我が道を行く自由人   作:オカタヌキ

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報告と歓迎

 

コカビエルとの戦いから数日、俺は戦闘に参加したリアスたち、アーシアと俺配下の堕天使、べーやん、ティアたち、そしてソーナ嬢とその眷族たちに地下の基地に集まってもらった。匙は基地の中を見て『うおぉぉぉぉぉぉすっげぇ!!!』と興奮して、もう一人の『兵士』の女の子も目を輝せていた。ソーナ嬢は反対に頭を抱えていた。

 

「主よ、リアス様とその眷族、並びにソーナ・シトリーとその眷族、全員到着致しました。」

 

ドーナシークが報告する。

 

「おう、わかった。さて、みんなよく集まってくれた。」

 

俺は集まった全員の前に立つ。

「タツヤ、なぜ私たちだけでなくソーナたちも呼び出したのかしら?」

 

リアスが俺に尋ねる。

 

「それはここにいる全員が知る必要があるからだ。まずコカビエルについてだが、あの後ヴァーリによってグリゴリに連行されてコキュートスに幽閉されたそうだ。アザゼルから『礼を言っておいてくれ』、だとさ。」

 

「アニキ、コキュートスってなんだ?」

 

イッセーが俺に尋ねる。

 

「地獄の最下層にある氷の牢獄だ。もう二度と出てこれないだろうってさ。さて、次の報告だが……ヘイカモン。」

 

「ようイッセー、数日ぶり。」

 

「ヴァーリ!?」

 

「イッセーくぅん!!!」ダキッ!!!

 

「い、イリナ!!!?」

 

「ちょっとアンタ!!!なにイッセー君にいきなり抱きついてるのよ!!!?離れなさいよ!!!」

 

「嫌よ!!!もう我慢しなくていいんだもーん!」

 

「ちょっ!?二人ともやめっ!!!?」

 

「畜生イッセー爆発しろ!!!」

 

続いて出てきたイリナがイッセーに抱きつき、夕麻がイリナをひっぺがそうと掴みかかり、匙が呪詛の隠った言葉を吐く。

 

「やあ、久しぶりだな赤龍帝、そしてアーシア・アルジェント。」

 

「ぜ、ゼノヴィア!?」

 

「ゼノヴィアさん!?」

 

「ハ~イ♪ナイト君おひさ☆」

 

「!!!?フリード・セルゼン!?」

 

イリナに続いてゼノヴィア、さらにフリードが入って来た。

 

「お前ら何でいるの?てか、何で駒王学園の制服着てるんだ!?」

 

「それについては俺が説明しよう、ヴァーリはグリゴリから親善のために派遣された。」

 

「そういうわけだ、よろしくな」

 

ヴァーリが笑顔でVサインする。

 

「そしてイリナ、ゼノヴィア、フリードは新たに俺の配下に加り、理事長に頼んで編入させてもらったんだ。」

 

「え?でもはぐれのフリードはまだしもイリナとゼノヴィアは教会の……」

 

「それについては私が説明しよう、あの後エクスカリバーの核を送還するために本部に掛け合ったさい、私たちは異端として追放されたのだ。」

 

「はぁ!!!?」

 

ゼノヴィアの発言にイッセーを筆頭に全員が驚愕する。

 

「どどどどういうことだよイリナ!!!?追放って……」

 

「うん、連絡した時神の不在の真意を尋ねたらね。いっそ清々しいくらいの手のひら返しだったわ。」

 

イッセーが両肩を掴んで問い掛けるとイリナは自虐的に苦笑して話す。

 

「そして追放を言い渡され徒歩にくれていた我々を陛下が拾ってくださったのだ。」

 

「そうだったのか………てか陛下?」

 

「そうだ!神の死を聞かされ心が折れていた私は陛下のあの言葉で奮い立つ事ができた!さらに徒歩に暮れる私を拾ってくださった!陛下は神に変わる私の心の支えにして希望だ!!!」

 

ゼノヴィアは拳を握りしめ熱く熱弁すると、俺の正面に歩み膝を折る。

 

「今ここに宣言しよう、私ゼノヴィア・クァルタは陛下、雷門竜也様に永遠の忠誠を誓う!!!」

 

ゼノヴィアは声高らかに宣言する。心のよりどこを神から俺に移し代えたのか、まあ依存だな。

 

「……イリナ、お前は良かったのか?」

 

イッセーは神妙な顔でイリナに尋ねる。

 

「いいの、実はアーシアちゃんの件以来教会にあまり信用を持てなくなっていたの。」

 

「イリナ……」

 

「そ・れ・に~、これからイッセー君と一緒に居られるんだも~ん♪」

 

「ちょっ!!!?わかったから抱きつくなぁ~!!!」

 

「と、まあそんな訳だ。ついでだからフリードも一緒に配下に加える事にした。」

 

ガビーン∑「ちょっ!?ダンナぁ、ついではあんまりっすよ~」

 

「………てか兄さんはいつフリードと知り合ったんだ?」

 

俺とフリードの掛け合いの中ヴァーリが尋ねる。

 

「ああ、5年前イリナに会いにイギリス旅行に行ったときにぶらついてたら森の中で遭遇してな、資質は十分にあったが中身が最悪だったから修練の門で根性叩き直してやった。」

 

「いや~あの時はめっさボコボコにされちったぜ~、まぁそのおかげで俺っち超絶強くなったんだけど♪」

 

「………ああ、2日開けたあの時か……」

 

「んなことやってたのかアニキ……」

 

「ハイハーイ!そんな訳だからーー!皆さんよろシク35☆」

 

「4×9は36だ。」

 

フリードのボケにヴァーリが冷静に突っ込む。

 

「そして最後、これがお前たち全員を呼び出した最も重要なことだ。俺について来てくれ。」

 

俺はワープパネルに乗りとある部屋に移動する。その後からイッセーたちがやって来る。その部屋は綺麗に飾り付けされており、長いテーブルの上には布がかけられていた。

 

「兄さん、これは一体……」

 

「ふふん《パチン》ドーナシーク!」

 

「ハッ!」バサッ

 

ドーナシークが布を取ると、ところ狭しと並べられた俺の料理が現れた。

 

「これより!コカビエル撃破の祝賀会並びにヴァーリ、イリナ、ゼノヴィア、フリードの駒王学園歓迎会を始める!みんな存分に食って飲んで盛り上がれ!!!」

 

『『『イエーーーーイ!!!』』』

 

『『『わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』』』

 

それから始まるドンチャン騒ぎ

 

「んみゃーーー!!!竜也君の料理久しぶりに食べたけど以前よりもっと美味しい!!!?」

 

「ふぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!美味い!美味過ぎる!!!こんな………こんな味知ってしまったら、私は……私はもう陛下から離れられない!!!」

 

「ゼノヴィアさん、なんか卑猥です。でもその気持ちは凄くわかります。」

 

「あっ!?てめフリード!!!俺の唐揚げ取るんじゃねぇ!!!」

 

「んもぅ元ちゃんちっちゃいんだから~。ほれ、俺っちのアスパラガスあげるから♪」

 

「いや釣り合ってたまるかぁ!!!てか元ちゃん言うな!!!」

 

「はいイッセー君、アーン♡」

 

「あっ!!!?わ、私も!イッセー君アーン!!!」

 

「んぐっ!?むぐっ!?ちょっ二人ともそんなにいっぺんにはいらなムグゥゥゥゥゥゥゥ!!!?」

 

「木場殿、ジュースをお持ちしました。」

 

「あの、カーラマインさん…その、出来れば、あの……名前で呼んで欲しいな……何て……」

 

「//////ふぇ!?あぁうぅぅぅ………ゆ、裕斗……様……//////」

 

「//////は、はい、カーラマインさん……」

 

「おかしいですね、ピザなのに甘い酸っぱい……」

 

「ザラロロロロロロロロロロロ」

 

「ああ!!!?ミッテルトがとうとう耐えきれずに砂糖を吐いた!!!?」

 

「メーデーーーー!!!誰か早急にブラックコーヒーをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

パーティーは深夜まで続いた。

 

 

 

 




感想など楽しみにしてます。次回もお楽しみに
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