「穂乃果の……本当の妹?」
「えぇ、貴女の生き別れの妹よ」
「いきなり、そんな事言われても…穂乃果わかんないや」
「そうよね、悪かったわ…ゆっくり休みなさい」
穂乃果は黙ったまま、頷いて
自分の部屋に入ってすぐにベッドに寝転んで
天井の電気を眺めていた
「……妹か」
もぉ~!!にこちゃんがあんな事言うから
気になって仕方ないじゃん!
穂乃果はベッドの上からゴロゴロと左右に体ごと動いていた
もういいや、寝ちゃお
あっ、明日……命日だ
いか……な、きゃ…
「ふぁ~あ、よく寝た!」
今日は学校はお休み!
そして、穂乃果のお父さんとお母さんの命日
いつもより早起きして、用意しなきゃ
「あっ、そうだ…その前に言っとかなきゃ」
「海未お母さん、ちょっと良いかな?」
「おはようございます、穂乃果…何ですか?」
穂乃果は海未お母さんの部屋の前に来て
本人が居るか確認してから、部屋に入って
用件を伝える
「今日のお墓参り、穂乃果1人で行きたいんだけど、良いかな?」
「1人でですか?まぁ…せっかくの機会ですから、私達はまた違う時間に行きますから、ゆっくりお話でもしてきて下さい」
「海未お母さんありがとう!じゃあ行ってくるね」
「あっ、こら穂乃果!朝食を食べてからにしなさい!」
今日の命日は穂乃果、1人で行く事になった
なんでかって言ったら
なんでか、穂乃果1人でゆっくりと本当の両親に会いたくなった
話したいって気持ちもあった
穂乃果は家を出て
海未お母さんから貰ったメモを見ながら、お墓がある場所に向かった
メモを見ながら歩いていたら
この町には見かけない女の子がウロチョロしていた
何してるんだろう?困ってるのかな
「あ、あの~?」
「は、はい!??」
「何か、探しているんですか?」
穂乃果は女の子に話しかけたら
女の子は凄く怯えた様子になっていた
びっくりさせちゃったな
「あっ、あの…実は此処に行きたくて、迷子になっちゃって」
女の子は緊張した様子で
行きたい場所が書かれたメモを見せてきた
「あっ!此処なら穂乃果も行くから、一緒に行きましょう!」
「っ……、あっそうなんですか、良かったです」
一瞬、女の子がびっくりした表情をしたが
気にしない事にした
女の子の名前はハナヨちゃんって名前らしく
わざわざ、広島からお墓参りしに来たみたい
穂乃果と一緒だね!って話をしながら
目的地に着いた
「じゃあ、穂乃果、行くね!」
「は、はい!ありがとうございました」
「ううん!大丈夫だよ、またいつか会えたらいいね!またね」
穂乃果は女の子と別れて
穂乃果の本当の両親のお墓の前に着いた
「今日、1人で来たんだよ?お父さん、お母さん…」
ゆっくりとしゃがんで、高坂と書かれた
墓を触って
この中に居るんだなと考えたら
不思議な気持ちになる
そんな事を考えいたら
「あっ……」
「あっ…」
またあの女の子に再開した
第5話
完