翌日
ニューバトルシティは2日めを迎え
上空には昼間から花火が上がり
街は賑わっていた
1日めだけでも
勝ち抜いたデュエリストも数人いれば
負けて脱落したデュエリストも数人いる
街中のデュエリストが勝ち残りを賭けて
今か今かとデュエルを求めている
MC
「さぁ、ニューバトルシティも2日めを迎えました!!
勝ち残ったデュエリストたちもいれば脱落者も然り!!
勝ち残ったデュエリストたちは
決勝進出を賭け今か今かと対戦相手を求めています!
おーっと、ここで中継が入っています!
ニコ・スマイリーさーん!?」
と、ここで中継画面が変わる
画面には
サングラスをかけ
チョビヒゲを生やし
黄色いシマシマのスーツを身に纏ったオジサンが映っている
彼の名は、
ニコ・スマイリー
彼もまたニューバトルシティの現地中継をしている
ニコ・スマイリー
「はい、こちらニコ・スマイリーです。
私はただいまマジックショーの会場に来てまして
こちらでは、
デニス・マック・フィールドによる
カードマジックショーが開催されています。」
MC
「ほぉ、カードマジックですか。
それがニューバトルシティとどう繋がるのですか?」
ニコ・スマイリー
「それはですね。
彼のカードマジックでお客さんを指名し
指名したお客さんと
エンタメデュエルショーを御披露目するという
これまた斬新なイベントが開催されるわけです。」
MC
「カードマジックからのエンタメデュエルショー!!
さすがはニューバトルシティ!!
どこもかしこも目が離せない!」
マジックショー会場
そこではデニスがカードマジックを披露していた
そのマジックに虜になる観客たち
デニス
「ではここで
本日のエンタメデュエルショーの
対戦相手を決めたいと思います!」
観客
「ワー!!」
デニス
ディスクを取り出し
Em トラピーズ・マジシャンを召喚する
トラピーズ・マジシャン
1人の観客をキャッチし
ステージまでそのまま運ぶ
対戦相手に選ばれたのは遊矢だった
柚子
「遊矢!?」
柚子は観客たちに混ざっていた
デニス
「まずは自己紹介から行こうか?
僕はデニス・マック・フィールド。
君は?」
遊矢
「俺は、榊遊矢。
デニスか。
俺の知ってるデニスとは違うようだけど
まぁいいか。」
デニス
「君と僕は初対面のはずだけど、
今はそんな話しはいいかな?
さて、
本日のエンタメデュエルショーの対戦相手は
榊遊矢です!」
観客たちから歓声が上がる
柚子
「遊矢。」
遊矢
「アンタもエンタメデュエリストか。
これは負けるわけには行かないね。」
デニス
「それは僕も同じさ。
さぁ、そろそろショーを始めるよ?」
遊矢
「ああ!
Ledies and Gentlemen!!
(レディース アンド ジェントルメン)
お楽しみは、これからだ!!」
遊矢
デニス
「「デュエル!!」」
遊矢LP:4000
デニスLP:4000
デニス
「僕のターン!!
フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは
手札から特殊召喚できる。
Em スティルツ・シューター!!」
Em スティルツ・シューター
ATK:2200
デニス
「永続魔法
バリア・バブル!!
このカードが存在する限り
自分フィールドのEmは
1ターンに1度だけ
戦闘、効果では破壊されない。
さらに、
自分のフィールドのEmの戦闘で発生する
自分へのダメージは0になる。
僕は、カードを1枚伏せてターンエンド。」
遊矢
「お待たせしましたね。
さぁみんな楽しんでくれよ!?
俺のエンタメデュエル!!
行くぜ!
俺のターン!!ドロー!!
Here we go!!
(ヒア ウィー ゴー)
It's a show time!!
(イッツ ア ショウ タイム)
俺は、
スケール1の
オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンと
スケール8の
オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴンで
ペンデュラムスケールをセッティング!!
揺れろ
運命の振り子!!
迫り来る時を刻み
未来と過去を行き交え!!
ペンデュラム召喚!!
現れろ!
俺のモンスターたちよ!!
雄々しくも
美しく輝く二色のまなこ!
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!
レベル7!!
オッドアイズ・ファントム・ドラゴン!!」
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
ATK:2500
オッドアイズ・ファントム・ドラゴン
ATK:2500
デニス
「へぇ、君もなかなかのエンターテイナーじゃない?」
遊矢
「それはどうも。
バトル!
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで
Em スティルツ・シューターを攻撃!!
螺旋のストライクバースト!!」
デニス
「バリア・バブルの効果で
スティルツ・シューターは破壊されない。」
遊矢
「オッドアイズ・ファントム・ドラゴンで、
Em スティルツ・シューターを攻撃!!
無幻のスパイラルフレイム!!」
デニス
「バリア・バブルの効果により
Emの戦闘で受けるダメージは0になる。
罠発動!
トリック・ボックス!!
自分フィールドのEmが戦闘で破壊されたとき
相手モンスター1体のコントロールを得る。
僕は
オッドアイズ・ファントム・ドラゴンのコントロールを得る!!」
デニスのフィールドに特殊召喚される
オッドアイズ・ファントム・ドラゴン
デニス
「そして墓地のスティルツ・シューターを
君のフィールドに特殊召喚する。」
遊矢のフィールドに特殊召喚される
Em スティルツ・シューター
遊矢
「俺はこれで、ターンエンド。」
デニス
「この瞬間
オッドアイズ・ファントム・ドラゴンは
君のフィールドに戻る。」
遊矢のフィールドに戻る
オッドアイズ・ファントム・ドラゴン
デニス
「僕のターン!!ドロー!!
フィールドにモンスターが2体以上存在する時、
このカードは手札から特殊召喚できる!
Em ハットトリッカー!!」
Em ハットトリッカー
ATK:1100
デニス
「更に、
Em ミラー・コンダクターを通常召喚。
ミラー・コンダクターの効果発動!
フィールドのモンスター1体の攻守をエンドフェイズまで入れ替える!
僕は君のフィールドのスティルツ・シューターを選択!!」
Em スティルツ・シューター
ATK:2200→0
DEF:0→2200
デニス
「この効果を使った時、
自分は500ポイントダメージを受ける!
と、言いたいところだけど
そうは行かないよ?
手札のEm フレイム・イーターを特殊召喚して効果ダメージを0にする!
フレイム・イーターの効果発動!
このカードが特殊召喚に成功した時、
お互いのプレーヤーは
500ポイントのダメージを受ける!」
遊矢
LP:4000→3500
デニス
「この瞬間ハットトリッカーの効果が発動し
Emカウンターを1つ置くことで自分へのダメージを0にする。
僕は、
レベル4の
ミラー・コンダクターと
フレイム・イーターで
オーバーレイ!!
ショー マスト ゴー オン!
天空の奇術師よ
華やかに舞台を駆け巡れ!
エクシーズ召喚!
現れろ!
ランク4!
Emトラピーズ・マジシャン!」
Emトラピーズ・マジシャン
ATK:2500
デニス
「バトル!
Em トラピーズ・マジシャンで
スティルツ・シューターを攻撃!!」
遊矢
LP:3500→1000
デニス
「僕はこれで、ターンエンド。」
遊矢
「俺のターン!!ドロー!!
儀式魔法
オッドアイズ・アドベントを発動!
フィールドのオッドアイズ・ファントム・ドラゴンをリリースして儀式召喚を行う。
儀式召喚!!
現れろ!
レベル7!!
オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン!!」
オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン
ATK:2800
遊矢
「オッドアイズ・グラビティ・ドラゴンが特殊召喚に成功した時、
相手の魔法カードを手札に戻す!」
デニス
「バリア・バブルが!?」
遊矢
「俺は、
セッティング済みのペンデュラムスケールでペンデュラム召喚を行う!
ペンデュラム召喚!!
エクストラデッキより現れろ!
オッドアイズ・ファントム・ドラゴン!!」
オッドアイズ・ファントム・ドラゴン
ATK:2500
遊矢
「魔法カード
オッドアイズ・フュージョン!!
俺は、
フィールドの
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと
オッドアイズ・ファントム・ドラゴンを融合する。
融合召喚!!
現れろ!
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン!!」
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン
ATK:2500
遊矢
「オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンの効果発動!!
このカードが特殊召喚に成功した時、
相手モンスター1体を手札に戻す!
俺は、トラピーズ・マジシャンを手札に戻す!」
デニス
「トラピーズ・マジシャンが!?」
エクストラデッキに戻されるトラピーズ・マジシャン
遊矢
「バトル!
オッドアイズ・グラビティ・ドラゴンで
Em ハットトリッカーを攻撃!!」
デニス
LP:4000→2600
遊矢
「オッドアイズ・グラビティ・ドラゴンでダイレクトアタック!!」
デニス
LP:2600→0
デニス静かに笑う
観客
「お前ら最高だったぞー!!」
観客たちからは拍手喝采の大歓声が上がっていた
デニス
「皆さん
本日のエンタメデュエルショー
ご覧いただき
誠にありがとうございました!」
遊矢
「俺のエンタメデュエル
みんな楽しんでくれたかな?
お楽しみはこれまでだ!」
POM!!
煙幕を張り姿を消す遊矢
ニコ・スマイリー
「おっと、ここで榊遊矢選手が姿を消しました!!」
その時だった
ニコ・スマイリー
「うわっ!!」
突然カメラの前に柚子を抱え姿を現す遊矢
遊矢、カードを巨大な紙ヒコーキに変える
遊矢
「それじゃあまた!
See You again!!
(シー ユー アゲイン)」
遊矢、そう言うと紙ヒコーキに飛び乗り姿を消す
観客たちからは拍手が送られた
デニス
「遊矢、君もなかなか面白いエンタメだったよ。」
とあるビルの一室
ペガサスもまたワインを飲みながら
遊矢の映像を見ていた
その表情はどこか満足気な表情だった
海馬
「もう標的を見つけたのか。
気が早いヤツめ。」
ペガサス
「榊遊矢。
彼を見ていると思い出すのデース。
あの日榊遊勝とデュエルをしたあの時を。」
海馬
「そうか。
勝手にしろ。」
海馬、そう言うとどこかへ行く
ペガサス(心の声)
「榊遊矢、ニューバトルシティで必ず会いましょう。
その時まで自分のデュエルを信じて頑張って下さいね。
グッドラック。」
ペガサスの脳裏に映る遊矢