい!私は絶対にやってみせるよ!』
高坂とアイツが重なったんだ。どうしても放っておけなかった。明確な理由はないんだが......
「くぁぁ......」
考え込んでいると何だか眠くなってきしまった。嫌々彼女達に付き合っていたわけではないが俺も人間だ、睡魔には勝てそうにない。
今にも落ちそうな瞼も抵抗を止め俺は静かに意識を手放した。
♪〜♪〜♪〜
俺は自分のスマホの着信音で目を覚ました。こっちは良い感じで眠っていたっつーのに...安眠を邪魔された怒りは凄まじい。というか最近こんな感じで起きるっていうのが多くないか?!まぁ、大体犯人は分かっているんだが……
その犯人を確かめるべく俺はスマホを操作する。するとそこにはやはりというかなんと言うか、高坂の文字が映っていた。
やっぱりこいつか……
♪〜♪〜♪〜
まだ鳴り続ける着信音にイラつきを覚えた俺は乱暴に通話開始のボタンを押した。
『あぁ!やっとでた!!』
耳元で煩く喋る高坂。実際に耳元で喋ってるわけじゃないけどスマホを耳もとに当ててるんだから同じようなもんだ。
「おい、高坂!!お前俺が寝てる瞬間狙ってやってるだろ!!」
『えぇ?!寝てたの?』
『だから言ったじゃないですか!迷惑だって!』
『二人共っ!電話中なんだから喧嘩しちゃダメだよぉ』
「だぁぁぁぁ!!喧しい!」
スマホから聞こえてくる三人の声。寝起きの俺にとって彼女達の声は騒音そのものだった。
『ごっごめん!』
声を少し上ずらせて謝ってきた高坂。多分慌てているんだろう。少し、強く言い過ぎたな。いきなり謝られてもこっちの調子が狂ってしまう。
「はぁ…もういいよ、別に。っつーかお前らまだ一緒にいたのか?」
『うん!そうなんだ!
それでね、いいアイディアが思いついたから聞いて欲しくて!』
「あー...まぁ、いいや。で、なんだ?」
正直嫌な予感しかしない。昨日今日とこいつの言うアイディアには振り回された。正直疲れまくったが、こいつのアイディアが無いと動けないのが現状だ。聞いてみないことにはどうにも出来ない。
『あのね!一ヶ月後に新入生歓迎会があるでしょ?それでね、講堂を使ってライブをしようと思うんだ!』
「はぁ...」
やっぱりこいつは話を聞いてないな...俺達は部活として行動している訳ではないから講堂は使えない筈だ。
「お前、今日会長の所に行ったの忘れたか?部活として認められなかったんだから講堂は使えないんだろ?」
『それがね!使えるんだよ、講堂!!』
「はぁ?どうゆうことだよ」
何を言ってるんだこいつは...高坂だったら勝手に使う!とか言いかねない。流石にそんなことをしようものなら止めざるを得ない。
『さっきね?生徒手帳を見てみたら書いてあったんだ!講堂は部活動に関わらず誰でも使えるって!』
なる程。そんな事があったのか。……ん?でも部活動じゃないと講堂が使えないって言い始めたのは園田じゃなかったか?
『へっへーん!海未ちゃんでも見つけられなかった所を穂乃果は見つけちゃったんだもんね!』
『ほ、穂乃果!それは言わない約束です!!』
慌てたように言う園田。
多分顔を紅くして高坂を怒っているのだろう。
それにしてもあと一ヶ月か……また忙しくなりそうだ。
『ってことだから明日の朝、もう一回生徒会長の所に行くからね!せかちゃんのお家に行くから寝坊しちゃダメだよ!バイバイ!』
「あっ!おい!」
プツッ…ツーツー
「はぁ...まぁ明日迎えに来るって言ってたしいいか」
まるで嵐の様に一通り喋った後、俺の意見も何も聞かずに電話を切った高坂。高坂らしいって言ったらそうなのかも知れないが...
「あっ...」
ここで重要なことを思い出した。思い出した、と言うよりは気づいた、という方が正しいかもしれない。
「俺、スクールアイドルとか全く知らねぇわ.....」
今から彼女達がやろうとしているスクールアイドルというものを何にも知らない。強いて言えばつい最近A-RISEというグループを知ったがそれ以外には何も知らないんだ。これじゃあ意味が無い。
そう思った俺は自分の部屋に行きクローゼットの上にあるノートパソコンをおもむろに取り出す。情報収集だ。
暫く使っていなかったのでホコリがたんまり被っている。
汚いまま使うのは気が引けたのでティッシュで表面のホコリを拭き取り電源を入れた。
フィィィィン
あまり調子の良くなさそうな機械音が聞こえてくる。
「使えるのか?これ...」
暫く使っていなかったのでちゃんと起動するか心配だが......
ピロン♪
そんな心配も杞憂だったようで、さっきの機械音も気にならなくなり、パソコンの待受画面が映った。
「さてと、」
とりあえず今はスクールアイドルの情報を知りたい。[スクールアイドル]とでも検索を掛ければ出て来るだろう。
検索欄に文字を打ち込み検索ボタンをクリックする。
すると出てくる出てくる。やはり今話題と言うだけあるらしい。
その中でも一際目立つのが先日知ったA-RISEというグループ。生でダンスを見たわけではないが映像越しでも伝わってくるあの迫力。スクールアイドルと検索を掛けてトップに出てくるのも頷ける。
「へぇ。やっぱりA-RISEが大人気なんだな。他にはっと...まじか、こんなにあるんだな...」
次に調べてみたのは現在のスクールアイドルのグループ数。これには驚いた。単純に計算しても各都道府県に三グループあっても足りない数だ。
「高坂のやつが言ってたけど、ここまで流行ってるのか。」
生憎今日は特にやる事は無いのでまだまだ時間はある。明日、起きられるか心配だな……
そんな事を考えながら俺は情報の海に飛び込む事にした。
「あ"ぁ〜...ねみぃ.....」
あの後俺は某有名動画サイトでスクールアイドルの動画を長々と見ていた。思いの外、クオリティが高いものが多くて素人の俺でも見入ってしまった。結果、夜を更かして今に至る。
そういえば高坂が迎えに来るんだったな......
ほとんど寝ていなくて重い体を無理矢理でも動かす。この前高坂との約束をすっかり忘れていて今回も、となると流石に申し訳ない。
ハンガーに掛けられている制服を手に取り袖を通す。
いつもなら朝食を取っているが余り食欲もないしそろそろ高坂も来る頃だろう。
ピーンポーン
ほら、来た。
予想通りに来たことに少し驚きながらも靴を履いて外に出る。
ずっと暗い中液晶を見ていたからだろうか、いつもより外が眩しく感じる。
「あ、おはよう!せかちゃん」
「おはようございます」
「おはよう〜」
「くぁぁっ...ん、おはよ」
周りから見たら俺は三人の女子と一緒に登校する幸せものなのかもしれないが、俺にとって睡眠時間が殆ど0に近い状態で学校に行くのは地獄でしかない。まぁ自業自得なんだが。
ゴシゴシと重たい瞼を擦っていると横から園田が心配そうに俺の顔を覗き込んで来た。
「寝不足ですか?夜更しは身体に悪いですよ」
あぁ、園田は優しい奴だな。
別に隠す事でもないから正直に昨日のことを言う。
「まぁ、な。スクールアイドルの動画を観てたら遅くなっちまった。」
「へぇ!せかちゃんってそういう動画とか観るんだねぇ!意外!」
まぁ、情報収集のつもりで観ていただけなんだけどな...でも、観ていくうちに惹き込まれて見入ってしまったのは事実だ。
「お前らこれから本格的にスクールアイドル始めて行くんだろ?その情報収集のつもりだったんだけど...思いの外見入っちまった」
変に心配されても困るので三人に事実を伝える。すると彼女達は少しの間驚いた顔をした後ふわりと微笑んで————
「「「ありがとうっ!(ございます!)」」」
「なっ?!」
いきなり礼を言われて変な声が出る。別に…俺が勝手にやってる事だから礼なんか要らねぇのに。
「あぁっ!せかちゃん照れてる〜!顔、真っ赤だよ♪」
「うっせぇ!早く行くぞ!」
高坂に言われて気づく。多分俺は今リンゴのように赤いんだろう。
「あぁ!待ってよぉ!」
俺は火照った顔を冷ます為に早足で冷たい風を顔に受けながら学校に向かった。
「...朝からなに?」
生徒会長はイラつきを見せながらそう言う。
俺達は学校に着いた後、生徒会室に向かった。目的は勿論講堂の使用許可を貰うこと。
「講堂の使用許可を頂きたいと思いまして!」
「部活動に関係なく、生徒は自由に講堂を使用出来る。と生徒手帳に書いてありましたので」
ドヤ顔で言う園田。おいおい園田さんや、それを見つけたのは高坂でしょうが。
「どれどれ...ん?新入生歓迎会の日の放課後やなぁ」
「何をするつもり?」
「それは...」
言葉に詰まる園田。確か、理由は言わずにとりあえず使用許可を貰おうとかなんとか言っていたな。少し強引過ぎる気がするけどな……というかその前に高坂がそれを守るのだろうか。
「ライブです!」
ほら、予想通りだ。こいつの言動が単純過ぎて知り合ってまだ何日かしか経っていないのに予想出来てしまう。
「三人でスクルーアイドルを結成したのでその初ライブを講堂でやる事にしたんです!」
「穂乃果!」
「ま、まだ出来るかどうかは分からないよ?」
「えぇ?!やるよぉ!」
いやいや、まだ許可を貰っていないんだから無理だろ。
なんて思っていると園田が何か怒ているのに気がつく。
「待ってください!私はまだステージに立つとは…!!」
「おいおい園田、お前一緒にやるって言ったじゃねぇか」
「出来るの?そんな状態で…」
「「「「えっ?」」」」
高坂達とやり取りをしていると会長が疑問を投げかけてくる。正直、すっかり存在を忘れていたので間抜けな声が出てしまった。
「だ、大丈夫です!」
と、高坂が答える。お前も絶対に忘れてただろう。高坂に至ってはここに来た目的をも忘れていそうで怖い。
「新入生歓迎会は遊びではないの」
会長が厳しい口調でそう言ってくる。また言い争いになってしまいそうだ。この前みたいに口論になるのは避けたい。
「この子達は講堂の使用許可を取りに来たんやろ?部活でもないのに生徒会が内容までとやかく言う権利はない筈や」
「っ!...はぁ、分かったわ。新入生歓迎会の日の放課後、講堂の使用を認めます。」
どいう訳か副会長の東條先輩がフォローしてくれたお陰でなんとか講堂の使用許可を貰えた。
「...!!ありがとうございます!失礼しました!!」
高坂はすんなりと許可を貰えた事に少し驚いたようだ。だか、それもつかの間。満面の笑みになり生徒会室から出て行く。南と園田も続いて生徒会室から出て行った。さて、俺もここを後にするか。
「柊君」
そう思った矢先、東條先輩に声を掛けられる。
なんだ?まだ何かあったっけ。
そう思った俺は東條先輩の方へ振り向く。
「柊君も...あの子達とアイドルやるん?」
——————
————
——
—
ワーワーワー!!キャーキャー!!
男女問わず、汗をかきながら熱狂する観衆達。
ステージの上にはキラキラとした衣装を身に纏った俺がいた。
「みんなっ!今日は俺達のライブに来てくれてありがとうっ!!」
ワーーーーッ!!!
セ・カ・イッ!!セ・カ・イッ!!
ワーーーーッ!!!
ゾゾゾッッ!!
背筋に悪寒が走る。
東條先輩に言われたことを想像した俺が悪いがこれだけは絶対に想像してはダメだ!!
「プフッ...」
おい、東條先輩今笑ったろ
自分で言ったクセに酷すぎるぞ?!ええ?!
「フッ...」
鼻で笑われた...会長に鼻で......
このままだと俺のキャラが崩れかねないっ!!俺は...クールなイケメンなんだ...!!
「んなわけねぇだろうがっ!俺はあくまでもあいつらのサポートですよ!!」
「プククッ...そうやね。頑張ってなぁ」
まだ笑ってやがる……まぁ、いいや。とりあえず恥ずかしいからもうこの部屋から逃げ出したい。
「それじゃ、俺も失礼します。」
そう言って俺は生徒会室を後にするのだった。
閲覧ありがとうございます!
いかがでしたか?前書きで間が空いた、と書きましたが今回はそこそこ早く書き終えた方です。もっと頑張らなくては。
そしてなんとなんと!μ'sFinalLIVE当選しました!!ワーワーパチパチ!!
いやぁ!嬉しいなぁ!3月31日に行くのでもしかしたら読んでくださってる方とお会いできるかもしれませんね。
さてさて、今回も良く見直してから投稿したつもりですが、誤字や脱字などのミスがあるかもしれません。見つけた時は是非ご指摘頂きたいです。
また、感想も欲しいんですっ!どんな感想でもいいので是非感想を書いていただければと。評価も待ってす!是非是非!!
そして見て頂けたでしょうか?柊世界君の挿絵が出来ました!あらすじ部分と前書きに載せてあります!
これは僕が描いたのではなく同じハーメルンで活動しているまたたねさんに描いて頂きました。めっちゃ嬉しい!!!またたねさんもラブライブ!の小説を投稿していてとても面白いです!皆さんも、またたねさんの小説を是非!
http://novel.syosetu.org/62786
↑でまたたねさんの所へ行けます。是非是非!
それでは次回もよろしくおねがいします!