エクシーズ次元 ハートランド
ランサーズと
レジスタンスと
その仲間たちは、
エクシーズ次元に帰還していた
沢渡
「いやあ、一時はどうなることかと思ったぜ。」
回想
ゼロリバースで光に包まれる
ランサーズ、レジスタンス
凌牙、バリアン形態に姿を変える
凌牙
「フィールド魔法!
バリアンズ・スフィア・フィールド!!」
球体のような空間に包まれる
ランサーズとレジスタンス
そして彼らを包むその球体は瞬間移動で姿を消す
回想終了
遊矢
「シティは?」
ジャック
「もう手遅れだろう。
諦めた方がいい。」
遊矢
「そんな・・・。」
クロウ
「遊矢。」
一方、初めてハートランドを目の当たりにする
セレナは言葉も出なくなり呆然としていた
セレナ
「これを全部アカデミアがやったと言うのか?」
溜め息をつきながら答えるゴーシュ、アリト
ゴーシュ
「ああ。」
アリト
「酷い有り様だった。」
回想
アカデミアの襲撃を受けるハートランド
回想終了
セレナ
「そうか。」
セレナ、彼女はどこか責任を感じていた
もともと彼女は戦場へ連れてってもらえないことに
どこか不満を抱いていた
ならばせめてエクシーズのデュエリストを倒せば
プロフェッサーも認めてくれると
セレナは思っていた
ゴーシュ
「セレナだったな。
お前も確か元々アカデミアにいたとか言ってたな。」
セレナ
「ああ。
アカデミアがハートランドで酷いことをしているのは
柚子や黒咲から聞いた。
だが実際にその場を訪れてみると
あまりの悲惨さに言葉も出ん。」
ゴーシュ
「まあ、それはな。」
アリト
「セレナもこれ見たの初めてなんだろ?
セレナがアカデミアにいたからって
俺たちはお前を責めやしねぇよ。」
紫雲院素良
彼もまたハートランドの惨状を再び目の当たりにする
回想
素良
「遊びだよ、遊び。
本気でやるわけないだろう?
あの時だってそうだよ。
君たちはずっと僕たちに狩られる永久の奴隷さ。」
別のシーン
素良
「エクシーズを滅ぼせェ!!」
回想終了
素良
「まさか再びこの場所に来るとはね。」
その時、素良の顔に石が当たる
レジスタンスA
「お前はあの時のアカデミアのデュエリストだな!」
レジスタンスB
「貴様、よくもまたノコノコと!!」
他のレジスタンスの戦士たちに罵声を浴びせられる素良
それを黙って見ている黒咲
凌牙がそれを止めに入る
凌牙
「やめろ。」
レジスタンスC
「ボス!?なぜ庇う!?
俺たちはコイツらのせいで!!」
無理もない
アカデミアのエクシーズ侵攻
素良も一緒に、
ハートランドのデュエリストを
カードに変え続けたのは
紛れもない事実だから
凌牙
「コイツはアカデミアの情報を握る重要な人間だ。
アカデミアを倒すためのカギとなるだろう。
コイツは俺に言った。
俺たちの味方だとな。」
説得する凌牙
だが納得の行かないレジスタンスの戦士たち
凌牙
「ハァ。
納得しろと言われても無理な話だよな。
コイツが街をメチャクチャにしたのは事実。
素良、お前もそれをしっかり受け止めとけ。」
素良
「うん、分かってる。」
そこへ漓緒がやってくる
漓緒
「で?どうするの?
このままだとさすがにまずいかもしれないよ?」
凌牙
「ああ。
ランサーズと同盟を組むことには成功した。
シンクロ次元の戦力となる仲間も確かに加わっている。
しかし今のこの状況だと・・・。」
赤馬
「確実に負ける。」
月影
「確かにその通りでござるな。」
漓緒
「この人たちがランサーズの人たち?」
凌牙
「ああ、そうだ。」
遠くでそれを見ている
遊矢
クロウ
権現坂
沢渡
遊矢
「素良・・・。」
素良を心配する遊矢
沢渡
「自業自得だろうが!」
その時、沢渡にゲンコツをする権現坂
権現坂
「お前はもう少し口を慎め!」
クロウ
「遊矢。
俺はお前らの敵アカデミアと戦うことには協力する。
それは、ジャックもアキも同じだ。
だが、根本的な問題がまだ解決できてねぇのかもしれねぇな。」
頭を抱え悩む凌牙
凌牙
「遅かれ早かれ
こうなることは分かってたはずだけどな。」
赤馬
「それは確かに私も同感だ。
紫雲院素良がハートランドをこのような状態にした以上
それは決して取り消せる問題ではない。」
凌牙
「俺が素良とデュエルして見極めるか?
だが今回ばかりは俺じゃダメか。」
漓緒
「なら十代にデュエルしてもらう?
それで見極めてもらうのはどう?
実質十代はレジスタンスの仲間たちの
笑顔を取り戻した。
きっと彼なら上手くやってくれるはずだから。」
回想
十代
「大丈夫!素良は敵じゃない!」
十代
「何でそんな事が分かるかって?
そんなの目を見りゃ分かるさ!」
十代
「大丈夫!
素良、俺たちはお前の敵じゃない!」
回想終了
凌牙
「十代か。
確かにアイツならコイツらを説得できるかもな。」
赤馬
「遊城十代。
紫雲院素良が言ってたな。
彼もまたアカデミアに狙われてると。」
どこか思い詰めた表情で街を見るアキ
回想
アキ
「もしかしたら、この街は1度滅んだ方がいいのかもしれないわね。」
回想終了
アキ
「あの時は、彼らの故郷がこんな事になってるなんて知らなかった。」
龍可
「アキさん。」
ジャック
「話には聞いていたが、これ程とはな。」
徳松
「しっかし、こりゃひでぇな。」
街を見て呆然とする
龍亜
フランク
タナー
アマンダ
もはや彼らは言葉も出なかった
十代は1人考えている
回想
素良
「十代、君はこの戦いから手を引いた方がいい。
君もアカデミアに狙われてるんだ!」
回想終了
ユベル
「浮かない顔だね?
珍しいじゃないか、君がそんな顔をするなんて。
君のその顔ボクは久しぶりに見た気がするよ。」
十代
「そうか?
ちょっと素良に言われたこと思い出してな。」
大徳寺先生
「十代君もアカデミアに狙われてるって話なのかニャ?
確かに先生も心配だニャ。」
十代
「大丈夫だって!
俺のことなら心配ないさ!
素良も素良で俺のこと心配してくれてたんだろうし。」
そんな時だった
凌牙が素良を連れて
十代の元にやってくる
凌牙
「こんなところにいたのか。
十代、ちょっと頼みがある。」
十代
「どうした?」
素良
「僕とデュエルをして欲しい。」
十代
「俺と?いいぞ。
デュエルの相手ならいつでも受けてやる!」
凌牙
「それはいいんだがな。
ただちょっと場所を変えてもらう。」
十代
「ん?何かあったのか?」
レジスタンスの戦士たちがいる場所に連れて来られる十代
十代に事情を説明する凌牙
十代
「そっかあ、それは思ったより深刻だな。
よし!分かった!
素良が敵じゃないことを、
俺がデュエルで証明すればいいんだな?」
凌牙
「悪いな。
今回ばかりはどうも俺じゃ説得できなくてな。」
十代
「いいって、いいって!
俺も素良とはちゃんと話しなきゃいけないこともあるしな!」
素良
「十代、君はその答えもこのデュエルで出すのかい?」
十代
「ああ!
俺だってコイツらの大事な友達を
アカデミアに連れ去られたんだ。
お前や遊矢の友達の柚子だってそうさ!
俺が助けてやる!
それに、会いたいヤツもいるしな!」
十代の脳裏にユーリの姿が浮かぶ
素良
「十代、やはり君も覚悟を決めたんだね?
最も君の場合、最初からそう言うと思ってたよ。」
十代
「何でそう思うって分かったんだ?」
素良
「君の目を見れば分かるさ!」
十代と素良のデュエルの話を聞いてみんなが集まってくる
アリト
「おっ、久しぶりに十代のデュエルか!?
燃えてきたぜ!」
ゴーシュ
「十代、お前のノリを久々に見せてもらおうじゃねぇか!?」
権現坂
「素良の件をどうするか?
このデュエルに賭けたということか。」
遊矢
「素良、十代さん。」
赤馬
「遊城十代。
見せてもらおうじゃないか。
その実力を。」
皆の注目が集まる中
十代と素良のデュエルが始まる
十代
素良
「「デュエル!!」」
十代LP:4000
素良LP:4000
素良
「僕のターン!
ファーニマル・ベアを召喚!」
ファーニマル・ベア
ATK:1200
DEF:800
素良
「僕はカードを1枚伏せてターンエンド!」
十代
「俺のターン!ドロー!
E・HERO スパークマンを召喚!」
E・HERO スパークマン
ATK:1600
DEF:1400
十代
「バトル!
E・HERO スパークマンで
ファーニマル・ベアを攻撃!
スパークフラッシュ!」
素良
LP:4000→3600
素良
「罠発動!
ファーニマル・クレーン!
自分フィールドのファーニマルモンスターが
戦闘、効果で破壊された時、破壊されたモンスターを手札に加えて、カードを1枚ドローする!」
十代
「へっ、やるな。
俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」
素良
「僕のターン!ドロー!
魔法カード融合発動!
手札の、
エッジインプ・シザーと、
ファーニマル・ベアを融合する。
悪魔の爪よ!野獣の牙よ!
今(神秘の渦で)一つとなりて新たな力と姿を見せよ!
融合召喚!
現れ出ちゃえ、すべてを切り裂く戦慄のケダモノ、
デストーイ・シザー・ベアー!」
デストーイ・シザー・ベアー
「エッジインプ・シザー」
+
「ファーニマル・ベア」
ATK:2200
DEF:1800
このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
そのモンスターの攻撃力1000アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
素良
「バトル!
デストーイ・シザー・ベアーで
E・HERO スパークマンを攻撃!」
十代LP:4000→3400
十代
「罠発動!ヒーロー・シグナル!
自分フィールドのモンスターが戦闘で破壊された時、
デッキからレベル4以下の
E・HERO1体を特殊召喚する!
来い!E・HERO バーストレディ!!」
E・HERO バーストレディ
ATK:1200
DEF:800
素良
「デストーイ・シザー・ベアーの効果発動!
デストーイ・シザー・ベアーが
戦闘で相手モンスターを破壊したとき、
破壊したモンスターを
攻撃力1000ポイントアップの装備カードとして
このカードに装備する!」
デストーイ・シザー・ベアー
ATK:2200→3200
素良
「僕はカードを1枚伏せてターンエンド!」
十代
「俺のターン!ドロー!
素良、お前に俺のマイフェイバリットカードを見せてやるぜ!
魔法カード融合発動!
手札のフェザーマンと
場のバーストレディを融合!
来い!マイフェイバリットカード!
E・HERO フレイム・ウィングマン!」
E・HERO フレイム・ウィングマン
ATK:2100
DEF:1200
素良
「すごいね。
十代、これが君のお気に入りのカードかい?」
十代
「ああ、そうさ!
まだまだ続くぜ!
魔法カード H‐ヒートハート!
自分フィールドのモンスター1体の攻撃力を
ターン終了時まで500ポイントアップする!
このターンそのモンスターが守備表示モンスターを
攻撃した場合、貫通ダメージを与える!
俺は、フレイム・ウィングマンの攻撃力を500ポイントアップ!」
E・HERO フレイム・ウィングマン
ATK:2100→2600
フレイム・ウィングマンの攻撃力上昇に目を奪われる素良
十代
「素良、お前はデュエルを楽しいと思ったことはあるか?」
素良回想
素良と遊矢がデュエルをしている
素良
「楽しいね!
これだから遊矢とのデュエルはワクワクするよ!」
遊矢
「そうだ。デュエルとは楽しいもんだ。」
回想終了
遊矢
「素良。」
十代
「フィールド魔法!
摩天楼‐スカイスクレイパー‐!
E・HEROと名のつくモンスターが攻撃する時、
攻撃力が相手より低い場合、
攻撃力を1000ポイントアップする!
行け!
フレイム・ウィングマン!」
E・HERO フレイム・ウィングマン
ATK:2600→3600
素良
LP:3600→3200
十代
「フレイム・ウィングマンの効果発動!
戦闘で相手モンスターを破壊し墓地に送った時、
破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを
相手に与える!
フレイムシュート!」
素良
「十代、
君という男はどこまでも楽しませてくれるよ。」
素良
LP:3200→0
十代
「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ?素良!」
素良
「僕もだよ!十代!
負けたのにこんなに清々しいと思ったことはないよ。
だけどこれでみんなが許してくれるとは・・。」
そう言いかけたときだった
十代
「素良、お前には友達はいないのか?」
素良、
遊矢と出会って初めてデュエルしたこと
柚子に融合召喚を教えたこと
遊勝塾のみんなに出会ったことを思い出す
素良
「友達ならいるよ。
遊矢や柚子、それに遊勝塾のみんなも僕の友達さ!」
遊矢
「素良。」
十代
「そっか。
俺にだって友だちはいる。
素良たちとは違うデュエルアカデミアの友達。
そしてこの場所で出会った
アリト、ゴーシュ、凌牙、漓緒、
それにレジスタンスの戦士たち。
あとはシンクロ次元って言ったか?
そこで俺たちが世話になった
牛尾、アキ、龍亜、龍可。
そしてそこで出会ったランサーズの仲間たち。
みんな俺の友達さ!
もちろん、素良!
お前も俺の友達だ!」
素良
「十代。」
素良、少し笑顔を取り戻す
アリト
「十代のヤツめ!」
ゴーシュ
「俺たちとも友達か。
確かにそうだな。
相変わらずいいノリだ。」
十代
「お前はちょっと道を間違えただけさ。
俺だって道を間違えたことはある。
そのせいで大事な友達を傷付けたこともな。」
回想
覇王十代、ジムをデュエルで倒し消滅させる
回想終了
素良
「十代、ありがとう。
それじゃあ、やっぱり君もアカデミアに行くんだね?」
十代
「当たり前さ!
困ってる友達を見捨てることは俺には出来ないからさ。
今度は行くなって言わなくていいのか?」
素良
「止めたって無駄だからね。」
周りのみんなが笑う
そして十代は他のレジスタンスたちに言った
十代
「確かに素良がお前らにしたことは許されないことかもしれないけどさ。
ちょっとずつでいいから素良を信じてもらえないか?
今は難しいかもしれない。
だからさ、今はアカデミアを倒して
囚われた仲間を取り返して
それで全てを終わらせよう。
そこからまたやり直せばいいのさ。」
レジスタンス
「そうだな。
まずはアカデミアを倒して瑠璃を取り返すことを先決としよう!」
十代
「素良、お前もな。」
素良
「分かったよ、十代。」
安心の笑みを浮かべる凌牙
かくしてレジスタンスの心は1つになった
凌牙
「我々、レジスタンスは
ランサーズと同盟を結び、
こうして今1つとなった!
敵は、融合次元 アカデミア!
必ずやアカデミアを倒し、
瑠璃、それに柊柚子を救出する!
そして恐らくさらわれたであろう、
シンクロ次元の瑠璃に似た女も例外ではない!
現在、アカデミアが狙っている
セレナ、遊城十代!
何としても絶対にアカデミアの手に渡すな!
これより我々レジスタンスは、
ランサーズと改名し、
融合次元 アカデミアへ侵攻する!」
レジスタンスの戦士たち
「ウオー!!」
凌牙の話を真剣に聞く
レジスタンス
ランサーズ
のメンバーたち
かくしてレジスタンスはランサーズと同盟を結び
名をレジスタンスではなく
ランサーズに改名
彼らは今まさにアカデミアに乗り込もうとしていた
ランサーズ新規メンバー
クロウ・ホーガン
ジャック・アトラス
十六夜アキ
龍亜
龍可
フランク
タナー
アマンダ
牛尾哲
徳松長次郎
紫雲院素良
元レジスタンスメンバー
神代凌牙
神代漓緒
ゴーシュ
アリト
レジスタンスの戦士数人
遊城十代
ランサーズメンバー
榊遊矢
赤馬零児
沢渡シンゴ
権現坂昇
赤馬零羅
黒咲隼
月影
セレナ
凌牙
「赤馬零児と言ったな。
指揮はお前が取れ。」
赤馬
「よろしいので?」
凌牙
「ああ、ランサーズの先導者はお前だからな。」
赤馬
「分かった。
これよりランサーズはアカデミアへと侵攻する!」
指揮を取る赤馬
凌牙、十代の元へ行く
凌牙
「十代。お前もあまり無理すんなよ。
一応お前もアカデミアに狙われてるんだからな。」
十代
「ああ!大丈夫だって!」
凌牙
「俺はお前のダチなんだろ?
だったらダチのお前も絶対アカデミアには渡さねぇ。」
十代
「ああ!俺とお前は友達さ!」
十代、凌牙、拳でタッチを交わす!
融合次元 アカデミアへ!
いざ侵攻開始!