「へへ~今日のご飯ってなんだろうな」
学校が終わり、穂乃果は今日の晩御飯を楽しみにしながら
スキップして家に向かっていました
「おっと…」
「あっ、ごめんなさい!」
あまりにも楽しみにしていたせいで
おじさんとぶつかってしまった
慌てて穂乃果は謝って行こうとしたら
「逃がさないよ、まさか謝っただけで済むと思っているのか?」
おじさんは穂乃果の手を握ってきて
穂乃果はびっくりして離れようとするけど
やっぱり男の人には力には勝てなくて
「は、離してください!謝ったじゃないですか」
「今さっき、ぶつかったせいでおじさんの体ボロボロなんだよ、責任取ってよ」
嘘だ、軽くぶつかっただけで
そんなになる訳がない
穂乃果でもわかる事だ
それに穂乃果を触るおじさんの手つきが気持ち悪かった
早く離れたい
いやだ、触らないで
「お願いします…両親も心配するから、早く帰りたいです」
「だったら、おじさんの言うこと聞かなきゃな」
うぅ、おじさんの手が
穂乃果の足を触ってきた
凄く気持ち悪かった、いや辛いよ
助けて、誰か助けて……
「ちょっと…そこのおじ様?」
「あぁ?っ!??」
穂乃果は何が起きたのか分からなかった
綺麗な女性の声が聞こえた瞬間
おじさんの手が離れて、穂乃果の後ろにおじさんが倒れていた
「危なかったわね、穂乃果」
綺麗な女性は穂乃果の名前を呼んでから
帽子とサングラスを外した
その正体は、海未お母さんやことりお母さんの学生時代の友人で
穂乃果もよく知っている人だった
「え、絵里ちゃん?」
「あら?覚えていてくれていたのね、嬉しいわ」
「うぅ……絵里ちゃぁぁぁぁぁん!!」
穂乃果はさっきまで我慢していた
涙が一気に出てきて
絵里ちゃんに抱き着いた
穂乃果は数分間ずっと泣いてしまった
「本当に久しぶりだね絵里ちゃん」
「来るなら前もって知らせてくれたら良かったのに…」
しばらくして、穂乃果達は家に帰って
ことりお母さんも海未お母さんも絵里ちゃんが居て
びっくりしていた
やっぱりびっくりするよね♪
絵里ちゃんは今
外国でモデルや色んな事をしているみたい
流石絵里ちゃん!憧れるな
お母さん達が、凛ちゃんや希ちゃんを呼んでいた
絵里ちゃんが帰ってきて嬉しいんだ♪
穂乃果は大人しく、自分の部屋に入って
ベッドに寝転んだ
思い出すのは、おじさんにイヤラシイ事をされた感触
まだ残っていた
気持ち悪かった…凄く辛かった
痴漢された人の気持ちわかるかも
「穂乃果も気を付けなきゃな…」
そう呟いて
ゆっくりと瞼を閉じて
深い眠りをついた
完