神様から授かった能力 ~スタンド使いが幻想入り~ 不定期更新 作:薬売り
やり直し…
天魔「お前のような力のない人間がこの幻想郷の、しかも妖怪の山に住むとは笑わせる」
ども、樹条浄夜です。
いやあ、天狗のテッペンはやっぱり威圧感が半端ないね
見た目可愛い女に威圧される俺は情けないよ。
浄夜「力が無いのが駄目なら、魅せれば良いですか?俺の力を」
天魔「ハッハッハ!!力を魅せるだと?笑わせるな、ハッハッハ」
イラッ☆
浄夜「魅せればいいんですよねと、聞いているんですが」
天魔「あぁ、すまない。フフ…オーイ、射命丸!!ちょっとこっちに来い!!」
そう、天魔が言った瞬間、奥から足音が聞こえてきた。
シャメイマル「呼びましたか?」
なんじゃこの可愛い子は!?
天魔「うむ、この者と一戦やってはくれぬかのう?」
シャメイマル「え?いや、この人、人間ですよね?そんなの時間の無駄なだけじゃないですか」
天魔「どうせ暇じゃろ、と言ってもすぐ終わるじゃろうから」
あぁ、すぐに終わらせてやるよ(^ω^#)ピキピキ
シャメイマル「はぁ、分かりました。貴方、死んでも知りませんからね?」
浄夜「死なねぇから安心しろ。『エンペラー』!!」
シャメイマル「銃?フフフ…アハハハハハ!!そんなもので戦うのですか?私も舐められたものです」
エンペラーが見えている?こいつもスタンド使いなのか?
浄夜「もしかして、お前もスタンド使いか?」
シャメイマル「すたんど?なんですかそれは?」
スタンドを知らないとなると、やはりエンペラーが…もしくは、『ビートル』自体、一般の奴等にも見えるのかもしれない。
シャメイマル「よく分からないですが…いきますよ!!先手はあげます」
完全に舐めきっている。まぁ、ここは先手を貰うとするか。
俺はエンペラーを撃つ、が…
シャメイマル「あや?なんですか?このアクビの出るようなスピードは」
浄夜「なッ!?」
軽々と避けたのであった。
浄夜「クソッ!!」
シャメイマルとか言う女に乱射するが一発も当たんない
かすりともしないのだ。
シャメイマル「あやややや…こんなハエが止まってしまうような速さじゃ私に当たりませんよ?」
浄夜「クソッ!!やっぱり人間が天狗に挑むなんて場違いだったんだ!!」
まわりの天狗達がにやけている。天魔も…シャメイマルも…
そして…『樹条條夜』は、笑いをこらえていた。
シャメイマル「フフ、当たり前です。私達に勝つことは一生無いでしょう。今なら謝るだけで許しますよ?」
浄夜「それだけでいいのか!?」
シャメイマル「良いですよ。だから、さっさと謝って、ここかr「だが断る」…は?」
今こそ言うべきだッ!!あの名言をッ!!
浄夜「この樹条條夜の好きなことの一つは、自分が強いと思っている奴に『NO』と言ってやることだ」
シャメイマル「なッ!!貴方が負けることは確実なんですよ!!」
浄夜「さぁ、どうかな?」
シャメイマル「もう良いです。許しません。貴方が後悔しても許しm『ドドドドドン』な、なに!?」
壁を破る音…
何事かとシャメイマルもまわりの天狗や天魔もその方を見た。そこには!!さっき、エンペラーが撃った弾丸がシャメイマルの目の前にあったのだ!!
エンペラーは弾丸もスタンド…その性質を使ったのである!!
シャメイマル「なぁッ!?」
シャメイマルは恐怖した。死への恐怖が生まれたのだ。
その生まれて初めての恐怖に思わず目を閉じてしまった…
その時!!
浄夜「ザ・ワールド!!時よ止まれ!!」
そんな声がした。
シャメイマル(死なない?どういうこと?いったいなにが……)
シャメイマルはゆっくりと目を開けた。
そこには…
シャメイマル「うわあ!?」ドテ
黄色い奇妙な姿をした男が目の前の弾丸を全部掴んでいたのだ。
黄色「戻れ」
黄色い男は呟くと、元の人間の姿へと戻った。
シャメイマル「な、なんなんですか貴方は!?」
浄夜「樹条浄夜。ジョジョって呼んでくれ」
シャメイマル「名前じゃない!!」
浄夜「お前の名前は?」
文「ッ!!…射命丸文よ」
浄夜「そうか…天魔!!この勝負、俺の勝ちだ」
天魔は大きく口を開け、こっちを見ている。
いわゆる、『開いた口が塞がらない』という状態だ。
浄夜「天魔?オーイ…オーイ!!」
天魔「ふぇ!?あ…は、はい!!こ、この勝負、樹条條夜の勝ち!!」
皆、ポカーンと言わんばかりに口を開けていた。
あと、天魔。「ふぇ!?」ってなんだよ。さっきのカリスマどこに捨てた?
浄夜「文、立てるか?」
文「だ、大丈夫ですよ!!立てます立てッ!!」
腰が抜けている。
文「あ、あやややや…腰が抜けてますね…」
浄夜「はぁ、しゃーないな。よっこいしょ」
文「キャア!?」
天魔「え!?」
天狗達「はぁあ!?」
意外ッ!!それは『お姫様抱っこ』!!
乙女が憧れるあの抱っこであるッ!!
文「なななななななな、なにやってんでぇすかぁあ!?」
浄夜「抱っこ」
文「知ってますよ!!」
浄夜「はぁ…天魔、どこか寝れる部屋は無いか?」
天魔「そ、そこの奥を左だ…」
浄夜「ん、センキュー」
そして、天魔が指した方へと消えてった…
この時、男天狗が彼に殺意を抱いたことは言うまでも無いだろう。おお、怖い怖い。