ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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お久しぶりです 5年振りに新作を出すことになりました畜生ペンギンです。

本当に久方ぶりの投稿ですが、まずは作品の方を見ていただけたらと思います。

それでは、どうぞ!



Part136 皆で旅行~いざ沖縄へ~

ある夏の日の昼下がり 詩乃は夕食の材料を買いに商店街に買い物に来ていた。

 

「いつもありがとね詩乃ちゃん!これおじさんからのおまけ!」

 

詩乃は八百屋のおじさんから買った材料に加えて小さなメロンを貰った。

 

「ありがとうございます。また来ますね。」

 

「おっとそれとだ!これ持ってきな!」

 

そう言われて詩乃が渡されたのは1枚の紙切れだった。

 

「これは?」

 

「今この商店街で福引やっててな!1枚しかないけどそれで引けるから引いてきな!」

 

「そうなんですね、それじゃあ有難く頂きます。」

 

「1等にはあっと驚いちゃうぜ!それじゃあね!」

 

「福引って当たったこと無いのよね・・・でも久しぶりだし折角なら狙いたいわね 1等。」

 

詩乃は貰った福引券を手に持ち、福引の会場へと向かった。

 

「すいません 1回お願いします。」

 

「おっ!詩乃ちゃんも来たんだね!それじゃあ1等目指して引いてご覧!」

 

「ところで1等は・・・」

 

「残念ながら、今回特等が無いので最高の当たりの1等はシークレット扱いなのさ!と言ってもしょぼい当たりなんかじゃないよ!今回は割と奮発したからね!」

 

「一体何なのかしら・・・まぁどうせ当たらないし・・・」

 

そう言って詩乃はレバーを手に持ち回すと、1つのボールがカラカラと音を立てて出てきた。

 

「こ、この色って・・・・・・!?」

 

~~~~~~~~~~

 

場所は変わり、哲也&木綿季は、部活帰りで熱さで疲労していた身体をクーラーの効いた部屋で休めていた。

 

「クーラー最高~♡」

 

「こうクソ暑い中での部活を終えた後だと特にな~♪」

 

「それに部屋が涼しいとこう出来るし~♪」

 

そう言って木綿季は俺に抱きついてきた。暑苦しい中だと流石に嫌だが涼しい場所ならお互いにとって格別のご褒美だ。

 

「よしよし♪」

 

「えへへ~♪」

 

互いに顔を見合って笑い合うと俺の携帯に一通の電話が。携帯の画面に目を通すと電話してきたのは詩乃のようだった。

 

「詩乃からか、一体なんだろ。もしもし?」

 

『あ、哲也?今平気?』

 

「平気平気。一体どうしたんだ?」

 

『あの、今週の金土日って木綿季も合わせて暇?』

 

「週末?木綿季、週末ってたしか・・・」

 

「えっとね、新庄先生が知り合いのお葬式で3日間学校来れなくて、凛先生も新入教師の為の講習会があるとかで来れないから休みになってるはずだよ。」

 

「それなら暇だな。詩乃 暇だけどどうかしたのか?」

 

『それなら良かった。実はね さっき福引したんだけどそこで奇跡的に1等が当たっの。』

 

「へ~1等か そりゃすげぇじゃん。んで?内容は。」

 

『ええっと、『沖縄離島への旅2泊3日!プライベートビーチ付きの豪華ホテルで沖縄を満喫しよう!』って書いてあるわね。』

 

「沖縄か~!すげぇじゃねぇか詩乃!楽しんでこいよ!」

 

『待った。実はこれペアチケットでね。だからこれ貴方と木綿季に譲ろうと思って。』

 

「なぁ!?な、なんでだよ!?お前が当てたのに!」

 

『GGOの件でのお礼よ 私の事を守ってくれた貴方には受け取る権利があるはずよ。木綿季と楽しんできて。』

 

「お礼って言ってもその礼はデカすぎるよ!受け取れないよ!」

 

『だってペアで行く人なんていないし・・・・・・これが何人でもOKって言うなら皆を連れて行けたけど・・・・・・』

 

「そりゃ何人でもOKだなんて都合のいい・・・・・・いや待てよ・・・・・・?詩乃 その日程金土日で良いな?」

 

『えぇ そうよ。』

 

「ホテルの名前は分かるか?」

 

『ええっと・・・・・・《スターオーシャンホテル》って書いてあるわ。』

 

「了解。んじゃ俺に少し考えがあるからさ 少し時間貰うな。あ、その前に詩乃はその日程暇?」

 

『私は暇よ。それがどうかしたの?』

 

「いや、俺の考えにそれが必要でね また折り返すよ。」

 

『わ、分かったわ。それじゃあまた。』

 

「またな。」

 

一度詩乃との通話を終わらせ木綿季のことを見ると、通話内容が気になるようで携帯に耳を傾けていた。

 

「哲也?浮気じゃないようだけど一体どうしたの?」

 

「スピーカーにしとけば良かったな、実は・・・かくかくしかじか・・・」

 

「えぇ!?詩乃が沖縄旅行を!?そ、そんなの申し訳ないよ!」

 

「それは俺も言ったけど、少し考えが浮かんでな。まずはいつものメンバーの日程をこれから確かめる。」

 

「へ?なんで?」

 

「それも後で教えるさ。それじゃあひとまず・・・・・・」

 

俺はいつものメンバーに片っ端から電話をかけ日程を確認したところ、奇跡的に全員がその日程を開けていた。まぁクラインは仕事だったけど無理やり有給を取るらしいが・・・

 

「よし、これで計14人だな。」

 

「皆の日程を確認してどうするの?」

 

「こっからが大事なんだよ。さて・・・出なかったらはっ倒す・・・!」

 

俺はそう言ってある人物に電話をかけた するとそいつはツーコールで電話に応じた。

 

『はいこちら皆大好き総務省の菊岡お兄さんだよ♪』

 

そう、電話したのは菊岡さんだ。

 

『どうしたんだい哲也君 まさか僕とお話をしたいとか?』

 

「な訳あるか、こっちはアンタに危うく殺されかけてんだぞ。」

 

『いやはやその説は申し訳なかったねぇ~ でも生きてて良かった良かった・・・』

 

「俺からしたら良かねぇんだよこの野郎!!なぁ、あんた確かこの前こう言ったよな 『君のお願いなんでも聞くから』ってな。」

 

『あ、あぁ。それは確かに言った・・・つまり君は今日その願い事のために電話をして来たんだね あ、3回回ってワンって言って欲しい?』

 

「もしそんなことで願い使ったら今度こそはっ倒すぞ!!!!まぁ願いは簡単。沖縄にあるスターオーシャンホテルの最高レベルの部屋2つの確保 それぞれ5人と9人分でだ。それと飛行機のビジネスクラスのチケット14人分の確保だ。ホテルは2泊3日の日程で 飛行機は今週の金曜朝一番の便と日曜の午後の便でだ。分かったか?」

 

『なっ!?す、スターオーシャンホテルの最高レベルを2部屋って沖縄で1番高いと言われてるんだぞ!?それを14人分って・・・!あ、あと飛行機!?しかも今週の金土日!?幾ら総務省勤めと言っても不可能なことは不可能・・・・・・』

 

「まさかあんた・・・・・・出来ねぇとは言わねぇよな?」

 

『い、いやだからね?流石に僕でもこの条件は・・・・・・』

 

「あっそう!なら今後俺は一切あんたの手伝いを頼まれても破棄する!!!約束破かれた挙句殺されかけるような頼まれ事なんか聴きたくもねぇ!!!!!!総務省のお偉いさんにこの事伝えて裁判だろうが・・・・・・」

 

『わ、分かった分かった!!!!!!僕がコネの全てを総動員して何とかしよういや何とかしますからそれだけはご勘弁を・・・・・・!!!!!!』

 

「よろしい♪んじゃよろしくな♪」

 

『とほほ・・・僕の今月の査定に響く・・・・・・』

 

菊岡さんがそういった所で俺は通話を終わらせた。

 

「よっしゃ木綿季!交渉成立で皆で沖縄行けるぞ!」

 

「ほんと!?わーい!」

 

「んじゃ詩乃に折り返しを・・・・・・」

 

俺は皆で行ける旨を詩乃に伝えるために折り返し電話をした。

 

『あ、哲也?一体何をしたの?』

 

「あぁ、菊岡さんに少々無理やり沖縄のことを頼み込んでね いつものメンバー14人で沖縄に行けることになった。」

 

『じゅ、14人で沖縄!?』

 

「せっかくの夏だ 皆で楽しい思い出作っていこうぜ♪」

 

『ま、まさか1等で皆で行ける事になるとはね・・・』

 

「詳細はRAINのグループで送るから ちゃんと水着だとか用意しとけよ♪」

 

『え、えぇ。ありがとね哲也 楽しみにしてるわ♪』

 

「おう!そんじゃな!」

 

俺はそう言って通話を終わらせた。そして通話をしてる間に既に菊岡さんからもRAINが来てて とりあえずホテルと航空会社の知人に連絡は取って俺の言ったことを頼んでくれたそうだ。ほぼ確定で14人分用意出来たと思っていいそうだ。ガキの俺にはよく分からないけど総務省って凄いんだなぁ・・・

 

「んじゃグループにも・・・」

 

俺は皆のグループRAINにも今回の件を送り、沖縄に行けることを伝えた。誰一人として反対することなく寧ろ皆賛成してくれて喜んでいた。

 

「それじゃあ荷物とか用意しなきゃね!楽しみだなぁ~♪」

 

「そうだね♪」

 

こうして、急遽決まった沖縄旅行。SAOからログアウトしてからこういった旅行は初めてだし楽しみだ。

 

~~~~~~~~~~

 

あっという間に日にちは経過し、金曜日の早朝。俺達は空港で菊岡さんから諸々のチケット等を貰っていた。

 

「じゃあとりあえずチケット君達全員分を哲也君に預けておくよ。航空券もあるから絶対に無くさないように。ビジネスクラスなんて僕だってそう簡単に乗れないんだから・・・」

 

「分かってるよ サンキューな菊岡さん♪あんたが俺を殺しかけたおかげで良い旅行が出来そうだよ♪」

 

「まぁ君達が楽しんでくれればそれで僕は構わないよ それじゃあ気をつけて行ってらっしゃい。」

 

俺達は菊岡さんに見送られて搭乗口へと向かった。

 

「にしてもまさかこのメンツで沖縄に行けるなんて夢にも思わなかったぜ!しかもプライベートビーチとかあるんだろ?有給取った甲斐があったぜぇ!」

 

「くじ引きで1等を取った詩乃様々ね。ありがとね詩乃。」

 

「良いのよ 本来は哲也と木綿季に譲る予定だったのを色々と駆使して皆で行けるようにしてくれたのは哲也だし お礼は哲也に言ってよ。」

 

「哲也君 ほんとにありがとね♪」

 

「皆で楽しめるならそれが一番さ、木綿季なんて昨日から楽しみ過ぎて興奮しっぱなしでさ・・・」

 

「だってだってボク初めて沖縄行くんだよ!しかも皆と一緒に!興奮せずにいられないよ!」

 

「木綿季ちゃんらしいわね・・・かく言う私もずっと楽しみにしてたけどさ♪」

 

「こうやって旅行に行くのも何年ぶりなのかってレベルだな・・・」

 

「沖縄は楽しみだけど泳ぐのはなぁ・・・」

 

「スグは泳ぐのだけは苦手だからな 浮き輪もあるしそれで楽しめばいいんじゃないか?泳ぐだけが沖縄でも無いしな。」

 

「皆さんで何かするのが凄く楽しみです♪」

 

「こうして誰かと出かけることなんて中々ないから僕も楽しみだよ♪」

 

「私も!しかも皆で沖縄だなんて最高だよ!」

 

「俺とクラインは完全に皆の親役だな。」

 

「俺なんて飛行機の中で飲めるようにもう酒買い込んじまったぜ♪」

 

「飲みすぎて現地について動けないなんてことになるなよ?」

 

「クラインなら有り得る。」

 

「そしたら置いてくか。」

 

「えぇ!?そりゃないぜ!!!!」

 

木綿季だけじゃなく、普段はクールな翔や鈴奈も非日常体験を前に上機嫌だ。

搭乗時間になるまで談笑を続け、いよいよ飛行機に搭乗。

 

俺は無論木綿季と一緒に座った。まだ朝早いと言うのに木綿季の元気は既にMAXだ。

 

「わぁ~楽しみ~!」

 

「そうだね 木綿季は飛行機に乗ったことある?」

 

「ううん!初めて!だからすっごく楽しみなんだ!」

 

「そっか 木綿季は初めて尽くしだな♪」

 

「うん!あ!う、動き出した!」

 

「そろそろ飛びそうだね。」

 

木綿季はきゃっきゃしながら飛行機が飛ぶのを待っていた。少し元気すぎるが今この辺りは俺達14人しかいないからまぁ気にしないでもいいだろう。

 

いざ飛行機が飛び立つと木綿季は少し驚いたように俺の手を握りだした。ジェットコースターは嫌いだけど飛行機の離陸するこの感じはなんでかは知らないけど結構好きなんだ。

 

「す、すごいね飛行機って!圧みたいな物が凄くかかっちゃったよ!」

 

「木綿季は元気だなぁ そんなに今からはしゃいでると後から疲れちゃうぞ?」

 

「美味しいご飯と哲也がいればボクはいつでも元気だよ♪」

 

「そっか♪」

 

俺は木綿季に肩をまわし抱き寄せた。木綿季もすぐさま俺にくっつき嬉しそうに笑った。

 

「えへへ♪」

 

飛行機の中ではずーっと木綿季とイチャイチャしたりして時間を過ごし、約3時間近くのフライトを終えてようやく沖縄の離島に到着した。

 

「うひゃ~!やっぱ日差しが強いなぁ~!」

 

「こんなに暑いと直ぐに日焼けしそうだね・・・」

 

「うん・・・日焼け止めはやっぱり必須だね・・・」

 

「なぁ この後はどうするんだ哲也。流石にノープランってわけじゃないだろ?」

 

「んな訳ねぇだろ翔、とりあえずホテルまではバスで移動するんだ そしたらホテルに荷物預けて直ぐにでも遊ぶことが出来るぞ。んでだ、ホテルは海と山両方が近いんだけど今日はどっちにする?山か海か。一応山は登山ってよりかは車とかで登って遊びにいくそうだ。川もあってBBQも出来るとか。」

 

皆に聞いたらエギルと翔はどちらでもと答え、それ以外は海と答えた為、初日は海に決定。

 

「スグは初日海で良かったのか?」

 

「苦手なものは先に済ませておきたいし・・・」

 

「そこまで泳げないのか・・・剣道の腕とは結びつかないものなんだな・・・」

 

「しょうがないじゃないですか・・・どうしても泳げないんですし・・・」

 

「ボク達が教えてあげるから大丈夫大丈夫♪」

 

「そうそう♪直葉の特訓日和ね♪」

 

「うぅ・・・お手柔らかに・・・」

 

「と、とりあえずホテルまで行こっか。」

 

俺達はホテルに向かうためにホテルと空港を結ぶ直通便に乗り込んだ。

 

~スターオーシャンホテル~

 

哲也「うひゃ~!でっけぇ!」

 

スターオーシャンホテルに着いた俺達はまずバスから降りてその大きさに驚いた。東京にでもあるような高層ホテルで流石は沖縄一と言わずを得ない。

 

「上見上げると首が痛くなるわね・・・」

 

「本当に沖縄にあるとは思えないレベルだな。」

 

「ねぇね!皆見てよアレ!」

 

そう言って木綿季はホテルから少し離れた場所で手を振ってきた。皆で木綿季の元に行くとそこには広大に広がるプライベートビーチがあった。

 

「うわぁ~凄い大きい~!こんな所で泳げるなんて凄いね!」

 

「市民プールやそこいらの海とは段違いだな。シュノーケル持ってきて良かった。」

 

「お前柄にもなく楽しそうじゃねぇかよ。」

 

「るせぇ。俺だって楽しむ時は楽しむよ。」

 

「なぁなぁ哲也!早く荷物預けてビーチに行こうぜ!俺早く泳ぎてぇよ!」

 

「でぇい良い歳こいたリーマンが何言ってやがる・・・と普段なら言いたいがそれもそうだな。皆は休憩しないで大丈夫?」

 

俺がそう聞くと皆は首を縦に振った。

 

「よっしゃ!なら早速行くか!!!!」

 

「わーい!」

 

俺達はホテルの受付の人に今日泊まる趣旨を伝え、必要では無い荷物を預けて早速水着へと着替えにいった。

 

「じゃあ哲也 ビーチで会おうね♪」

 

「言っとくけど 覗いたらはっ倒すからね。」

 

「誰が無い乳覗きたがるんだよ。」

 

「だ、誰が無い乳よ!!!!」

 

「姉ちゃん以外に誰がいんだよ。」

 

「むきぃ!!!!待ちなさい哲也!!!!1発殴らせろ!!!!」

 

騒ぐ姉ちゃんを琴音と明日奈が取り押さえて女性更衣室に入っていった。

 

「にしてもおめぇら姉弟も仲がよろしいことで・・・」

 

「まぁ仲良くなかったらわざわざ旅行なんか誘わねぇしな。」

 

「互いに素直になれないから苦労しそうだな、そう言う意味では俺とスグは割と幸せな方と見ていいんだろうな。」

 

「和人みてぇに常日頃から仲良くしてればいいのによ。」

 

「止めてくれ 俺も姉ちゃんもなんだかんだこうしてるのが1番あってる気がするよ。」

 

「昔はお姉ちゃんお姉ちゃんってベッタリだった癖に。」

 

「余計なこと言うな!」

 

俺達はそんな感じで会話をしながら着替えを済ませ 海に入る前に更衣室にあったシャワーを浴びて 初めてプライベートビーチに出た。

 

砂浜は真っ白で綺麗で 海も透き通るような青さで海の底も容易に見れる程透き通っていた。

 

「すげぇ綺麗だな~!」

 

「あぁ!とりあえずパラソル設置しておこうぜ!」

 

俺達はホテルのプライベートビーチへの入口から遠すぎず、海からも遠すぎず場所にパラソルを設置した。

 

「荷物番なら幾らでも受け持つから楽しんでこいよ クライン お前も手伝えよ。」

 

「まぁ大人だしそんくらいしなきゃな・・・」

 

「大丈夫だよ 俺達も交代で見張るから。」

 

「そうやって木綿季ちゃんとイチャつく気だろこのスケベ勇者が!!」

 

「んだとこのヒゲ!!!!」

 

「見苦しい喧嘩するなよ・・・」

 

「それにしても 皆まだかな?」

 

「女の子の着替えはかかるもんさ。ただでさえこういう場所にいてテンションも上がるし ましてや水着だからな。」

 

「水着がなんか関係あんのか?」

 

「馬鹿だなぁ 無い乳の姉ちゃんとかがパット入れるに決まってんだろ?んでその調整に時間がかかると、まぁそんなことした所で無駄だが・・・」

 

俺はそう言った所で何者かに背後からドロップキックを食らった。いや、多分この感じは姉ちゃんだろうけどさ。

 

「無い乳で悪かったわねこのスケベ大王が!!!!パットは確かに入れたけどさ・・・」

 

「渚さんがいるってことは・・・」

 

「私達もいるよ和人君!お待たせ♪」

 

「ごめんごめん!色々と準備してたら遅れちゃって・・・」

 

「んな事より俺に謝れ姉ちゃん!!!!いきなりドロップキック食らわす姉がどこにいんだよ!!!!」

 

「あんたが悪いんでしょうがあんたが!!!!」

 

「まぁまぁ喧嘩しないで・・・」

 

「君が悪い分には悪いんだから怒らないことだよ哲也。」

 

「ちぇっ・・・」

 

「にしてもやっぱ女子高生の水着ってのは破壊力が凄いなぁ・・・」

 

「触ったらはっ倒すわよ。」

 

「警戒人物です・・・」

 

「とほほ・・・」

 

「水着だと色々と開放感あって良いな~♪」

 

「そうね、とっても綺麗だし来れて良かったわ♪」

 

目前に海、そして水着に着替えたことで皆が浮き足立っていた、泳ぎが苦手な直葉ちゃんを除いて・・・

 

「あ、皆で座れるようにレジャーシートがあるよ!今から広げるね!」

 

「サンキュー木綿季、んじゃあ荷物整理して準備体操もして、ひと泳ぎといこうか。」

 

木綿季はパラソルの下にレジャーシートを引いてくれた。俺達はそこに荷物を置いていよいよ海に入るために準備体操。

 

「8.9.10!さぁて!泳ぐぞ~!」

 

「あ!待って哲也!お願いがあるの!」

 

泳ぎに行こうとしたが、琴音が俺のことを呼び止めて来た、日焼け止めを手に持ちながら。

 

「ん?どうしたんだ?」

 

「えっと・・・私に日焼け止め塗って欲しいな・・・駄目?」

 

「なっ!?」

 

「先越された・・・!」

 

「ぐぬぬ~ボクの哲也なのに~!!」

 

「なんだ、そのくらいならおやすい御用さ んじゃ琴音 日焼け止め貸して。」

 

「うん!よろしくね♪」

 

琴音はそう言ってレジャーシートに寝転がった。琴音は背のホックを外した。ちなみに琴音はドレスパレオタイプの琴音のスタイルに良く似合ったセクシーな水着だった。

 

な、なんかちょっとエロいな・・・・・・ってそんなこと考えるな!ちゃんと塗ってあげなきゃ・・・

 

「じゃ、じゃあ行くよ。」

 

そう言ってから琴音に日焼け止めを塗り始めた。

 

「ひゃん・・・冷たくて気持ちいい・・・」

 

琴音の背中から下半身に満遍なく日焼け止めを塗った。なんだかいけない事をしている気分になって俺は自分を殴りそうになった。

 

「よし、こんなもんかな、もう大丈夫だよ琴音。」

 

「ありがと哲也♪」

 

「さて!今度こそ!」

 

「と言いたいとこだけどよ お前の日焼け止めの待機列に4人ほど並んでるぞ?」

 

「え?」

 

俺が後ろを向くとそこには木綿季 姉ちゃん 詩乃 鈴奈が日焼け止めを持って待機していた。

 

「次はボクね!」

 

「ま!待て!なんで全員俺が塗らなきゃならんのだ!?」

 

「そんなの あんたが私の弟だからよ。」

 

「ボクは彼女だし♪」

 

「いつもいつも迷惑かけてもらってるしたまには君に奉仕されなきゃね。」

 

「スケベなあんたへのご褒美よ。悪い?」

 

「なんじゃそりゃ・・・」

 

「羨ましい限りだよ・・・ピチピチのJKやJDの肌を触れるなんてよ・・・」

 

「皆もう遊びに行ってるぜ?早く塗ってやらなきゃな。」

 

「じゃあ私はここで待ってるね♪」

 

「はぁ・・・まぁそこのヒゲに木綿季や姉ちゃんを触られるくらいには役得と考えたら良いのかな・・・」

 

「お、おめぇ俺の事なんだと思ってんだ!?」

 

こうして俺は木綿季 姉ちゃん 詩乃 鈴奈の背に日焼け止めを塗ってあげた。それぞれのビキニタイプは鈴奈はセクシーな感じのクロススタイルビキニ。木綿季はフリルの付いた可愛らしい物。詩乃はオフショルダータイプの少し大胆な物。姉ちゃんはバンドゥタイプ。明らかに盛られてるのは触れてはいけない気がする。

 

「ほら!皆終わったぞ!」

 

「ありがと哲也♪」

 

「ありがとう、これでさっきの無礼はチャラにしてやるわ♪」

 

「助かったわ哲也♪」

 

「また頼むよ♪」

 

「ほれ!お前らも遊びに行ってこい!皆待ってるぞ?」

 

海では明日奈達が手を振って俺たちの事を待っていた。急いで行かなきゃな。

 

「よっしゃ!行こうぜ皆!」

 

こうして、俺達はいよいよ沖縄の海へと入った。透き通った海では辺りが見渡しやすく本当に綺麗だった。

 

「哲也哲也!あそこに魚がいるよ!」

 

「魚?どれどれ。」

 

木綿季に指さされたところを見てみると、実際にそこには小さな魚が可愛らしく泳いでいた。

 

「ほんとだ!まさかこんなとこにいるなんてすげぇや!」

 

「流石は沖縄だね♪」

 

「2人共!もう少し沖まで行ってみようよ!あ、でも遊泳禁止のところまで行くのはダメだよ?」

 

「明日奈が率先してはしゃいでるなんてめずらしいね!」

 

「私だってハメ外したい時ははしゃぐもん~♪」

 

「んじゃあ今日は沢山泳ぐぞ~!」

 

こうして俺達は気持ちよく沖縄の海を堪能した。

 

午前中は遊泳OKのラインギリギリまで沖まで泳ぎ綺麗なスカイブルーの海を堪能した。だが直葉ちゃんを泳げるように鍛える為と泳ぎに自信が無い数人 主に里香 珪子 鈴奈 和人 詩乃は沖までは来ていなかった。

 

「すっごい綺麗だね~!東京だとここまで綺麗なの海味わえないよ~!」

 

「そうだね~♪こんなに綺麗な海で泳げるのは幸せだよ~♪」

 

「ゲームでもここまで綺麗な海無いよ~!それに、ここまで透き通ってるならどっかのドスケベに襲われる心配もないし?」

 

「誰が好き好んで襲うかこの盛り乳。」

 

「なんですって!?」

 

「陸じゃないんだから喧嘩しないの!」

 

「相変らすだね哲也と渚さんは・・・でも、魚もいっぱいいて余計綺麗に感じるよね~♪」

 

「もっと向こうまで行けば大きな魚もいそうだな。」

 

「そういやここの水深深いから俺や翔ならまだ平気だけど木綿季は平気なのか?」

 

「ボク小さい時スイミング通ってたから泳ぎには自信あるよ♪」

 

「そっか、ならよかったよ♪」

 

「と言っても少し沖に来すぎたかもね 皆のところに戻ろうか♪」

 

「そうしよっか。」

 

明日奈の提案で皆のところに戻ろうとしたのだが、ある程度の所で割と大きな波が俺達を襲い皆波を頭から被ってしまった。

 

「ぶはぁ!?でけぇ波だったなぁ!!!」

 

「みじゅのんらったぁ・・・」

 

「だ、大丈夫かよ木綿季?」

 

俺は咳き込んでる木綿季の背中を摩ってると、俺の背中に大きくそれでいて柔らかい感覚が2つ感じ取れた。

 

「はへ?な、なんだ!?」

 

「わ、私だよ哲也!その、悪いけど今だけこうさせて・・・」

 

「こ、琴音?一体どうしたんだ?」

 

「その・・・水着外れちゃったの・・・/////」

 

「み、水着外れたってこれ琴音の生おっぱい・・・!?」

 

「は、恥ずかしいから言わないでよエッチ!!!/////」

 

「はぅ・・・酷い目に・・・って何で琴音は哲也に抱きついてんのさ!!」

 

「だ、だって水着外れて・・・」

 

「み、水着が!?さっきの波のせい!?」

 

「3人共無事か!?」

 

翔は泳ぎながらこちらに近づいて来た どうやら俺達を心配して来てくれた様だ。

 

「おぉ翔!こっちは無事・・・ん?」

 

沖の方から近づいてきてた翔が近づいてくると、頭に変なものが乗っかっていた。

 

「翔の頭に何か乗ってない・・・?」

 

「翔の・・・・・・ってあれ私の水着じゃ!?」

 

「なにぃ!?」

 

「良かったよ!あんな波俺も久しぶりに・・・って俺のことじーっと見てんだ?何かあんのか?」

 

翔はそう言って頭上に乗ってる琴音の水着を手に取った。

 

「なんだ?水着かこれ?」

 

「あ、あのそれ・・・私の・・・/////」

 

「なにっ!?は、外れたのか!?悪かった!!!」

 

翔は琴音に水着を手渡そうとして琴音は俺に抱きついたまま水着を受け取った。

 

「ゆ、木綿季?私の水着付けてくれない・・・?」

 

「うん!」

 

木綿季は琴音の水着を付けてあげた 付け終わると琴音は俺から離れた。

 

「あの・・・ごめんね哲也・・・抱きついちゃって・・・」

 

「い、いや良いんだよ!胸は見られたくないもんな!うん!仕方ない仕方ない!」

 

「そうだよねぇ琴音のおっぱい大きいから嬉しいよねぇ鼻の下ビロンビロンに伸ばしてさぁ!?」

 

木綿季はそう言うと俺の頬を思っきし引っ張ってきた。

 

哲也「いででででで!?た、助けて明日奈、姉ちゃん!?」

 

「うーん・・・ごめんね哲也君、今回は私も浮気に1票かな・・・?」

 

「右に同じ、このおっぱい星人。」

 

「んな馬鹿な!?」

 

「戻るよ皆!!」

 

俺は木綿季に頬を引っ張られたまま皆のいる方へ戻らされた。引っ張るついでに抓られて物凄く痛かった。

 

「平常運転だな・・・」

 

「ごめんね哲也・・・」

 

「謝らなくてもいいのよ、琴音ちゃんに不埒なこと考えてるあのバカが悪いんだから。」

 

「ごめんね哲也君・・・怒った木綿季は私も怖いから逆らえないんだ・・・」

 

元の場所へ戻った俺と木綿季はそのままエギルとクラインと荷物番を変わった。俺は木綿季にビーチ上で引きづられてシートまで連れていかれた。

 

「全く!!!琴音は仕方ないとしてそれで興奮してたなんて信じらんない!!!」

 

「うぅ・・・だからってずっと頬引っ張らないでも・・・オマケに砂上で引きずりやがって・・・」

 

「哲也が悪いんでしょうが!!!ほら!罰としてそこに寝転がって!」

 

「分かったよ・・・」

 

俺は木綿季がブルーシートの上で寝転がれと行ってきたからそこに寝転がった。すると木綿季は俺の上に寝転がり抱きついてきた。

 

「罰として哲也は次の見張り番来るまでこれ!!!」

 

「お前本当はただ甘えたかったんだろ。」

 

「あ、バレた♪」

 

「ったくそれならそうと言えよ・・・わざわざあんなことしないでも・・・」

 

「あれは浮気への罰!!!」

 

「ったく・・・いつまでも厳しい彼女だよ・・・」

 

俺はそう言って木綿季のことを撫でた すると木綿季は俺の胸部に頬ずりしてきた。可愛らしい表情で甘える木綿季は水着を着ている効果もあってかいつも以上に愛らしく見えた。

 

「だーいすき♡」

 

「俺もだよ♪」

 

「あっち方面も平常運転だな・・・」

 

「流石だね・・・」

 

「全く、普段から木綿季ちゃんだけ見れば・・・いやそれじゃ私も困る・・・」

 

「ん~やっぱり眼福だな~木綿季と哲也君がイチャイチャしてるのは♪」

 

俺と木綿季は結局昼飯の時間まで荷物番の名目でイチャイチャし続け、皆から呆れられながら ホテルが経営している海の家に向かいそこで昼食を摂ることに。

 

皆それぞれ焼きそば ラーメン たこ焼き等を頬張っていた。

 

「もう泳ぐの疲れたよ~・・・」

 

「あそこまで泳げんとは驚いたわ・・・」

 

「指導する僕らも疲れるよ・・・」

 

「うぅ・・・ごめんなさい・・・」

 

「なら午後一は直葉ちゃんも楽しめるようなビーチバレーでもやろうぜ!丁度14人だし7対7で分かれて!泳ぎばっかしてたら直葉ちゃんも参っちゃうだろうしな。」

 

「面白そうね 賛成。」

 

「ボクも~!負けたチームは罰ゲームね!」

 

「なら今晩温泉上がりの牛乳代奢ってどうだ?」

 

「良いなそれ!乗った!!!でも俺はビールだな♪」

 

昼飯を食い終わった後は予定通りビーチバレーをすることに チーム分けは俺 クライン 明日奈 鈴奈 詩乃 直葉ちゃん 珪子対木綿季 和人 琴音 エギル 翔 里香 姉ちゃんという事に。

 

ビーチがほぼ俺達だけの貸切ともありこの人数でもプレイ出来る程のフィールドは確保出来た。

 

ルールは10点マッチの2セットを先に取った方の勝ち 負けたチームは風呂上がりの1杯を奢ることに。

 

いざ試合が始まると皆それぞれが活躍しいい試合運びになっていた。

 

「よっと!!!」

 

こちらのチームでは珍しくクラインが活躍し攻守共に大活躍。

 

「させるかぁ!」

 

あっちは里香が上手くレシーブを捌いていてどちらもエースの活躍により1セットは取り、2セット目をかけた現在9対9のラストバトルに。

 

「それじゃあ行くよ!!!」

 

鈴奈のサーブで試合が始まり、あちらは木綿季 和人 里香がそれぞれ上手く連携をしこちらに返してきた。俺たちも負けじと直葉ちゃん 明日奈 クラインの連携であちらに返した。どちらも負けじと必死にボールを返していたが、両チームともエースの活躍がより一層輝いていた。

 

「そらぁ!!!」

 

クラインの会心のスパイクは相手フィールドの隅を捉え里香が懸命に動いたものを拾うことが出来ずにゲームセット。なんと終始クラインの活躍により俺達の勝利に。

 

「ま、負けた・・・」

 

「クラインに負けたとかムカつく~!!!」

 

「なっはっは!!!これでも学生の頃は『スパイカー壷井』なんて言われてたんだぜ!!!」

 

「い、意外な特技判明だな・・・」

 

「まさかあそこまで上手いとは・・・おかげでこちらも上手く動けたよ♪」

 

「誰にでも得意な物はあるんだな・・・」

 

「人は見かけによらないとはこの事だね~♪」

 

「こいつに主導権を握られる時が来るとは思わなかった・・・」

 

「おめぇら貶しすぎだ!!!エギル!!!お前は牛乳じゃなくてビール奢ってもらうからな!!!」

 

「分かった分かった。」

 

「でもやっぱりこういう動きの方が楽しいや♪試合関係なしにもっとやりましょ!」

 

「あ、ボク一旦パス!哲也のこと埋めたい!!!」

 

「それなら私も!」

 

「私もやりたい!」

 

「私もやらせてよ。」

 

「んじゃこっからは各自また自由に凄そう。」

 

午後はそれぞれ遊びたいことをすることに。俺は木綿季の言った通りビーチの砂で木綿季含めた姉ちゃん、琴音、詩乃に埋められることに。

 

「足から埋めていくね~♪」

 

「よろしく~♪」

 

「あ、目に入ったり口に入ると悪いからタオルかけるね。」

 

「サンキュー♪」

 

姉ちゃんにタオルをかけられた為、そのまま目を瞑り砂の中の暖かな温もりに包まれるのを楽しんだ。

 

「よし、それじゃあ次は上半身ね。」

 

「上半身に入るなら僕に良い案がある。ここからは僕も混ぜさせてもらうね♪」

 

「鈴奈の良い案って?」

 

「それは・・・ごにょごにょ・・・」

 

「それいいじゃない!賛成賛成♪」

 

「面白そうね 私も賛成♪」

 

「私も私も!」

 

「ボクも!!!せっかくならおっきくしよ♪」

 

「そうだね それじゃあ取り掛かろうか♪」

 

~10分後~

 

「哲也?哲也?完成したよ!」

 

哲也「んんぅ・・・そっか・・・悪いな俺寝てたみたいで・・・タオル取ってくれ・・・」

 

俺がそう言うと誰かがタオルを取ってくれた 視界がくっきりしたところで辺りを見渡すと先程のメンバーに鈴奈が加わった5人が俺の事を見てくすくすと笑っていた。

 

「な、なんだ!?俺に何したんだ!?」

 

「哲也 これ見てよ♪」

 

琴音が携帯の写真を見せて来た為それを見ると、砂に埋もれた俺の胸元にかなり大きくそれでいて綺麗な砂で出来たおっぱいが出来ていた。

 

「んなぁ!?な、なんだこれ!?」

 

「いつもの仕返しさ♪君の好きな巨乳を君につけてあげたよ♪」

 

「あ、あのなぁ!?胸が好きと言ってもこんなのは好きじゃねぇ!!!!」

 

「あーら、あんたなら喜んでくれると思ったんだけどなぁ~私には無い大きな胸じゃない。」

 

「好きな胸が出来たのは嫌だった?」

 

「好きと言ってもだなぁ・・・!?」

 

「じゃあこの周りで皆で写真撮ろうよ!明日奈!悪いけど撮影役よろしく♪」

 

「任せてよってわぁ!?哲也君におっぱいが!?」

 

「あ・・・明日奈助けてぇ・・・」

 

「良し!それじゃあ皆は哲也君囲うようにして!上手く撮ったげるよ!」

 

明日奈がそう言うと皆は俺の周りに座り込み俺に出来た胸を指さしながら笑っていた。

 

「はいチーズ♪」

 

明日奈の合図を元に数枚写真が取られた 皆が楽しそうで良かったけど何だか男のプライドを踏みつけられた気がする。

 

「己ら後で覚えとけよ・・・!!!」

 

「何よ 私達の胸揉もうって訳?」

 

「揉む程ねぇ癖に黙ってろ!!!」

 

「うるさいこのスケベ男!!!」

 

俺は姉ちゃんに顔を踏んづけられた。手足が砂の重みで持ち上げられず反撃が出来ないのが凄く悔しい。

 

「今下手に砂を掻き出すと胸を揉まれかねないから放置しておこう、でも脱水症状になるのはまずいから水分補給は定期的に行うんだよ哲也。」

 

「この状況でどうしろと!?」

 

「そうね、襲われたらたまらないわ。」

 

「襲わないから助けてぇ・・・!」

 

結局俺はこの状態のまま皆に30分近く放置されてしまった。木綿季が時折くすくす笑いながら近づいては俺に水を飲ませてくれたがその心遣いが心に染みた。

 

解放されるまでに複数枚写真を撮られ辱めに合う女の子はきっとこんな気持ちになるんだろうと変な気持ちを味わってしまった。

 

その後皆に砂を取り外してもらい漸く俺は身動きを取れるようになった。

 

「はぁ・・・はぁ・・・あっちぃ・・・!」

 

「哲也さんこれ飲んでください!熱中症になっちゃいます!」

 

哲也「さ、サンキュー・・・!」

 

直葉ちゃんに手渡されたスポーツドリンクを飲んだ。塩分が欠けた身体にすーっと浸透していった。

 

「ふぅ・・・助かった・・・」

 

「あー楽しかった♪」

 

「巨乳を手に入れた気持ちはどうだい?」

 

「なんにも楽しくねぇ!!!」

 

「いつもいつも揉んでる罰ね 反省したら?」

 

「次やったら詩乃だろうが鈴奈だろうが揉みしだくぞ・・・!!!」

 

「ねぇ皆 そろそろ休憩して部屋に行かない?皆熱い中泳いで疲れてるだろうし。」

 

「そ、そうしたいよ・・・もう休みたい・・・」

 

「それじゃあ部屋に向かおー♪」

 

ビーチを思う存分堪能した俺達は休憩も兼ねて部屋に入るためにチェックインし、ホテル最高クラスの部屋である最上階へと向かった。

 

「それじゃあボク達はこっちの和室だね。」

 

「おう 俺らは洋室だからいつでも遊びに来いよ。」

 

人数の関係上男組が洋室のベッドで、女組が和室の布団で寝ることとなっている。

 

俺達5人は部屋に入るとそれぞれのベッドに荷物を置いて休憩した。

 

「あー楽しかったけど疲れたぁ・・・」

 

「久しぶりに泳ぐと気持ちがいいな まだまだ騒ぐ元気があるよ。」

 

「元気だな高校生ともなると。」

 

「歳食うともう筋肉痛の恐れと戦わなきゃ行けないから今の内にその若さを活かして遊んどけ!」

 

「にしてもバレーの時は凄かったなクライン 学生の時はバレー部だったのか?」

 

「いや、こう見えてスポーツは全般器用貧乏には動けんだ!その中でもバレーは得意種目だっただけだ♪」

 

「なんか悔しいよなぁコイツに助けられるとは。」

 

「でも、今回ばっかしは周りのおかげでもあったな~♪あんなフィールドでやれるなら世界メンバーにでも行けそうだぜ♪」

 

「と言うと?」

 

「ほら、皆水着だった訳だろ?もうスパイクの時とかたまんねぇよなぁ~♪特に琴音ちゃんとか鈴奈ちゃんに関してはもう・・・♪直葉ちゃんなんてもはや核兵器だよな~♪」

 

「不純極まりない活躍理由じゃねぇかよ・・・」

 

「お前これ聞かれてたら大変なことになってんだぞ・・・」

 

「てめぇ木綿季に手を出したら今後一切関わり持たねぇからな。」

 

「スグや明日奈に手を出してみろ・・・その時は俺は牢屋に行く覚悟を持つぞ・・・!」

 

「手は出さねぇよ!揺れる胸見れるだけでありがたい話さ♪」

 

「虚しい男の末路を見ると悲しいな・・・」

 

「るせぇ!ピチピチの歳上に歳下を彼女に持つてめぇらに俺の気持ち分かってたまるかってんだよ!!!」

 

「これが元風林火山のリーダーってんだから世の中分からねぇもんだよなぁ・・・」

 

「だな・・・」

 

俺達4人は風呂の時間まで延々クラインの苦労話をツッコミながら聞いて楽しんだのであった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

部屋に戻った哲也達一行は夕食の前に大浴場に入ることに。

 

女性陣は現在他に誰も入っていなくビーチ同様に貸切状態であった。

 

「うわぁ~!お風呂が沢山あるよ~!」

 

「そうだね~!どれに入ろうか目移りしちゃうね♪」

 

「あ、申し訳ないんだけど頭洗うの手伝って貰える?明日奈。」

 

「うん!良いよ!長い髪だと洗うの大変だしね♪」

 

「じゃあよろしく♪」

 

木綿季は明日奈に髪を洗い始めてもらった。木綿季にとって明日奈は哲也の次に甘えられる存在であり、SAOの頃も良くこうして頭を洗ってもらっていた物だ。

 

「ねぇ木綿季 やっぱりいつも哲也君に髪を洗って貰ってるの?」

 

「うん!哲也に洗ってもらえるの気持ちいいんだ♪」

 

「良いな~私も和人君に洗って貰いたい~」

 

「えへへ♪これも同居の特権だよね♪」

 

「そうだね♪それじゃあ木綿季 身体は自分で洗ってね♪」

 

「うん!ありがとう明日奈♪」

 

頭を洗ってもらった木綿季は身体も洗うと皆で湯船に入ることに。

 

「うぅーんおっきいお風呂って気持ちが良いですね~♪」

 

「そうだね~♪特に泳いで疲れた後だと身に染みるね~♪」

 

「発言がおっさんっぽいから気をつけなさい琴音。」

 

「だって運動明けとかだと気持ちいいじゃん~♪お風呂の中だと胸も重くないし~♪」

 

「うんうん♪世の中ずーっと水中なら良いのに♪」

 

「泳げない直葉ちゃんにとってその世界は酷ね♪」

 

「あぁ~!?い、今の無しです無し!!!」

 

「でも本当に湯船は気が休まるね 何も考えずに済むというか。」

 

「ここなら心配することなくゆっくりすることが出来るからね 哲也みたいな人もいないし。」

 

「幾ら哲也だって女子風呂に入ってくる人では無いよ~♪」

 

「そういえば気になってたんだけどなんで哲也君だけがあそこまでラッキースケベを引き起こせるのかな?和人君や翔君がそんなことになってるの見た事ないし・・・」

 

「所謂英雄の特権じゃない?命救った代わりに乳もませろ~!ってな訳で。」

 

「それなら僕はなんら無関係なんだが・・・」

 

「それじゃあ鈴奈さん以外は哲也さんのスケベ症に文句を言えないことになりますよ?」

 

「えぇ~!?」

 

「英雄色を好むと言いますからね♪」

 

「哲也に揉まれるなら私は別にそれでも・・・/////」

 

「こ、琴音?」

 

「なっ、なんでもないよ何でも!うん!」

 

「ボクも少しくらい浮気のライン緩和しなきゃ駄目なのかなぁ・・・おっぱい事故で揉むだけでキスとかはしてないんだし・・・」

 

「甘いわ木綿季!そう言ってどんどんライン下げてご覧なさい!挙句の果てにはそこら中の女に手を出しまくって木綿季を手放すなんてことも・・・!!!」

 

「っ!?なら絶対下げない!!!」

 

「里香の言うことはオーバーな気も・・・」

 

「哲也の木綿季ちゃん好きは正直異常な度合いだからね~ 安心していいと思うよ♪」

 

「なら良いんですけど・・・」

 

皆で男性陣の話をしたり色々な湯船に浸かったりして充分に疲れを取った女性陣は風呂から上がり部屋に戻ることに。

 

「気持ち良かった~♪」

 

「なんだか改めて思うけど凄い贅沢させてもらってるな~♪」

 

「哲也と菊岡さんに感謝ね この後の食事も豪勢らしいし。」

 

「和洋折衷食べ放題のバイキングだってさ!楽しみ~♪」

 

「木綿季がいると全部食べ尽くされそうで怖いわね・・・」

 

「そんなに食べないよ!」

 

その後時間を潰した皆は男性陣と合流し食べ放題会場のレストランに向かうことに。

 

「木綿季 食べ放題だからって食いすぎんなよ?後でおやつ買ってやるから。」

 

「ちょっと!そんなに食べないってば!」

 

「ALOで50万近く飲み食いしたやつの言うセリフか!!!!!!」

 

「ご、50万だァ!?小さい身体にどんだけでかい胃袋が・・・!?」

 

「だってあそこのレストラン美味しかったんだもーん♪」

 

「さ、流石は木綿季ね・・・」

 

レストラン会場に着いた一同は各自好きな物を心ゆくままに食べた。

 

「うんしょ、うんしょ。」

 

「木綿季?片方持ってやろうか・・・ってなにぃ!?」

 

木綿季は皿2枚に山盛りの料理を乗せて席まで運ぼうとしていた。哲也はそんな木綿季の姿を見て呆然とした。

 

「よーし!食べるぞ~♪」

 

「ゆ、木綿季さんその量食べるんですか・・・!?」

 

「うん!また後でおかわりしなきゃね♪」

 

「お、おかわり・・・!?」

 

「木綿季さんのお食事見てるだけでお腹いっぱいになりそうです・・・」

 

「こんな嫁さんいたら養える自信ねぇよ・・・」

 

「が、頑張れよ哲也・・・」

 

「真面目にプロにならなきゃコイツの幸せを保証できんことになりそうだ・・・」

 

木綿季の異常なレベルの食欲に恐怖を抱いた一同は何はともあれ食事を楽しみ、食べ終えた後は各自自由行動に。

 

哲也と木綿季は2人で夜の浜辺でゆっくりと寛いでいた。

 

「お前の食欲は天晴れもんだよ・・・」

 

「あんなに美味しい料理食べない方が駄目だよ!哲也は身体大きくしなきゃいけないんだから沢山食べなきゃ駄目だよ?」

 

「の割には夕食抜きとかにしてくんだよなぁコイツ・・・」

 

「浮気するのがいけないんでしょうが!!!」

 

「はいはい、悪かったよ木綿季。」

 

哲也はそう言って木綿季のことを抱き寄せた 木綿季は哲也の左腕に抱きつき哲也の抱擁を味わった。

 

「木綿季 明日もいっぱい遊ぼうね。」

 

「うん!明日も楽しみだよボク!」

 

哲也は木綿季の腰に手を回し、左手に手を当てると見つめあった。

 

「木綿季・・・」

 

「哲也・・・」

 

木綿季は哲也のキスを貰うために目を閉じた 哲也もそれに応えるべく木綿季にキスをしようとした。

 

だが、その時周りの草が不自然にガサガサっと揺れたことで2人はそれに驚いてキスを途中で止めてしまった。

 

「な、何!?」

 

「誰かいんのか!?」

 

哲也がそう言うと悔しそうな顔をした里香が草陰から出てきた。

 

「だぁちくしょう!キスしろっての!!!」

 

そう言った里香の片手には携帯が どうやら2人のキスシーンを撮影しようとしてたらしい。

 

「な、なんでお前ここに!?」

 

「決まってんでしょうが!アンタらのあっつあっつでラブラブなキスシーンを撮るためよ!」

 

「何のためだよ!?」

 

「今頃和人とイチャついてる明日奈のよ 何が悲しくてリア充のキスシーンを撮らなきゃならんのじゃ・・・」

 

哲也「明日奈って木綿季のことになると少し見境無くなるよな・・・」

 

「写真とか動画撮るのは良いけど邪魔しないでよ!!!せっかくロマンチックにキス出来たのに!!!」

 

「はぁ・・・あれ?あっちで噂の和人と明日奈がキスしてんぞ?」

 

「何っ!?シャッターチャーンス!!!」

 

哲也が指さした方向を見た里香 哲也はその隙を付いて木綿季に強引気味にキスをした。

 

「んんっ!?」

 

目を瞑りしっかりと愛情溢れるキスをする2人 10秒程度キスした所で2人は口を離した。

 

「い、いきなりだと恥ずかしいよぉ・・・/////」

 

「その顔が見たかったから無理やりしたんだよ♪部屋戻るぞ木綿季♪」

 

「もう・・・/////」

 

木綿季は哲也の腕に抱きついたまま部屋へと移動した。

 

「ってそういえば明日奈はホテルのラウンジで2人といるって・・・騙したわね哲也・・・っていない!?あの馬鹿私を騙した挙句置いてくなんて何様のつもりじゃあ!!!」

 

部屋に戻った哲也と木綿季+里香は和人と明日奈の帰りを待ち戻ってきたところで皆を女子陣の部屋に呼びそこで罰ゲーム付きでババ抜きをやることに。

 

「あがり~♪さぁ哲也君と木綿季の直接対決だよ~♪」

 

「じゃあこっち!」

 

木綿季は哲也の手札を引くと、見事に絵柄が揃い無事にあがり。

 

「勝った~!」

 

「あちゃぁ・・・」

 

「じゃあ罰ゲームは哲也ね~ 何かいい案ある?」

 

「はいはいは~い!哲也君はいつも木綿季と夜に何をするか教えて欲しいなぁ~!」

 

ハイテンションの明日奈は2、3度手を挙げながら哲也に詰め寄っていた。

 

「なにぃ!?」

 

「ちょ、ちょっと明日奈!!!」

 

「まぁまぁ 罰ゲームなんだから言うことは聞かなきゃなぁ哲也?」

 

「うぅん・・・・・・特にこれといっては何も・・・・・・」

 

「・・・・・・本当に・・・・・・?」

 

明日奈は哲也の目をじーっと見つめた。

 

「あ、明日奈さん?木綿季のことになると血相変えるのはやめません?」

 

「嫌です。だったらたまには私も職権乱用しちゃおうかな?」

 

「職権乱用?明日奈と哲也って何か上下関係あったのかしら?」

 

「ま、まさか!?」

 

「こほん!元血盟騎士団副団長の特権で血盟騎士団団員の哲也君は私の言うことを聞きなさい!!!これは団長の命令と思っていただいて構いません!!!と言うか団長無き今私が団長よ!!!!!!」

 

「やっぱり!?き、汚ぇぞ明日奈!?」

 

「あれ?哲也って血盟騎士団にいたの?哲也レベルだったらニュースになってるはずなのに私全然知らないや・・・」

 

「というか血盟騎士団とは?」

 

「簡単に言うとSAO時代にあったギルドだな 当時は絶対の権限を誇っていて明日奈はそこの副団長 俺と哲也は一時的に平団員として入団してたんだ。一時的だったからそこまで大きく取り上げられなかったんだろう。」

 

「哲也と和人に関しては入団即結婚生活の為に抜けたしな。」

 

「それじゃあ言うことは聞かないといけませんね、哲也さん♪」

 

「直葉ちゃんまで・・・!?」

 

「さぁさぁ哲也君早く教えて教えて!私だけじゃなくて皆気になってると思うよ!?」

 

「わ、分かった分かった!!!言うから!!!」

 

「結局木綿季が負けてもこれ聞こうとしてたからどっちが負けても良かったんだ♪」

 

「そ、そんなぁ~・・・」

 

「それで、何をしてるの?」

 

明日奈だけでなく、琴音、詩乃、渚、直葉と最早この場にいる中で木綿季以外は哲也に目線を外さずにはいられなかった。

 

「その・・・なんだ・・・うん、夜は良く木綿季と遊んだりトレーニングしたり勉強したりだなぁ。そんなとこ。」

 

「そんなことどうでもいいんじゃ!!!もっとヤってる事あるでしょうが!!!私に腐るほど相談しといてその返答か!!」

 

「それはちょっと・・・別に里香と2人なら話すけどさ・・・」

 

「ちゃんと言わないとまた明日奈が怖いことになるぞ?こうなったらもう明日奈は止められないよ・・・」

 

「わかってるだろ?閃光のアスナの異名は伊達じゃないって事くらい。」

 

「わ、分かったよ・・・夜は良く木綿季とあんなことそんなことやってる!!!はい終わり!!!」

 

「あんなことそんなこととは!?もっと詳しく!!!固有名詞で!!

さぁさぁさぁさぁ!!!!!哲也君!!!」

 

明日奈に両肩を掴まれ、最早逃げ場が無いと覚った哲也は堪忍したようだ。

 

哲也「だぁもうセックスだよセックス!!!俺と木綿季は良く愛し合って愛されてますよ!これで良いか!?」

 

「にゃぁ!?」

 

「うむ、よろしい♪」

 

「ど、どストレートで言ったわね・・・・・・」

 

「三振取れる良いボールだな。」

 

「こ、こんなこと言わされるなら絶対負けたくない・・・」

 

「な、なんで言っちゃうんだよ~!!!哲也の馬鹿!!!」

 

「だって明日奈が・・・血盟騎士団副団長の特権使うんだもん・・・」

 

「あーすーなー!!!!!!」

 

「ごめんごめん木綿季!だってあの2人がついにって思うと私も嬉しくって・・・・・・♪ずっと抱いて貰えないことを嘆いていた木綿季が可哀想で可哀想で・・・・・・」

 

「明日奈さんの木綿季さん好きは筋金入りですね・・・」

 

「そのようね・・・」

 

「こうなったら明日奈のこと陥れてやる!!!」

 

「2人が何してるか聞いてやる!!!」

 

「望むところだよ!!!」

 

こうして、皆はババ抜きを楽しんだ。

 

数十分経ち、明日のことを考え男組は部屋に戻ろうとした。

 

「んじゃ木綿季 お休み 明日奈達に甘えすぎないように。」

 

「はーい♪お休み哲也♡」

 

「お休み 明日奈。」

 

「お休みなさい和人君♪」

 

「よーし部屋に戻ったら飲むぞ~!」

 

「程々にしろよ それじゃあお休み皆。」

 

こうして、男組は部屋に戻っていった。

 

~~~~~~~~~~

 

男子組が戻った後、女子部屋では・・・・・・

 

「む~・・・」

 

「ど、どうしたんだい木綿季、僕の胸をじっと見て。」

 

「鈴奈の大きさが羨ましいなって・・・ボクにそれくらいあれば浮気させないでボクのおっぱいだけ揉ませるのに・・・」

 

「な、なんだそんなことか。」

 

「そんなこととは何さ~!」

 

「そうよ鈴奈ちゃん!」

 

「な、渚さん!?」

 

「胸はあればあるだけいい!!私はそう思う!貧乳ってだけであの馬鹿に弄られ続ける私の気持ちをわかって欲しい・・・!」

 

「い、いや2人共それは胸に夢を持ちすぎだ!大きいと将来垂れないようにしなければいけないとか走ったり運動するだけで邪魔なんだ!だから僕はALOではサラシをだな・・・」

 

「なんの話ししてるの?」

 

「琴音はどっち!?おっぱいは大きくて得すると思う!?」

 

「え!?いや、ええっと・・・」

 

そう、巨乳の方が良い、巨乳が良いなんて幻想だという会話をしていた。

 

主に持ち主は幻想派閥、持たざる者は巨乳にこしたことがない派閥だった。

 

「異議あり!大きくないと好きな人が浮気をしてしまいます!」

 

「異議あり!大きくても浮気する人は浮気をする!胸の大きさは関係ない!」

 

2人のボクっ娘がまるで裁判のように議論をしていたが、埒が明かないと思った里香が1人の証人を呼び出した。

 

「ほら、アンタの管轄のガールが裁判起こしてんだからなんか言ってやんなさい。」

 

「んだよもう寝るって言う時に・・・」

 

そう、その正体は哲也その人、所謂おっぱい星人であり巨乳派閥と見られる人物だ。

 

「証人、胸はあればある程良い、そうですね?」

 

「は・・・?いきなりなんのこと・・・?」

 

「いいや、胸は邪魔なだけだ、君達はこの邪推な物を持ったことがないから幻想を持てるんだ そうだろ哲也。」

 

「んー・・・なんの事か知らんが胸は木綿季のサイズであろうと鈴奈のサイズであろうとそれがその子の適任サイズなんじゃねぇか・・・?そんなことより寝ていいか・・・?」

 

「じゃあ証人さん?木綿季が鈴奈位の胸の大きさだったらどう思う?」

 

完全に寝ぼけテンションの哲也だったが、そこに詩乃が追加質問を投げた。

 

「・・・・・・なんかキモいなそれ・・・・・・」

 

「にゃにぃ!?」

 

「木綿季は木綿季のサイズで完成されてんだからそれでいいじゃん・・・逆の鈴奈が木綿季サイズってのもおかしい、即ち今この場にいる皆今のサイズが適正、これでいい?」

 

「異議あり!じゃあ何故証人は私をいつも貧乳と罵るのか!」

 

「知るか、んじゃあ俺もう寝るよ?」

 

「じゃ、じゃあ哲也はなんで何時もボク以外のおっぱいも揉むの?」

 

「そりゃそこにおっぱいがあるから・・・」

 

「ふーん・・・」

 

そう言って渚は近づくと哲也の手を自身の胸に触れさせた。

 

「ど、どうよ、なんとか言ってみなさいよ。」

 

「なにこれ・・・断崖絶壁・・・?」

 

「くたばれ!!!」

 

哲也の一言に渚は顎を的確に狙ったハイキックで応戦すると、寝ぼけていた哲也は応戦できずその場で倒れてしまった。

 

「て、哲也君!?」

 

「きゅぅ・・・」

 

「あー完全に伸びてるわこれ・・・」

 

「や、やり過ぎですよ渚さん・・・」

 

「だ、だって・・・私だって少しくらい成長してるのに・・・」

 

結局、哲也は迎えに来た翔と和人に迎えられ、そのまま部屋に戻って行った。

 

1日目の終わりは、少々散々な結果に終わった哲也なのであった・・・




皆様お疲れ様です、恐らく拙い文で大変見ずらい部分もあったかと思いますが、少しでも楽しんで頂けたのであれば何よりです。

まず、約5年にも渡り新作の更新が無かったこと、深くお詫び致します。
私の活動報告でもその旨は書いていたのですが、今一度戻ってきた理由としては5年以上前から頭の中で構成されていた話を書かず止めたままで終わりたくはない、そう思い誠に勝手ながら帰ってまいりました。

一応この5年の間私は別の小説投稿サイトで別名義で他作品関連のことで投稿をしていました、その力も活かしつつ今度こそ、どんなに時間がかかろうとこの作品を完成させるまでやりきりたい、そういった所存でいます。

とにかく今はコイツまた投稿するんだな位の気持ちでいてくれたら幸いです。

本日以後、また私の作品をご贔屓にして頂ければ何よりですので、どうぞよろしくお願い致します!
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