「あっ、さっきの…」
「やっぱり……そうなんだ」
「えっ?」
「初めまして…っておかしいか、久しぶりだね」
「穂乃果お姉ちゃん…」
えっ…お姉ちゃん?
って事は…
「穂乃果の…妹の」
「花陽です……今は小泉花陽って名前なんだよ」
「そうなんだ……びっくりしちゃったよ」
そうなんだ…穂乃果の妹
この子なんだ
びっくりしたな、まさかこんな場所で出会うなんて
凄い事だな
あれから一緒にお墓参りして
せっかくだから穂乃果の家に招待する事にした
花陽ちゃんに穂乃果の今の家族に会わせたかったから
仲良くしてくれたらもっと嬉しい
穂乃果の大切な家族だから
「此処が穂乃果の家だよっ!」
「花陽の家でもあるんだよね…」
「あっ、そうだよね、花陽ちゃんの家でもあるんだ」
家の前に着いて
ジャーんと紹介してから
家の中に入れてあげた
「ただいまー!お客さんお客さん連れてきたよー!」
「お、お邪魔します…」
「穂乃果、お帰りなさい…まったくお客さんを連れてくるなら先にいい…………」
「お帰りなさい穂乃果ちゃん…お客さんって」
「……初めまして、ことりさん、海未さん…小泉花陽です、穂乃果お姉ちゃんがお世話になっています」
あれ?なんだろう
なんでこんなピリピリした雰囲気なんだろう
「と、とりあえず入ってよ!たくさんお話したいな〜」
「うん!花陽もお姉ちゃんの話、いっぱい聞きたいな」
そこから穂乃果の部屋に案内して
ゆっくり話をした
今までの事
学校の事
友達の事
たくさんたくさん、話した
話せなかった分を取り戻すみたいに
「穂乃果、花陽!ご飯が出来ましたよ」
「あっ!ご飯出来たみたいだね、花陽ちゃん食べよ」
「もちろんだよ♪」
「ふぅ〜美味しかったです」
「花陽ちゃんってご飯大好きなんだね…穂乃果びっくりしちゃったよ」
ご飯を食べ終わり
うちのご飯をたくさん食べた花陽ちゃんを見て
みんなでびっくりしていた
「うっ、恥ずかしいです…」
たくさん食べたと言ったら
顔を真っ赤にして恥ずかしそうに顔を俯いてしまった
可愛いな、花陽ちゃんは
「はは、大丈夫だよ…穂乃果もたくさん食べたし」
優しく頭を撫でてあげたら
嬉しそうに笑ってくれた
良かった
「いきなりなんだけどね、穂乃果お姉ちゃんにはお願いがあるんだ…」
「うん、何?穂乃果に出来る事ならなんでも言ってよ!」
「あのね…穂乃果お姉ちゃん、花陽の家で住まない?」
「えっ……」
妹の花陽ちゃんから聞こえたのは
一緒に住まないかとゆうお願い
一緒に住んだら、海未お母さんやことりお母さんと住めなくなるの?
えっ?やだよ、そんなのやだ
でも…血の繋がった妹のお願い
穂乃果も住みたい
でも…
どうしたら……
完