神様から授かった能力 ~スタンド使いが幻想入り~ 不定期更新 作:薬売り
雛「ンッー!!分かんないわ!!」
妖怪の山。鍵山雛は悩む。
雛「全く…この左手の文字が、本当に場所を示すっての?」
浄夜に教えられた。この文字は次の遺体の場所を示すようだと。
でも…どう見たってただの文字。ちょっと形がおかしい文字じゃあないの?
雛「ハァ…結局、浄夜の家……あ、浄夜は居候だから自分の家ではないのか。取り合えず来てしまったわ……だって、分からないんだもの。すいませーん!!誰か居ますか!!」
「ハーイ」と、声がする。ンー女の人?この神社の巫女さんかしら?
早苗「こんにちは。どうかしました?」
雛「浄夜さん、いらっしゃる?」
早苗「あースミマセン。今、異変解決に行ってるんですよ」
雛「あらら…最近多いわね。分かったわ。ありがとう」
早苗「どういたしまして!!いつでも来てくださいね!!」
雛「時間空いていたらね~」
そう言い、鳥居を潜った。
雛「あーんな可愛い娘と一緒に住んでるのかぁ。う~ん、ちょっとなぁ…まぁいいか」
そう独り言を呟いて、上を向く…すると、見えたのだ。
雛「ッ!?」
ここから見た景色……それがッ!!左手に書かれた『文字』なのだッ!!
雛「左手の文字が消えかかってる……ここに遺体がッ!!もしかすると、あの巫女さんがッ!?」
急いで神社に戻ろうとするが、足が動かない…
下を向き、足を見ると……そこにはッ!!
雛「木の枝がッ!!足に絡まっているゥゥ!?」
女の子「おねぇちゃん、どうしたの?」
雛「な、何でもないわ。気にしないで遊びに行きなさい」
女の子「やだよ」
雛「クッ…爪で木を削ろう」
そう思って触れた瞬間ッ!!
ガシィ!!
木が更に伸びたのだッ!!
雛「な…なにやってるの…!?」
女の子「木を伸ばしてるの。おねぇちゃんを逃がさないためにね」
雛「ッ!?き、君が遺体を持っているのかァァァッ!?」
女の子「大正解よ。おねぇちゃん♪」
この女の子がッ!!遺体を持っているッ!?
妖怪かッ!?
こいし「私の名前は古明地こいしね。こいしでいいわよ。おねぇちゃんは?」
雛「クッ!!」
こいし「早く言いなよ。私の『ゴールド・エクスペリエンス』で殴られたくないのならね」
雛「フフッ……面白いわね…貴女のような女の子にも遺体をあげる神様がねッ!!」
こいし「あ~あ、日本語が通じないなぁ。『ゴールド・
雛「ウッ!!………ッ!?」
す、鋭い痛みが…ゆっくりと…ッ!!
細胞が…暴走しているッ!?い、痛い……ッ!!
雛「ガハッ!?」
こいし「フフフ……鋭い痛みをゆっくり味わってね」
雛「ハァ…ハァ……」
雛は左手を向け、指を中心に回転させるッ!!
だが、攻撃は出来ない。
こいし「おねぇちゃん?低脳なのかなぁ?木が伸ばせるの知ってるよねぇ?」
その回転している指は、木で止められた。
こいし「言っとくけど、木を削っても成長するよ?私が触れている限りねッ!!」
雛「攻撃すれば…良いって訳ね?」
こいし「…何をいってるの?」
前言撤回。どうやら攻撃が出来るようだ。
雛の指の回転は止まっている。
こいし「なにも起きてないわよ?指も元に戻っているようだし、惑わせるためだったのね?」
雛「どうかな?」
こいし「……!?」
こいしに激痛が走ったッ!!
穴が移動しているッ!!
雛「確かに、指は回転してない…だけど、『指』の話だッ!!回転は、この指に絡まった木に伝わって貴女の方へと向かっていったッ!!回転は『穴』になっても死なないぞッ!!」