特別編、中学時代とクリスマス
今日は12月24日のクリスマスイブ、竜也たちは竜也の家に集まってクリスマスパーティーをしていた。テーブルの上には竜也の作ったブッシュドノエル、ローストチキン、グラタンなどの料理がところ狭しと並べられている。
『てな訳で!第8回雷門家クリスマスパーティーを開催しまーーす!!!』
「「「「「イエーーーーイ!!!」」」」」
『みんな盛り上がってるかーー!!!?』
「「「「「イエーーーーイ!!!」」」」」
竜也がマイクで音頭を取り、イッセー、朱乃、黒歌、ヴァーリ、ベルゼブブ、オーフィスが返事をする。ちなみに全員毎年恒例でサンタのコスプレをしている。
「ではまずは毎年恒例隠し芸大会いってみよーー!!!」
「エントリーナンバー1、雷門ヴァーリ、行きます!」
ヴァーリが手を上げてテーブルの前に立つ。テーブルの上には大きめの皿が置かれ、両手には大根を持っている。そしてヴァーリは大根を上に放り投げ、
「はぁ!!!」《シュパパパパパパパパン!!!》
『白龍皇の月光翼』を出して大根を切る。そして皿の上には2つの大根の彼岸花が出来上がっていた。
『おぉ~~~』
パチパチと拍手が上がり、ヴァーリは満足そうに頭を下げる。
『ぅおいヴァーリ!!!『白龍皇の月光翼』は包丁じゃないんだぞ!!!?』
アルビオンはヴァーリの神器のあんまりな使い方に猛抗議するが、当の本人は何処吹く風である。
「エントリーナンバー2姫島朱乃ですわ♪」
続いてステージに上がったのは朱乃である。
「イッセー君、ちょっとこちらへ来てくださいな♪」
「へ?俺っすか?」
イッセーは朱乃に呼ばれステージに上がる。
「では……(スチャッ」
朱乃はそう言うと背中から両手に鞭を取りだし、シュパンと一瞬でイッセーの横を通過する。
「へ?」
一瞬で何が起こったかわからず呆けるイッセー
「……………《パチン》」
《ズババババババ!!!》「グギャアァァァァァァァァァ!!!?」
「「いっ、イッセーーーーーーー!!!?」」
朱乃が指を鳴らすと同時にイッセーの服の背中
がビリビリに弾け飛びさらされた背の中央には『メリークリスマス』の文字が、
イッセーはその場に倒れ伏した。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『え~~、そんなこんなで余興も終わりまして、いよいよプレゼント交換いってみよーー!!!』
「「「「「「イエーーーーイ!!!」」」」」」
竜也たちは円になりそれぞれプレゼントを取り出す。
「いいな?歌が止まるまでプレゼントを時計回りに回すんだぞ。それではスタート!」
そう言って竜也はラジカセのスイッチを押す。流れてきたのは『ラマさんのラママンボ』。
「いや歌のチョイス!!!?」
イッセーがツッコミを入れるがそれでも歌は流れる。そして二番の後半あたりで歌は止まった。
「よーし全員渡ったな?俺のは…ヴァーリのか。」
「うふふ、私は竜也君のですわ。今年は私の勝ちですわね?」
「「ちっ!!!」」
勝ち誇る朱乃に舌打ちする黒歌とオーフィス
「まあまあ2つとも…ゲッ!?べーやんさんのだ………」
「ゲッとは何ですかゲッとは、おや私は黒歌嬢ですか。」
「私はイッセーちゃんのにゃん《ボソッ》ご主人様のがよかったにゃん……」
「我、朱乃の《ボソッ》来年こそは……」
「俺はオーフィスのか……」
「よーし、じゃあ一斉にあけるぜ?いっせーの」
「「「「「「「ほい」」」」」」」
全員がプレゼントを開封して思い思いの反応をする。
「おお、ヴァーリのは翼のネックレスか、洒落てるねぇ。」
「あらあら、竜也君のは手袋ですか……うふふふふ、嬉しいですわ♪」
「我のマフラー、暖かい……」
「イッセーちゃんのはスノードームにゃん、なかなかきれいだにゃん♪」
「黒歌嬢は映画のDVDですか、今度見てみるとしましょう。」
「………なあオーフィス、この水晶からすんげぇ魔力を感じるんだが……」
「昔拾った、いらないからあげる。」
「……べーやんさん、なにこれ?」
「は?ヤギの糞ですけど?」
「いやですけど?じゃねぇよ!!!?なんちゅうもん渡してるの!?イジメ!!!?」
「なにを言いますか、ヤギの糞はベルゼブブ族にとっては最高の秘薬なのですよ?」
「いやいやいやいや!?俺にとってはただのウンコだから!!!?」
「やれやれ、しょうがないですねぇ。せっかく用意したのに、あむ、モグモグ、キタァァァァァァァァ!!!!キマシタよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!きっキモチ~~~~力がみなぎってくるぅうっへっへっへっへっへ~~~~~~♪♪♪♪♡♡♡♡」
「なんかキマっちゃってる!!!?」
そんなこんなで、クリスマスの夜は更けていくのであった。