遊戯王アークファイブ 十代編   作:十代vsゴーシュ

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明かされる真実

赤馬

「では、その暗黒次元が裏で手を引いていたと。結論から言えばそういうことになるが。」

 

藍神

「結論から言ったらそうだね。

トゥルーマン、通称Mr.T。彼等を媒体に闇の次元の侵攻は進みつつある。僕らはそれを食い止めるために動いているということさ。」

 

セラ

「兄さん。長話をしてる時間はないよ?」

 

藍神

「そうだね。彼が向こうで待っている。」

 

赤馬

「彼女は?」

 

藍神

「彼女かい?彼女はセラ。僕の妹さ。」

 

赤馬

「そうか。話を聞く限りでは既にその暗黒次元に向かっている仲間がいるようだが。」

 

藍神

「ああ。だから僕らも急がなければならない。」

 

赤馬

「分かった。我々も手を貸そう。戦力なら心当たりがある。」

 

 

回想終了

 

 

赤馬

「そのあと私は舞網市に戻り月影と零羅に事情を説明した。そして、シンクロ次元に向かい同志を集めた。」

 

藍神

「赤馬君とは別行動で動いていたからね。僕は僕で少し次元をいじってニューバトルシティを持ち出すよう仕向けたってわけだ。」

 

海馬

「全ては貴様の手のひらの上で踊らされていたということか。気に入らんな。

 

藍神

「そうは言っても一か八かの賭けだったけどね。」

 

遊矢

「アンタがディーヴァだったんだね?」

 

藍神

「ああ。そう言うことになる。隠すつもりはなかったんだけどね。ただ僕も奴等に目を付けられてたから。」

 

十代

「お前も大変だったんだな。まぁ話には聞いていたがかなり厄介な奴がたくさんいるんだろ?」

 

赤馬

「そういうことだ。」

 

クロウ

「だから急きょ俺たちが呼ばれたって訳だ。」

 

ジャック

「今度の戦いはアカデミア以上に厳しくなる。力のないヤツはすぐに足を救われる。」

 

凌牙

「事情は分かった。俺たちも出来る限りの力は貸そう。」

 

龍亜

「へっ!そう来なくっちゃ!!久しぶりに十代や凌牙たちと戦えて嬉しいぜ!」

 

凌牙

「遊びじゃないけどな。」

 

一同

「ハハハハハ!!」

 

 

周りが賑わうなか十代が遊矢に問う

 

 

十代

「そう言えば藍神に聞くことあるんじゃないのか?」

 

遊矢

「そうだった。父さんのこと聞く予定がすっかり忘れてたよ。」

 

藍神

「君の父さん。榊遊勝のことだね。彼も次元の干渉を受けて別次元に飛ばされちゃって大変だったそうだよ。」

 

ペガサス

「つまり、元いた世界から私の世界に飛ばされてきたと。」

 

藍神

「そういうことになる。だが問題はそのあとだ。僕が彼と会ったのは、ペガサス。君とデュエルをして少し経ったあとだった。彼にも今の話しはきちんと説明した。そして・・・。」

 

遊矢

「その暗黒次元に向かってしまった。」

 

藍神

「そうだ。だがこのことは先に向かっている仲間にも伝えてある。無事に見つかればいいが。」

 

吹雪

「恐らくそれは。」

 

ヘルカイザー

「暗黒次元の奴等に捕まってると言うことか。」

 

柚子

「そんな。」

 

不安そうな柚子を見て遊矢は言う

 

遊矢

「何、その時は助けに行くさ。」

 

セレナ

「遊矢。」

 

素良

「まずはその暗黒次元について詳しく教えてもらった方がいいんじゃない?」

 

ゴーシュ

「そうだな。」

 

アリト

「まずはそこからだからな。」

 

藍神

「分かった。」

 

 

藍神、相槌を打つと静かに語り始める。

 

 

暗黒次元

それは元はどこにでもある普通の世界そのものだった。

だがある日そこで2つの勢力による争いが起こった。

両者の激しい争いは終始途絶えることはなく互いに被害は甚大だった。

赤馬零羅。彼は元々その世界の住人でその戦争に絶えず怯えていたそうだ。

やがてその戦争に1つの強大の闇の力が干渉し世界は心の闇の集合体へと生まれ変わった。

 

これが暗黒次元誕生の始まりである。

 

 

 

藍神

「月日は流れその強大な闇に立ち向かうべく善の巫女と悪の王子2つの魂が誕生した。」

 

赤馬

「それが。」

 

遊矢

「俺たち。」

 

柚子、セレナ

「「私たち。」」

 

 

回想

 

遊矢、ユート、ユーゴ、ユーリ

「「「「今こそ全てを1つに!!」」」」

 

 

ユーリ

「なるほど。ようやく結論にたどり着けたよ。」

 

ユート

「ああ。あとはこの事態をどうするか。」

 

ユーゴ

「んなもん、その暗黒次元の親玉をブッ飛ばしてやりゃいいんだよ!」

 

遊矢

「まあまあ。」

 

十代

「んじゃ、話しもわかったことだしそろそろ行くとするか!?」

 

ユベル

「何だか嬉しそうだな。」

 

十代

「そんなことないさ。」

 

藍神

「急ごう。時間がない。」

 

 

かくして暗黒次元への出発を決意する藍神たちご一行

 

 

 

一方その頃、とある場所、そう、暗黒次元では明日香と金髪の男が暗闇の砂漠の中を立って待っていた

 

 

明日香

「大丈夫かしら?」

 

「大丈夫。彼ならきっと上手くやってくれるよ。さて、そろそろ動くか。」

 

 

 

同じく暗黒次元にある錆び付いた古城

 

 

Mr.T

「そろそろだな。我々はいつでも可能だ。どこからでも来るがいい。最もコイツのようになりたければの話だがな。」

 

 

Mr.Tの後ろにはボロボロで磔にされている榊遊勝の姿がそこにあった

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