暗黒次元に柚子、セレナ、リン、瑠璃と4人の同じ顔を持つ少女が揃った時、4つのブレスレットが光り出し暗黒次元の柚子ことレイが覚醒の時を迎える。そして柚子の意識もまたレイに乗っ取られたかのように別人格へと変わってしまった。そんな柚子を救い出そうと吹雪が柚子の前に立ちはだかった。
吹雪
「君は一体誰だい?柚子ではないみたいだけど。」
柚子
「まもなく私の力は解放される。私には時間がない。あなたには私とデュエルをしてもらうわ。」
吹雪
「どうやら是が非でもデュエルをする以外道はないと言うことか。」
吹雪
柚子
「「デュエル!!」」
吹雪 LP:4000
柚子 LP:4000
柚子
「私のターン。私は手札から魔法カード 独奏の第1楽章を発動。自分フィールドにモンスターが存在しない場合、デッキからレベル4以下の幻奏モンスター1体を特殊召喚する。私は、幻奏の音女セレナを特殊召喚。幻奏の音女セレナは1体で2体分のリリースができる。私は、幻奏の音女セレナをリリースして幻奏の音姫プロディジー・モーツァルトをアドバンス召喚!!」
幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト
ATK:2600
柚子
「幻奏の音姫プロディジー・モーツァルトの効果発動。手札から天使族・光属性モンスター1体を特殊召喚する。幻奏の音女タムタムを特殊召喚。幻奏の音女タムタムが召喚に成功した時、デッキから融合1枚を手札に加える。魔法カード 融合を発動。フィールドの幻奏の音姫プロディジー・モーツァルトと幻奏の音女タムタムを融合。天使のさえずりよ!至高の天才よ!タクトの導きにより力重ねよ!融合召喚!今こそ舞台に勝利の歌を!幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ!」
幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ
ATK:1000
柚子
「幻奏の音女タムタムが融合素材として墓地に送られたとき、自分フィールドの幻奏モンスター1体の攻撃力を500ポイント下げて相手に500ポイントダメージを与える!」
幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ
ATK:1000→500
吹雪
LP:4000→3500
柚子
「幻奏の音女セレナが特殊召喚に成功したターン、自分は通常召喚に加えてもう一度幻奏モンスター1枚を通常召喚できる。私は幻奏の歌姫ソプラノを召喚。そして自分フィールドに幻奏モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。幻奏の音女ソナタを特殊召喚。幻奏の歌姫ソプラノの効果発動。幻奏融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。私はフィールドの幻奏の歌姫ソプラノと幻奏の音女ソナタを融合。響け歌声!流れよ旋律!タクトの導きにより力重ねよ!融合召喚!今こそ舞台へ!幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト!」
幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト
ATK:2400
柚子
「私はこれでターンエンド。」
吹雪
「なかなかやるね。それじゃ僕も本気で行かせてもらうよ?僕のターン!!ドロー!!魔法カード 紅玉の宝札を発動!手札のレベル7のレッドアイズモンスター1体を墓地に送り、デッキからカードを2枚ドローする!僕は真紅眼の黒炎竜を墓地に送る。そしてもう1体の黒炎竜をデッキから墓地に送る。僕は、伝説の黒石を召喚!伝説の黒石の効果発動!このカードを生け贄に捧げデッキからレベル7以下のレッドアイズモンスターを特殊召喚する!来い!真紅眼の黒竜!」
真紅眼の黒竜
ATK:2400
吹雪
「魔法カード 思い出のブランコを発動!墓地の真紅眼の黒炎竜を特殊召喚する。」
真紅眼の黒炎竜
ATK:2400
柚子
「この戦術は?」
吹雪
「そう。かつて君を僕から救い出すために遊矢君が僕にデュエルを挑んできた時に使った手さ。あのときは遊矢君の覚悟を確かめるために使ったが今回は君に取り憑く何者かから君を救うために使う。僕は、レベル7の真紅眼の黒竜とレベル7の真紅眼の黒炎竜でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろ!ランク7!真紅眼の鋼炎竜!!」
真紅眼の鋼炎竜
ATK:2800
吹雪
「僕は真紅眼の鋼炎竜で幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァを攻撃!!」
柚子
「幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァの効果発動!!特殊召喚された相手モンスターと戦闘を行う時、その相手モンスターとこのカードの元々の攻撃力の差分の
ダメージを相手に与え、その相手モンスターを破壊する!!リフレクト・シャウト!!」
吹雪
「オーバーレイユニットを持ったフレアメタルは効果では破壊されないよ。」
柚子
「だがダメージは受けてもらうわ!!」
吹雪
「なっ!?」
吹雪
LP:3500→1700
吹雪
「フレアメタルにはもう1つ効果がある。オーバーレイユニットを持つこのカードがフィールドにいる限り、相手が魔法・罠・モンスター効果を発動する度に500ポイントダメージを与える!」
柚子
LP:4000→3500
柚子
「ブルーム・ディーヴァは戦闘では破壊されず戦闘を行うとき自分へのダメージは0になる。」
吹雪
「なかなか手強いね。僕はカードを1枚伏せてターンエンド。」
柚子
「私のターン!!幻奏の音姫マイスタリン・シューベルトのモンスター効果。墓地のカードを3枚除外し、除外したカードの数×200ポイント攻撃力をアップする。コーラス・ブレイク!!」
幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト
ATK:2400→3000
吹雪
「フレアメタルの効果で500ポイントのダメージを受けてもらうよ。」
柚子
LP:3500→3000
柚子
「バトル!!ブルーム・ディーヴァでフレアメタルドラゴンを攻撃!!リフレクト・シャウト!!この瞬間ブルーム・ディーヴァの効果で自身の元々の攻撃力とフレアメタルの攻撃力の差分のダメージをあなたに与える!!」
吹雪
「罠発動!!攻撃の無力化!!このターンのバトルフェイズを終了する!!バトルが強制終了したことによりブルーム・ディーヴァの効果は発動しない。よって僕のフレアメタルの効果も発動しない。さぁどうする?」
柚子
「私はこれでターンエンド。」
吹雪
「僕のターン!!ドロー!!僕は手札から魔法カード 真紅眼融合を発動し、デッキの真紅眼の黒竜とタルワール・デーモンを融合する!現れろ!!悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン!!」
悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン
ATK:3200
柚子
「悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン。」
吹雪
「そうだ。このモンスターはあの時のモンスターだね。」
吹雪は柚子を守るために1人ユーリにデュエルを挑んだ時のことを思い出していた。吹雪のレッドアイズモンスターたちが洗脳された柚子の脳裏に問いかける。そして吹雪はターンを続けた。
吹雪
「悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンでブルーム・ディーヴァを攻撃!悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンのモンスター効果。このカードが戦闘を行うとき、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。」
柚子
LP:3000→300
吹雪
「悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、墓地のレッドアイズ通常モンスターの攻撃力分のダメージを与える。僕は真紅眼の黒竜を選択。その攻撃力2400のダメージを受けてもらうよ。」
柚子
LP:300→0
デュエルが終了し、吹雪の前にレイが姿を現す。吹雪はレイが柚子を操っていたことをすぐに察した。
吹雪
「どうやら君が柚子を操っていた本人みたいだね。君、名前は?」
レイ
「私の名前はレイ。ごめんなさい。私の力を解放するにはこうするしかなかったの。」
吹雪
「今の君は思念体のようだね。本物はどこにいるんだい。」
レイ
「今はラボの研究室で眠りに着いてるわ。だけど時期に目覚めるはずよ。」
吹雪
「そうか。本物の君にも早く会いたいものだ。でもまずはこの事態の収集を付けるのが先かな?」
レイ
「そうね。」
しばらくして意識を取り戻した柚子。目が覚めると柚子を吹雪たちが囲っている。
柚子
「あれ?私は一体。」
赤馬
「もう大丈夫だ。」
ゴーシュ
「しかしこんなことしてる間に偉く俺たちも進んできたみたいだぜ?見ろよ。敵の親玉が出迎えてるぜ。」
赤馬一行は既に鬼ヶ島の中枢にある洞窟の入り口に到着していた。洞窟の入り口の少し奥には暗黒時が構えており、入り口より少し離れた岩山では勝鬨が構えている。鬼ヶ島の決戦も終盤を迎えようとしていた。