IS~ULTRAMAN-DYNA~     作:素粒子先輩

7 / 9
「やっぱりミラクルタイプはなんでもできるんだなぁ」と思った今日この頃。







感想聞かせてくださいね~


灼熱地獄の奇跡

スフィアが融合した姿は無人機がそのまま巨大化したような姿だった。

 

よくみると所々スフィアの発光器官がある。そしてより凶暴な姿になっている。

 

アスカ「スフィアの野郎!」

 

グラアアアアアアアアア!

 

アスカ「ガッツイーグル!」

 

   ――― おう! ―――

 

ガッツイーグルと離れて地上に立つ。

 

       ――― フライトモード! ―――

 

ガッツイーグルは戦闘機の形になって空から、俺は銃火器で地上から攻撃を開始した。

 

アスカ「ガッツブラスター・ナパーム!」

 

ナパームモードを使い、スフィア無人機(以下スフィア機)を攻撃する。

 

           バギュ バギュ バギュ

 

しかし大したダメージを与えられない。

 

       ――― メカニック・スキャン!アートデッセイ号! ―――

 

       ビピュン ビピュン ビピュン ビピュン ビピュン

 

 

スフィア機「グルォアアアアアアアアアア!」

 

 

      ――― くっ!効かないのか ―――

 

スフィア機「ビ・ビ・ビ....グガガガガガ」

 

アスカ「まずい!観客席に向かってる!」

 

キュウウウウウウウウウウ.....ボガアアアアアアアアン!

 

すかさずチャージショットを撃つ。

 

スフィア機「グガアアアアア!」

 

アスカ「よし、効いた!」

 

シュ~~~ドガアアアアアン!ドガアアアアアン!

 

     ――― わたしを舐めるな! ―――

 

続いてミサイルを撃ち込まれる。

 

スフィア機「グゲアアアアア!」

 

アスカ「一気に叩き込むぞ!」

 

ドガガガガガガガガ!

 

スフィア機「グ、ガガガ...ガガ....ガ.....」

 

スフィア機の動きが止まった。

 

アスカ「やったか!?」

 

     ――― いや待て!何か様子が変だ! ―――

 

スフィア機「......グガガガガガガガガガ.....ガアアアアアアアア!」

 

スフィア機は第二の変身を遂げた。

 

全体が漆黒に覆われ、腕が二本から四本になり、背中からビーム砲が現われ、胸中央に女性の顔が浮かび上がっている。

 

スフィア機「フフフフフフフフフ......」

 

そして機械音のような鳴き声が、女性の笑い声のようなものになった。

 

アスカ「悪魔......」

 

ヒュオオオオオ.....ビュウウウウウウウウウウン!

 

アスカ「うおっ!」

 

レーザー砲が大地を抉る。

 

『警告します!アスカくん、これ以上の戦闘は危険です!直ちに安全地帯に避難しなさい!』

 

山田先生が、いつもとはまるで違う迫力のある声で警告をする。

 

しかし....

 

 

 

山田「そんな...なんで...?」

 

千冬「どうした?」

 

山田「遮断シールドがレベル4に設定、しかも扉が全てロックされています!」

 

箒「何故そんなことに...」

 

セシリア「まさかあのISの仕業ですの!?」

 

千冬「恐らくそうだろう。これでは避難することも救援に向かうこともできない」

 

何もできない自分への苛立ちなのか、千冬はせわしなく画面を叩いている。

 

鈴(アスカ......)

 

鈴は自責の念でいっぱいだった。

 

あのとき強引にでもアスカを避難させていれば、説得していれば、自分が戦えばアスカはこんな危険なことをしないで済んだんじゃないか。そう思ってしまうのだ。

 

鈴(神様お願い!アスカを助けて!)

 

千冬「彼さえ来てくれれば....」

______________________________________________________________

 

スフィア機「フフフフフフフハハハハハハ」

 

レーザーの雨に逃げ回る俺を嘲笑うかのように、胸の顔の部分が微笑む。

 

その瞬間、グラウンドが業火に包まれた。

 

アスカ「うっ....」

 

熱い....苦しい....早く変身してあいつを倒さないと....みんな死んじまう...!

 

アスカ「ガッツイーグルゥゥゥゥ!!!」

 

     ――― 消火弾投入! ―――

 

バン! バン! バン! シュウウウウウウ

 

消火弾でアリーナは白い霧に包まれた。

 

     ――― 今だ!アスカ! ―――

 

アスカ「ナイスプレイ!」

 

いくぜ!

 

アスカ「ダイナァァァァ!」ピカーン

 

シュイイイイイイイイン!!

 

 

 

山田「アリーナ中央に...例の巨人出現...。強いエネルギー反応です!」

 

千冬「来てくれたか...」

 

鈴(なんなの...?あれ...)

 

箒「ウルトラマンダイナ...だったか」

 

セシリア「前にアスカさんがそう言ってましたわ」

 

鈴「ダイナ.....」

______________________________________________________________

 

ダイナ「シュワ!」

 

スフィア機「ホホホホホホホ、フフフフフ」

 

ダイナが先制し掴みかかる。

 

ジュワァァァァァァァ ボボボボボボン!!!

 

しかしスフィア機の全身から滲んでいる体液にふれた瞬間、爆発を起こした。

 

ダイナ「グアッ!」

 

スフィア機「フフフフフフフォオオオオ!」

 

ビィィィィィィィィィィィィィィ!

 

怯んだところにレーザーを撃たれ、さらにダメージを受ける。

 

ダイナ「クッ!」

 

しかしやられてばかりでいる筈がない。

 

爆発覚悟でスフィア機にパンチを叩き込んでゆく。

 

ボォン! ボォン! ボォン! ボォン! ボォン!

 

叩き込んだ拳が燃え上がる。だが攻撃をやめる事はない。

 

鈴「恐れがない....すごい....」

 

 

スフィア機「フウウウウウハハハハハハ」

 

ダイナ(だんだん笑いに余裕が無くなってきたな!)

 

ビュゥゥゥゥゥン!

 

ダイナ(何度も同じ手は食うか!)

 

頭からレーザーを撃たれるも寸前でかわす。

 

そしてすかさずフラッシュバスターを撃つ。

 

しかし命中する寸前で軌道がずれてしまい、地面で爆発を起こす。当然スフィア機は無傷だ。

 

ダイナ(なに!)

 

スフィア機「フフフフフフフ....ドウシタ」

 

ダイナ「野郎!」

 

 

箒「ビームが直角に曲がった...?」

 

セシリア「どういうことですの....?」

 

山田「あの機体からは尋常じゃない温度の熱が放出されているんです。多分その熱がビームの軌道を変えてしまったのかと」

 

千冬(今、あの巨人が喋ったような....)

 

 

スフィア機「フフフフフフ.....ハッ!!」

 

胸の顔の目が光った。そしてダイナの身体は炎に包まれてしまった。

 

ダイナ「グアアアアッ!」

 

スフィア機「ウウウウ!」ビカッ!ビカッ!ビカッ!

 

追い討ちといわんばかりにダイナを焼く。辺り一面火の海、地獄だ。

 

ダイナ「グオアア!!」

 

ダイナ(熱い...苦しい...!)

 

ダイナはスフィア機の圧倒的火力に苦しめられ、膝をついてしまった。

 

______________________________________________________________

 

 

      ――― こちらガッツイーグル。聞こえるか? ――― 

 

山田「はい!聞こえます」

 

 

      ――― 今からわたしが遮断シールド及び扉のセキュリティを一時的にジャックし、解除する!ダイナの援護に向かってくれ! ―――

 

山田「わ、わかりました!」

 

千冬「オルコット、凰、直ちに戦闘態勢に移れ!」

 

セシリア・鈴「「了解!」」

 

箒「織斑先生、私は....」

 

千冬「アリーナからの避難経路の確保だ。急げ!」

 

箒「は、はい!」

 

       ――― システム・ダウン ―――

 

山田「教師部隊+オルコットさん、凰さん突撃します!」

 

 

箒「こっちです!早く....うわっ!」ドガガガガン!

 

スフィア機「フフフフフフハハハハハハ!!」

 

バルルルルルルルルルルル バルルルルルルルルルルル バルルルルルルルルルルル

 

肩から出現させたガトリングでアリーナの観客席を攻撃している。

 

「いや.....こないで~...」

 

ダイナ(逃げ遅れた子が....!)

 

ダイナ(まずは鎮火だ!)シュワアアア...

 

炎を自身のエネルギーの放出で消し止めた。

 

そしてすかさず自分全体を盾にし、生徒を死守する。

 

ダイナ「グオオオオッ!」

 

ダダダダダダダダダダダダ

 

「え....?」

 

女子生徒は何が起きたのかわからず固まっていたが、自分を守るために盾になってくれたのだと理解し、ペコリと一礼して逃げていった。

 

ダイナ「グッ.....!」ピコン ピコン

 

ダイナの胸のクリスタル、【カラータイマー】が青い輝きから、赤い点滅に変わった。

 

 

山田「あれは何を示しているんでしょう?」

 

            ――― カラータイマーだ。あれが点滅しているということは彼のエネルギーが少なくなっているということだ ―――

 

千冬「要は危険信号か」

______________________________________________________________

 

教師A「砲撃準備!」

 

カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ

 

教師A「撃てえええ!」

 

ドカン ドカン ドカン ドカン ドカン ドカン ドカン ドカン ドカン

 

合図と共に一斉射撃が繰り出される。

 

セシリア「ブルーティアーズ!」

 

ビュン ビュン ビュン ビュン

 

鈴「衝撃砲!」

 

ドォォォォン!

 

      ――― ミサイル! ―――

 

ド゙リュウウウウウウウウウウ!

 

スフィア機「フフフフフ...ガ!!..フフガガガガアアア!!」

 

四方八方からの猛攻撃に苦しみの声をあげるスフィア機。

 

セシリア「実弾は通るのね....」

 

鈴「チャンスよ、ダイナ!」

 

ダイナ「ジュア!」b

 

ダイナは鈴にサムズアップをし、スフィア機に身体を向ける。

 

そして腕をカラータイマーの前で交差させた。額のクリスタルが青く輝く。

 

ダイナ(触ると爆発を起こすのなら、触らなきゃいいだけだ!)

 

セシリア「姿が変わった...?」

 

ダイナは銀色のボディに青いラインの入った超能力戦士、【ミラクルタイプ】にタイプチェンジした                 

ダイナ「シュア!」

 

大なの右の手先から放たれた青い光(ウルトラサイキック)がスフィア機を包み、空中に浮かべてしまった。そして、

 

パチン!ドカドカドカドカガガガガガガバボボボボン!

 

ダイナが指を鳴らすと体液が爆発・炎上した。

 

鈴「すご......」

 

スフィア機「フウウウウハアアアアアアアアアアアア!キャアアアアアアアアア!」

 

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!

 

最後の足掻きとばかりにスフィア機が胸の顔、背中のレーザー砲、手中の噴射口から強烈な破壊光線を撃ってきた。が、ダイナはそれをもう片方の手で受け止めた。徐々に破壊光線が青色に染まってゆく.....

 

ダイナ「アー.....シェアア!」

 

シュイン、ギリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュ

 

吸収した光線を自身のサイキックパワーとともに撃ち返した。

 

スフィア機「ハアアアアアアアア........」

 

ドガガガガガガガガガガガーン!

 

それを食らったスフィア機は盛大に爆散した。

 

箒・セシリア・鈴「「「やった!」」」

 

千冬「青いダイナは超能力戦士....か」

 

ダイナ「シュワッ!」

 

シュルシュルシュルシュルシュル

 

ダイナは大破したアリーナの部分をサイキックパワーで、ある程度直してから去っていった。

 

「神様...ありがと」

 

鈴は去ってゆくダイナのことを見ながらそう呟いた。

______________________________________________________________

 

箒「アスカー!」

 

セシリア「アスカさん!いたら返事をしてください!」

 

鈴「アースーカー!どこー?」

 

山田「アスカくーんどこですかー!」

 

千冬「ん?いたぞ!」

 

アスカ「おーい!勝ったぜーッ!」

 

箒「心配したんだぞ!戻ってこないから」

 

セシリア「そうですわ!」

 

アスカ「ごめんごめん。いやー、ダイナが来てくれなければ危なかったぜ」

 

鈴「本当よ!まぁ...でも...少し格好良かったわよ、戦ってる時のあんた」

 

アスカ「今なんて...?」

 

最後の辺りが聞き取れなかったので素直に尋ねた。

 

鈴「ああー!もう、知らない!」

 

アスカ「なんで怒ってんだよー」

 

鈴に聞こうと思ったら、そこで登場鬼教官。

 

千冬「さぁアスカ、盛り上がってるとこで悪いが、命令無視の罰を受けてもらおう」

 

アスカ「え?ちょと....?ほら、俺、戦ってきて疲れてるから...また後日...」

 

千冬「問答無用!グラウンド10週!」

 

鬼教官め!俺の身体のこともいたわれよ!

 

千冬「5週追加だ。さっさと行け」

 

何?この人、読心術でも持ってるの?

 

ま、これもいつものさりげない日常の一部だし.....よし決めた。楽しむ!この世界を!そして守る!

 

アスカ「アスカ・シン!これより罰を執行いたします!」

 

俺はいつものように沈みかけた夕陽をの後を追うように走り出した。

 




IS学園に二人の転校生がやって来た!しかも1人は男!だが、ところどころ違和感が...

次回「男と男(?)の約束」お楽しみに!
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