ちんけな詐欺師が幻想郷の事情に巻き込まれて隙間のお姉さまに強制幻想郷入りされたようです。   作:零空零喰

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仕事の依頼

「で、ここはどこなんだ。」

「ここは『境界』どこでもあってどこでもない場所よ。」

「へぇ、、、」

正直はぐらかされた感じしかしなかったが(境界とは一体なんだ)既に自分の中ではここでは常識が通用しないことを理解し始めたらしい、理解したくない事だがな。まぁ自分の理解だけで済ますのも危なさそうだったので(この女は確実に詐欺師になれば世界で一番質の悪い詐欺師になれるだろう、笑顔で相手を騙す。そんなタイプの人間に自己完結で物事を進めると後がひどい事になる)とりあえずこう訪ねる事にした。

「ここに自分の知る常識は存在するのか。」

「あら、良いところに気がついたわね、答えは『ほとんど無い』ってところよ。」

「・・・・・・・・・」

やはり、といったところか。しかし、これでも分からないことがあったので聞いてみる事にする。(まぁこれが一番聞きたかった事なんだが)

「あんたは自分をここに落として何が目的なんだ。」

この質問に対し女の答えは実に簡単なものだった。

「仕事の依頼よ。」

だそうだ、確かに自分は詐欺師ではあるが依頼されれば報酬をもらえれば誰だって騙す。が、この女から仕事の依頼となると危険としか思えなかったので取り合えず断る路線で話を進めておくとする、穏便に、ペテンを使って。

「今大きな仕事を1,2件ほどやっているのでそれが終わったらまたお声をかけてください。」

と言おうとしたところだったが、

「10本」

その女の声が自分が声を出すのを遮った。

「10本、まぁ1000万ね、それがあなたに対する報酬よ、あとちょっとした能力も与えるわ。」

1000万、、、恥ずかしくも自分はこの時二つ返事で了承しようとしてしまった。が、仕事内容を聞かずに1000万の仕事を受けるのは愚者のするものだ(さらにこの女の場合1000万では全くすまないLvの仕事をやらされそうで怖い)とりあえず女から仕事の依頼内容を聞くのであった。

 

 

~少女説明中~

 

 

「なるほどねぇ。」

正直理解があまり進まないが骨格は見えてきた。理解するスピードをあげるためメモでも作って整理しようと思う。

* 仕事内容を遂行する場所は『幻想郷』と言うらしい。

* 『幻想郷』とは日本のある場所に結界をはって出来た『現実世界で忘れ去られた物』が集まる場所らしい。

* 上の事から『幻想郷』とは結界により作られた異層空間あたりだと思われる。(これについては調べたりするのは無駄だろうからこれ以外てわも別にいい)

* 『幻想郷』の中では事件が起こると『弾幕ごっこ』により解決するらしい。

* 仕事の依頼は『殺神鬼』の無効化

* 『殺神鬼』とは吸血鬼姉妹の妹『フランドール・スカーレット』にとり憑いた悪霊のような物らしい。

* 『殺神鬼』は現在行方不明

* この仕事が終わり現実世界に戻るとき好きな時間に戻る事が出来る。

* 自分の持った能力は

 

「相手に擦り付ける程度の能力」

 

らしい。

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