神様から授かった能力 ~スタンド使いが幻想入り~ 不定期更新   作:薬売り

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ハウンド・ドッグ その1

浄夜「結構飛んだなぁ…やっと旧都が見えた」

魔理沙「お?あの橋に人…じゃあなくて妖怪か?二人いるな」

浄夜「ナイスタイミングだな」

 

俺は飛ぶのをやめ、橋の上に居る女性二人に話しかけた。

 

浄夜「ゴメン、少しいいかな?」

女性「なにかしら?」

浄夜「最近さ、地底で異変とかなかった?」

女性2「異変?パルパルある?」

女性「いや…ないわ。残念ながら、力にはなれないわ」

浄夜「そうか…ありがとう。それじゃあ…」

 

俺は女性二人に背を向け、旧都へと向かった。が…

 

女性「ッ!!待って。そこの男性さん」

浄夜「俺?」

女性「そう…貴方に話があるの。無礼なのは承知で言うけど、他の人は聞かないでほしいから、違うところに行ってくれるかしら。ヤマメもね」

女性2「え?…う、うん…じゃあね」

霊夢「……まあいいわ。浄夜だし、貴女が敵でも倒せるでしょう」

魔理沙「謎の信頼だな。まあ、分からなくはないがな」

パルスィ「ありがとう」

 

ヤマメと呼ばれた女性。そして、霊夢と魔理沙は旧都の方へと進んでいった。

 

パルスィ「…水橋パルスィよ…宜しく」

浄夜「ン?あぁ、宜しく…樹条浄夜だ」

 

そう言い、握手する。

 

パルスィ「早速だけど、貴方。神様に会ったことあるかしら?」

浄夜「神社に居候させてもらってるからな…毎日会ってるぜ」

パルスィ「…能力は?」

浄夜「…変身する程度の能力」

 

なにか怪しい。能力はあやふやに言っておいた。

 

パルスィ「首の『星形のアザ』って…生まれつき?」

浄夜「何故、そんなことを聞く?」

パルスィ「あら?ダメだったかしら」

浄夜「……最近まで知らなかったが、生まれつきだ」

 

『ふ~ん』と、言いながらこちらを見ている。

何者なのだろう…

 

パルスィ「最後に…『遺体はどこの部位』かしら?」

浄夜「やっぱりな!!」

パルスィ「『やっぱり』?なにか知っているのね」

浄夜「こんなタチなんでな。遺体については知っているんのさ。もっとも、その遺体は俺の中にはないがね」

パルスィ「…なに?どういうこと!?」

浄夜「神様から遺体を通して授かった『スタンド能力』じゃあなく、神様直々にくれた能力なんだよ。テメェとは違うって訳だ」

パルスィ「へぇ…『死ね』」

浄夜「ッ!!」

 

なにかが飛んできた。虫食いのネズミみたいなスタンドだった時のことを考え、避けた。

その選択はどうやら正解らしい。

 

浄夜「こ、これはッ!?」

パルスィ「妬ましい…スピードが早いわね。貴方のスタンドかしら?」

 

避けたものが刺さった…針が刺さった壁は、変色していってるのだッ!!

その壁はどんどん変形していき、最後にはッ!!

 

ドグオォォン……

 

浄夜「爆破したッ!?」

パルスィ「『ハウンド・ドッグ』…私のスタンドよ」

浄夜「……なるほど…な。どうやら、遺体を持った物は強いらしい」

パルスィ「貴方…さっきから()()()()()()()()()の?」

浄夜「なんだって?」

パルスィ「私は…『遺体なんか持っていない』わよ?」

浄夜「…なん…だって?」




スタンド 『ハウンド・ドッグ』

能力針の刺さったものを爆破させる能力

元ネタ…1976年に結成された日本のロックバンド『HOUND DOG』より。
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