穂乃果ちゃんメインの話です
よろしくお願いします!
「うーん…」
私、高坂穂乃果!
穂乃果の家族には父親が居ません
別に父親と別れたとかではない
母親が2人居る
それはつまり、世の中ではレズビアン
と言われる人だ
だからと言って、穂乃果は別に気にはしない
昔からそうだからだ
むしろ穂乃果を大切に育ててくれた人達だから
大好きだ
「おはよー」
「おはようございます、穂乃果」
この人は海未お母さん
なんでも名門、園田家の跡取り娘で
凄く有名な人なんだって、穂乃果難しい事わからないけど
凄いんだなって事はわかるよ
「おはよう穂乃果ちゃん」
この可愛らしい人はことりお母さん
ウチのお饅頭屋さんをやっているんだ
なんでも穂乃果の本当のお母さんとお父さんがやっていたらしく
それを2人が住ませて貰って今に至る
穂乃果の
本当のお母さん、お父さんは
交通事故で死んだ
お酒を、飲んだ人がお母さん、お父さんが乗っていた車と激しく衝突して
亡くなったらしい
まだ3歳だった穂乃果と産まれたばかりの妹は
施設にあずけられた
そこから海未お母さん達が穂乃果だけをなんとか引き取ってくれた
小学生の時
「なぁ!高坂の家族ってお母さんが2人居るんだろう!」
「うん!お母さん2人だよ」
「ははー!変なの~普通はお母さんとお父さんが居るんだぞ~」
こんな事を何回も何回も言われた
でも穂乃果は気にしなかった
だって大好きな2人だったから
お母さんが2人だからとかお母さんとお父さんが居るから
関係ない、穂乃果にとって
そんなのは関係ない
「………」
中学校になり
穂乃果の机に悪口がたくさん書かれていた
気持ち悪い
帰れ
などなど、平気と言ったら
嘘になる、でも穂乃果は2人を責めない
2人は大好きだから
穂乃果は2人には気づかれないようにしていた
けど、2人にいじめられていると気付かれた
ことりお母さんがたまたま穂乃果が隠していた
ボロボロにされた教科書を見つけたからだ
穂乃果は2人に呼び出された
2人は泣いていた
”ごめん”
今でもあの時に聞いたごめんは
耳に残る
「大丈夫だよ……きっと、みんな分かってくれるから」
それからみんなからのいじめは収まらなかった
海未お母さんは学校学校に話すと怒っていたが
穂乃果は止めたりした
あの時はかなり激しい親子喧嘩した
それから、今は高校生になり
中学みたいにいじめは無くなり
平和な日々が送れている
「じゃあ、行ってくるね!」
「はい、気を付けてくださいね…」
「いってらっしゃい、穂乃果ちゃん」
学校の用意をして、玄関前まで行き
靴を履いて、2人に行ってくると伝えて
外に出た
今日もまた1日始まる
いつもの日々が
でも今日はいつもと違う今日が
始まるなんて穂乃果まだ知らない