「ふんだ…ことりちゃんなんかきらいだもん」
あれから穂乃果はどこかに走って
神田明神に着いて
階段に座って、拗ねていた
「そんな所で何してるん?穂乃果ちゃん」
「あっ、のぞみちゃん!!」
「元気えぇな、穂乃果ちゃんは…飴ちゃんあげよっか?」
「うん!」
「なんかあったん?」
「……じつはね」
穂乃果は希ちゃんに全て話した
ことりお母さんとケンカした事を
「せやったんやな~、穂乃果ちゃんの気持ちわかるで?ホンマに優しい人なだけかも知れへんしな」
「だよね!」
「でもな、ことりちゃんの気持ちもわかるよ?ことりちゃんは穂乃果ちゃんが大事だから…穂乃果ちゃんに行ってほしくなかったんだよ」
「だいじだから?」
「もしな、もし…穂乃果ちゃんがそのおじさんにお家に帰してくれへんかったらいややろ?」
「いや!ことりちゃんにもうみちゃんにもあえないのはいや」
「うん、ことりちゃんは穂乃果ちゃんにそんな思いをさせたくないから言ってくれたんやで?」
希ちゃんは優しく頭を撫でながら言ってくれました
穂乃果もそうなんだと思った
あんな酷い事をことりお母さんに言っちゃった
自分が嫌いになりそうでした
「今日はウチに泊まる?もう暗くなってきたし…2人にはウチから話しとくから」
穂乃果は黙ったまま
縦に頷いて
希ちゃんの仕事が終わるまで待って
一緒に手を繋いで帰りました
「さぁ、上がってな~穂乃果ちゃんはウチの家初めてやんな」
「うん!おじゃまします!」
希ちゃんのマンションに着いて
部屋の鍵を開けて、希ちゃんが穂乃果を先に入れてくれて
穂乃果は先に靴を脱いで中に入って
周りを見た
「そんなに見たってええもんないで?普通の部屋やし」
「あっ!これことりちゃんたち?」
周りを見ていたら、写真立てに飾られていた
一枚の写真を見て
指を指した
「ん?そうやで~?みんなでスクールアイドルって奴してた時や」
「すくーるあいどる?ことりちゃんたちあいどるだったの!」
「はは、昔の話やから…さぁ!お腹空いてるやろ?何か食べよか」
「うん!」
穂乃果が目をキラキラさせて
希ちゃんを見ていたら
希ちゃんは苦笑いをしていた
昔の話だからで片付けられた
穂乃果は希ちゃんの料理の手伝いをして
希ちゃんに褒められた
いつもいつも、ことりちゃんの料理を手伝っていたから
希ちゃんの料理はシチューだった
凄く美味しかったと
今でも覚えている
他にも、ツナサラダやパンも出てきた
パンとシチューを一緒に食べれて幸せだったな~
そんな風にあっとゆう間に寝る時がやってきた
完