銀魂 真選組の新隊員   作:残月

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いつも心に一本のドライバー①

 

 

 

 

近藤から話を聞くと朝目覚めると謎の宇宙人にドライバーに体を改造されていたらしい、と告げられた。

真選組のトップが天人にアッサリ捕まった上にキャトルミューティレーションされる様に刹那や山崎も何も言えなくなっていた。

 

 

「そもそもなんでドライバー?」

「ああ……ぼんやりとだが奴等の会話を思い出してきた。確か……船の修理とゲームの修理がどうとか言ってたな」

「なんで宇宙船とゲームの修理が同レベルで語られてんだよ!?」

 

 

刹那の疑問に近藤が少しずつ何があったのか語り始める。酷すぎる内容に山崎は大声でツッコミを入れた。

 

 

「ああ、それで大きいドライバーが必要だからと無理矢理、瞬間移動装置に入れられて……中に転がっていたドライバーと融合してしまったんだ……」

「それもう違う事件に巻き込まれてんだろ!X-MENとかザ・フライ的な映画の規模の話だろうが!」

「どうするの近藤。触感は本当にドライバーの持つ部分」

 

 

思い出したは良いがどうにも事件の方向性が変わりつつあった。刹那は近藤のボディをコンコンと叩く。

 

 

「ああ、困ってんだ。この姿じゃ仕事にもならん」

「そうですね。真選組のトップが天人に捕まって改造された姿を晒すとか取り締まる側が何やってんだって市民に言われますよ。それに週刊誌や瓦版に載せらたら真選組の評判が更に下がるでしょうし」

 

 

うーん、と悩む近藤と山崎。こんな姿ではそもそもパトカーに乗ることすら出来ないし、このまま天人を取り締まれるかと言えば否である。更にイメージも確実に悪くなるとなれば近藤は外に出ない、と言うよりも人目に付く行為は避けるべきである。

刹那は近藤のドライバー姿が珍しくペタペタと様々な箇所を触れていた。

 

 

「それにトシや総悟になんと言えば……」

「沖田隊長は兎も角、副長に知られたら最悪切腹を申し出されますよ。真選組のトップが天人に捕まったなんて説教は確実ですよ」

「あ、先端も硬い」

 

 

悩みながら話を続ける近藤と山崎。そして刹那が近藤のドライバーの先端に手が触れた瞬間、近藤はビクンと体を震わせた。

 

 

「近藤?」

「だ、駄目だ刹那……その柔らかな手で……俺の……おじさんの硬い棒の先端に触れちゃ駄目だ!」

「いや、何言ってんだアンタ!つうか、ドライバーの部分に痛覚があんのかよ!?」

 

 

困惑する刹那に近藤は何故か顔を赤らめ涙目になりながら叫ぶ。近藤の危な気な発言と態度に山崎はツッコミを入れた。

 

 

「駄目だ、駄目な筈なんだ……だがもっと刹那の柔らかな手で触れて欲し……ぶがっ!?」

「ほら、局長から離れて……なっ!?」

「近藤さん……ちょっと相談したい事があったんだが……先に殺らなきゃならない事態らしいな」

「土方さん、その姿で凄んでもギャグにしか見えませんぜ」

「土方、沖田も……」

 

 

小芝居を続ける近藤は背後からの蹴りに顔から畳にダイブした。山崎は刹那を近藤から引き剥がしたが土方と沖田の姿を見て絶句した。

近藤を背後から蹴り飛ばして踏みつけながら刀を抜いている土方と沖田の姿は近藤同様に巨大なドライバーの着ぐるみみたいな姿になっていたからだ。

その姿に刹那も声を失っていたが山崎はプルプルと何かを耐えていたが遂に爆発した。

 

 

「アンタ等も改造されてんじゃねーか!真選組のトップ3がなんで揃いも揃って捕まって改造されてんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 

本来なら部下への示しもつかないので秘匿するべき事態だが山崎のキャパは完全に崩壊し、全力のツッコミへと昇華した。

 

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