遊戯王アークファイブ 十代編   作:十代vsゴーシュ

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精霊界を救え!! vs暗黒界

廃墟と化した城の中に立つ暗黒界の狂王ブロン。彼は廃墟と化した街をただひたすら眺めていた。そして、ブロンの後ろには邪悪に満ちたドラゴンの肖像画が描かれている。

 

ブロン

「まもなく覇王龍が復活する。そのためにはこの世界を支配し混沌の闇に染めることが必要だ。ズァーク様、今こそ貴方の力で世界を邪悪に!!」

 

覇王龍ズァーク。それは一体何者なのか。無論誰も知るものはいない。勿論ブロン本人でさえ会ったことはない。だが何故か彼の記憶の中に覇王龍ズァークが組み込まれ、実際に会ったことはないものの勝手に崇拝している。一方城下町では、暗黒界のモンスターによる侵略が続いており、逃げまどう民が逃げ惑い、弾圧される民が弾圧されている。だがそれもここまで。カイバーマンと龍可の到着により形成は逆転した。団結するレジスタンスが民を集め、1度は大革命を起こすも大革命返しにより失敗に終わる。だがしかし、カイバーマンと龍可のコンビが加わることにより強力な倍返しを喰らわせて街を支配していた暗黒界のモンスターたちは物の見事に一網打尽となった。残るはブロンただ1人。カイバーマンと龍可はとうとうブロンの待つ城へと到着した。

 

カイバーマン

「いよいよだな。覚悟は出来ているか?」

 

龍可

「はい。精霊たちの街をこんなにメチャクチャにくるなんて絶対に許せない!!」

 

カイバーマン

「そうか。ならば共に来るがいい。この下らん争いはとっとと終わらせてやらんとな。」

 

そう言うと2人は城へと足を踏み入れた。城の奥へと進むと大広間の場所でブロンが待ち構えていた。

 

ブロン

「ここまで辿り着くとはさすがはカイバーマンと言うべきか?おっと、もう1人イレギュラーがいるようだな。」

 

龍可

「あなたがこの街を支配している暗黒界のモンスターのリーダーね!?」

 

ブロン

「ああ、そうさ!全てはズァーク様復活のため!まもなくズァーク様は完全復活するのだ。お前らに邪魔などは絶対にさせんぞ。」

 

カイバーマン

「どうやら、どこぞの下らんオカルト話に漬け込まれたようだな。そんなことのために街を支配してるとは哀れなヤツだ。貴様の目的なんぞに興味はない。とっととデュエルを始めるぞ。」

 

龍可

「あなただけは絶対に許さない!!」

 

ブロン

「来い!!まとめて相手してやる!!」

 

龍可

カイバーマン

ブロン

「「「デュエル!!」」」

 

龍可 LP:4000

ブロン LP:4000

カイバーマン LP:4000

 

 

龍可

「私のターン!!レグルスを召喚!!」

 

レグルス

ATK:1700

 

レグルス

「龍可!!」

 

龍可

「レグルス。お願い!!私はこれでターンエンド。」

 

ブロン

「俺のターン!!魔轟神レイヴンを召喚!!レイヴンの効果により手札を3枚捨ててその枚数分レベルをアップする!!」

 

魔轟神レイヴン

レベル2→5

 

ブロン

「俺が墓地に捨てたのは軍神シルバ、武神ゴルド、鬼神ケルト。コイツらは効果で手札から墓地に送られたときフィールドに特殊召喚されるのさ!!俺はレベル5の魔轟神レイヴンにレベル5の軍神シルバをチューニング!!シンクロ召喚!!現れろ!!魔轟神レヴュアタン!!」

 

魔轟神レヴュアタン

ATK:3000

 

ブロン

「速攻魔法 スター・チェンジャー!!鬼神ケルトのレベルを1下げる!」

 

暗黒界の鬼神ケルト

レベル6→5

 

ブロン

「俺は、レベル5の武神ゴルドと鬼神ケルトでオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!現れろ!!終焉の守護者アドレウス!!」

 

終焉の守護者アドレウス

ATK:2600

 

ブロン

「アドレウスのモンスター効果!!オーバーレイユニットを1つ使い相手フィールドのカードを1枚破壊する。小娘のそのライオン、レグルスと言ったっけか?ソイツには消えてもらおうか。」

 

終焉の守護者アドレウスがレグルスを襲う。

 

レグルス

「ぐああっ!」

 

龍可

「レグルス!!」

 

ブロン

「へへへ。残念だったな。俺はこれでターンエンドだ。」

 

カイバーマン

「安心しろ。こんな雑魚は俺様が粉砕してやる。俺のターン!!マンジュ・ゴッドを召喚!!マンジュ・ゴッドの効果発動!!このカードが召喚に成功したときデッキから儀式モンスターまたは儀式魔法カードを手札に加える。俺は儀式魔法 白竜降臨を手札に加えその場で発動させてもらう。場のマンジュ・ゴッドを生け贄に捧げ、手札から白竜の聖騎士(ナイト・オブ・ホワイト・ドラゴン)を儀式召喚!!白竜の聖騎士の効果発動!!自身を生け贄に捧げることでデッキからブルーアイズを特殊召喚する。現れろ!!青眼の白龍!!」

 

青眼の白龍

ATK:3000

 

カイバーマン

「魔法カード 滅びの烈風弾!!自分の場にブルーアイズが存在する時、相手モンスター全てを破壊する!!」

 

ブルーアイズの強烈な一撃がブロンのフィールドのモンスターを一瞬で焼き払った。その様子を目の当たりにした龍可はあまりの威力に言葉を失いそうになっていたのであった。

 

龍可

「凄い。」

 

カイバーマン

「これで終わりだと思ったか?甘いぞ!魔法カード 竜の霊廟を発動。デッキからブルーアイズを墓地に送る。速攻魔法 銀龍の轟砲!!墓地から甦れ!!青眼の白龍!!俺は、2体のブルーアイズを墓地に送り、現れろ!!青眼の双爆裂龍(ブルーアイズ・ツイン・バースト・ドラゴン)!!」

 

青眼の双爆裂龍

ATK:3000

 

ブロン

「ブルーアイズをこうも巧みに操るとはさすがはカイバーマンと言うところか。」

 

カイバーマン

「フン。感心するにはまだ早い。これはほんの序の口に過ぎんからな。俺はこれでターンエンドだ。さぁ、龍可と言ったな。貴様のターンだ。」

 

龍可

「私のターン!!ドロー!!私はサンライト・ユニコーンを召喚!!サンライト・ユニコーンの効果発動。デッキの一番上のカードをめくり、それが装備魔法カードだった場合手札に加える。」

 

サンライト・ユニコーン

ATK:1800

 

そう言うと龍可はデッキに祈るように目を瞑り静かにカードをドローする。

 

龍可

「来た!!装備魔法 一角獣のホーンをサンライト・ユニコーンに装備!!これでサンライト・ユニコーンの攻撃力は700ポイントアップ!!」

 

サンライト・ユニコーン

ATK:1800→2500

 

龍可

「バトル!サンライト・ユニコーンでダイレクトアタック!!」

 

ブロン

「ぐああっ!」

 

ブロン

LP:4000→1500

 

龍可

「魔法カード 癒しの風を発動。私はフィールド上のモンスター1体につき、200ライフポイント回復する。」

 

龍可

LP:4000→4400

 

龍可

「カードを1枚伏せてターンエンド。」

 

ブロン

「俺のターン!!ドロー!!へへへ。俺はこれでターンエンド。」

 

カイバーマン

「俺のターン!!ドロー!!何を企んでるかは知らんが俺の前でがら空きのフィールドとはな。ツイン・バースト・ドラゴン!!ダイレクトアタックだ!」

 

ブロン

「かかったな!手札からバトルフェーダーを特殊召喚し、バトルフェイズを強制終了する!」

 

カイバーマン

「フン。そう来たか。俺はこれでターンエンドだ。」

 

龍可

「私のターン!!ドロー!!私はウィードを召喚!!速攻魔法 スター・チェンジャー!!ウィードのレベルを1つ上げる!」

 

ウィード

レベル2→3

 

龍可

「私は、レベル3のウィードにレベル4のサンライト・ユニコーンをチューニング!!聖なる守護の光、今交わりて永久の命となる。シンクロ召喚!降誕せよ、エンシェント・フェアリー・ドラゴン!」

 

エンシェント・フェアリー・ドラゴン

ATK:2100

 

龍可

「バトル!!エンシェント・フェアリー・ドラゴンでバトルフェーダーを攻撃!!エターナル・サンシャイン!!」

 

ブロン

「ぐああああ!!」

 

ブロン

LP:1500→0

 

 

ブロンの意識が遠のくなか、彼の前に1つの人影が見える。その人影は人の姿をしているが背後には巨大なドラゴンがいる。そして、ブロンは確信していた。この人影こそが自分が復活させようとしていた覇王龍ズァークだと。

 

ブロン

「申し訳ありません!!ズァーク様、貴方の復活は出来ませんでした!!」

 

ズァーク???

「あ゛?お前、誰だっけ?」

 

次の瞬間、ズァーク??はブロンに強烈な一撃を叩き込んだ。そして、ブロンは悲鳴を上げて消し飛んだ。

 

ブロン

「ぎゃああああ!!」

 

こうしてブロンは消滅した。ブロンの消滅により暗黒の雲は晴れ、荒れた街も元通り綺麗な街となっていった。城の上空を砦を守る翼竜が飛び回り、町外れの遺跡では黒蠍盗賊団が遺跡発掘に挑戦、城の近くの王家の墓では墓守の長率いる墓守の一族が墓を守り、町の警備はゴブリン突撃部隊とならず者傭兵部隊が行っている。そんな様子を龍可とカイバーマンは見ていた。

 

龍可

「良かった。これで全て元通りですね。」

 

カイバーマン

「ああ。これでこの町はもう心配いらんだろう。龍可、お前も仲間の元へ帰るなら目を閉じて念じるがいい。そうすれば自ずと道は開けるだろう。」

 

龍可は目を閉じて強く念じた。早くみんなと合流するために。そして目を開くと違う場所に来ており、目の前には龍亜がいて、彼も龍可に気付くと声を上げて走ってきた。

 

龍亜

「あっ!やっと見つけた!!おーい!龍可!!」

 

龍可

「龍亜!!」

 

龍亜と龍可は再会を果たし歓喜に満ちていた。だがそんな喜びも束の間と言わんばかりに地面の中から飛び出してくるセルゲイ。2人は彼を知っていた。デュエリストクラッシャーと恐れられていたセルゲイ・ヴォルコフはシティ最悪の犯罪デュエリストと言われており、その話は龍亜と龍可の耳にも届いていた。

 

龍可

「セルゲイ!?」

 

龍亜

「大丈夫だ!龍亜は俺が守る!」

 

龍亜と龍可の前に立ちはだかるセルゲイ。だがその時、1つの光が3人を照らしその中から海馬瀬人が姿を現す。

 

海馬

「フン、さっきの光は一体何だったんだ?だがそんなことはどうでもいい。それよりここはどこだ?」

 

突然の海馬の登場に驚きを見せる3人だが、セルゲイは即座に標的を龍亜と龍可から海馬へと変えた。

 

セルゲイ

「こっちの方が強そうだ。美しい。」

 

海馬

「何だかよく分からんが、俺の相手は貴様と言うことは分かったようだ。面白い。そのデュエル受けて立とう。」

 

海馬瀬人とセルゲイ・ヴォルコフのデュエルの幕が今、切って落とされた!!

 

 

 

 

 

 

 

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