IS~ULTRAMAN-DYNA~     作:素粒子先輩

3 / 9
今考えると防衛軍の武器ってチート並だと思います。ってそんなこと科学特捜隊のころから変わらないか。



よかったら感想くださいな~


命懸けの入試

かれこれ2,3時間は揺られてやっと目的地「IS学園」に到着した。

 

アスカはとてつもなく疲れていた。

 

大地を踏みしめアスカは呟いた

 

アスカ「...やったぜ」

 

何故 やったぜ なのかって?

 

それはヘリの中での連中たちの蛮行から解放されたからだ。

 

ヘリの中で辞書以上に分厚い、必読と書かれた本を渡された。

 

参考書、らしいがページ数が尋常じゃない。それを覚えろと言うのだ。新手の拷問か。

 

それで最初は頑張ってはみたが、5ページ目でダウンした。

 

理解できない用語が多すぎる。とてつもなく苦痛だ。

 

それに外からは何者かに追われていた気もする。

 

「リラックスしてくれ」なんて言われたができるはずもない。

 

そんな蛮行から解放されたから「やったぜ」なのだ。

 

 

 

歩いていくと校舎らしきものが見えた。

 

第一印象は・・・でっけぇ、だった。

 

自分の通っていた学校の敷地の十数倍は裕に超えるであろう大きさだった。

 

校舎の大きさに驚いていると・・・・

 

?「貴様がアスカ・シンだな?」

 

すっげぇキツそうな女性の声がした。

 

アスカ「あぁ、そうだけど...」

 

振り返ってみると、姿は美しいが中に鬼が潜んでいるような女性が立っていた。

 

?「『そうだけど...』だと?」

 

アスカ「あ、なんかすいません」

 

怖ぇ、すっげぇ怖ぇ。歳はそう差は無さそうだけど・・・

 

?「まぁいい。私は織斑 千冬、この学園の教師だ。」

 

アスカ「失礼だけど、年齢は....」

 

千冬「何故、今その話題が出る?..............24だ」

 

あれ?意外と話してくれる

 

アスカ「へー、ちなみに俺は22だ」

 

千冬「おい」

 

アスカ「はい!」

 

反射的に返事が出た。やっぱり怖すぎる。

 

千冬「さっきから気になっていたが、貴様は礼儀を知らんのか」

 

千冬「生徒は教師と話す時にはどんな相手だろうと敬語を使え、分かったか」

 

アスカ「はい!...ってちょっと、生徒ってなんだ....なんですか?」

 

千冬「なんだ、聞いていないのか。貴様は生徒としてこの学園に保護されたのだ」

 

なんと、俺はまた高校生活を一からやり直すらしい。

 

アスカ「なんでですか!?俺の学力が乏しいから高校からやり直せってことですか?」

 

千冬「それもあると思うが、一番の理由が『学園の関係者として働くよりも、生徒として在籍しているほうが安全だ』という意見がかなりあったからだと思う」

 

千冬「まぁ、逆を言えば『男に教鞭を握らせたくない』とも言えるがな」

 

なんかショックだ。自分で質問しといてなんだがショックだ。

 

千冬「そう落ち込むな」

 

アスカ「そうだ、高校って入るのに試験が必要なんじゃ...」

 

千冬「そのことについてだが、[本人の合意を得て保護]という珍しいケースの場合、学科試験は免除される。よかったな。だが実技試験は必須なので今ここでしてもらう。」

 

アスカ「え、ちょっと!」

 

千冬「時間が無い、始めるぞ!」

 

千冬が合図を出すとISを装着した人間が現れた。

 

アスカ(やっぱり女か...まぁ当然か)

 

って冷静になってる場合じゃない!どうすればいいんだ!

 

 

              ―――――現在のアスカの装備―――――

 

【ガッツアーマー】耐熱、耐寒、耐圧性に優れたスーパーGUTSの隊員服。酸素ボンベ等の追加装備で宇宙服にもなる。

 

【W.I.T.】(ウイット)ベルトの左腰部分に装備してある超小型コンピューター

 

【スーパーGUTSメット】デジタルビデオカメラや通信機が付いた特殊合金製戦闘用ヘルメット。特殊バイザーを付ければ宇宙でも活動できる。

 

【スーパーGUTSバックル】薬、爆弾、酸素ボンベ等が収納されているベルトのバックル。

 

【ガッツブラスター】スーパーGUTS隊員が携行する万能銃。引き金を引く時間を長くすることによってレーザーも撃てる。なかなかの威力。アタッチメントも付けられる等、用途多様。

 

【クエストアタッシュ】この世界で初めて目が覚めた時に近くに転がっていた、スーパーGUTSの特殊装備が入っている大型トランク。以前使用していた物より大きい。おそらくアスカが乗っていた機体「ガッツイーグルαスペリオル」に積まれていた物だろう。

 

                   ~中身~

【パラポレーザーパーツ】ガッツブラスターアタッチメントその1 レスキュー用のネットビームなどを撃てる。連射可能であり、ノーマル同様長押しすればより大きなネットを放てる。

 

【ナパームパーツ】ガッツブラスターアタッチメントその2 10mほどの怪獣ならば簡単に焼き尽くせるほどの威力を持った強力な焼夷弾を放つことが可能。連射は不可能だが、長押しでチャージが可能で、再度引き金を引くことで、より強い攻撃が可能。

 

【ブレイクシューター】強力なエネルギーの円盤型レーザーを連射するマシンガンタイプの、怪獣攻撃用大型光線銃。追尾レーザーも撃てる。

 

【ギャラクシースナイパー】4、5発ほどの光弾を連射するライフル型銃器。威力はそこそこだが精密な狙いが可能で、相手の弱点を突くのに特化している。

 

【XXバズーカ】(ダブルエックスバズーカ)光弾を連射する折り畳み式大型レーザー砲。撃った時の反動が凄いが、それ以上の高い攻撃力を持つ。その威力はロボットの硬い装甲を破壊する。

 

【バリア素粒子発生装置】ポケットに入るくらいの小型装置で人体のプラズマ素粒子と同じ密度の素粒子を発生させて敵のレーザーなどを無力化する。連射や強い威力の攻撃を受け続けるとバリアが崩壊する。

 

【ネオプラスチック爆弾】敵への攻撃から罠、扉の爆破まで幅広く使える高性能爆弾。使用方法はプラスチック爆弾と同じ。

 

 

アスカ(あれ?勝てそうだぞ?)

 

試験官「よろしくお願いします」

 

アスカ「あ、こちらこそ」

 

アスカは礼儀として一礼をした。

 

千冬「用意はいいな!それでは開始!」

 

始めるの早くないですか、先生。

 

開始の合図と共に試験官が一直線に向かってきた。

 

しかも銃弾らしきものをばら撒きながら。

 

アスカ(どの武器で応戦しようかな....って速っ!)

 

アスカは間一髪で回避した。

 

試験官「ISの攻撃を目測で回避するとは、なかなかやりますね!」

 

試験官「でもこれならどうでしょう?」

 

今度は剣らしきものを生成して攻めてきた。

 

千冬「アシカ・シン、守ってばかりじゃそのうち殺されるぞ」

 

そうだよな、よし!

 

アスカはガッツブラスターを引き抜き

 

バギュウウン バギュウウン バギュウウウン

 

相手の胸に三発、光弾を放った。

 

だが動きが一瞬止まった程度でダメージにはなっていない。

 

アスカはそう思っていた。

 

 

だが実際は違っていた。

 

試験官「シールドエネルギーが激減した!?」

 

そう、機能的な問題で停止しているのではない。

 

明らかに動揺して動きが止まっているのだ

 

アスカ「効いてるのか?よし!じゃあ一気に決めるぜ!」

 

アスカはクエストアタッシュからブレイクシューターを取り出した

 

一方、試験官はというと

 

試験官「もう!えぇぇぇぇぇぇぇい!」

 

無鉄砲にこちらに向かってきた。

 

だがアスカは冷静に

 

ブシュシュシュン

 

四発の光弾を放った。全弾命中。

 

その攻撃を食らったISは機能が完全に停止し、消滅した。

 

千冬「なんと、勝ってしまったか...」

 

アスカ「よっしゃぁぁぁ!見たか、俺の超ファインプレー!」

 

お約束の言葉が思わず出た。

 

試験官「侮っていた訳ではありませんがまさか負けてしまうとは...」

 

アスカ「で、俺の合否は?」

 

試験官「文句なし、合格です。」

 

アスカ「ありがとうございます!」

 

どんな試験でも合格すれば喜ばしいものだ。

 

千冬「よし、終わったな。早速だが学生服に着替えてもらう。ついて来い」

 

アスカ「.....はい」

 

この女は人が喜ぶ時間すら与えてくれんのか。

 

 

         そして

 

アスカ「黒から一気に明るい色になったな」

 

何の話かって? 服装の話だ。

 

俺が今まで着ていた黒を基調とした隊員服から、白い学生服になった。

 

そして何より驚いたのが若返っていることだ。

 

18歳くらいになってるんじゃないか?.....まぁ時空を超えた影響としておこう。

 

にしてもこの制服、なんか生地が薄いような.....

 

防御力は隊員服が10だとすると

 

10→2 こんな感じだろう。大幅なダウンだ。

 

しかも白ってかなり目立つぞ?潜入とか夜襲とかに向かないんじゃないか?

 

 

と、考えはしたが今は俺がいた世界とは違う。何者かに襲われる訳でもないし、戦闘や囮捜査が行われるわけでもない。

 

そうだ、結果はどうであれ俺は今、平和な世界にいるんだ。

 

1年近く戦ってきた自分への休暇だと思って高校ライフを楽しもうじゃないか。

 

よく見ればこの制服だっていいデザインをしている。

 

千冬「着替え終わったか?」

 

いきなりカーテンを開けられた。まぁ着替え終わっていたから問題ないが。

 

千冬「ほぅ、なかなか似合うじゃないか。」

 

アスカ「そりゃどうも」

 

千冬「もう敬語を忘れたか」

 

アスカ「そのことなんだけど、俺達実際2歳しか変わらないんだからさ、2人でいるときくらいタメ口を許してもらえないかな?」

 

千冬「......」

 

アスカ「駄目か....?」

 

千冬「本来そのようなことは許されていないが....お前に身寄りがいないというのも分かっている。特例だ。認めてやろう。」

 

アスカ「本当か!?ありがとう!」

 

でも調べるの早すぎじゃないですか?別にいいけど

 

アスカはがっちり千冬の手を握った。

 

千冬「だ、だが過剰なボディタッチは控えろ」

 

アスカ「あ、すまん」

 

千冬はゴホンと咳払いをすると

 

千冬「入学式が始まる。移動するぞ」

 

千冬に促され移動するアスカ、その表情は期待と不安で満ちていた。

                                  




ついに入学!嬉しい再会!できない自己紹介!やけに絡んでくる高飛車お嬢様!アスカの普通じゃない、第二の高校生活がスタートする!

次回「青春のリスタート」お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。