とある街にたどり着く十代一行
街は賑わい、
昼間なのに盛大な花火が上がっている
素良
「ずいぶん賑やかな街だね。」
ゴーシュ
「ああ。何かの祭りか?」
その時、街の上空に巨大なソリッドビジョンが姿を表す
ソリッドビジョンとして現れたのは
リーゼントに口ひげを生やした
ノリノリの実況をするおじさんであった
彼は、MCと呼ばれる人で
主にデュエルの実況中継をしている人である
MC
「さあ!
本格的に始まりました!
海馬コーポレーションと
インダストリアル・イリュージョン社の
合同主催イベント!!
ニューバトルシティ!!
今もなお各地で激しいデュエルが続いております!」
十代
「ちょっと待てよ。
主催者が
海馬コーポレーションと
インダストリアル・イリュージョン社って・・・。」
と、その時だった
ペガサス
「ハロー!!十代ボーイ。
お久しぶりデース。」
十代
「会長さん!!」
ペガサス
「こんなところでユーに再び会えるとは
とても光栄デース。」
セレナ
「十代の知り合いなのか?」
十代
「ああ。
デュエルアカデミアにいた時に
何度か会ったことがあってな。
名前は、
ペガサス・J・クロフォード。
インダストリアル・イリュージョン社の会長で、
デュエルモンスターズの生みの親と言われた人さ。」
アリト
「インダストリアル・イリュージョン社って
さっき
ニューバトルシティの主催者って言ってた・・・。」
ペガサス
「はいそうデース。
如何にも、
このニューバトルシティの主催者は
ワタシと海馬ボーイデース。」
十代
「へぇ、面白そうじゃん!
俺何だかワクワクしてきたぜ!」
凌牙
「フッ、十代には知り合いがたくさんいるようだ。
とは言え、デュエルモンスターズの生みの親か。
そんなお偉様方が俺たちに何のようだ?」
ペガサス
「大した用ではありまセーン。
ただ、ワタシは偶然
十代ボーイを見かけたので
声をかけたのでありマース。」
十代
「なあ、会長さん!
もうニューバトルシティって
イベント始まっちまったみたいだけど
今からでも参加できるかな?」
ペガサス
「もちろんデース。
デュエリストなら誰でも参加可能。
飛び込み参加大歓迎デース。」
ゴーシュ
「さすが、
デュエルモンスターズを作った人のノリは
一味違うぜ!」
アリト
「おっしゃあ!
燃えてきたぜ!」
凌牙
「フッ、お前ら張り切りすぎだ。」
セレナ
「確かにな。」
素良
「まぁでも
これだけ大規模なデュエルが
行われるとなると
腕のあるデュエリストは
あちこちにたくさんいるみたいだしね。」
ペガサス
「はい。
この街には腕のあるデュエリストか
あちこちにたくさんいマース。
それは
ワタシにも海馬ボーイにも
感じ取ることが出来ました。
少しルールを説明してあげマース。
このニューバトルシティでは
まず街中でデュエルをして勝ち残ってもらいマース。
そして、
勝ち残った数名は
決勝トーナメントに進出できるのデース。
決勝トーナメントを勝ち進み
見事優勝を果たした者は・・・。」
と、ペガサスが最後まで言いかけた時だった
沢渡
「海馬コーポレーション社長。
海馬瀬人へのデュエルの挑戦権が得られるって訳よ!」
十代
「お前は確か、沢渡?」
沢渡
「何だ?
俺様を知ってるのか?
俺様も有名になったもんだぜ!」
素良
「どうやら僕たちの知ってる沢渡ではなさそうだね。」
セレナ
「そうだな。
まぁ性格は大して変わっとらんようだが。」
ペガサス
「オフコース!!
よく知ってマスネー。」
十代
「海馬瀬人って、
確か海馬コーポレーションの社長で
遊戯さんと過去に何度もデュエルで渡り合ったって人だろ?
すげー、何だかますますワクワクしてきたぜ!」
ペガサス
「更に、優勝とは別で
より優秀なデュエルをしたデュエリストには
私、ペガサス・J・クロフォードと
対戦することができマース。」
凌牙
「主催者自らがイベントに出向くとは
ずいぶんサービス精神旺盛だな。
こりゃ、俺も楽しみだ。」
ゴーシュ
「こうなりゃ俺も参加するぜ!
俺のノリも最高だ!」
アリト
「ああ!ひと暴れしてやるか!」
素良
「まあ、これだけ派手に盛り上がってるんだ。
参加するに越したことはないよ。」
セレナ
「やれやれ、仕方ないな。」
十代
「よっしゃ!
みんな参加で決まりだな!」
ペガサス
「君ならそう言うと思ってましたよ。十代ボーイ。
ではまたお会いしましょう。
グッドラーック!!」
ペガサス、そう言うと十代たちの元を去っていく
十代
「さて、俺たちも別行動を取るとするか。」
凌牙
「そうだな。
こういうのはバラバラに別れた方がいいからな。」
ゴーシュ
「じゃ、決勝で会おうぜ?」
アリト
「どんな相手だろうが真っ向から潰してやるぜ!」
素良
「僕もそろそろ行くとするよ。」
ゴーシュ、アリト、凌牙、素良、
それぞれバラバラの方向へ歩き姿を消す
十代
「じゃ、俺たちもそろそろ行くか。」
セレナ
「そうだな。」
と、その時だった
沢渡
「ちょっと待ったぁ!!」
十代
「ん?どうしたんだ?」
沢渡
「どうした?って、オイ。
お前は参加者になったんだ。
だったらこの場で俺様とデュエルしてもらうぜ!」
十代
「おっ!やるか!?
いいぞ!?
相手になってやる!」
呆れた顔で沢渡を見ているセレナ
セレナ
「やっぱり相変わらずだな。」
十代
沢渡
「「デュエル!!」」
十代 LP:4000
沢渡 LP:4000
沢渡
「先攻はもらう!
俺のターン!
冥帝従騎エイドス召喚!!」
冥帝従騎エイドス
ATK:800
沢渡
「冥帝従騎エイドスの効果発動!!
召喚に成功したターンに
もう一度アドバンス召喚できる!
俺はエイドスをリリースして
魔帝アングマールをアドバンス召喚!!」
魔帝アングマール
ATK:2400
沢渡
「アドバンス召喚に成功した時、
このカードは手札から特殊召喚できる!
現れろ!
イリュージョン・スナッチ!!」
イリュージョン・スナッチ
ATK:2400
沢渡
「カードを1枚伏せてターンエンド。」
十代
「俺のターン!ドロー!!
手札のE・HERO フォレストマンと
エアーマンを融合!!
来い!!
E・HERO Great TORUNADO(グレイト トルネード)!!」
E・HERO Great TORUNADO(グレイト トルネード)
ATK:2800
十代
「Great TORUNADOの効果発動!!
このカードが融合に成功した時、
相手モンスターの攻撃力と守備力は半分になる。」
魔帝アングマール
ATK:2400→1200
イリュージョン・スナッチ
ATK:2400→1200
十代
「バトル!
Great TORUNADOで魔帝アングマールを攻撃!!」
沢渡
LP:4000→1600
沢渡
「罠発動!!
ダーク・アドバンス!!
自分の墓地の
攻撃力2400以上、
守備力1000のモンスター1体を
手札に加えて
攻撃表示でアドバンス召喚できる!
イリュージョン・スナッチをリリースして
魔帝アングマールを再びアドバンス召喚!!」
魔帝アングマール
ATK:2400
十代
「へぇ、なかなかやるじゃないか。
俺はこれでターンエンド。」
沢渡
「感心するのはまだ早いぜ?
俺のターン!ドロー!!
俺は魔帝アングマールをリリースし、
最強帝!!
冥帝エレボスをアドバンス召喚!!」
冥帝エレボス
ATK:2800
沢渡
「このカードは
アドバンス召喚したモンスター1体をリリースして
アドバンス召喚できるのさ。
そして、
召喚に成功した時、
帝王と名の付く
2種類の魔法・罠カードを
デッキから墓地に送り、
相手のカードをデッキに戻す!
俺がデッキに戻すのは
E・HERO Great TORUNADO!!」
エクストラデッキに戻される
E・HERO Great TORUNADO
十代
「Great TORUNADO!!」
沢渡
「バトル!
冥帝エレボスで、
プレイヤーにダイレクトアタック!!」
十代
LP:4000→1200
沢渡
「どうだ!?
俺はこれでターンエンド。」
デュエルを見ているセレナ
セレナ
「あの沢渡、意外とやるぞ。」
十代
「さて、ワクワクしてきたぜ!
俺のターン!ドロー!!」
引いたカードを見て笑みを浮かべる十代
沢渡
「その様子だと
欲しいカードが引けたみたいだな。」
十代
「さあな。
次のターンになれば分かるさ。
俺はカードを2枚伏せてターンエンド!!」
沢渡
「面白い!!
ならばお望み通り
ここで決着を着けてやる!
俺のターン!
冥帝エレボス、ダイレクトアタック!!」
十代
「そう来なくっちゃ面白くないぜ!
速攻魔法!
クリボーを呼ぶ笛!!
デッキからハネクリボーを特殊召喚!」
ハネクリボー
ATK:300
ハネクリボー
「クリクリー!!」
十代
「久しぶりだな、ハネクリボー!!」
沢渡
「そんな雑魚モンスターでは
冥帝エレボスを倒せんぞ!?」
十代
「ハネクリボーをなめんなよ?
続けて
速攻魔法、
進化する翼!!
場のハネクリボーと
手札2枚を墓地に送り、
デッキから
ハネクリボーLv10を特殊召喚!」
ハネクリボーLv10
ATK:300
十代
「ハネクリボーLv10の効果発動!!
このカードを生け贄に捧げ、
相手モンスターを全て破壊する!」
ハネクリボーLv10から強烈な光が放たれ
冥帝エレボスを襲う
十代
「そして破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを受けてもらうぜ?」
沢渡
「ぐああああっ!!!」
沢渡
LP:1600→0
十代
「ガッチャ!!
楽しいデュエルだったぜ!?」
沢渡
「へっ!」
セレナ
「フッ。」
とあるビルの一室
モニターにて十代と沢渡のデュエルを見ている海馬
海馬
「遊城十代か。
昔、
カイバーマンを通して
デュエルをしたことがあったな。
あの頃はまだまだ未熟だったな。
遊城十代と昔戦わせた
カイバーマンは試作品段階に過ぎん。
決勝を勝ち上がって
俺の前に
立ちはだかる時が来るのを
楽しみにしてるぞ。」
そこへペガサスがワインを飲みながら戻ってくる
海馬
「何処へ行ってた?」
ペガサス
「心配ありまセーン。
久しぶりに古い友人に挨拶をしてただけデース。
それより、
デュエルどうなりました?」
海馬
「今モニターで見てるデュエルなら
勝ったのは、遊城十代だ。」
ペガサス
「さすがデス、十代ボーイ。
君があれからどれだけ成長したのか見るのが
とても楽しみデース。
グッドラック。」
十代サイド
沢渡
「デュエルには負けちまったが
いいデュエルだったよ。
久しぶりに爽快感を味わったぜ。」
十代
「またいつでもデュエルしような!」
沢渡
「おう!
次こそは負けねぇから覚悟しとけよ!?」
そう言うと、十代たちの元を去っていく沢渡
セレナ
「何だかんだ最後までアイツらしかったな。」
十代
「アイツもデュエルが大好きなんだよ。
さて、俺たちもそろそろ行くか。」
セレナ
「そうだな。」
十代、セレナ、その場を去る
MC
「さあさあ!!
ニューバトルシティは
まだまだ始まったばかり!
これから盛り上げて行くぞぉー!!」