IS~ULTRAMAN-DYNA~     作:素粒子先輩

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どうもご無沙汰してます。サブタイのセンスのなさに草はえる。




出して欲しいキャラがいたら知らせてください。


巡り合う運命

アスカ「.......」

 

アスカ「...!」

 

アスカ「ここはどこだ....?」

 

アスカは妙な空気が漂う部屋で目覚めた。その部屋は薄暗く、少し寒い。

 

しかし、そんなことがどうでもよくなるような異様な存在が部屋の中心に置かれていた。

 

 

アスカ「なんだ...あのロボット....?」

 

 

それは、かつてTPCで開発された衛星探査用ロボット「TM-39」通称:ラブモスを彷彿とさせる形をしており、それでいて刺々しい攻撃的なフォルムをしている。

 

 

・・・何だこれは・・・

 

アスカは好奇心を駆られ恐るおそる近づいていった。

 

 

アスカ「やっぱり...ロボットだよなぁ....」

 

そしてなんとなく手を触れてみたその時、

 

 

キンッ と金属音が頭に響いた。

 

 

アスカ「な、何だ?!」

 

 

突然、機体が青白く光りだした。

 

 

そしてアスカの脳におびただしい数の意味不明な情報が流れ込んできた。

 

アスカ「なんなんだよ...これ....」

 

 

・・・・・・気持ち悪ぃ・・・・・・

 

 

アスカはそう思った。

 

無理もない。その意味不明な数多の情報全てを理解できるのだ。

 

 

この機体の操縦方法、性能、特性、装備、活動時間、行動範囲、etc・・・・

 

 

頼みもしないのに止めどなく流れる。

肌の上に何かが広がってく―――――――皮膜装甲展開《スキンバリアーオープン》

 

 

突然体が軽くなる無重力感―――――――推進機《スラスター》正常作動

 

 

右手に装備が形成される。 ブレード装備完了。

 

 

ハイパーセンサー最適化終了。

 

 

アスカ「訳解んねぇよ...なんなんだよ....」

 

そして最後の情報が流れた数秒後・・・

 

 

       タ

 

          ス

 

         ケ

 

     テ

 

            ダ

 

         イ

 

          ナ

 

アスカ「!」

 

この機体の情報ではない「何か」が流れた。

 

しかしそれはアスカの脳の中で他の情報と共に果ててしまった。 

 

 

アスカ「なんだったんだ?....」

 

アスカ「しかも肝心なコイツの名前は教えてくれなかったし...」

 

機体を叩きながら呟いた。

 

アスカ「それに...最後の....」

 

あれは何だったんだ・・・・・

 

思い出そうとしても思い出せない。

 

もどかしい気分だ。

 

 

しかし考える暇は与えてくれなかった。

 

ガチャと扉を開ける音がしたのだ。

 

アスカ「ん?」

 

見ると女性二人のようだ。

 

 

 

その時、アスカの中にあった緊張や不安という紐が緩んだようだった。

 

やっと人に会えた。外の景色もほんの少しだが見えた。

 

道路が敷いてあり、車や人が通っていた。

 

恐らく、いや絶対にここは自分が生まれ育った故郷、「地球」だ。

 

 

 

アスカ(やった....!俺は帰ってこれたんだ!)

 

アスカ(早く戻って隊長たちをびっくりさせてやろう!)

 

口に不思議と笑みがこぼれる。

 

あの光に向かって進まなかったら...  考えただけで寒気がする。

 

でもこうやって帰ってこれたのだ。やっぱり俺は「不死身のアスカ」だ。

 

 

そう考えてるうちに一人が口を開いた。

 

女1「あなた誰?」

 

アスカ「俺?俺は「嘘?!この人ISを起動させてるわよ!」

 

格好良く名前言おうとしたのに.......まぁいいや

 

 

IS―――恐らくこの機体の名前だろう

 

 

女1「え?...なんで?!女性しか動かせない筈なのに!」

 

 

女性しか動かせないらしい・・・・・え?

 

 

 

 女  性  し  か  動  か  せ  な  い

 

 

 

じゃあなんで俺が動かせるんだよ!

 

あれか?俺のどこかに女性としての意識が眠っているのか?

 

んな訳あるか!俺は高校時代バリバリの野球部、しかもピッチャーだったんだぞ! 

       控えだけど・・・

 

でも朝起きたら女になってました~♪なんてことになったらどうしよう・・・

 

そうなったらS-GUTSのみんなになんて言えばいいんだ・・・

 

走り方が女っぽいと言われたこともあるけど、それはもう直したし・・・

 

 

アスカが深刻に考えている中、一人が口を開く。

 

女2「とにかく報告よ!」

 

!! 危ない危ない、考えにはまるとこだった。

 

それで報告ってなんだ? どこに報告するんだ?

 

女1「あなた、名前は?!」

 

さっき言おうとしたの妨げたくせに・・・・ まぁいい。

 

俺はそんなグジグジ愚痴をこぼす男ではない。

 

常に前向きに生きるのが俺の信念だ。

 

ここは格好良くバシッっと決めるか!

 

 

アスカ「俺はアスカ・シン「わかった、アスカ君ね!」

 

最後まで俺の話を聞かず、名前だけ聞いて二人は部屋を後にした。

__________________________________________________________

 

さて、ここが地球だと解った以上いつまでもここに留まる理由は無い。

 

アスカ「俺も出るか...」

 

部屋を出て一歩、また一歩と出口へ向かう。

 

 

     \カシャン/

 

足元に何かが落ちる感触がした。

 

アスカ「あ、いけね」

 

アスカは素早くそれを拾い上げ汚れを払った。

 

 

【リーフラッシャー】

アスカがダイナに変身するための必須アイテムであり、命と同じくらい大切なものだ。

 

 

アスカ「よかった~ 失くしてたらどうしようかと思った~」

 

再び安堵を得てアスカは外へと踏み出した。

______________________________________________________________

 

外へ出ると眩しい太陽がまるで自分の帰還を祝福してくれているようだった。

 

アスカ「俺が...守ったんだよな...」

 

アスカは誰にも聞こえないような声で言った。

 

 

アスカ(それにしても何か変だな...)

 

アスカ(何か違和感があるんだよなぁ....)

 

たとえば掲示板だ。ボードや立てかけるものも無く宙に浮いている。しかもデジタル式

 

本部とかで幾度と無く宙に浮く映像は見たがこんな街中で、しかも何気ない掲示板と来たものだ。

 

そんな光景を見てアスカは思った。

 

 

アスカ(まさか俺は未来に来てしまったのか?)

 

浦島太郎状態になっているのではないかと疑った。

 

アスカ「そうだ!コンビニに行って新聞の日付を見れば西暦何年かわかるぞ!」

 

 

そしてコンビニにて・・・・・

 

アスカ「は?」

 

それが新聞を見た第一声だった。

 

アスカ「に、2015年?」

 

アスカ「3年前!!?」

 

客「うるさいよ」ア、スイマセン

 

 

なんでだ・・・・?頭が混乱してきた・・・・

 

俺がいた時代の3年前なのに?科学はこっちの方が発展してる?

 

それにさっきのISとかいう謎のロボット?

 

どうなってんだ?

 

 

アスカが混乱してる中、

 

「あ、いたぞ!」「捕まえろ!」

 

女性の声がした。何かを追っているのだろうか。

 

防衛隊員として俺も加担したほうがいいのかな・・・

 

 

そう、ふと考えていると・・・・

 

二人の女性隊員が近づいてきて・・・

 

隊員「無事保護しました!」

 

何故か両腕をガッチリとロックされて「俺が」捕まった。

 

アスカ「なんなんだよ!お前ら!」

 

アスカ「なんで俺が捕まらなくちゃいけないんだよ!」

 

隊員「アスカ・シン、よく聞きなさい。あなたをIS学園で保護します。」

 

アスカ「理由を話してくれよ!」

 

 

隊員「ISが女性にしか動かせないというのは承知してますね?」

 

アスカ「あぁ.....」

 

不安を煽られるからその話題は出して欲しくなかった。

 

隊員「ですが、あなたは何故か動かせた。今や世界的大ニュースですよ。」

 

隊員「さて、そこで問題です。あなたのことを調べさせて欲しいと各国から押し寄せたらどうしましょう?」

 

隊員「そしてそれを日本が意地でも阻止したら。」

 

アスカ「阻止したら....」

 

隊員「はい、このご時勢ですから世界的な争いが勃発します。」

 

アスカ「そんな...!」

 

せっかく取り戻した平和を人類自らの手で壊させてたまるか!

 

隊員「ですがIS学園に所属している生徒に対してはありとあらゆる国家・組織・団体は介入できないという特記事項があります。」

 

アスカ「つまり...そのIS学園とやらに所属している以上は大丈夫というわけか....」

 

隊員「その通りです。で、保護には一応同意が必要なのですが...」

 

アスカ「......わかった。そのIS学園とやらに行くよ。」

 

隊員「ご理解感謝します。」

 

アスカ(真相を確かめるには今しかない。)

 

アスカ「ちょっといいか?」

 

隊員「はい?」

 

アスカ「これを知ってるか?」

 

アスカはポケットに入れてあったウルトラマンティガの写真を出して見せた。

(ちなみにこれはイルマ参謀からこっそり貰った写真だ)

 

【ウルトラマンティガ】

ダイナが現れる以前に地球に現れた巨人であり、世界を滅ぼすために復活した邪神を、光になった世界中の子供達と共に打ち倒し、平和を取り戻した伝説の超人である。

アスカと同じ地球人「マドカ・ダイゴ」が変身しているが、今はその情報はTPCの中でもトップシークレットの情報となっている。

邪神戦以降変身する力を失っていたが凍結前のF計画事件の時に力を取り戻した。

 

アスカ(ここは2015年、つまりまだダイナが現れていない年だ。でもティガは存在が確認されているしTV中継もされてた!確信を得るためにはこれしかない!)

 

隊員「さぁ、存じ上げませんねぇ。すいません。」

 

アスカ(は?ティガを知らない?.....いや、たまたまこの人が知らなかっただけかも知れない!)

 

アスカ(他の人たちに聞いてみれば!)

 

アスカ「ちょっと用事を済ませてくる!」

 

アスカ(どんどん情報を集めていけばいつかは...)

 

それは他の隊員、街の人々、学生、子供にまで及んだ。

 

しかし皆、口を揃えて「知らない」というのだ。

 

アスカは隊員の所に戻った。

 

隊員「用事は終わりましたか?」

 

アスカ「あぁ....」

 

 

・・・・・・・

 

 

アスカ「そうだ!5年前に世界が闇に包まれただろ!?」

 

隊員「えぇーっと....なんて反応すればいいのやら...」

 

・・・・・・・・・・・・

 

数秒の沈黙が生まれた。

 

 

隊員「すいません!この世界にそのような事実はありません!」

 

追い討ちを食らった気分だ。

______________________________________________________________

 

護送用のヘリの中でアスカは最後の賭けに出た。

 

アスカ「そうだ!これを使えば....」

 

アスカは左腰に携帯してある超小型コンピューター「W.I.T.」(ウィット)を取り出した

 

そして電波を取得して表示された情報は・・・・・

 

アスカ「なんだこれ...地球は地球でも...俺が生まれ育った地球じゃない!」

 

形こそ同じだが全く違う歴史を歩んできた地球、ということだった。

 

なるほど、話が噛み合わない筈だ

 

どんどん情報が出る。ネオフロンティア時代なんてものは存在しない。

 

ティガはもともといない。過去に巨大生物が暴れまわったこともない。

 

GUTSも結成されていない。正真正銘の言葉通りの平和な世界だ。

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

アスカ「帰ってこれてなかったのか....」

 

アスカ「本当に別宇宙に飛ばされてしまったのか...」

 

アスカが落胆しているのも構わずにヘリは目的地へと進んで行く。

 

奇妙な生物に追跡されているとも知らずに・・・・・

                           ~To Be Continue~




アスカ「でっけぇ...」 世界最大のIS教育機関【IS学園】。この学園にアスカは入学することに。しかし試験は必須。その驚きの入試内容とは!?

次回「命懸けの入試」お楽しみに!
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