遊戯王アークファイブ 十代編   作:十代vsゴーシュ

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フレンドシップカップ決勝戦! 榊遊矢vsジャック・アトラス

翌日

フレンドシップカップ会場

 

メリッサ

「さあ、シティの皆さん!

待ちに待ったこの日がやって来ました!

本来ならユーゴとセルゲイとのデュエルを行うはずでしたが、両者行方が分からずということで、

決勝戦は急遽、

榊遊矢vsジャック・アトラスで行うことになりました!」

 

観客

「わー!!」

 

観客席には、

 

コモンズ席

シンジ率いる地下のコモンズたち

牛尾のセキュリティ軍団

行政評議会

 

トップス席

ランサーズ

レジスタンス

アキ

龍亜

龍可

が、座っている

 

 

評議会

「たまには試合を間近で見るのも悪くない。

ですな、議長。」

 

ホワイト

「はい。

フレンドシップカップを

ここまで勝ち上がった榊遊矢

そして、

トップスコモンズ双方のデュエルキング

ジャック・アトラス

 

2人の試合をこうして間近で見せてもらえるとは、

ヘルカイザーと言う男も

なかなかの器じゃな。」

 

 

スタジアムの別の場所

ヘルカイザー

「さあ、今からフレンドシップカップの決勝が始まるんだ。もう少し楽しんだらどうだ?」

 

ムッとするシンジ、そしてボーイの格好をした少年

少年の名はサム

フレンドシップカップの開催中に

出場者たちを会場に出迎えする役を務めていた少年である

 

回想

 

前日の夜

 

屋敷のキッチン

 

アキが紅茶を沸かしてティーカップに注いでいる

 

そこへシンジが現れ、アキの首を絞める!

 

シンジ

「このトップスの女め!

俺たちコモンズに同情でもしてるつもりか!?」

 

アキ

「うっ!」

 

苦しむアキ

 

そこへ牛尾がやってくる

 

牛尾

「おい!お前何やってるんだ!?」

 

シンジ

「動くな!動くとこの女がどうなっても知らねぇぞ!」

 

騒ぎを聞きつけみんながキッチンに集まる

 

クロウ

「シンジ!馬鹿な真似は寄せ!」

 

シンジ

「クロウ、お前もとうとうトップスの肩を持つようになったか。

ここにいる奴等も全員そうさ!

全員、トップスと繋がってたんだ!

そうだ!

だから、街は破壊されてもこの屋敷だけは免れたんだ!」

 

 

全く聞く耳を持たないシンジ

そもそもトップスの街も一応破壊されてるのですが

この屋敷が無事なのは違う理由があるからであって

 

 

屋敷の外のコモンズたち

屋敷の騒ぎを聞いている

 

コモンズ

「よし、今だ。押しかけるぞ。」

 

と、その時だった。

 

ヘルカイザー

「ここか。」

 

ヘルカイザー、

サムとオベリスクフォース3人を連れて屋敷の前にやってくる

 

 

キッチン

素良、隙を突いて背後からシンジを攻撃

デュエルじゃないよ?

体の自由を解放されるアキ

アキを助ける十代

 

凌牙、怒りの目付きでシンジに腹パンを喰らわせる!

 

シンジ

「がはっ!」

 

腹を抱え倒れるシンジ

 

凌牙

「テメェが俺たちをどう思おうがそれはテメェの自由だ!

だがアキさんは俺たちに居場所を提供してくれた恩人だ!

テメェ俺たちの恩人に手を出すと容赦しねぇぞ!

覚悟しとけ!」

 

 

ヘルカイザー

「なかなか面白い者を見せてもらったよ。」

 

キッチンに現れる

ヘルカイザー

サム

オベリスクフォースの3人

 

凌牙

「ヘルカイザー!?」

 

ヘルカイザー

「心配するな。お前たちを捕らえにきたわけじゃない。

大事な用件を伝えにきただけさ。」

 

遊矢

「サム!どうしてお前がここにいるんだ!?」

 

サム、そっぽを向いて何も答えない

 

ヘルカイザー

「コイツは行くところがないみたいだったからな。

俺が拾ってやっただけさ。」

 

サム回想

オベリスクフォースの襲撃を受け崩壊するシティ

選手の控え室にもオベリスクフォースの魔の手が迫っていた

頭を抱え怯えながら隠れているサム

しかし、とうとうオベリスクフォースに見つかった

 

ヘルカイザー

「待て。」

 

サムの前にヘルカイザーが現れる

 

サム回想終了

 

 

ヘルカイザー

「シンジ・ウェーバーと言ったな。

街を見たか?

お前の言うトップスが破壊されてたのをちゃんと確認しなかったのか?」

 

シンジ

「ゴチャゴチャぬかしてんじゃねぇ。

テメェもトップスの仲間だろうが。」

 

シンジの頭の中は、

最早自分以外の人間が全員トップスになっていた

 

ヘルカイザー

「なるほど、思った以上に根が深いな。この街は。

確か、ロジェがお前に酷いことを言ったらしいな。

詫びを言うよ。」

 

ロジェの言葉を思い出すシンジ

 

ロジェ

「目障りです!敗者はとっとと消え失せなさい!」

 

シンジ

「くっ!」

 

ヘルカイザー

「お前の憎いロジェならここにいる。

さあ、煮るなり焼くなり好きにするがいい。」

 

ヘルカイザー、そう言ってシンジにカードになったロジェを渡す

シンジ、ロジェのカードをビリビリに破き、ひたすら踏み続ける!

 

シンジ

「くそっ!こんなもの!」

 

ヘルカイザー

「ロジェのやつ、相当恨みを買ってるな。

まあいい。

シンジは我々治安維持局が連行するとしよう。

 

だが、今日来たのはそのためじゃない。

明日のことだ。

明日、フレンドシップカップ決勝戦を行う!」

 

遊矢

「決勝戦!?」

 

ヘルカイザー

「そうだ。

榊遊矢、君は決勝戦でジャック・アトラスと戦うのだ。」

 

回想終了

 

 

メリッサ

「それでは、いよいよ選手の入場です!

まずは、フレンドシップカップを制し、

見事ここまで勝ち上がってきた!

榊遊矢!」

 

歓声と共に現れる遊矢

 

メリッサ

「そして、次はこの街シティの王者に君臨する!

デュエルキング!

ジャック・アトラス!」

 

歓声と共に現れるジャック

 

ジャック、遊矢とクロウのデュエルを思い出す

 

ジャック回想

「フン、くだらんデュエルだ。」

 

回想終了

 

ジャック

「フン、まあいい。」

 

遊矢、ジャックに言われたことを思い出す

 

回想

 

ジャック

「お前も言ったな!エンタメデュエルと!

だがお前のエンタメは独りよがりに過ぎない!

エンターテイメントとは程遠い!」

 

回想終了

 

遊矢

「あの時、俺はなんで独りよがりと言われたのか理解できていなかった。

あの時俺は何も分かっていなかったんだ。

俺が今やるべきこと、

それはジャックに勝ってみんなを笑顔にすることだ!」

 

 

メリッサ

「それでは、アクションフィールド!オン!

フィールド魔法、クロスオーバーアクセル!

ライディングデュエル、アクサラレーション!」

 

遊矢

ジャック

「「デュエル!!」」

 

遊矢

ジャック

LP:4000

LP:4000

 

メリッサ

「第1コーナーを制したのは、ジャック・アトラス!

寄って、ジャック・アトラスの先攻からスタートします!」

 

ジャック

「俺のターン!ゴブリンドバーグを召喚!」

 

ゴブリンドバーグ

ATK:1400

DEF:0

このカードが召喚に成功した時、

手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚できる。

この効果を使用した場合、

このカードは守備表示になる。

 

ジャック

「ゴブリンドバーグの効果発動!

このカードを守備表示にして、手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚!

俺はカメンレオンを特殊召喚!」

 

カメンレオン

ATK:1600

DEF:1100

 

ジャック

「俺は、レベル4のカメンレオンに

レベル4のゴブリンドバーグをチューニング!

王者の鼓動!今ここに烈を成す!

天地鳴動の力を見るがいい!

シンクロ召喚!

我が魂!レッド・デーモンズ・ドラゴン!」

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

ATK:3000

DEF:2000

このカードが相手フィールド上に存在する守備モンスターを攻撃した場合、ダメージ計算後相手フィールドに存在する守備モンスターを全て破壊する。

このカードが自分のエンドフェイズ時に表側表示で存在する場合、

このターン攻撃宣言をしていない自分フィールド上の

このカード以外のモンスターを全て破壊する。

 

ジャック

「俺は、カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

クロウ

「いきなり本気を出してきたか、ジャック。」

 

遊矢のターンが回ってくる

だが遊矢はどこか不安だった

 

遊矢(心の声)

「ジャックはいつもより本気だ。

本当に勝てるのか?

本当に勝って、シティの人たちを笑顔に出来るのか?」

 

その時、月影が遊矢に言ったことを思い出す遊矢

 

回想

月影

「ジャック・アトラスは零羅殿にこう言ったそうだ。」

 

ジャック

「何かを成し遂げようとしているのなら、怯むな!」

 

回想終了

 

ハッ!とする遊矢

 

その時、遊矢の世界が真っ白になる

遊矢の隣にはバイクに乗ったユーゴがいた

右手で親指を立てるユーゴ

遊矢とユーゴの意識がシンクロしていく

 

遊矢の雰囲気が

スピードの中で進化したような

どこかそんな形に変化する

 

遊矢

「俺のターン!ドロー!

俺はこの日をずっと待ちわびたぜ!

ジャック・アトラス!

お前と戦えるこの日をな!

俺は、

スケール1の竜脈の魔術師と、

スケール8の竜穴の魔術師で、

ペンデュラムスケールをセッティング!

揺れろ!魂のペンデュラム!

天空に描け!光のアーク!ペンデュラム召喚!

来い!俺のモンスターたち!

EM ドクロバットジョーカー!

EM シルバークロウ!

EM ラクダウン!

チューナーモンスター!貴竜の魔術師!」

 

どこか遊矢の雰囲気が変わったことに気付く仲間たち

だがそれは逆鱗遊矢ではない

それとは別の遊矢である

 

遊矢

「俺は、レベル4のEM ドクロバットジョーカーと

レベル4のEM シルバークロウで、オーバーレイ!

漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙!

今、降臨せよ!エクシーズ召喚!

現れろ!ランク4!

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン

ATK:2500

DEF:2000

 

遊矢

「もう一丁!

俺は、

レベル3の貴竜の魔術師に、

レベル4のEM ラクダウンをチューニング!

その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!シンクロ召喚!現れろ、レベル7!クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

ATK:2500

DEF:2000

①1ターンに1度、このカード以外のフィールドの

レベル5以上のモンスターの効果が発動した時に発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

②1ターンに1度、フィールドのレベル5以上の

モンスター1体のみを対象とするモンスターの効果が発動した時に発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

③このカードの効果でモンスターを破壊した場合、

このカードの攻撃力はターン終了時まで、

このカードの効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。

 

セレナ

「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!?」

沢渡

「ちょっと待て!

クリアウィング・シンクロ・ドラゴンって、

アイツのモンスターじゃねぇか!?」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン

それはユーゴが使用していたモンスター

それが何故遊矢の元にあるのか?

フレンドシップカップのデュエルを自室のテレビで見ていた出場者だったメンバーたちは誰もが驚いた

 

遊矢の変化は対戦相手のジャックも感じ取っている

 

遊矢

「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの効果発動!

オーバーレイユニットを2つ使い

レッド・デーモンズ・ドラゴンの攻撃力を半分にし、

その数値分攻撃力をアップする!

トリーズンディスチャージ!」

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン

ATK:3000→1500

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン

ATK:2500→4000

 

遊矢

「バトルだ!

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンで、

レッド・デーモンズ・ドラゴンを攻撃!

反逆のライトニングディスオベイ!」

 

ジャック

LP:4000→1500

 

ジャック

「罠発動!

シャドー・インパルス!

自分フィールドのシンクロモンスターが破壊された時に発動できる。

そのモンスターとレベルと種族が同じで、

カード名が異なるシンクロモンスターを特殊召喚する!

王者の咆哮、今天地を揺るがす。唯一無二なる覇者の力をその身に刻むがいい!シンクロ召喚!荒ぶる魂、レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト!」

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

ATK:3000

DEF:2500

①このカードのカード名は、

フィールド・墓地に存在する限り「レッド・デーモンズ・ドラゴン」として扱う。

②1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。

このカード以外の、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ

特殊召喚された効果モンスターを全て破壊する。

その後、この効果で破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える。

 

ジャック

「更に罠発動!

スカーレッド・コクーン!

このカードをレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトに装備する!

装備モンスターが戦闘を行う場合、相手モンスター全ての効果は無効となる!」

 

遊矢

「なかなかやるじゃねぇか。

やっぱこうでなきゃ面白くねぇからな!

俺は、これでターンエンド!」

 

権現坂

「遊矢。」

クロウ

「遊矢、気を付けろよ。」

 

遊矢を心配するクロウ、権現坂

 

十代

「大丈夫だって!

見ろよ!

アイツはまだこれっぽっちも諦めちゃいないさ!

それに周りを見てみろよ。」

 

観客席、遊矢とジャックの攻防に興味を持つ

 

観客A

「前回は確か、ジャックのレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトに止めを刺されたって聞いたな。」

 

観客B

「だが今回はちょっとばかりわからんかもしれんぞ?」

 

ジャック

「俺のターン!ドロー!

レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの効果発動!

このカード以外の特殊召喚された効果モンスターを全て破壊する!

そして破壊したモンスターの数×500ポイントのダメージを与える!

アブソリュート・パワー・フレイム!」

 

遊矢

「クリアウィング・シンクロ・ドラゴンの効果発動!

レベル5以上のモンスターが効果を発動した時、その発動を無効にして破壊する!

ダイクロイックミラー!」

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴンの効果で返り討ちに破壊されるレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト

 

観客

「おおっ!いいぞ!

レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの効果を防いだぞ!

さあ、ジャックは次にどう出るか!?」

 

ゴーシュ

「観客もいいノリになってきたな。」

 

ジャック

「スカーレッド・コクーンの効果発動!

このカードが墓地に送られた時、このターンのエンドフェイズにレッド・デーモンズ・ドラゴンを特殊召喚する!

俺はこれでターンエンド!」

 

ジャックのターンエンド時に、墓地のレッド・デーモンズ・ドラゴンが蘇生される

 

遊矢

「俺のターン!ドロー!

魔法カードスマイルワールド発動!

フィールドの全てのモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、

その全てのモンスターの数×100アップする!」

 

遊矢のフィールドのモンスター

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン

 

ジャックのフィールドのモンスター

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン

 

遊矢

「フィールドのモンスターは3体!

よってフィールド上の全てのモンスターの攻撃力は300ポイントアップだ!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン

ATK:4000→4300

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン

ATK:2500→2800

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン

ATK:3000→3300

 

会場全体にスマイルワールドの球体が弾け出す!

その球体は会場全てを包み込んだ

 

観客

「ハハハハハハハ!」

笑い声をあげる観客たち

 

十代

「ハハハハハハハ!」

 

ゴーシュ

「ハハハハハハハ!」

 

クロウ

「プッ、どうしたんだ?

お前ら。」

 

十代

「いや、ゴメンよ。

何だか急に可笑しくなってさ!

ハハハハハハハ!」

 

アリト

「分かるぜ、それ。

実は俺もそうなんだ。

ハハハハハハハ!」

 

フッと笑う、凌牙と黒咲

 

会場が笑い声に包まれるその様子はジャックの耳にも届いていた

 

ジャック

「フッ、次は何を見せてくれる?」

 

遊矢

「バトルだ!

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンで、レッド・デーモンズ・ドラゴンを攻撃!

反逆のライトニングディスオベイ!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン、

ニコニコしながら、

ニコニコしている

レッド・デーモンズ・ドラゴンに攻撃を仕掛ける

 

このままではジャックのライフは尽きてしまう!

だが1枚のアクションカードを目にするジャック

ジャックはアクションカードを手に取った

すかさずアクションカードを発動するジャック

 

ジャック

「アクションマジック回避!

相手モンスター1体の攻撃を無効にする!」

 

遊矢

「クリアウィングの攻撃力では、レッド・デーモンズ・ドラゴンには届かない。

俺は、これでターンエンド!」

 

この瞬間、スマイルワールドの効果が消え攻撃力が元に戻る

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン

ATK:4300→4000

 

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン

ATK:2800→2500

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン

ATK:3300→3000

 

ジャック

「俺のターン!ドロー!

チェーン・リゾネーターを召喚!

フィールドにシンクロモンスターが存在し、

このカードの召喚に成功した時、

デッキからチェーン・リゾネーター以外のリゾネーター1体を特殊召喚する!

来い!ダーク・リゾネーター!

まさか、お前にこのカードを使うことになるとはな。

しかとその目に焼きつけるがいい!

俺は、レベル8のレッド・デーモンズ・ドラゴンに、

レベル1のチェーン・リゾネーターと

レベル3のダーク・リゾネーターをダブルチューニング!」

 

 

メリッサ

「ダブルチューニング!?

これは凄い!一体ジャックは何を見せてくれるのか!?」

 

ジャック

「王者と悪魔、今ここに交わる。

荒ぶる魂よ!

天地創造の叫びを上げよ!

シンクロ召喚!

出でよ!

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン!」

 

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン

チューナー2体

レッド・デーモンズ・ドラゴン

ATK:3500

DEF:3000

このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在するチューナーの数×500ポイントアップする。

このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果では破壊されない。

また、相手モンスターの攻撃宣言時、

このカードをゲームから除外し、

相手モンスター1体の攻撃を無効にすることができる。

エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。

 

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン

それはシンクロ次元の人たちでさえ、その姿を見ることはなかった

初めてその姿を現すそのドラゴンに、誰もが息を飲んだ

だが、遊矢は違った

目の前のスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを前にただただ相手の動きを見ているのだった

 

ジャック

「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの攻撃力は、墓地のチューナーの数×500ポイントアップする!

俺の墓地に存在するチューナーは3体!

よって攻撃力は1500ポイントアップだ!」

 

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン

ATK:3500→5000

 

権現坂

「攻撃力5000!?

遊矢のダーク・リベリオンの攻撃力を上回ったと言うのか!?」

 

 

遊矢

「すげぇ、やっぱすげぇぜ。

俺は嬉しいぜ。

こうして今ジャックと本気でデュエルしてる自分がさ。」

 

ジャック

「ならば最後まで足掻いてみせろ!

バトル!

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンで、クリアウィング・シンクロ・ドラゴンを攻撃!

荒ぶる魂!

バーニング・ソウル!」

 

これが通れば遊矢は更に追い込まれることになる

だがその時、遊矢は目の前のアクションカードを手に取って発動した

 

遊矢

「アクションマジック奇跡!

このターン、クリアウィングは破壊されず戦闘ダメージを半分にする!

ぐっ!」

 

遊矢

LP:4000→2750

 

かろうじて、戦闘破壊を免れたクリアウィング・シンクロ・ドラゴン

 

ジャック

「フン、凌ぎきったか。

俺はこれでターンエンド!

さあ、お前のターンだ!」

 

遊矢

「俺の、ターン!」

 

そう言ってカードを思いっきりドローする遊矢

手札には調律の魔術師のカードがある

 

遊矢、ユーゴ

「お楽しみは、これからだ!」

 

一瞬遊矢とユーゴが一緒にポーズを決める瞬間がジャックの目に映る

 

遊矢

「俺は、調律の魔術師を召喚!」

 

調律の魔術師

チューナー

ATK:0

DEF:0

「調律の魔術師」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①このカードが手札・墓地に存在し、

自分のPゾーンに「魔術師」カードが2枚存在する場合に発動できる。

このカードを特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

②このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。

相手は400LP回復し、その後自分は400ダメージを受ける。

 

一瞬、ハッ!とするジャック

そう、この調律の魔術師は

かつて少年時代にコモンズのスラム街でジャックが座り込んでた時に降ってきた1枚のカードである

そのカードは、誰かが落としたのか

それともいらなくなって捨てたのか

恐らく後者であろう

ジャックは決意した

俺はこのカードをもう一度トップスに返さなければならない!

その決意があって、

今のジャック・アトラスがあるのだ

 

ジャックを見て久し振りと言わんばかりにウインクする調律の魔術師

ジャックは調律の魔術師に問うた

 

ジャック

「お前は一体、何を見せてくれると言うのだ?」

 

 

シンジ

「遊矢め!この期に及んでまだあの使えないカードを持ってたのか!?」

 

サム

「さあ、榊遊矢!

今こそジャックにそのカードを突き返してやれ!」

 

ヘルカイザー

「違うな。」

 

何も分かっていない

シンジとサム

だが、ヘルカイザーは違った

と言うよりも分かっていたと言うのが正解である

 

ヘルカイザー

「お前たち、これから起こることをよく見ておくんだ。」

 

遊矢

「調律の魔術師の効果発動!

このカードの召喚に成功した時

相手は400ポイントライフを回復し

自分は400ポイントダメージを受ける。」

 

ジャック

LP:1500→1900

 

遊矢

LP:2750→2350

 

遊矢

「俺は、レベル1の調律の魔術師に

レベル7のクリアウィング・シンクロ・ドラゴンをチューニング!

神聖なる光蓄えし翼煌めかせ、その輝きで敵を撃て!シンクロ召喚!

いでよ!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン!」

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン

チューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上

ATK:3000

DEF:2500

①1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時に発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

この効果でモンスターを破壊した場合、

このカードの攻撃力はターン終了時まで、

この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。

②このカードがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。

このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、

戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。

 

遊矢

「バトル!

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンで、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを攻撃!

この瞬間、クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンの効果発動!

レベル5以上のモンスターと戦闘を行う時、

このカードの攻撃力は戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする!」

 

ジャック

「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの効果発動!

このカードを除外し、

相手モンスター1体の攻撃を無効にする!」

 

ジャックがスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを除外しようとした瞬間

遊矢の顔からユーゴの顔が浮かび上がる

 

遊矢、ユーゴ

「逃がすかよ!

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンの効果発動!

このカード以外のモンスター効果が発動した時に発動できる。

その発動を無効にして破壊する!」

 

ジャック

「だがスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンは効果では破壊されない!」

 

遊矢、ユーゴ

「だが、バトルは無効にならない!

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンで、

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを攻撃!

この瞬間、クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンの効果発動!

レベル5以上のモンスターと戦闘を行う時

このカードの攻撃力は相手モンスターの攻撃力分アップする!

烈風のクリスタロス・エッジ!」

 

 

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン

ATK:3000→8000

 

ジャック

「うわああああ!」

 

ジャック

LP:1900→0

 

観客

「わあああああ!」

 

大歓声をあげる観客たち

 

ジャック

「フッ。」

 

遊矢

「ジャック。」

 

ジャック

「何も言うな。

さあ、言いたいことがあるなら言うがいい。

今なら皆、お前の意見を聞くだろう。」

 

遊矢、皆の前で宣言する

 

遊矢

「みんな!

こんな大会は間違ってる!

デュエルで誰かを傷付ける大会は間違ってる!

この街はトップスとコモンズによる争いが続いていた!

だけどそれももう終わりだ!

こんな争いは終わりだー!!」

 

クロウ

「へっ!」

 

ヘルカイザー

「なかなか面白いデュエルだった。」

 

フレンドシップカップ優勝

 

榊遊矢




フレンドシップカップ決勝戦
展開どうするか真剣に迷いましたね

独りよがりじゃないエンタメデュエル

とにかく

スマイルワールド
調律の魔術師

この2点は外せないと思いました

ひょっとしたらエンタメしてないって言われるかも?

まぁ、

レディース・アーンド・ジェントルメーン!

って叫ぶ場所がなかったです
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