「今日からこのお家でお世話になります、リアス・グレモリーです。ふつつか者ですが、よろしくお願いします、お父様、お母様。」
あの一件の後、リアスは俺の家に住むことになった。何でこうなったかと言うと、魔王サーゼクス・ルシファーさん(さん付けでいいと言われた。)とリアスのお父上のグレモリー卿に直々に言い渡されたからだ。
何でもあの俺がリアスのファーストキスを奪ってしまった瞬間もばっちり見られていたらしく、魔王サーゼクス・ルシファーさんに呼び出された時は死を覚悟した。会った瞬間に土下座して床に頭を擦りつけた。しかしサーゼクスさんは……
「いや、謝るのは僕の方だよ。君を家同士のゴタゴタに巻き込んでしまったからね。それにライザー君の不正の件もあるし、僕もリアスには幸せになって欲しいからね。……それに、君ならリアスを任せても大丈夫だろう。」
とか言われてしまった……これってあれか?もう確定なのか!?後、リタイアしたみんなも見ていたらしく……
「リアスーー!!!どういうことにゃーー!!!」
「うふふふふふふふふふ、リ~~ア~~ス~~?」
「抜け駆けはひどいです部長さん!」
「えっちょっ!?待って!あれはその何と言うかほらって朱乃!?ちょっと何で縛るの!?えっ何処に連れてくのよあなたたち!?えっちょっ!?待って待って話をあああああああ!!!?」
その後、朱乃ちゃんや黒歌、アーシアにもキスされた。それも深い方の、アーシアは顔真っ赤にしてやった後盛大に鼻血吹いたけど……てか俺アーシアといつフラグ建てた?いや、思い当たる節がない訳もないが……
俺はそこまで鈍くないつもりだ、みんなの気持ちも薄々わかってはいたが…まさかこの年で身を固めることになるとわ…ってか前世あわせればもういい年なんだが、俺に誰か一人を選べるのか?みんなは本当にいい女だ。それこそ俺なんかにはもったいないぐらいに、俺はみんなを悲しませることはできない……なんて思っていたんだが………
「あら、いいのよ別に。悪魔の社会ではハーレムは普通のことだから…それに、タツヤなら大丈夫でしょう?」
「あらあら、私もかまいませんわよ?竜也君は優しいから、ちゃんとみんな愛してくれるでしょう?」
「にゃはは、甲斐性の見せどころだニャご主人様♡いや、旦那様って呼んだ方がいいかにゃ?」
「はぅ!?そっそんな!?わっわたしはその…竜也さんのお側に居られるだけで……竜也さんとわたしが……ぷはぁ!」
「アーシア、また鼻血だにゃ。」
それでいいのかみんな?ちなみにあのゲーム、サーゼクスさん経由で家の連中も見ていたらしく…
「ハハハ、やるな竜也!流石は我が息子!孫の顔はいつ見れるんだ?」
「あらあら、お嫁さんが4人もできちゃうなんて、今日はお赤飯ね♪ちゃんとみんな幸せにしてあげなきゃダメよ、竜也ちゃん?」
「おうおう、その年でやるじゃねぇか。うらやましいねぇ。」
「ほほほほ、流石私が選んだ契約者ですねぇ。」
「竜也、黒歌たちと結婚する?我は?」
ハズイ、死にたくなった…てかオーフィス勘弁してくれ、俺はそんな甲斐性はない。後、同居人と言うと……
「あ!?オーちゃんずるい!イルもお兄ちゃんの膝上乗りたい!」
「ネルもっ!ネルもお兄ちゃんの膝上乗る!」
「ダメ、ここ、我の特等席。」フンスッ
「きっ木場殿、よっよろしければその…私と…けっ剣の鍛練をしてくれませんか!」
「うん、いいよ。」ニコッ
「はっはひぃ…ありがとうございまひゅう////」
「なっなあ、仮面…外してみたのだが…どう…だろうか?」
なぜかサーゼクスさんに頼まれ、ライザー眷属のイル、ネル、カーラマイン、イザベラまで預かることになった。何でもライザーはレーティングゲームでの不正を行った罰としてしばらくのレーティングゲームの参加禁止を言い渡され、御家からも厳しいお叱りを受けたらしく、一人旅に出てしまったらしい。そして実質解散状態になってしまったライザー眷属はフェニックス家に引き取られ、レイヴェル嬢もフェニックス母殿の『僧侶』の駒とトレードされたらしいのだが、彼女らは俺のもとに来たいと言ったそうで、サーゼクスさんに頼まれ俺が引き取ることになったのだ。とりあえず、住居には地下秘密基地を提供して、イル、ネルは小学校五年生、カーラマインは駒王学園二年、イザベラは三年に編入してもらった。
「…はぁ、なんかさらに賑やかになったな。」
「あら、でも悪くはない…でしょう?」
リアスは俺にそう言って笑う。
「……まあ、そうだな。悪くない…」
こうして、我が家は今日も賑やかだ。
ライザー眷属の年齢は独断と偏見で判断しました。次回からは閑話を挟みながら本編を練っていこうと思います。感想等お待ちしております。次回もお楽しみに