遊戯王アークファイブ 十代編   作:十代vsゴーシュ

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ようやく、シンクロ次元突入編に入りました。
ストーリー構成とか色々迷いましたが。

シンクロ次元編での視聴者の鬱憤をはらせるような展開もチラッと頭に浮かんだりとかしてハラハラですが、
どうなるのか楽しみです


シンクロ次元突入編
突入!シンクロ次元


シンクロ次元に到着する

十代

ゴーシュ

アリト

凌牙

牛尾

 

5人が到着した場所は、錆び付いた建物が並んだスラム街のような場所だった。

 

凌牙

「前来たときとは違う場所か。」

 

アリト

「前はどんな感じだったんだ?」

 

凌牙

「前はこう華やかな豪邸がいくつか並んでた場所だったな。

そしたらいきなり警察呼ばれて追われるハメになって。

おかげで潜入どころじゃなくなったぜ。」

 

呆れながら凌牙に言う牛尾

 

牛尾

「やっぱりお前トップスの敷地に入ったのか?

いいか?

この街はトップスとコモンズに別れてるんだ!

トップスってのは、

競争社会で勝ち上がってこの街の99%の富を得られる存在なんだ!

そんで、コモンズってのは、

競争社会で敗れて、スラム街でのたうち回ってる奴らを言うんだ。

 

とにかく、この街じゃあトップスの言うことが絶対でコモンズが逆らえば収容所送りだ!

俺も何人ものコモンズを収容所送りに・・・。」

 

と、牛尾が最後まで言いかけた時だった

 

凌牙

「おい。」

 

少し睨みを聞かせて牛尾の言葉を遮る凌牙

 

十代

「とにかくここに住んでる人たちも大変だな。

何とかならないのかよ?」

 

牛尾

「それは俺じゃあ、どうにもならないからな。

とにかく、この街はあちこちに監視カメラが付いてるから下手な行動は取らない方がいい。」

 

ゴーシュ

「しかし至るところに警察が張り付いてんな。

これじゃ、身動きすら取れやしねぇ。」

 

アリト

「正面から突破ってのはどうだ?」

 

凌牙

「やめておけ。捕まるのがオチだ。」

 

牛尾

「しかし、このセキュリティの数一体何を探しているんだ?」

 

 

治安維持局

司令室

 

ロジェ

「柊柚子はまだ見つからんのか?」

 

セキュリティ

「はい!捜索中ですが、依然見つかりません。」

 

ロジェ

「おのれ。」

 

苛立ちを隠せないロジェ

 

 

行政評議会

ここは治安維持局よりももっと立場が上な組織である。

現在、評議会はロジェの手によって全員セキュリティ軍団に取り囲まれてしまっている

行政評議会にいるのは、

評議員と呼ばれるお年寄り5人と

銀髪で赤いマフラーとメガネをかけた男1人と

フードを被った少年が1人いる

 

 

巨大なスタジアム

ここでは、シティ主催の大会が開催されていた。

その名はフレンドシップカップ

 

大会のテーマは、

 

みんなトモダチ!

 

 

まあ、負けた者は地下で働かされると言う、

これのどこがみんなトモダチなんだ?

って突っ込みたくなる輩もいるかも知れませんが

 

 

フレンドシップカップでは、

ユーゴとセレナのデュエルで盛り上がっていた

試合に勝ったのは、ユーゴ

 

勝って興奮しているユーゴに殺気が走る

振り替えると、スタジアムの上からユーリが見ている

 

ユーゴ

「待て!ゴルァ!」

 

ユーゴ、バイクで乗ってユーリを追いかける

 

 

時が流れ日が沈む頃

十代たちは、あるお屋敷に招かれていた

十代たちを出迎えてくれたのは

赤い髪の大人びた女性だった

その美しい容姿に、一同目を奪われそうになった

 

十代

「いやぁ、助かったよ。

騒ぎになるかと思って焦ったぜ。」

 

 

回想

 

スラム街を脱出して、ごく普通の街中に来る5人

 

十代

「これからどうするんだ?」

 

凌牙

「さあな。どこかに隠れる場所があればいいが。」

 

その時、買い物袋を持った赤い髪の女性が5人に気付く

 

十代

「やべ!見つかった!」

 

アリト

「どうする!?とりあえず逃げるか!?」

 

女性

「あの!ちょっと待って!違うの!」

 

回想終了

 

 

ゴーシュ

「まさか、匿ってくれる人がいたとはねぇ。」

 

牛尾

「一応、ここトップスの敷地内だぞ。」

 

その時、女性が紅茶を持ってきて5人に1人ずつ紅茶を注ぐ

 

十代

「さっきはありがとう。アンタ、名前何て言うんだ?」

 

女性

「私の名前は、十六夜(いざよい) アキ。

医者になりたくて勉強してるのよ?」

 

凌牙

「何でまた俺達を匿ってくれたりなんかしてくれたんだ?」

 

凌牙の問いにアキが答える

 

アキ

「あら、私あなたたちのデュエル見たことあるのよ?

デュエルチェイサーを15人倒したとか言われてたことがテレビで中継されてたでしょ?

私、あれ見てたのよ。」

 

記憶にないが、何か恥じることを言った気がしてならない牛尾

それを無視して凌牙は答える

 

凌牙

「あの時は、いきなり警察呼ばれて逃げることに必死だったからな。

正直、何がなんだか分からなかったよ。」

 

アキ

「ごめんなさいね。

トップスの人たちってどうも自分勝手な人たちが多くて。」

 

牛尾

「いや、何もあなたが謝ることはないよ。

しかしこれがシティの競争社会が招いた結果か。

何とも言えない話だ。」

 

アキ

「そうね。

ひょっとしたらこの街は1度滅んだ方がいいかも知れないわね。」

 

この言葉に息を詰まらせる凌牙、ゴーシュ、アリト!

故郷をアカデミアによって滅ぼされた彼らにとって、

この言葉は何とも受け入れ難い言葉なのだ

 

十代

「あ・・。」

 

そんな彼らを見て、気まずそうな顔をする十代

 

 

アキ

「ごめんなさい。私、何てことを。」

 

凌牙

「いや、いいんだ。アキさんのせいじゃない。」

 

牛尾

「彼女とてトップスの人間だ。

とうとうトップスにこれを言わせるのか?

一体この街はどうなるんだ?」

 

その時、玄関の呼び鈴がなる

 

「アキ姉ちゃん!遊びに来たよ!」

 

アキが玄関を開けるとそこには緑色の髪をした双子の少年少女がいた

 

アキ

「あら、龍亜(るあ)!

龍可(るか)ちゃん!

いらっしゃい。

上がっていいわよ。」

 

双子の名前は龍亜と龍可

龍亜は男の子で

龍可は女の子である。

 

龍可

「お邪魔します!」

 

龍亜

「アキ姉ちゃん!テレビどこ?

今夜フレンドシップカップの準決勝

急きょやるって言ってさ!

もう始まっちゃうよ!」

 

龍可

「もう、龍亜ったら!

すいません、アキさん。」

 

 

突然の出来事にポカーンとする5人

 

アキ

「ごめんなさいね。」

 

十代

「いえいえ。大丈夫だよ。」

 

 

ちょうど、テレビではフレンドシップカップの準決勝が中継されていた

準決勝の対戦は、

榊遊矢(さかき ゆうや) vs クロウ・ホーガン

 

テレビに釘付けになる龍亜

 

龍亜

「榊遊矢のデュエルも面白かったけど

クロウのデュエルも面白かったなぁ。」

 

 

十代

「フレンドシップカップ?」

 

アキ

「トップスとコモンズの融和を目的として行われるデュエルの祭典よ?」

 

ゴーシュ

「なかなか、面白そうじゃねぇか。」

 

アリト

「俺も出たかったぜ!」

 

凌牙

「おい、ここに来た目的を忘れるな。」

 

ゴーシュ、アリト、誤魔化し気に黙る

 

 

アキ

「大会で優勝したら、

コモンズ出身のデュエルキング

ジャック・アトラス

とデュエルすることができるの。」

 

凌牙

「ジャック・アトラス。」

 

回想

 

セキュリティに追われる凌牙

 

その時、目に映るジャックの電光掲示板

 

回想終了

 

 

アキ

「ジャック・アトラス。

彼の強さは本物よ。

今、テレビに映ってる榊遊矢って子も、

前夜祭でジャックに負けちゃったの。」

 

牛尾

「まあ、ジャックに負けたら

悔しいかもしれんが仕方ないと思うしかないからな。」

 

 

その時、テレビの方で龍亜が叫ぶ!

 

龍亜

「おい!これ見ろよ!」

 

テレビの方に駆け寄ると遊矢が暴走している

逆鱗遊矢覚醒

 

凌牙、ゴーシュ、アリトには見えた

一瞬、遊矢の中でユートが暴走しているのが

 

アリト

「ユート!?」

 

ゴーシュ

「分からん。けどこれはただ事じゃないぞ?」

 

凌牙

「ユート、一体何があった?」

 

 

デュエルは激しい展開を増す

メリッサ、ヘリコプターにしがみつく素良に気付く

素良、クロウのバイクに飛び乗る

素良、上空をハングライダーで飛ぶオベリスクフォースに気付く

 

 

治安維持局

 

ロジェもオベリスクフォースに気付く

 

ロジェ

「オベリスクフォース!!

バカな!

このタイミングで!

奴らに柊柚子とセレナを渡すわけにはいかん!」

 

 

評議会

赤いマフラーと赤いメガネをかけている男も、

オベリスクフォースに気付く

 

 

一方、テレビを見ていた凌牙たちもオベリスクフォースに気付いた

 

窓の方へ駆け寄る十代

 

ユベル

「どうやら、ここからでもハッキリ確認できるくらい来ているようだね。」

 

十代

「ああ、オベリスクフォースか。

ワクワクしてきたぜ!」

 

大徳寺先生

「うわー、結構いるのニャー。」

 

 

作戦を立てる凌牙たち

 

凌牙

「アイツら、思ったより早く侵攻して来やがった。

まずは、作戦を立てる。

俺はここでアキさんたちを守る。」

 

牛尾

「ああ、その方がいい。

お前は1度顔がバレちまっている。

アカデミアを倒す前にセキュリティに捕まっちまうからな。」

 

ゴーシュ

「俺とアリトは二手に別れて、オベリスクフォースを迎え撃つ!」

 

アリト

「そうこなくっちゃな!

久しぶりに暴れてやるぜ!」

 

牛尾

「俺はコモンズに落ちた部下たちを探してくるぜ。

戦力がいるんだろ?」

 

凌牙

「ああ、その方が助かるかもな。

ところで十代は?」

 

龍亜

「十代ならさっき窓から外に出てったよ。」

 

牛尾

「何ー!?」

 

ゴーシュ

「全くいいノリだぜ!俺たちも行くぞ!」

 

アリト

「ああ!」

 

屋敷を後にするゴーシュ、アリト、牛尾

 

玄関で見送る凌牙

 

凌牙

「後は任せたぞ。」

 

ゴーシュ

「おう!」

 

アリト

「任せとけ!」

 

牛尾

「アキさんたちのこと頼むぞ。」

 

凌牙

「ああ!」

 

 

街中

ビルの上をジャンプして駆ける十代

 

ユベル

「いいのかい?勝手に抜け出したりして。」

 

十代

「遅かれ早かれこうなることはわかってたんだろ?

それにオベリスクフォースの奴らにも会いたいしな!」

 

ユベル

「全く君らしい考えだ。」

 

十代

「行くぜ!オベリスクフォース!!」

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