遊戯王アークファイブ 十代編   作:十代vsゴーシュ

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次元を旅する者

次元空間

 

1人、たたずむヘルカイザー

 

そこへやってくるディーヴァ

 

ディーヴァ

「やあ、丸藤亮。

いや、ヘルカイザー亮と言った方がいいかな?」

 

ヘルカイザー

「ディーヴァか?

フン、十代から話しは聞いている。

プロフェッサーに

アークエリアプロジェクトとか言う

下らん話を持ちかけたそうだな。」

 

ディーヴァ

「赤馬零王か。

彼には悪いことをしてしまったね。

僕の伝え方が悪かったようだ。」

 

ヘルカイザー

「ヤツの時代は終わった。

ヤツはもはやプロフェッサーではない。

次元の彼方に吸い込まれた

哀れな動物だよ。

で?用件は何だ?

ヤツの話をしにきたわけではないだろう。」

 

ディーヴァ

「察しがいい。

次元の彼方に封印された邪悪な力が

再び蘇ろうとしている。

その頼みを聞いてもらいにきた。

最も赤馬零王より君にお願いした方がよかったのかもしれないね。」

 

ヘルカイザー

「そんな話に興味はない。

と言いたい所だが

そうも行かないらしいな。」

 

ディーヴァ

「君にしてはやけに素直じゃないか。」

 

ヘルカイザー

「俺もお前と同じように、

いろんな次元を見てきた。

お前とは度々顔を合わせることが多かったからな。

不思議な縁があるようだ。」

 

ディーヴァ

「そうだね。

どうだい?

デュエルでもするかい?

これも何かの縁だとしてね。」

 

ヘルカイザー

「いいだろう。

ヘルカイザーにデュエルを挑むヤツは

久しぶりに見た気がする。

全力でかかってこい!」

 

 

 

ディーヴァ

ヘルカイザー

「「デュエル!!」」

 

ディーヴァ LP:4000

ヘルカイザー LP:4000

 

 

デュエルが始まると同時にフィールドの様子が変化する。

 

ヘルカイザー

「コイツが噂に聞くアレか。」

 

ディーヴァ

「そう。

次元領域デュエル。

だが、今はこの空間を保てる時間は

限られてるから決着は着かないかもしれないけどね。」

 

ヘルカイザー

「構わん。

さっさと始めろ。」

 

ディーヴァ

「せっかちなヤツめ。

僕のターン!

僕は、方界胤ヴィジャムを守備表示で召喚。」

 

方界胤ヴィジャム

DEF:0

 

ディーヴァ

「僕はカードを2枚伏せてターンエンド。」

 

ヘルカイザー

「やはり何かを誘ってるな?

いいだろう。

その誘いに乗ってやるとしよう。

俺のターン!ドロー!!

相手フィールドにモンスターがいるとき、

手札からサイバー・ドラゴンを特殊召喚!」

 

サイバー・ドラゴン

ATK:2100

 

ヘルカイザー

「バトル!

サイバー・ドラゴンで、

方界胤ヴィジャムを攻撃!!」

 

ディーヴァ

「方界胤ヴィジャムの効果発動。

このカードが戦闘を行った時

永続魔法として魔法・罠ゾーンに置き

相手モンスターに方界カウンターを1つ置く。

方界カウンターが置かれたモンスターは

攻撃できず、効果も無効化される。」

 

石化するサイバー・ドラゴン

 

ヘルカイザー

「なるほどな。

なかなか面白いものを見せてもらった。

カードを1枚伏せてターンエンド。」

 

ディーヴァ

「感心するのはまだ早いよ。

方界デッキの恐ろしさは

まだまだこれからだからね。」

 

ヘルカイザー

「フッ、ソイツは楽しみだ。」

 

ディーヴァ

「行くよ!

僕のターン!ドロー!!

自身の効果で

永続魔法扱いになっている

方界胤ヴィジャムを特殊召喚する!」

 

 

方界胤ヴィジャム

ATK:0

 

 

ヘルカイザー

「ほう。今度は攻撃表示か。」

 

ディーヴァ

「僕は、方界胤ヴィジャムを墓地に送り

方界獣ダーク・ガネックスを特殊召喚!」

 

方界獣ダーク・ガネックス

ATK:0

 

ディーヴァ

「自身の効果で特殊召喚した

方界獣ダーク・ガネックスは

攻撃力を1000ポイントアップする!」

 

方界獣ダーク・ガネックス

ATK:0→1000

 

ディーヴァ

「魔法カード、方界波動!!

自分フィールドの方界と名の付くモンスター1体と

相手モンスター1体を対象として発動できる。

僕は、

方界獣ダーク・ガネックスと

君のサイバー・ドラゴンを選択する。

方界獣ダーク・ガネックスの攻撃力を倍にし、

サイバー・ドラゴンの攻撃力を半分にする!」

 

方界獣ダーク・ガネックス

ATK:1000→2000

 

サイバー・ドラゴン

ATK:2100→1050

 

ディーヴァ

「僕は、方界獣ダーク・ガネックスで

サイバー・ドラゴンを攻撃!!」

 

ヘルカイザー

「罠発動!!

アタック・リフレクター・ユニット!

自分フィールドのサイバー・ドラゴンを生け贄に捧げ、

デッキからサイバー・バリア・ドラゴンを特殊召喚!」

 

サイバー・バリア・ドラゴン

DEF:2800

 

ディーヴァ

「なるほど、やはり一筋縄では行かないようだね。

僕はこれでターンエンド。」

 

ヘルカイザー

「俺のターン!ドロー!!

魔法カード、融合発動!

手札のサイバー・ドラゴン2体を融合。

現れろ!

サイバー・ツイン・ドラゴン!!」

 

サイバー・ツイン・ドラゴン

ATK:2800

 

「バトル!

サイバー・ツイン・ドラゴンで

方界獣ダーク・ガネックスを攻撃!!

エヴォリューション・ツイン・バースト!!」

 

ディーヴァ

LP:4000→3200

 

ヘルカイザー

「サイバー・ツイン・ドラゴンは

2回攻撃することができる。

やれ!サイバー・ツイン・ドラゴン!!

ダイレクトアタックだ!」

 

ディーヴァ

「罠発動!!

方界輪廻!!

相手がダイレクトアタックをしてきた時に発動できる。

相手は攻撃してきた同盟モンスターを手札・デッキ・墓地から特殊召喚する!」

 

ヘルカイザー

「サイバー・ツイン・ドラゴンは

エクストラデッキにもう1枚あるだけだ。」

 

新たに特殊召喚される

サイバー・ツイン・ドラゴン

 

サイバー・ツイン・ドラゴン

ATK:2800

 

ディーヴァ

「攻撃してきたモンスターと

新たに特殊召喚された

同盟モンスターの攻撃力は0になる。」

 

サイバー・ツイン・ドラゴン×2

ATK:2800→0×2

 

ディーヴァ

「それらのモンスターに方界カウンターを1つずつ置き

方界カウンターを置かれたモンスターは

攻撃できず、効果も無効化される。」

 

石化する2体のサイバー・ツイン・ドラゴン

 

ディーヴァ

「そして、

手札からレベル4以下の

方界モンスター1体を

召喚条件を無視して特殊召喚する!

現れろ!

方界超帝インディオラ・デス・ボルト!!」

 

方界超帝インディオラ・デス・ボルト

ATK:0

 

ディーヴァ

「方界超帝インディオラ・デス・ボルトの効果発動。

このカードが手札から特殊召喚されたとき、

相手に800ポイントダメージを与える!」

 

ヘルカイザー

LP:4000→3200

 

 

その時、空間に異変が起きる

 

 

ディーヴァ

「まずい!

このままでは2人とも

次元の彼方から抜け出せなくなってしまう。」

 

ヘルカイザー

「デュエルはお預けと言うわけか。

いいだろう。

また今度どこかであった時にでもやるとするか。」

 

ディーヴァ

「ああ。」

 

 

時空間を脱出する

ヘルカイザー

ディーヴァ

 

その後しばらくして時空間は消えた

 

 

とある別次元

 

 

ふと目を覚ますカイザー

 

吹雪

「亮、大丈夫かい?」

 

ヘルカイザー

「ああ、ちょっと考え事をしてただけだ。」

 

吹雪

「ならいいけど。

とりあえず無事に到着したみたいだし、

まずはここがどこか調べてみるとしようか。」

 

ヘルカイザー

「ああ。そうだな。」

 

 

暗い夜の砂漠のような場所に降り立った

ヘルカイザーと吹雪

彼らはただこの砂漠を歩くことにした

 

 

ヘルカイザー(心の声)

「今のは夢?

フン。

まさかな。」

 

 

遠く離れてヘルカイザーたちを見守るディーヴァ

そこへ1人の少女がやってくる

 

ディーヴァ

「セラか。」

 

少女の名はセラ

ディーヴァの妹である

 

セラ

「兄さんも相変わらず

強いデュエリスト見つけては

ちょっかい出しちゃうんだね?」

 

ディーヴァ

「まあね。」

 

セラ

「あのまま続けてたらどっちが勝ってたかな?」

 

ディーヴァ

「さあね。

それは勝敗が着かないと分からないさ。」

 

セラ

「さて、これからどこに行くの?」

 

ディーヴァ

「そうだな。

今は遊城十代。

彼に会ってみたいな。」

 

セラ

「遊城十代。

赤馬零王の暴走を止めてくれた人か。」

 

ディーヴァ

「彼は遊戯の意志を継ぐものとして

名を馳せたデュエリストだ。

今は自分を鍛えるために

あちこち旅をしてると聞いたよ。」

 

セラ

「ずいぶん詳しいんだね。」

 

ディーヴァ

「この前久しぶりに遊戯君に会ってね。

彼から少し話を聞いていたんだ。」

 

セラ

「遊戯さんか。懐かしいな。」

 

ディーヴァ

「そうだね。

だが今は遊城十代の更なる成長を見守ろうじゃないか。」

 

セラ

「うん!」

 

 

夜空には幾つかの星が輝いていた

 

彼等もまた運命に導かれたデュエリストなのかもしれない

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