「ねぇねぇ!もっと昔の話聞きたいな」
「もっと聞きたいの?仕方ないわね~」
穂乃果はもっと、昔の話を聞きたくなって
にこちゃんの服を掴んでお願いしてみた
そしたらにこちゃんは腕を組んで、何を話そうか考え始めました
「よし…この話にするわ」
どうやら決めたらしく、にこにこ笑顔で話しました
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「うみちゃんな~んかだいっきらい!!!!」
「ほ、穂乃果!」
あれは母の日の事だったわ
こころやここあ達と母の日のプレゼントを用意してる時に
海未からまた電話があってね
「もしもし?海未どうしたのよ…」
「うぅ……に”こ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”!」
電話に出たら、今まで聞いた事のない
海未の泣き声が聞こえて、これは穂乃果とまた何かあったなと思ったわ
「はぁ、何があったのよ……」
「実は…」
話は簡単だ
穂乃果が母の日のプレゼントに何が欲しいかと聞いてきて
何でもいいと答えたら、穂乃果は怒ってしまったらしい
なんて平和なケンカなのだろうかと思ったわ
「それで、穂乃果がウチに来ていないかって電話してきたのね、まだ来てないわよ?」
「そうですか、ありがとうございます…」
「うん、来たら教えてあげるわ、またね」
(ピンポーン)
海未からの電話を切ってすぐに家のインターホンが鳴った
鳴らしてる本人はなんとなく分かっている
恐らく、海未が探している子だろう
「やっぱりあんたね……」
「……」
家の扉を開けたら
来る間に何回かコケたのか服が汚れて
今にも泣きそうな顔をしていた
こんな姿を見たら、怒るに怒れないわね
と思い、穂乃果を優しく抱き抱えて
汚れた服を脱がし、着替えさせてやった
「これでよし…」
最後にコケた場所に擦り傷などがあったので動物の可愛らしいテープを貼って上げたりした
気に入ったのかちょっと笑ってくれた
「ところで穂乃果…あんた、家から出て行ったんだってね」
「……」
さっきまでにこにこ笑っていたのに
その話題になった途端に笑わなくなった
はぁ、わかりやすい
「あんたが出て行ったからお母さん達心配してるわよ?何かあげたかったんじゃないの?」
「………あげたかった」
「よし、それならにこにーが仲直り出来るスペシャルなプレゼントを教えてあげるわ!」
「えっ!ほんと」
「えぇ、みんな笑顔に出来るスペシャルなプレゼントよ♪」
「穂乃果!」
「ほら、行きなさい」
あれから私と一緒にプレゼントの用意をして
プレゼントが用意出来たから、海未に連絡して
穂乃果を家の前まで送ってあげた
「あの……ことりちゃん、うみちゃん…しんぱいさせちゃってごめんなさい」
「うぅ、大丈夫だよ?ことり達は穂乃果ちゃんが無事なだけで嬉しいよ」
「本当ですよ、良かったです」
「それでね…にこにーとね、ふたりにプレゼントつくったんだ」
「「プレゼント(?/ですか?)」」
「これ……ほのかとことりちゃんとうみちゃんかいたの」
穂乃果が描いた
3人が笑顔の絵はとっても幸せそうでこっちまで
幸せな気分になれる絵だった
もちろん、そんな絵を貰った
二人はまたまた大号泣してた
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「そーいや、あの絵まだあるのかしらね」
「額に大事そうに飾ってるよ?、あの絵ってそんな時のなんだ」
数日後
「ふぅ~!また久しぶりの学校だ!頑張らなきゃ」
あれから退院した穂乃果は
また、学校生活を送ろうとしていた
完