神様から授かった能力 ~スタンド使いが幻想入り~ 不定期更新 作:薬売り
浄夜「『
俺は脚を
浄夜「オラァ!!!」
奴は両腕でガードするが、関係ない。殴り抜けた。奴が踏ん張ている為に地面が抉れた。まるで馬鹿力。って言うかもう馬鹿。後先考えずに本気で殴っちまった。冷静に……冷静に……
多分、奴は俺が怒りに我を任せたと思っているだろう。このまま我を忘れた演技をしようか……
京谷「チェンジャー アナザーワン・ザ・ワールド!!」
奴の能力は不明だ。油断はならない。
どんな能力が来るか……
京谷「【俺に攻撃は当たらない時間】!!!」
チェンジャーの右手の甲の時計のようなスイッチを押した。
【攻撃は当たらない】?本当なのだろうか……いや、弱点はあるはず。ならば、分かるまで攻撃するまでだ!!
俺は脚を振る。奴を蹴るために。しかし、奴はな避けようとも、防ごうともしなかった。
そして、俺の蹴りは当たらなかった。俺自身の膝が勝手に曲がったのだッ!!!
浄夜「なッ!?何がッ!?」
京谷「ハッハッハッハッ!!!貴様の攻撃は当たらない。我が『アナザーワン・ザ・ワールド』の【時間を決定する】能力には誰も敵うまい!!」
何故、能力を言った?まるで、『ハンデ』の様だ。舐めきっている。しかし、気にしない。奴はゲーム感覚だが、俺は勝つこと、そして勝つにはどうすればいいかしか考えていない。
奴は俺の脚を掴み、背負い投げの様に叩き付ける。
浄夜「ガフッ!!!」
京谷「『キラークイーン』!!」
奴は右腕を変化させた。そして、俺にに触れようとする。
ここで演技が役に立つ。
浄夜「ッ!!!オラァ!!!」
浄夜「オラァ!!!」
京谷「チイッ!!!」
奴の顔面目掛けて殴りかける。だが、当たらない。今度は肘が曲がったのだ。
アナザーワン・ザ・ワールドが俺を攻撃する。
チェンジ「無駄ァ!!!」
俺は吹っ飛ばされるが、『20th センチュリーボーイ』を胴体に装備した。
ん?胴体?確か全身に装備する筈だったよな。あぁ、act2か。すっかり忘れてた。そう考えたら、俺って無敵だな!!!
さて、奴は先程【時間を決める】と言っていた。察するに、奴の能力は時間経過で能力が解除されるのだろう。問題はどれくらいの時間なのか。
浄夜「オラァ!!!」
チェンジ「ウラァ!!!」
奴は難なく俺の攻撃を受け止め、ザ・ワールドの脚を使い、カウンターで俺の胴に攻撃した。まぁ、痛くも痒くもないけどな!!!
ならば、カウンター返しで俺は左足で奴の脚を蹴る。攻撃ができた。つまり、俺の予想は見事的中したと言うわけだ。
蹴った勢いで奴は宙を舞う。追加でスタープラチナの一発パンチ。奴はガードするが、お構い無し。パンチの勢いで吹っ飛ぶ。
受け身でダメージを軽減し、再度能力を発動させる……事も予想済みである。だから、俺は奴に急接近した。そして拳を振るう。
浄「オラァ!!!」
京「クガッ!!!」
奴はガードが遅れ、腹にモロ入る。ざまぁみろってんだッ!!!
奴は吐血したが、不気味に笑う。まだゲーム感覚か?
京「くははははははっ!!!やはり!!!実に愉快な気分だ!!ジョジョォ!!!貴様のその精神力!!!スタンドパワー!!!この俺にも学ぶべき事が多い!!!最高の経験だ………」
……呆れた。やっぱ、DIOに憧れている訳だ。気持ちは分かるが、少し隙を見せすぎだ。
京谷「最高にハイッってやつだぁ!!!ふははははぁ!!!」
こめかみに指を突っ込み、脳を弄くりまわす。
まさか現実で見れるとは思わなかったが、さておき奴は油断をしている。それならば……
京谷「これ程までに絶好調として晴れ晴れとした気分は他に味わえなかった!!!礼を言うぞ!!!樹条浄夜ァ!!!」
お礼は形でお願いしまーす。
京谷「グガッ!!?」
キングクリムゾンに変身して時間を吹っ飛ばす。そして、背中を攻撃。
吃驚した様子だったが、すぐに口角をあげ笑った後、俺から離れた。
京谷「ふははははッ!!!少々悲しくなるが………最終ラウンドだ!!!」
俺は嬉しいがな。さぁ、コングが鳴ったぜッ!!!
浄夜「ッォォォオオオオオオオオ!!!『
京谷「『
この一瞬で決めてやる。今ッ!!俺には『勝利の風』が吹いているッ!!!
俺の星形のアザが流れを感じている。河の流れのような、気の流れ。運命が決めた世界の流れを感じるッ!!!
この拳に溢れる力は、時間でも精神でもなく『
迫り行くチェンジャーの拳がッ!!!俺の横を過ぎるッ!!!これで決めてやるッ!!!
浄夜「オラァ!!!!」
京谷「グブハァ!!!」
………フッ。
浄夜「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!………オラァ!!!」
浄夜は拳を挙げ、血を流しながらニヤリと笑っていた。そしてそのまま……倒れた。
目を開けると、見知らぬ天井。と言うわけではない。紅魔館の天井だ。
そして……
浄夜「やぁ、レミリア。警備会社に抗議した方がいいんじゃないか?」
レミリア「おや、起きたんだね。私には主に図書館で働いている自宅警備員がいるから契約してないの」
レミリアは紅茶を飲んだ。
浄夜「あー、何日過ぎた?」
レミリア「一日も経ってないわ」
浄夜「俺進化」
どんどん進化してってるね俺。怖いわー俺の才能が怖いわー。
……ハァ。
浄夜「それと、仲間は?」
レミリア「二人とも無事よ」
浄夜「マジ!?ヤッホウッ!!イテッ!?」
レミリア「……忙しいわね、貴方」
少々呆れた顔をしたレミリア。いやでもマジで良かった。特にうどんげは心配したからな。
フゥーッ…安心安心……
レミリア「あぁ、そうそう。明日宴会ね」
浄夜「最高かよ……」
レミリア「京谷達を含んでね」
浄夜「え……はい!?」
この人は何を言っている?
レミリア「まぁ、なに。前にも異世界からきた人が居たらしいじゃない?」
浄夜「あぁ、居たが……今回は訳が違……」
レミリア「めんどくさいわねぇ…賢者にでも聞きなさい」
賢者……紫のことか?
……もしや、俺を成長させるために京谷を送ったってのか!?許すまじ……
とすれば、戦わせるために京谷は悪者の演技をしてたとか?だとすりゃ、戦いの最中に演技して、やーい騙されてやんのーって騒いでた俺が恥ずかしい……テメェは最初から騙されてるくせにさ。ハァ……
レミリア「フフッ、察したようね」
浄夜「この上なく恥ずかしい」
レミリア「恥ずべきことじゃあないわ。貴方は成長したのよ」
浄夜「………ま、いっか」
レミリア「さぁ、もう一度寝なさい疲れているでしょう?」
疲れてるし、憑かれたように憂鬱な気分さ。
………そういえば、傷がない?
レミリア「そうそう、傷は京谷が治したわよ。そこは彼に感謝すべきね」
浄夜「………おやすみ」
レミリア「ウフフ、おやすみなさい」
もう、いいや。