治安維持局
ロジェ
「ぐあああっ!」
ロジェ
LP:0
ロジェはヘルカイザーとデュエルをして敗れた
ロジェ
「カイザー、あなたの目的は一体何なのですか!?」
ロジェは命乞いをするような震える声でヘルカイザーに問い詰めた
ヘルカイザー
「何、アンタが自分の王国を作るために
この次元を支配してるって聞いたから
夢を叶えてやろうと思っただけさ。」
ロジェ
「やめろ、やめてくれ!
あと少し、あと少しで私の王国が完成するんだ!」
ヘルカイザー
「アンタはもう十分頑張った。
少し休むといい。カードの中でゆっくりとな。」
ロジェ
「やめろー!やめてくれー!嫌だああ!」
必死で命乞いをするロジェ
だが彼は無情にもヘルカイザーの手により
カードの姿へと変えられてしまった
ヘルカイザー
「さて、まずはどうするか。」
地下施設
地下送りにされたコモンズたちによる暴動は続く
仕切っているのは青と水色の髪色の男
男の名は、シンジ・ウェーバー
仲間の2人がそばにいて、
仲間の名前は、トニーとデイモン
シンジ
「このまま一気に突破するぞ!」
地下施設ではぐれてしまう柊柚子
彼女は、一時リーゼントの男と合流できたが
暴動により再びはぐれてしまう
柚子
「権現坂。」
リーゼントの男の名は、
権現坂昇(ごんげんざか のぼる)
柚子
「遊矢。私も早く遊矢の元に行かないと。」
そんな時だった
柚子の前に仮面を外した吹雪が姿を表す
吹雪
「どうしたんだい?誰かとはぐれちゃったの?」
柚子
「あなたは?」
吹雪
「僕は天上院吹雪。よろしく!」
ウインクをしながら吹雪は答えた
柚子
「私を外に連れてって!遊矢が心配なの!」
吹雪
「分かった。
だが外は危険だ。
君1人で行かせるわけにはいかない。
僕が一緒に行こう!
大丈夫!僕を信じて!!」
吹雪、笑顔でそう言うと柚子を地下施設から救い出す
その途中には、1枚のカードが落ちていた
そのカードにはギャラガーが写し出されていた
回想
コモンズのセキュリティ軍団の襲撃を受け、
既に満身創痍のギャラガー
ギャラガー
「畜生。」
そこへ仮面を付けた吹雪がやってくる
吹雪
「ここか。」
ギャラガー
「貴様、何者だ?
この禁止カード満載のデッキを持つ俺様とデュエルをしようってか?」
無言でデュエルを受ける吹雪
そして
ギャラガー
「ぎゃああああ!」
ギャラガー、カードへと変えられる
回想終了
柚子を連れて地下施設を脱出する吹雪
吹雪(心の声)
「悪く思わないでね。」
その表情はどこか柚子の身を案じるようだった
そしてシティは大きく動き出した
治安維持局
ヘルカイザー
「これか。」
ヘルカイザーボタンを押す
行政評議会
突如、巨大なヘルカイザーの立体映像が姿を表す
突然のヘルカイザー登場に目を見やる一同
冷静な表情でヘルカイザーを見る赤馬零児
ヘルカイザー
「ほぉ、ここが行政評議会というところか。
いや、失敬。驚かせて済まない。」
ホワイト
「おや?ロジェはどうしたのかな?」
ヘルカイザー
「彼は俺とのデュエルに敗れ戦意を失いましてね。
これがその証拠ですよ。」
ヘルカイザー、そう言うとカード化したロジェを見せる
評議会のメンバーは驚いた
ホワイト議長を除いては
赤馬零児は、眉を潜めてそれをみていた
ホワイト
「それで?あなたの目的はなんじゃ?」
ヘルカイザー
「何、ロジェの後任として俺に長官の立場を貸して欲しいと頼みに来ただけですよ。
これから起こる面白いことを見るためにね。」
ヘルカイザー、ホワイトにそう言うと今度は赤馬零児に気付く
ヘルカイザー
「お前は確か赤馬零児と言ったな。
プロフェッサーの息子とは聞いていたよ。」
眼鏡をクイッとやる赤馬零児
赤馬零児
「その様子だとアナタはアカデミアの1人のようだな。
しかもオベリスクフォースとは格が違う。」
ヘルカイザー
「なかなか察しがいいじゃないか。
だが、手出しはさせない。
俺としてもお前たちに危害を加えるつもりはないからな。」
評議員
「どうしますかな?議長。」
ホワイト
「いいでしょう。
ロジェの後任にアナタを治安維持局の長官に任命しよう。」
ヘルカイザー
「ありがとうございます。
申し遅れました。
俺の名前は、丸藤亮。
ヘルカイザーと呼ばれている。
ではこれにて失礼するよ。」
ヘルカイザー、そう言うとスクリーンを切る
赤馬零児
「ヘルカイザー。」
評議員
「これからどうします?」
ホワイト
「お手並み拝見と行こうじゃないか。
彼も儂らに危害を加えるつもりはないみたいじゃからな。」
治安維持局
ヘルカイザー
「フフフ。ロジェ、これから面白い物が見れるぞ。」
スタジアム
メリッサ
「えー、たった今入った情報に寄りますと、
治安維持局の長官が新しい人に変わった、
って、えー!?これどういうことー!?」
トップス
「ほう、治安維持局の長官が新しい人に。」
コモンズ
「ロジェがどうしたー!?」
その時、スタジアムのスクリーンからヘルカイザーが映像で映し出される
凌牙たちもアキの屋敷のテレビでそれを見ていた
挨拶をするヘルカイザー
ヘルカイザー
「初めてまして。シティの住民諸君。
新しく治安維持局の長官になった丸藤亮です。」
トップスもコモンズも騒ぎ始める
ヘルカイザー
「さて、私の前に長官を勤めていた、
ジャン・ミシェル・ロジェ氏ですが。」
ヘルカイザー、そう言うとカードになったロジェをモニターに映す
その映像を屋敷で見ていた凌牙たちは衝撃を受けた
一方、既に移動を終えて近くのスクリーンで見ていた
十代たちにも同じことが言える
評議会で其を見ている赤馬零児も冷静にヘルカイザーの様子を伺っている
赤馬零児
「ヘルカイザー、この男は一体何を企んでいる。」
だが、シティの人たちの反応は違った
トップス
「おやおや?これは何かの罰ゲームかな?
ハハハハハ!」
コモンズ
「おい!見ろよ!
ロジェのヤツ、カードの中で嘆いてるぞ!?
ざまあねぇなぁ!ギャハハハハ!!」
その様子を評議会で見ていた零児は危機感のなさにもう言葉も出なかった
それは凌牙にも言えたことだ
凌牙
「アイツら、他人事だと思いすぎてねぇか?」
アキ
「そうね。これがこの街の実態よ。」
シティの人間のドスグロさがいかにわかる瞬間だった
だが、この時シティの人々はまだ知らなかった
これから起こることについては
ヘルカイザー
「なかなか面白いものが見れたな。
見ろよ。ロジェ、お前の信用なんざ所詮こんなもんさ。
ロジェ、本物の支配って奴を今からお前に見せてやる。」
スタジアムの観客席に、オベリスクフォースの大軍が押し寄せてくる
その中には、黒い制服を来たオベリスクフォースもいくつか混じっていた
彼らにデュエルディスクを渡される
トップス、コモンズの観客たち
ヘルカイザー
「さあ、これからお祭りを始めよう。
内容は簡単。
シティの皆は、その仮面と制服を来た人とデュエルをするだけだ。」
オベリスクフォースとデュエルを始めるトップス、コモンズ
そして次の瞬間
トップス
「うわあああああ!」
コモンズ
「ぎゃああああ!」
オベリスクフォースの人たちによって観客たちは全てカードに変えられてしまった
凌牙
「あの野郎!!」
アキ
「酷い!」
両手で口を押さえるアキ
怯える龍亜と龍可
その一方で遊矢の中のユートが怒りに呼応し
遊矢の姿は凶暴性を増していく
会場を離れ外に出ていたジャック・アトラスも近くのモニターでそれを見ていた
地上まで脱出していた吹雪と柚子
だが、吹雪は柚子を庇うかのように柚子の顔を隠した
柚子
「何が起きてるの?」
吹雪
「見ない方がいい。」
ヘルカイザー
「これはまだまだ余興に過ぎない。
本当のお祭りはここからだ!」
そう言うと次元を越えてたくさんのオベリスクフォースがモンスターを引き連れて押し寄せてくる
彼らは黒い制服を身に纏っていた
そして、彼らの背後にはサイバー・エンド・ドラゴンの大群が群れを為していた
ヘルカイザー
「やれ。」
その瞬間、街を破壊するサイバー・エンド・ドラゴンの大群
スラム街にいたアリトやゴーシュも撤退を余儀なくされた
ライオンハート
「ゴーシュ!ここは逃げるしかないぞ!」
ゴーシュ
「ああ!そうだな!」
アリト
「ひとまずボスの所に戻った方がいいな!」
シティは一瞬にして破壊された
最悪、凌牙たちが隠れ家として使用していた
アキの屋敷はトップスの敷地と行っても外れの方にあったので被害は免れた
ユーリ
「亮のヤツ、何を考えている。」
街の崩壊を見ながらユーリは静かに呟いた
シティが崩壊する中、
黒い制服を来たオベリスクフォース3人の前に立ちはだかるのは、
怒りに満ちた榊遊矢の姿だった
人は、彼を逆鱗遊矢と呼ぶ
モニターでそれをヘルカイザーは見ていた
ヘルカイザー
「ほう、これは面白い物が見れそうだ。
そいつらをただのオベリスクフォースと思わない方がいい。サイバー流オベリスクフォースだ!」
アニメとは違う路線に走ったら超トンデモ展開になりました。
シンクロ次元編の鬱憤晴れますかね?