ーアスナsideー
今日、私たち黒龍閃騎士団は第25層攻略に出ていた。
会議には団長のキリト君と副団長のリエっちが出席していて、25層のフロアボスの討伐について検討した結果、翌日の昼に攻略を開始することに。
「ねぇキリト君。私ね…」
ボス部屋に入る前に伝えたいと思っていたことを今言おうと思ったんだけど…
はぁ。キリト君の戦闘狂が出ちゃってるや…
「アスナっち、攻略してからにしたら??」
「そう…だね。その為に無事に生き残らなきゃ‼」
ーボス戦ー
「黒龍閃騎士団の指揮は副団長のリエが執る‼」
リエっち、張り切ってるなぁ。さぁ、私も頑張らなきゃ‼
「細剣部隊、配置に着け‼その後、部隊長のアスナの指揮下へ」
「おうっ」
私は細剣部隊の部隊長をやっている。
「両手剣部隊は部隊長のユウキの指揮下へ」
「盾部隊は頃合いを見て、バラけて!」
さすがだな。リエっちは戦闘中の状況を誰よりも早くに把握しちゃうから、指揮はカンペキにリエっち任せだね。キリト君もヒースクリフ団長も。
けど、私は…<攻略の鬼>って呼ばれてるんだっけ。
ギルドの会議中にちょこっと口出ししてから攻略に関して私が呼ばれるようになっちゃった。
キリト君とリエっちは良いのかな。
「細剣部隊!片手剣部隊とスイッチ!」
「スイッチ!」
最前線ではキリト君とリエっちが戦ってるな。私も混ざろうかな。
「カミト!部隊を頼みます!」
「おうけい!アスナさん!」
私は直ぐに神速の装備に変えてキリト君とスイッチをした。
するとキリト君とリエっちは『まだ早いでしょ』と、言わんばかりに見てきた。
「クラインさん!スイッチ!」
「あいよっ」
クラインさんは曲刀で上手く敵の武器を遠ざけてくれた。
「はぁー!!」
私は上位スキル<スターライト・スパイラル>を繰り出した。
すると横からリエっちが上位スキル<ダーク・ホロスコープ>を使ってカバーしてくれた。
アスナは最上位スキル<ウェーガマーナ・カピット>を繰り出した。
ーCongratulationsー
25層のフロアボスを倒した。
私はリエっちと喜んだ。とても喜んだ。
そして、ギルドホームに戻って皆が帰りだしたころにリエっちに相談していた。
「どうすればいいと思う?」
「よーし、私が一肌脱いであげましょう!」
そういってリエっちはウィンドウを開けて、何やらメールを打っていた。送信したのか、ウィンドウを閉じた瞬間、私にメールが届いた。内容はー
『明日の夕食、私が奢りますのでレストランで四人仲良く食べましょう。byリエ』
…え!?リエっちが奢るの!?
「アスナっち、今からもっかいメール送っていい?
あ、アスナっちには送らないから!」
「うん。全然大丈夫だよ…」
そしてリエっちは何やら長文を打ち始めて…たんだよね??
2分で打ち終わってるよ!?
「ありがとう‼」
「あ、返信来たね。」
『わかった。では明日レストランで。byキリト』
『僕も良いの!?いくよ‼もちろん‼byアオイ』
「えっと、『ありがとう。20層のレストランに6時に集合ね』っと」
ー翌日の夜 6時ごろ 20層のレストラン
「今日は集まってくれてありがとー‼」
「今日、なぜ集まったかって謎だよねー笑」
!?リエっち、言おうとしてる!?
「理由はねー、私と、アオイが付き合ってから丁度1ヶ月なんだよねー。だからどんな形でもいいからお祝いしてほしいなーって。」
「そうだったの!?もっと早く言ってよー。そしたらプレゼント、用意するのにー‼」
「ううん。プレゼントとかは良いの。楽しかったら」
リエっち…凄いな…きっと昨日私が言って丁度いいなって思ったんだろうな…私ならこんなこと思い付かないや。
「リエ、アオイ、おめでとう‼」
「「ありがとー」」
そして、仲良く四人で夕食を食べているとイキナリ…
「「あーっ!!!」」
「「どうした」の!?」
「いやー…ちょいと大変なことになったから、この子貰ってくね…」
なんで………二人きり…に、するため?演技とは思えないや。
「じゃ、俺らもおいとまとするか。」
「ねぇ、キリト君…ちょっと…良い??」
「あぁ」
ーカフェー
「あの…ね。私…」
「??」
「キリト君のことっ好きです‼」
「ボッ」
「あ、アスナ…??ってことは…その…なんだ。
お付き合い…しようって…ことなのか??」
「う、うん。」
「よ、ヨロシク…おねがいします…?」
や、やったよ!リエっち‼OK貰っちゃったよ‼
と、とにかく、メール送らなきゃ!
ーアスナside outー
ーリエsideー
ふぅ。上手くいったなー。
アスナっちたち、上手くいくかなぁ…
「リエ、僕…」
「どうしたの??」
ピコン♪
「あ、メールだ」
えーと…あ、アスナからだ‼
『リエっち、本当にありがとう‼
告白したら、OK貰っちゃった‼byアスナ』
「アオイっ」
「!?」
「・・・」
ーーー!?なに抱きついちゃってんの!?
私の馬鹿‼
「リエ…ちょっと良い??」
「ど、どうしたの??」
出来るだけ平静を保とうとしてるんだけど…
頬が火照ってるのが…隠しきれない…‼
「ぼ、僕と……」
??僕と??
するとアオイはあるアイテムを取り出した。
「僕と……結婚してください‼」
「!?…わ、私なんかで良いの??」
「私なんかじゃないよ‼リエが良いんだよ‼」
や、ヤバいよ…私…アオイにこういって貰えてとても嬉しい…
どうしよう。返事…しなくちゃ…
「ぁ…ぅ…ぁの…その…よ、ヨロシクおねがいします‼
じゃなくってっ‼凄く嬉しい…‼」
「じゃあ、今日、一緒に泊まろうよ」
ー‼アオイ、どうしたの!?イキナリ…あ、もしかして…‼
「アオイ、キリトに何か吹き込まれた!?」
「え??ぜんぜん。キリトにはこんなこと話してないよー」
ー………うん。アオイだから良いんだからね。
うん。結婚はアオイだからOK…なんだから…
「じゃあ、私の家に…来る??20層なんだけど…」
「う、うん!行く‼」
食いついてきたぁ。部屋はキレイにしてるつもりだから良いんだけど、男の子を自分の家に入れるのって、リアルでもここでも始めてだからなー。緊張するな。
「じゃあ、アスナっちにメールだけ送っといて良い??」
「うん!いいよー♪」
あー、しっぽ振ってる。そんなに嬉しい??…嬉しいね。笑
『アスナっちへ
本日のことはとても良かったですね
こちらもとても喜ばしいことが起きました。
その件に関しては明日、お話します。』
そして、私とアオイは夜な夜なお喋りをして寝なかった。
ー翌日の早朝ー
『明日の朝、ギルドホーム会議部屋にて集合 副団長』
とだけメールを送っていたので皆は何のことか分からないハズ。団長のキリトでさえも。そこで私とアオイは会議部屋の台に登り、昨日のあの出来事を報告した。
「私とアオイは、昨日の夜に…」
恥ずかしい…どうしよ…声が出ないよ…
「結婚いたしましたっ」
!?…アオイ……ありがとう…
ーエッ結婚!?ケッコンテナニ?サァ?アノケッコンジャネ?
「リエっち‼それって…本当??」
「うん。こんなことでウソはつかなー」
おわっ ねぇ、アスナっち、最後まで言わせてよ…
アスナっちって自分のことのように喜んでくれるから大好きなんだよねぇー。
「副団長殿っ今から小一時間ほど外出していただけませんかっ??アオイ殿とご一緒に…」
「え、ええ。良いですよ。」
「アオイ、いきますよ」
そして私とアオイは外出(=デート)をしていた。
「どうして私たちを追い出したのかな??」
「なんでだろうね。。。」
「ねぇ、アオイ。あのケーキが食べたい。」
そんなこんなで、一時間があっという間に経ってしまった。
約束通りにギルドホームに戻ると…
ーパーン
ビクッ
なんだ…クラッカーかぁ。て、クラッカー!?
そんなもの、この世界にあるの!?知らなかった…
「副団長殿っアオイ殿っおめでとうございますっ」
「リエっち」
「アオイ」
二人で振り向くとそこにはアスナっちとキリトが居た。
何かを隠してる…??
「「おめでとうっ」」
隠していたものは、色ちがいのコートだった。
私が灰色で、アオイが青色だった。
そして、シリカとカミトから、ギルメン代表で
何かをくれた。
ー剣だった。
ウィンドウを開けると…
私のは<クイーンズ・ナイトソード>
アオイのは<ネーベルリッパー>
だった。かなりのレア物だ。どうやって手に入れたのだろう。この短時間で…
忘れてた。このギルドにはSAO内に置いて、右に出るものは居ないといわれるほどの鍛冶屋がいるんだった。
さすがだな。
ナレーション))そして、夜になるまでギルド全員で祝うのでした。
めでたしめでたし。
ですが、このあとにまーさかあーんなことや、
こーんなことが起きるなーんて、
誰が予想出来たでしょうか…??
いやー。3000、越えましたね笑
そんなに書いたつもりは無かったんですけど…
どんどん長くなっていっています。
次回は4000…??笑
流石に無理です(ヾノ・∀・`)
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
お疲れさまですm(__)m