我が道を行く自由人   作:オカタヌキ

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再会と修行

前回の一件からしばらくたち、二天龍のメンタルケアが終わった頃には、三人は冬休みに入っていた。そして当の三人はというと……

 

「お~いそっち行ったぞ」

 

「了解。シビレ罠設置っと、イッセー誘導よろしく」

 

「あいよ」

 

三人で竜也の部屋でモンハンをしていた。イッセーは夏休みを利用して二人の家に泊まらせてもらっている。そして三人がG級に差し掛かろうというとき、玄関のインターホンが鳴った。

 

「はーい、悪いちょっとでてくるわ」

 

竜也は二階の部屋から玄関へと向かう。

 

ガチャッ「はーい、どちら様で………」

 

竜也の目の前にいたのは、以前ヴァーリとの修行の帰りに襲われていたところを助けた女の子と、大和撫子の言葉が似合う彼女の母親と、彼女の父親と思われる堕天使の男がいた。

 

「やっと…やっと会えた」

 

すると彼女は、涙を流し竜也に抱きついた。

 

「えっ?ちょっ!!あの!?」

あまりの急な展開に激しく動揺する竜也、見ると、彼女の父親から凄まじいまでの殺気がほとばしっていた。

 

「あらあら♪竜也ちゃんたら、いつの間にそんなかわいい彼女さんができたの?今日はお赤飯かしら?」

 

「そっそんな、彼女だなんて…////」

 

「うわぁ!?母さんいつの間に!!!?あと赤飯はいらないから!!!何言ってんの!!!?」

振り向くと、母がニヨニヨしながら爆弾を投下する。

「あれ?その子は確か…」

 

「……なんだこの状況?」

どうやら、イッセーとヴァーリも何事かと降りて来たようだ。イッセーはあまりのカオスな状況に困惑している。

 

「…………とりあえず上がってください」

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

竜也said

 

 

「改めまして、姫島朱乃です。」

 

「母の姫島朱璃です。二人には危ないところを救っていただきました。」

 

「父のバラキエルという者だ。大切な娘と妻を救ってもらって本当に感謝している。」

 

「あらあら、すごいわねぇ竜也ちゃんにヴァーリちゃん♪」

 

「うむ、さすがは俺の息子だ。」

 

「へぇ、そんなことがあったのか」

 

今雷門家のリビングに、俺たち雷門家+イッセーと姫島家の面々が集いお互いに言葉を交わす。

 

「……しかし、よく俺たちの家がわかりましたね?」

俺はバラキエルさんに尋ねる

 

「ああ、グリゴリのネットワークを使ってここら周辺に住む白髪と黒髪の少年を割り出し、そのなかから該当する少年を探しだして住所を調べたんだ。これでも私はグレゴリの幹部だからな。」

 

ボソッ「なあタツ兄、グリゴリってなんだ?」

 

ボソッ「堕天使の所属する三大勢力の一つだよ」

 

ボソッ「にしてもなんちゅう職権乱用…」

 

「ハッハッハ、にしてもまさかヴァーリと竜也が堕天使の幹部の娘と知り合いだったとはなあ。」

 

 

「「「……………………えっ!?」」」

 

「ちょちょちょっと父さん今なんと!?」

 

ちょっと待て。今この人聞き捨てならないことを言わなかったか!!!?

 

「うん?お前たちが堕天使の幹部の娘と知り合いだったとはなあと……」

 

「えぇっ!?ちょっ、父さんなんで堕天使とか知ってるの!?」

 

「あれ?そういや言ってなかったなあ。父さんと母さんは昔はそれなりに名の知れた魔術師でなぁ、『紅の双雷』なんて呼ばれていたなあ。」

 

「あらあら、懐かしいわぁ」

 

「「「えっ!?」」」

 

「くっ紅の双雷!!!?10年前突然ふらりと戦場に現れて強力な雷の魔法で一瞬にして敵軍を全滅させてしまうというあの!?」

 

「「「えっ!?……えええぇぇぇぇぇぇ!!!?」」」

衝撃のカミングアウト、まさか俺の親がそんなデンジャラスな人たちだったとは……

 

「じゃ、じゃあ……」

 

「ああ、お前がドラゴンの神器を宿していて妖術や魔法が使えることも、ヴァーリが悪魔のハーフで白龍皇だということも、イッセー君が赤龍帝だということも、ちゃ~んと知ってるぞ。」

 

まじでか?ふとヴァーリを見ると、複雑な顔をしていた。すると父さんはヴァーリの頭を撫で

「心配するなヴァーリ、お前は誰がなんと言おうと俺たちの息子だ。」

 

「そうよヴァーリちゃん♪」

 

「……ッ!!!父さん…母さん…」

 

「……聞いていると凄まじい家だな」

あっバラキエルさん忘れてた

 

「お父様」

 

「あっああ、そうだな朱乃。話を戻すが、娘と妻を救ってくれた二人には是非ともお礼がしたい。何でも言ってくれ。グリゴリ幹部の権限を使ってできる限りのことをしよう。」

 

「だからそれ職権乱用…まぁいいや。そういうことなら一つお願いしたいことが…」

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

「ほほう、これが修練の門か。」

 

「はい、とりあえず三日間お願いしたいのですが?」

 

俺はバラキエルさんに修練の門の使い方を説明した。修練の門は、発動すると、発動した者は中で修行が行われている間常に魔力を注ぎ込まねばならず、さらに門から一定範囲からは動けなくなってしまう。その役をバラキエルさんにやって貰おうということだ。

 

「わかった。喜んで承ろう。入るのは君たち三人でいいのかな?」

 

「私もっ!!私も行きたい!!!」

 

突然朱乃ちゃん(名前で呼んでとお願いされたので)がいっしょに行きたいと言い出した。

 

「朱乃ちゃん、中では修行のための試練がたくさんあって、入ったらそれを絶対に受けないといけないんだよ。それに外の1日は門の中では60日、三日ということは半年も修行するんだよ?」

 

「わかってる!私も竜也君やヴァーリ君といっしょに戦えるくらい強くなりたいの!!」

 

「朱乃!?半年もお父様と会えなくて平気なのか!?」

 

「うん、ぜんぜん」

 

ガーン!!!「…そ…そうか…」

 

「バラキエルさん、どうですか?今夜一杯?」

 

「グスッ……ありがとうございます…」

 

せっ…節ねえ、朱乃ちゃんわりと辛辣なのね、やっぱり母親譲りのSだな

 

「……ではいくぞ!ディメンジョンARM『修練の門』!!!」

 

すると俺たちの足元に門が現れ俺たちは落ちていく

 

「だあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」

 

「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!?」

 

「こういう入りかたなのぉぉぉぉぉぉぉ!!!?」

上から俺、朱乃ちゃん、ヴァーリ、イッセーの順である

 

「ニャーーー!!!!」

 

「あっこらクー!!!?」

 

上でなんか聞こえたけどそれどころじゃあない。俺たちはどんどん下に落ちて行った

 

 

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