艦オッサンと艦娘達   作:黒岑竜一

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注意

・金剛が突撃兵
・長門が豪鬼みたい
・作者
・大破した超弩級戦艦並みの更新速度
・好き勝手やってます

以上の事が苦手な方はバック推奨


頑張れ長門さん

「我が妹陸奥よ、女子力とは何だ?」

 

「料理じゃないの長門姉?」

 

「そうか、さすがは我が妹! これから調理室に向かうとしよう!」

 

「・・・・・・」(結構不味いこと言っちゃったかしら…)

 

 

 

 

「えー・・・ では、今回の作戦の内容を伝える」

 

提督は重苦しい様子で買い物に行った長門、遠征組以外のすべての艦娘を招集する。

 

「我が鎮守府にはこの前の事件を知らない者がいるだろうから説明しよう、陸奥頼んだ」

 

「ええっと、かなり前の話なんだけど長門姉が料理をしたいと言ってね・・・」

 

陸奥は身振り手振りで説明を続ける。

 

「鎮守府内の一週間分の食料を使って料理をしたの、でもすべて失敗。 長門姉は成功と思ったらしく鎮守府内すべての艦娘と提督に振る舞われたの」

 

「それはGoodな事じゃないデスか!」

 

どこに嫌な思い出があると言わんばかりの金剛に陸奥は額を抑えて話を続ける。

 

「ここからなのよ・・・ 長門姉はその後も軍資金を使って料理を作り食べさせた、皆は長門姉を悲しませないように笑顔で食べた」

 

ここで提督が陸奥に静止をかける。

 

「つまり今作戦は長門の尊重、我が鎮守府の食糧難防止のための作戦だ」

 

提督は一枚の紙を取り出した。

 

「鳳翔と間宮は長門のバックアップ、残りは貯蔵庫と鎮守府内の警備だ! 二回目の食材調達に長門が来たら大破させドッグ送りにするんだ」

 

「「「はいっ!」」」

 

 

~◆~◆~◆~

 

 

長門バックアップサイド・・・

 

 

「長門さんは今回どんな料理を作るつもりですか?」

 

料理番組の開幕台詞を言う間宮。

 

「む・・・ その事なのだがまだ決まってなくてな・・・」

 

「じゃあいっそ簡単な料理でもいいと思うんですが・・・」

 

鳳翔がとあるレシピ本を見せる。

 

「あ、これなんかいいと思いますよ長門さん」

 

「む? この卵焼きと言うやつか?」

 

「そうです、中々形を整えるのが難しいけどそこは頑張りましょう!」

 

「うむ、では卵から始めるとするか」

 

「「?」」

 

 

~◆~

 

 

提督、その他防衛艦隊サイド

 

 

「準備は出来たな、今鳳翔さんと間宮さんが長門の料理を手伝っているはずだ」

 

「しかし提督、こんなんで戦えるのか?」

 

天竜の言う通り、鎮守府の艦娘達はほぼ遠征任務の真っ最中である。

此処に居るのは天竜、陸奥、前回の惨劇を知らない(ミーティングにも参戦していない)赤城、電、金剛、響だけである。

 

「問題ない、各自持ち場についてくれ」

 

「「「了解!」」」

 

 

~◆~

 

 

長門サイド

 

 

グシャァッ!

 

「む・・・ 弱いものだな・・・」

 

「何やってるんですか!? 長門さん!?」

 

猟奇的な音が間宮を驚かす。

 

「間宮か、この卵はもろかったので手が汚れてしまってな・・・ 手を洗ってくる」

 

「力を入れすぎですよ・・・ ちゃんと洗ってください」

 

「うむ」

 

長門はその場を後にする。

 

「ちょっと間宮さん、水道ここにあるのに何で行かせたの?」

 

「・・・・・・あ」

 

~◆~

 

「ふむ、やはり卵と言うものは柔らかすぎるな・・・」

 

このとき長門にある言葉が脳内によぎる。

 

『長門さん!』

 

『む、第六駆逐艦の雷じゃないか』

 

『見てこれ!』

 

『これは?』

 

『ダチョウの卵と言うものよ! すっごい固いけど長門さんなら割れる筈よ!』

 

「・・・・・・ダチョウの卵か」

 

思い出したかのように食糧庫へと足を進める長門。

 

「使ってみるか・・・」

 

~◆~

 

提督サイド

 

「伝令、『目標警戒域へ進行』でそうですよ?」

 

「何!? 思ったより早くないか!?」

 

「どうするんですか提督?」

 

「全艦に伝えてくれ『攻撃に備え迎撃せよ』と・・・」

 

「・・・・・・」(コク)

 

 

 

 

「わかった、司令官の言った通りならここに・・・」

 

「大丈夫だよね? 響ちゃん?」

 

「む、響に電かどうしたのだ?」

 

警戒する響と電に対し曲がり角から目標が現れる。

 

「長門さん、何も言わずにドックへ・・・」

 

「行ってください!」

 

ズドンッ! ズドンッ!

 

「む! これは演習の真似事か?」

 

二人の砲撃は長門をの服を汚すだけであった。

 

「な!?」

 

「効いてない?」

 

「火薬の量から模擬弾の様だな、そこをどくんだ・・・ 私は料理をしなければならないんだ」

 

「くっ!」

 

ズガンッ!!

 

「・・・少々お遊びが過ぎるぞ響、電!」

 

~~~

 

「ふむ、何事かは分からんが模擬艤装をつけておく必要があるな」

 

 

~◆~

 

「・・・伝令、『目標進行止まらず』ですって」

 

「・・・・・・赤城も場所につけ、総力戦なら勝てるはずだ」

 

「はい・・・」

 

~◆~

 

第二迎撃部隊サイド

 

「来ましたネ、ミス長門!」

 

「長門姉、ごめんね?」

 

「何か分かりませんけど慢心してください!」

 

「・・・・・・言う事はそれだけか? 大体は話の予測が付いたぞ、これは私を驚かすサプライズ演習だな・・・」

 

「?」

 

ズガァアンッ!!

 

「アウチ!?」

 

「金剛さん!?」

 

長門の模擬弾が金剛にクリーンヒットする。

 

「ならば遠慮はいらぬわけだ!」

 

「クッ・・・!」

 

~◆~

 

「! やられたか・・・ 残るは天竜と・・・っていねぇ!?」

 

おいおいどういう事だ!? 一番の主力と言う俺の天竜がいねぇ!?

 

そうこうしてる間に長門進撃。

 

「む、提督か・・・ 次は提督の番という事か、すまないがあまり時間は取らないようにするだろう」

 

「仕方ねぇ! こい長門ッ!!」

 

 

 

あの時、もっと早く気づけば良かった・・・ 戦艦や空母で倒せない奴を駆逐以下の艤装野郎に倒せるわけがないって・・・

 

 

 

 

~◆~◆~

 

「しかしそんなことがあったんだな・・・」

 

間宮と鳳翔の話を聞いてゾッとする天竜。

 

「大丈夫かしら、提督・・・」

 

「大丈夫だよ、提督はそんなヤワじゃないからな」

 

「おーい、これなら割る心配もないだろ!」

 

長門の手にはダチョウの卵が乗っていた。

 

「・・・・・・長門さんも頑張ってるんだから問題ないと思うぜ、多分・・・」

 

 

後日談だが、長門のダチョウの卵焼きが意外に好評だったらしく暫く料理三昧の日々が送られた。

提督は今回の戦犯として龍田にキツイ鉄槌を喰らって現在もドッグに居るらしい(妖精の話だと絶命を免れるギリギリの大破らしい)




長門さんですね、戦闘シーンは長いので全カットです、ご想像にお任せします。
偶には艦これも悪くない・・・
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