トランスフォーマー目が覚めたらデストロンガー!? 作:オカタヌキ
「カァーーーー!!!」
「逃がすかぁぁぁぁ!!!」
どうも、毎度お馴染みゲルシャークです。俺は現在カラスに似た姿のディセプティコンを追っている。
「バンブルビー!こちらゲルシャーク、ディセプティコンを発見!現在絶賛追跡中だ!!!」
『了解、すぐそちらに向かう!』
「なるべく早く頼む。おい!いい加減捕まれ!!」
「イヤーー!!!あんたしつこい!しつこい男は嫌われるわよーー!!!」
「大きなお世話だバカヤローーー!!!!」
どうせ今まで彼女なんかいたことありませんよ。泣いてないぞチクショウめ!!!
「お待たせゲルシャーク…って何で泣いてるの?」
「サイドスワイプ、今は放っておいてくれ。」
「あ、うん、ごめん。」
「キラキラーー!!!」
「どわぁ!!!?」
ディセプティコンはいきなり金切り声をあげてサイドスワイプに飛びかかった。
「いってぇ!!!背中がガリガリになるだろうが!!」
「うるっさい!!ってアタッ!?イタイ!!」
「大人しく翼を上げなさい!!」
ストロングアームがショットガンを構えていい放つ。…何で体をかいてるんだ?
「お断りよーー!!!」
するとディセプティコンは見かけによらず俊敏な動きでストロングアームをも抑えつける。
「俺を忘れてくれるなよ!」
俺はテールアンカーをやつの顔に突きつける。
「どうする?両足は塞がってるぜ?」
「んもーー本当しつこい!!あんた彼女いないでしょーー!!!」
「うっせーー!!!生まれてこのかた出来たことないわバッキャローーー!!!」
俺はテールショットを打ちまくる。
「ちょっと!?私たちにも当たるじゃない!!!」
「落ち着けって!!」
「っせーー!!!チクショウどいつも俺を差し置いて……顔か!?やっぱ顔なのかコンチクショー!!!!」
思い出すのはあの夏の終わり、俺の友達はみんな彼女作って独り身は俺だけ……みんな卒業してないのに色々卒業しやがって、俺だけ留年かチクショー!!!
「トランスフォーム!!!ディセプティコン大人しく手を上げて…って何やってるんだゲルシャーク!!!?」
「隊長ゲルシャークを止めてくれ!!!」
「落ち着けってゲルシャーク!!」
そう言ってグリムロックは俺を羽交い締めにする。
「離せ!離せグリムロック!!!!!」
「落ち着けゲルシャーク!!一体何があったんだ!?」
「隙ありーー!!!」
「「「「「うわぁぁ!!!!」」」」」
するとやつはサイドスワイプとストロングアームを俺たちに投げつけ、俺たちはもみくちゃになった。
「カーー!!!バイバーイ♪」
そう言ってやつは飛び立つ。するとそこに赤い影が体当たりする。
「ニャアァァァァ!!!?」
突然の衝撃にディセプティコンは地面に落ちる。
「クァァ遅くなってすまない。」
赤い翼をはためかせ、スワープは言う。
「イタイ……もうっ!!一体だレッ!?…………」
地面に墜落したディセプティコンはそう言いかけてフリーズする。……心なしか頬が赤いのは気のせいだろうか……
「トランスフォーム!!!大人しくしてもらおうか。」
スワープはロボットモードになり武器のサーマルメイスを展開する。
「………か」
「か?」
「カッコいーーー!!!」
するとやつはロボットモードになる。てかあいつ女!!!?
「好き!!!結婚して!!!!」
「へ?」
「「「「「えぇ!!!!??」」」」」
いきなりそんなことを言うディセプティコンの女。流石のスワープも戸惑っている。
「あ、えぇ、その、あの……とりあえずお付き合いから始める……てことで……」
「うん♪」
「「「「「えええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!??」」」」」
「俺スワープ。とりあえず盗んだものはちゃんと返すこと。」
「アタシフィルチ!!わかった!ちゃんと返すねダーリン♪」
こうして、ディセプティコンのフィルチはあっさり確保?され、盗んだものも無事デニーが持ち主に返した(一部持ち主の見つからないものは貰うことになりかなり喜んでいた)。
「………てな訳で今日から仮釈放という形でチームに協力して貰う……」
「フィルチでーす!!ダーリンとは結婚を前提にお付き合いしてまーす!」
「クァァ/////」
「……それと隊長、いい加減あれなんとかしてくれよ。」
「元気出しなってゲルシャーク!!」
「きっと君にもいつか好い人が見つかるさ。だから僕の宝の山から早く出てきてくれ!!!」
「うるせーー!!!ほっといてくれ!!!」
この後、俺は半日ほど骨董品の山に引きこもった。
まさかのカップル爆誕!!!?感想等お待ちしています。次回お楽しみに