遊戯王アークファイブ 十代編   作:十代vsゴーシュ

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決闘海賊(デュエルかいぞく)キャプテンソロ

エクシーズ次元 ハートランドで1人佇む瑠璃。腕のブレスレットが反応している。

 

瑠璃

「何だろう。ブレスレットが何かに反応している。一体何が起きてるの?」

 

不安を隠せない瑠璃。一方シンクロ次元 シティでもリンの身に同じことが起こっていた。

 

リン

「ブレスレットが呼んでる?」

 

すると、瑠璃とリンの脳裏に1人の少女の姿が映し出される。その姿は暗黒次元にいるセレナと柚子の脳裏にも映し出されることになる。

 

瑠璃

「今のは誰?」

 

リン

「あの人がブレスレットを通じて何かを訴えてるの?」

 

一方、ジャングルを抜け暗闇の砂漠へと抜ける素良、セレナ、アキ

 

セレナ

「何だ?今のは?」

 

素良

「どうしたの?」

 

セレナ

「今私の脳裏に1人の女の姿が映し出されたような気がしてな。」

 

アキ

「そう言えばさっきの男の人がセレナを見てレイ様って叫んでたけどそれと何か関係あるのかしら?」

 

セレナ

「さあな。少なくともそのレイと言う女が鍵を握っていることは間違いないようだ。見ろ。このブレスレットが方角を示している。」

 

セレナのブレスレットは、ある方角を指すようにして反応している。そして、そのブレスレットの先には今はまだ小さな光ではあるがその場所へ向かうように示しているのは間違いない。

 

セレナ

「あそこへ迎えと言うことか。」

 

 

そして、柚子の脳裏にも少女の姿が映し出され意識を取り戻す柚子。意識を取り戻したらこりゃまたビックリ!縄で縛られて海賊船に閉じ込められているではありませんか!?

 

柚子

「えー!?ちょっとこれってどういうこと!?」

 

柚子がビックリして慌てているのも束の間、海賊たちが柚子の元へ駆け寄ってきた。そのあとから海賊の親分と思わしき男がやってくる。

 

柚子

「あなたは誰?これは一体何がどうなってるの?」

 

「まぁ落ち着け。俺の名は決闘海賊(デュエルかいぞく)キャプテンソロだ。お前は俺たちの海賊船に落っこちてきたってわけさ。」

 

柚子

「決闘海賊キャプテンソロね!?今すぐ縄をほどきなさいよ!!」

 

ソロ

「生憎だがそれはできねぇ。何故ならお前はお宝の在処への道標だからな。」

 

柚子

「お宝!?ちょっと何言ってるの?」

 

ソロ

「何だ?気付いちゃいねぇか。お前のブレスレットが何処かの方角を指してるようだからな。そこに案内させてもらおうって訳だ。」

 

柚子

「ブレスレットが?確かに何処かに案内しようとしてるけど一体何処に向かってると言うの?」

 

ソロ

「とにかく話は後だ!!まずはそのお宝の場所まで案内させてもらう!話はそれからだ!」

 

そんな時だった。海賊船のクルー達が何者かの襲撃を受け一網打尽にされている。

 

ソロ

「何だ!?何があった!?」

 

吹雪

「君たちは女の子の扱いをまるで分かっていないようだね。女の子をそんな無粋に扱っては行けないよ。」

 

柚子

「吹雪さん!!」

 

吹雪

「僕だけじゃないよ?」

 

吹雪にそう言われ、ふと外を見るとボートを運転している赤馬がおり、そのボートには零羅、アリト、ゴーシュが乗っている。

 

柚子

「零児!!零羅!!それに、アリトやゴーシュまで!」

 

アリト

「何とか間に合ったみたいだな。」

 

ゴーシュ

「ああ。後はあの海賊船ごと柚子を奪還するだけだ。」

 

零羅

「兄様、吹雪さん1人で大丈夫?」

 

零児

「心配するな。彼はアカデミアでトップクラスのデュエリストに数えられたデュエリストだ。我々の加勢は必要ないだろう。」

 

零児たち一行は柚子を海賊船ごと奪い返すためにボートを海賊船の後ろへと着けている。そして海賊船の船上では柚子奪還をかけて吹雪とソロのデュエルが始まろうとしていた。

 

ソロ

「お前は一体何者だ!?」

 

吹雪

「僕の名前は天上院吹雪。僕の指差す先にあるのものは?10!!ん~!JOIN!!」

 

ポーズを決める吹雪に対し、ポカーンとする柚子とソロ。

 

柚子

「えーっと、吹雪さん?」

 

ソロ

「ふざけやがって!!今すぐ海の底に突き落としてやる!!」

 

吹雪

「ハッハッハ!そう来なくては面白くない!!」

 

吹雪、ソロ

「「デュエル!!」」

 

吹雪 LP:4000

ソロ LP:4000

 

ソロ

「では先に行かせてもらおう。俺は手札から魔法カード 融合を発動し、手札のスカルブラッド号とスカル・ナイトを墓地に送り融合!!赤きドクロの魔界の船よ!闇に潜みしドクロの騎士よ!今1つとなりて伝説の海賊王を呼び覚ませ!融合召喚!!出でよ!キャプテン・ロック!!」

 

キャプテン・ロック

ATK:0

 

ソロ

「フッフッフ。キャプテン・ロックがフィールドに存在する時、お互いのプレイヤーは手札からモンスターを召喚・特殊召喚することが出来ず、モンスターのセットも出来ない!!」

 

吹雪

「ほう。」

 

ソロ

「1つ言い忘れてたがキャプテン・ロックはフィールドに攻撃力1000以上のモンスターがいると破壊されるぜ。俺は1枚カードを伏せてターンエンドだ。」

 

吹雪

「ハハハハハ!!自ら攻略法を教えてくれるとは面白い!!君の布陣を今破って見せよう!僕のターン、ドロー!!手札から魔法カード 真紅眼融合を発動し、デッキの真紅眼の黒竜とデーモンの召喚を融合!!現れよ!ブラック・デーモンズ・ドラゴン!!」

 

ブラック・デーモンズ・ドラゴン

ATK:3200

 

吹雪

「ブラック・デーモンズ・ドラゴンの攻撃力は3200。よってキャプテン・ロックは破壊される。」

 

ソロ

「フンッ!!それで勝った気になるなよ!!永続罠 デッドマン・パイレーツ。墓地のキャプテン・ロックを効果を無効にして攻撃表示で特殊召喚!!」

 

キャプテン・ロック

ATK:0

 

ソロ

「そして、1ターンに1度墓地のモンスター1体を選択し、キャプテン・ロックの装備カードにし攻撃力を加えることができる。俺は海賊船スカルブラッド号を選択!!」

 

キャプテン・ロック

ATK:0→1600

 

吹雪

「なるほど。こうなることも既に視野に入れていたと言うことか。さすがと言いたい所だがそれは僕も同じさ。真紅眼融合で融合召喚したモンスターは真紅眼の黒竜として扱う!魔法カード 黒炎弾を3枚発動!!真紅眼の黒竜の攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える!!僕が発動した黒炎弾は3枚。因みに真紅眼の黒竜となったブラック・デーモンズ・ドラゴンの攻撃力は3200。それの3枚分と言うことは?」

 

ソロ

「9600!?」

 

吹雪

「そう言うこと★」

 

ブラック・デーモンズ・ドラゴンの口から強烈な黒炎弾が放たれ決闘海賊キャプテンソロは一瞬にして丸焦げとなった。

 

ソロ

「ぎゃああああ!!」

 

ソロ

LP:4000→0

 

かくして吹雪の速攻ワンキルにより、赤馬たち一行は海賊船もろとも柚子の奪還に成功する。そして、ボートを海賊船に積み込むと改めて柚子からブレスレットが何処かの方角を指してることが説明される。

 

赤馬

「つまりそこに向かえば皆と合流できると言うことか。」

 

柚子

「それはまだ分からない。でもハッキリしているのは私たちはそこへ行かなきゃいけないと言うことだと思う。」

 

吹雪

「つまりそこに行けば何か分かるかも知れない。そう言うことだね?」

 

アリト

「よっしゃ!なら話は早ェ!!」

 

ゴーシュ

「ああ!柚子には俺たちが着いてるから安心しな。」

 

柚子

「みんな、ありがとう。」

 

ブレスレットが示す先には果たして何があるのか?その真実は如何に!?

 

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