トランスフォーマー目が覚めたらデストロンガー!? 作:オカタヌキ
「もう一度いうわよ!大人しく手を上げて投降しなさいディセプティコン!!」
俺たちは今非常に困った状況下にある。なんとかスワープを落ち着かせて話し合いに持ち込もうとしたのだが、この白いトランスフォーマー、ストロングアームに銃を突き付けられている。
「トランスフォーム!!!ストロングアーム勝手に行くなと言ってるだろう!!!」
「トランスフォーム!!!おお、何だかいかにも悪そうなやつがいるな」
そう言って登場したのは、黄色いスポーツカーから変形したバンブルビーと「瞬速」とペイントされた赤いランボルギーニから変形したサイドスワイプだ。…てか悪人面で悪かったな。
「クァァ敵か」
スワープはそう言って武器を展開する
「待て待て落ち着けスワープ。お前らも武器を下ろしてくれ。俺たちは戦うつもりはない。そもそも俺はディセプティコンじゃない。」
「なんだって?」
「隊長、この前のスチールジョーのように嘘をついてるのかもしれません。」
「そもそもフィクシットがディセプティコン信号が2つ出てるって言ってたしな。」
嘘だろう!一つはスワープとしてもう一つってまさか俺!?でも俺のエンブレムはデストロンガーのもののハズだぞ?
「待て待て本当なんだって!見ろよこのマーク、ディセプティコンのじゃないだろう!?」
そう言って俺はエンブレムを見せる
「…本当だ。ディセプティコンのじゃない。」
「だけどフィクシットは信号は2つだって言ってたぜ?」
「確認してみる。フィクシット、ディセプティコンの信号は本当に2つなのか?」
『はい、確かにそこから2つ出てます。』
「そうか……」
「じゃあディセプティコンの囚人名簿から、プテラノドンに変形するやつと空飛ぶサメに変形するやつがいるか調べてくれる?」
『はいな!情報から検索………出ました!プテラノドンに変形する方はスワープゆうて、捕まった理由は他のダイノボットとの抗争による器物破損のようです!』
あっやっぱりそうなのか。ダイノボットはどこの世界も戦い好きなんだな
『あとはサメに変形する方何ですが……データベースにはそんなディセプティコンは囚人にはおりませんね?』
「……てことは本当にディセプティコンじゃないのか?」
「でもそれじゃあ信号が2つ出てるのは何故だ?」
「センサーが壊れてるんじゃないか?」
『いえいえそんなはずは……確かに隊長らがおるところから信号は出てるんですけど……』
どういうことだ?すると向こうからズンズンと足音が聞こえてきた。
「へえ、へえ、トランスフォーム!!!あ~やっと追い付いたぜぇ」
現れたのは緑色のティラノサウルスから変形したガタイのいいダイノボット、グリムロックだった。
「クァァグリムロック久しい」
「おお!?スワープじゃねぇか!!久しぶりだなぁ!!!」
「あれ?お前ら知り合いなわけ?」
サイドスワイプが尋ねる。
「ああ、俺たちダイノボット、よくいっしょにケンカした。」
「懐かしいなぁ。また今度ケンカしようぜ!ところでその隣の悪そうなやつは誰だ?」
また悪そうって……どうせ俺は悪人面だよチクショー!!!
「こいつゲルシャーク、俺をボットから出してくれた。こいつ強い、俺勝てなかった。」
「へえ、そんなに強いのか?」
「ああ、強い。お前でも多分勝てない。」
ちょっ!?やめてよ、誉めてもなんもでないから!!!
『へぇ~~そいつは使えそうだなぁ』
すると突然声が聞こえた
「!!!?何処にいる!?出てこい!!!」
『カハハハハさぁ~てどこでしょう?』
声はすれども姿は見えない。何処にいるんだ?
待てよ、そう言えばさっきフィクシットはなんて言った?たしかバンブルビーたちがいるところから反応が2つすると………待てよ、ひょっとしたら…そうか!
「ここかぁ!!ビーストモード!!!」
俺はビーストモードになり、地面に潜る。
「そこだ!!ジョーズティース!!!」
俺は気配のした方におもいっきり噛みついた。
「グギャアアアア!!!!!」
手応えありだ。俺はそれを口に加えたまま地面から飛び出した。それは黒と紫色をしたカブトムシのロボットだった。俺はそいつを地面に叩きつける。
「グオオてめえよくもやりやがったな!!!トランスフォーム!!!」
そいつはすかさずロボットモードに変形する。
「フィクシット、カブトムシに変形するディセプティコンはいるか!?」
バンブルビーがフィクシットに尋ねる。
『はい、検索します…出ました!ボンブシェル、インセクティコンです!!!』
というわけで、玩具シリーズから二人目、インセクティコンのボンブシェルでした。なかなか厄介な能力をもっています。次回「乱闘」お楽しみに。