ジャックがリンを倒したことにより、リンのブレスレットが何処かの場所を一直線の光で指していることがわかった。どうやらデュエルで倒すことによりブレスレットを解放しそれがレイの封印を解くカギとなることがわかった。その結論にたどり着いた遊星、ジャック、リンはブレスレットの光が指す方向へただひたすら走る。カプセルに封印されているレイは時たま寝言のように呟いていた。
レイ
「あと3人。」
柚子シリーズの洗脳を解くと同時にレイを解放するということは戦局にも大きな影響が出るだろう。それと同時に暗黒次元にも大きな影響を及ぼすかもしれない。だが暗黒次元の強大な力を倒すにはレイの力が必要不可欠なのだ。そして場面は黒咲一行。璃緒がバリアンの姿となって瑠璃とディスクを展開して対峙している。
黒咲
「璃緒。本当に大丈夫か?すまない。」
璃緒
「気持ちは分かるけどここは私に任せてもらうわ。」
瑠璃
「さぁデュエルだ!」
璃緒
「ま、瑠璃もやる気みたいだし。」
璃緒
瑠璃
「「デュエル!!」」
璃緒 LP:4000
瑠璃 LP:4000
璃緒
「先行はもらうわ!私のターン!!ブリザード・サンダーバードを召喚!!手札を1枚捨ててブリザード・サンダーバードのモンスター効果発動。ブリザード・サンダーバード以外の鳥獣族・水属性モンスターを自分の手札・墓地からそれぞれ1体ずつ選んで特殊召喚する。私は手札のオーロラ・ウィングとたった今墓地に捨てたブリザード・ファルコンを特殊召喚!!その後、フィールド上のこのカードを持ち主の手札に戻す。私はレベル4のオーロラ・ウィングとブリザード・ファルコンでオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!現れろ!No.103 !!神葬零嬢ラグナ・ゼロ!!」
No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ
ATK:2400
璃緒
「私はこれでターンエンド。」
瑠璃
「私のターン!!私は手札からLL(リリカル・ルスキニア)コバルト・スパローを召喚!!そして自分フィールドにサファイアスワロー以外のLLが存在する時、手札のレベル1のLLとともにサファイアスワローは特殊召喚できる!!現れろ!サファイアスワロー!!そして2体目のコバルト・スパロー!!コバルト・スパローの特殊召喚成功により、デッキから3枚目のコバルト・スパローを手札に加え、手札にある2枚目のサファイアスワローとともに特殊召喚!!そして私はレベル1のコバルト・スパロー3体とサファイアスワロー2体でオーバーレイ!!麗しき翼を持つ鳥たちよ。戦場に集いて気高く輝け!!エクシーズ召喚!!舞い降りよ!!ランク1!!LLアセンブリー・ナイチンゲール!!」
LLアセンブリー・ナイチンゲール
ATK:0
瑠璃
「アセンブリー・ナイチンゲールはオーバーレイユニット1つにつき100ポイント攻撃力をアップする!」
LLアセンブリー・ナイチンゲール
ATK:0→500
璃緒
「この瞬間、神葬零嬢ラグナ・ゼロの効果発動!!オーバーレイユニットを1つ使い、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する、元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを破壊し、デッキからカードを1枚ドローする。アセンブリー・ナイチンゲールを破壊!!ガイダンス・トゥ・フューネラル!!」
瑠璃
「くっ。私はこれでターンエンド。」
璃緒
「私のターン!!フィールド魔法 氷炎の世界(アイス・ファイヤー・ワールド)!!水属性モンスターを水属性モンスターエクシーズのエクシーズ素材とする場合、 1体で2体分の素材とする事ができる。そしてガード・ペンギンを召喚!!私はレベル4のガード・ペンギン1体を2体ぶんとしてオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!現れろ!!
零鳥獣シルフィーネ!!」
零鳥獣シルフィーネ
ATK:2000
璃緒
「バトル!!零鳥獣シルフィーネで瑠璃にダイレクトアタック!!アイス・レイ!!」
瑠璃
「きゃああああ!!」
瑠璃
LP:4000→2000
シルフィーネの攻撃を受け一瞬意識を取り戻す瑠璃。
瑠璃
「璃緒さん!!」
璃緒
「瑠璃!!あなた意識が戻ったのね!!」
瑠璃
「えぇ!!だけど時間がないの!!私に構わずにラグナ・ゼロで私を攻撃して!!瑠璃の訴えに目を瞑る璃緒。だが彼女も覚悟を決めバトルを続行する!!
璃緒
「神葬零嬢ラグナ・ゼロで瑠璃にダイレクトアタック!!」
瑠璃
LP:2000→0
横たわっている瑠璃にバリアン形態を解除しそっと近寄る璃緒。横たわっている瑠璃からレイの幻が姿を現す。
璃緒
「瑠璃に乗り移ってたのはもしかしてあなたなの?」
レイ
「はい。もうあまり時間が残されていませんが。」
璃緒
「構わないわ。あとは私たちで何とかする。それよりも瑠璃を返してくれるかしら?」
レイ
「それなら安心して下さい。彼女は無事だから。」
璃緒
「そう。」
しばらくして瑠璃が意識を取り戻す。
瑠璃
「兄さん。それに璃緒さん。」
黒咲
「心配するな。もう大丈夫だ。」
璃緒
「そうね。道は自ずと開けたみたいよ?」
瑠璃
「えっ?」
瑠璃のブレスレットの光が何処かを目指して一直線に指している。
黒咲
「あそこを目指して進めばいいんだな。」
璃緒
「そのようね。」
その一方でレイを封印しているカプセルは別の箇所に大きなヒビが入り、微かに液体が漏れ始めていた