ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~ 作:畜生ペンギン
さて、一先ず本編をどうぞ!
沖縄旅行2日目の朝。俺達は女性組と合流し朝食会場にいた。
だが、俺は原因不明の頭痛に見舞われあまり食が進まなかった。
「うーん・・・なんでこんな頭がいてぇんだ・・・」
「どうせ寝ぼけて転げ落ちたとかでしょ?」
俺の隣に朝食を持った姉ちゃんが座ってきたが、姉ちゃんを見て思い出した。
「そういや昨日変な夢見たんだよな・・・」
「夢?」
「なんかいきなり目の前に断崖絶壁が現れたと思ったら姉ちゃんが出てきて俺の頭蹴り飛ばす夢・・・」
「あ、あらあら!そんな夢見たのね!全く、困った哲也なんだから・・・」
(よ、良かった・・・夢だと思われてて・・・)
結局、あまり食は進まずだったがその後はキャンプの為の前準備 と言っても大した物は用意せず川遊び用の着替えや遊び道具程度しか用意する物はなく、大体の物はホテル側が用意してくれているらしい。
キャンプ場までは車で移動 一応レンタルだが割と安めの値段で借りれるためクラインとエギルが自腹を切ってくれた。
こうして俺達はキャンプ場へと向かった。
~キャンプ場~
「おぉ~!!!結構広いんだな~!!!」
キャンプ場は川にBBQ広場 更には魚釣り用の釣り堀も用意してある至れり尽くせりな場所となっていた。ちなみに釣った魚は調理可能。
「良い空気~♪深呼吸するだけでリフレッシュ出来るよ~♪」
「皆 わかってるとは思うがキャンプ場にゴミなんかは置いていくなよ?使った物はしっかりと持って帰るのがキャンプのマナーだ。」
そう言ってエギルは燃えるゴミ、燃えないゴミ、ペットボトル用等ありとあらゆるゴミ箱を用意してくれていた、これを見てポイ捨ては日本人ではとても出来ないな。
「翔!ちょっと椅子の組み立て手伝ってくれや!」
「あぁ、いいぞ。」
「和人君 原っぱの方行ってみようよ!」
「うん。良いよ。」
「あ、川はそこまで深くないから今までここで溺れた人はいないらしいけど だからって川でふざけすぎんなよ 特に木綿季。」
「ちょっと!!!なんでボクがマークされてんのさ!!!」
「お前ははしゃぐと何しでかすかわからんからじゃ!!!」
「まぁまぁ 木綿季 一緒に少し近場を歩いて回りましょ。」
「うん!それじゃあ行ってくるね哲也!」
「気をつけるんだよ木綿季、詩乃。」
こうして俺達の楽しい旅行2日目の沖縄キャンプが始まった。
「とりあえず準備は完了かな。」
「そうだな そしたら俺達も少し散歩しに行くか。」
「だな 荷物もここに入れときゃ安心だしな、エギル!お前もこい!」
そう言ってクラインは組み立てたテントの中に荷物を入れた。ここ最近のテントは高級品になると電子ロックでの施錠が可能になっており ちなみにこのテントはホテルからの貸し出し品。流石は高級ホテルだ。
「んじゃあ俺達も行くか翔。」
「そうだな。」
俺達4人組は近くの森林エリアを散歩することに。普段部活に仕事にカフェ経営と色々と忙しい俺達にとっては良いリフレッシュだ。
「琴音も言ってたけど本当に呼吸するだけで気が楽になるな~」
「普段吸ってるのは街中の空気だしなぁ 新鮮な空気は最高だぜ。」
「おっ、見ろよ哲也 カブトムシ。」
そう言って翔は木に止まっていたカブトムシを指さした。
「ほんとだ!結構デカイな!」
「このサイズ東京で買ったら結構な値段するな やっぱり沖縄の気候だと育ちやすいんかな。」
「そうかもな でも捕まえても持って帰れないからな。」
「でもちょっといいこと思いついから少しだけ身柄を拘束させて貰おうかな。」
俺はそう言ってカブトムシを捕まえた。
「どうするつもりなんだ?」
「ちょっとな♪さーてと木綿季はどこかな~♪」
「察した・・・」
俺は一旦元の場所に戻り木綿季を探した 木綿季は詩乃や琴音と川に足を入れて涼んでいた。
「いたいた♪木綿季~♪」
「哲也!どうしたの?」
「?何か隠してない?」
「何持ってるの?」
「実は~・・・じゃーん!!!」
俺はそう言って木綿季の目の前にカブトムシを差し出した。角を持っていたため空にいると勘違いしたのかカブトムシは木綿季の目の前で羽ばたき始めた。
「ぎにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
木綿季はその場で後退りをし、隣の琴音と詩乃も結構驚いていた。
「な、なんでカブトムシなんか持ってんのよ!?」
「びっくりしたじゃない!!!」
「木綿季驚かそうと思ってさ~♪サンキューなカブトムシ♪」
俺は近場の木にカブトムシを逃がしてやった。
「てーつーやー!!!!!!!!!」
「いやぁ~可愛かったな~驚いて逃げ出す木綿季♪」
「馬鹿馬鹿馬鹿~!」
木綿季は俺を軽く殴ってくる やっぱ可愛いなぁ~♪
「あのねぇ 私達も驚いてるんですけど?」
「そうだそうだ!」
「悪い悪い♪木綿季の驚く顔が見たくてね♪」
「ぶぅ~!!!こうなったら!!!」
木綿季はそう言うと川の水を俺にかけてきた。
「冷た!?」
「べぇーだ♪」
「なら私だって!」
「いつもの仕返し!」
琴音や詩乃にも水をぶっかけられ、頭からびしょ濡れだ。
「ふふふ♪皆幸せそうだね♪」
「だな♪」
「わ、笑ってないで助けろ和人明日奈!!さ、3対1は聞いてんぶっ!?」
結局、3人から囲い込まれ大量の水をぶっかけられた俺はその後姉ちゃんと共に魚釣りをすることに。
「それにしても こうやってのーんびり魚釣りを哲也と楽しめるとはね~ ところでなんでそんなびしょびしょなのよ。」
「木綿季琴音詩乃にやられたよ・・・・・・おっ!そんなこと言ってる間にかかったかかった!よっと!!!」
竿を引き上げると大きなイワナが釣れた。釣れたイワナは水の入ったクーラーボックスに入れた。
「おぉ~!やるじゃん!」
「へへ~♪このままBBQ用の魚用意ししちまおうぜ♪」
「そうね♪負けないわよ~!」
俺と姉ちゃんが引き続き魚釣りをしていると、今度は和人と直葉ちゃんが2人して現れた。
「あ、2人もいたんですね!釣れてますか?」
「勿論!2人して5匹は!」
「後何匹かで全員分のイワナが揃うから頑張らないとな。」
「それなら俺達も参加するよ。」
「頑張っちゃいますよ~♪」
2人も俺達の隣で釣り出した。すると、2人は俺と姉ちゃんが30分かけて釣り上げた5匹を数分で釣り上げ、俺と姉ちゃんは驚きを隠せなかった。
「こう見えて魚釣りは得意なんですよ~♪」
「俺もSAO時代良く魚釣りをしてな おかげで嫌でも魚釣りのスキルがっと、また来た!」
和人がそう言うと再びイワナを釣り上げた。
「な、なんかすっげぇ悔しい・・・・・・!!!」
「て、哲也!本気出しなさい!」
「私達も負けませんよ~♪」
俺達はその後再び30分は釣りを続け、結局全員で30匹は釣り上げた。木綿季にかかれば全部ペロリの数ではあるが流石に釣りすぎたので何匹かリリース。
俺達は釣り上げた魚をひとまずテントまで持っていった。
「うはぁ~!大量だ~!」
「結局和人と直葉ちゃんに大半釣られちまった・・・」
「これは串焼きにしていけそうだな。」
「ビールの良いつまみだ♪サンキューな皆♪」
「いやぁ~それほどでも~♪」
「ミスター釣り名人にお任せあれ♪」
「魚釣り対決の軍配は 桐ヶ谷兄妹に軍配があがったようだね。」
「悔しい~!!!」
「ちくしょう・・・!」
「和人の反逆なんて珍しいわね。いつもは和人が苦渋を飲むのに。」
「はっはっは!悔しかったら再挑戦待ってるぞ哲也君!」
「えぇいこの借りは返す!木綿季!草原の方行くぞ!2人でのんびりするぞ!」
「うん!」
「あ!私も行く!」
「私も~!」
「それなら私も。」
「和人さんも行きましょうよ!」
「そうだな それじゃあ皆で行くとするか。」
俺達は川辺から少し歩き、草花広がる草原のエリアに向かった。
「ん~良い匂い~♪」
暖かな陽気に誘われるようにその場に寝転ぶと、木綿季も近くで寝転び、俺に引っ付いてきた。
「川辺も涼しくていいけどここもポカポカして気持ちいいね~♪」
「そうだなぁ~♪」
ちなみに他の皆は持ってきていたビーチボール、フリスビー バトミントンで遊んでいた。
「よっ!ほっ!」
「だぁもうクラインに拾われるのほんとムカつく!!!!!!」
「里香 怒ってると余計に力が入るよ。」
「そうそう リラックスリラックス。」
「相変わらずクラインのレシーブ技術はピカイチみたいだな・・・・・・」
「そうだね~♪」
俺と木綿季は寝転びながらイチャイチャしていたのだが、やはりそうはいかないようだ。
「あっ!?哲也危ない!?」
「ん?」
俺は琴音の声を聞いて顔をあげると、フリスビーが顔面に直撃した。
「ご、ごめーん哲也君!!!悪気はなかったの~!!!」
「い、良いよ良いよ 誰にだってミスはあるよ。」
俺は明日奈にフリスビーを投げ返した。
「ごめんね!今度は気をつけるから!」
「災難だね、大丈夫?」
「大丈夫大丈夫♪木綿季と一緒ならこの位・・・」
「あっ!?危ないです~!!!」
「あぇ?」
珪子のその声を聞いて再び顔を上げると、今度はバトミントンの羽が顔面にめり込むように直撃した。
「へぶんっ!?」
「ご、ごめんなさい哲也さん!!!悪気は微塵もないです~!!!」
「だ、大丈夫大丈夫・・・ほ、ほれ・・・」
俺は直葉ちゃんに羽を投げ渡した。
「ごめんなさい!」
「だ、大丈夫なの?」
「まぁ・・・・・・」
「あっ!?て、哲也!!!」
「っ!?させるか!!!!!!」
恐らく今度はバレーボールだろう 俺は顔を腕で防いだが、バレーボールは俺の顔ではなく股間に直撃した。
「あげぶっ!?」
「っ!?て、哲也ぁ!?」
「て、哲也・・・・・・大丈夫・・・・・・じゃないわよね・・・・・・」
心配そうに来ていた里香と木綿季が俺の腰を摩ってくれた お陰であのなんとも言い難い痛みが若干だけど和らいだ気がする。
「な、なんで皆的確に俺を・・・・・・!」
「あー哲也あぶなーい」
姉ちゃんがすげぇ棒読みでそう言うと今度はフリスビーが。
ついでと言わんばかりにバトミントンの羽までもがぶつかってきた。
「て、哲也・・・・・・?」
「おのれらぁ・・・・・・!寝転んでた俺も悪いがもう容赦できん!!特になんだ姉ちゃんあの棒読みは!!!」
「いやぁもう止められないと思ってさ~♪ごめんちゃい♡」
姉ちゃんは舌を出しながら謝ってきた。
「許すかぁ!!!!!!」
俺がボールを持ちながら姉ちゃんを追いかけると、姉ちゃんは逃げ出してしまった。
「ご、ごめんってば~!!!」
「やかましい!!!」
俺はそう言ってバレーボールを投げると、姉ちゃんの尻にクリーンヒットした。
「ひゃぁん!?何すんのよこのスケベ!!!!!!」
「うるせぇこのぺちゃぱいまな板娘!!洗濯板と並べたろうか!!!」
「なんですってぇ!?」
「また始まった・・・・・・」
「ご、ごめんなさい木綿季さん・・・私達がミスショットしたばかりに・・・」
「私も手がそれて・・・・・・ごめんね・・・・・・」
「い、いや ボクに謝られても・・・・・・」
「それにしても 桐ヶ谷兄妹みたいに常時仲良くできなものなのかね 2人は。」
「まぁそれが荒波姉弟のあり方なんじゃないかな。」
「心做しか凄く幸せそうだものね 2人共。」
「喧嘩するほど だね。」
「ごにょひんにゅぅ・・・・・・!」
「ばきゃおちょうちょめぇ・・・・・・!」
俺は姉ちゃんの頬を 姉ちゃんは俺の頬を引っ張り合いながらの喧嘩をしていた。
「本当に 木綿季の次に夫婦みたいだね♪」
「「誰が夫婦じゃ!!!!!!!!!」」
琴音のその一言に俺達はほぼ同時に否定で返した。
「おーおー息ピッタリ。」
「嫉妬しちゃうな~ 2人の仲の良さには。」
「ほらほら、ここでストップ。仲良いんだから喧嘩はしないの。」
「うるせぇ!」
「黙ってて!!!」
俺と姉ちゃんが明日奈にそう言って睨むと、明日奈は半べそで和人に抱きついた。
「こ、怖いよぉ~・・・」
「よしよし・・・」
「でも 2人の信頼があってこその喧嘩なんじゃないかしら。」
「そうだね♪」
「けっ!!!そんな怒るなら今後俺に甘えないことだな!」
「ふんっ!!!そんなこと言うなら哲也だってお姉ちゃんって泣いて謝っても許さないんだから!!!」
「結局2人して甘えて甘えられてるのよね・・・・・・」
「素晴らしき姉弟愛です♪」
その後も色々と草原で楽しんだ俺達は腹が減った為いよいよ昼食のBBQを取る事に。
~BBQ会場~
「よーし火も強まってきたな。」
「早く食べたいよ~」
木綿季は食材を見て固唾を飲んでいた。そりゃ食いしん坊の木綿季が食材を前にして落ち着けるわけが無い。
「まだだぞ木綿季 待てだ待て。」
「くぅーん・・・」
「犬か木綿季は。」
「ここには犬1匹猫2匹がいるからな。」
俺はそう言って珪子と詩乃を見た。
「わ、私ですか?今は耳もしっぽもありませんよ~♪」
「哲也はケットシー姿の方がお好み?」
「いや、リアルでもGGOでもALOでも詩乃が可愛いことに変わりはないよ。」
「かわっ・・・・・・/////」
「"シノのん"照れてて可愛い~♪」
「シノのん?新しいあだ名か?」
「うん♪哲也君が前話してたことを昨日シノのんが話しててそこからヒントを得たんだ!」
「俺がヒント・・・なんか言ったっけな・・・?」
「ほら、前哲也がGGOで聞いたって言うあの・・・」
木綿季は俺の耳元でそう言った そこでやっとその元のワードが分かった。
「あー!しりのんか!!!」
「わざわざ口に出すなこのスケベ!!!」
詩乃は俺の腹にエルボーをしてきた。
「へぶっ!?」
「相変わらずデリカシーの欠けらも無いのね・・・木綿季と付き合って1年経とうとしてるんだからどうにかしなさいよ・・・」
「でも2年前に比べたら大分哲也も成長したんだよ?ボクのアプローチ何もかもを無視してきたあの頃に比べれば・・・」
「ま、まぁほら終わりよければなんとやらだ!さぁさぁそろそろBBQの用意だ!!!」
「無理やり話を変えたな・・・」
「それじゃあ準備初めよっか♪」
「ほら、お前も手伝ってくれ しりのん あ、間違えた シノの・・・」
「余計にタチ悪いわよ!!!」
今度は詩乃からの全力のビンタを頬に食らった。乾いた音がやまびこのように響き渡った。
「あうんっ!?」
「馬鹿なのアホなのかクズなのかゴミなのか・・・とにかくスケベ以上の言葉も付け加える必要がありそうだね。」
「言い過ぎだこの野郎!!!!」
こうして新たな詩乃のあだ名、しりの基、シノのんも完成し、BBQタイム。
「よし、じゃんじゃん焼いてくぞ。」
「良いのかエギル、全部焼く係押し付けて・・・」
「気にすんな、育ち盛りのお前らの方がいっぱい食ってくれ、俺は俺で残りがあればそれにあやかるさ。」
「ならお言葉に甘えさせてもらうな。」
結局エギルが抜群の焼き加減のものをそれぞれに回してくれたお陰で、俺達は最高のBBQを楽しむことができた・・・んだけども。
「ほら哲也、あーん♪」
「哲也?誰のを食べるかわかってるよね?」
「ほら、食べて身体大きくしないと、あーん♪」
「哲也?」
琴音、木綿季、姉ちゃん、詩乃からそれぞれ食べろ食べろと言われ、最早今の俺は餌付けされる鳥のヒナだ。
「な、なぁ鈴奈・・・今だけカッコウになってくれねぇか・・・?」
「托卵するように君のかわりに食べろと?断る、それなら君こそ僕の分も食べてもらおうか?ほら、あーんだ。」
「なんでそうなるんだよ!?」
「さぁ!」
「誰の!」
「ものを!」
「食べるの?」
「応えろ哲也!!」
「勘弁してくれ~!!!!」
結局、BBQの時でも何故か拷問・・・いやご褒美?とにかく特殊な時間を過ごしたのだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
BBQも終え、一通りの遊びも終え一度ホテルに戻った俺達は夕食の為にホテルに戻っていたのだが、ホテル到着時にクラインに呼び止められた。
「どうしたんだ?忘れ物でもしたか?」
「いやよ、折角の夏ならアレもしたくねぇか?」
「アレ・・・・・・ってのはアレか?」
「そうアレだ!」
「良いだろう!乗った!」
「そういうと思ったぜ!んじゃあ夜飯食い終わった後もう一度キャンプ場な!」
「おう!説得なら任せとけ!」
こうして、先日と同様に夕食は取るが、その後キャンプ場で大切なことがあると伝え皆を連れ出したのが夜21時頃。
~キャンプ場~
「ちょっと哲也 こんな夜中にキャンプ場に連れ出すなんてどういう了見よ。」
「そう怒るなよ里香 クラインと面白いもんを見つけたんでな。」
「はっはっは!夏といえば海に山 川 そして怪談話!」
「か、怪談話って・・・・・・」
「実はな このキャンプ場には幽霊がいるって言われててな 朝方川での死人はいないとは言ったが実を言うと数十年前はこの辺りも荒地でな 年間10人程度は被害者が出てたらしい その霊が未だにこの辺りをうろついてるらしい。」
「ふーん それ本当なのか?」
「俺にここまで嘘をつける脳はついてねぇだろ翔。んで、毎晩この辺りには霊らしきものがはっきり見えるって噂でな そう、こんな風に。」
「んばぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺の隣で用意しといた仮面を被ったクラインが顔の下からライトを当てながら声を上げた すると女性陣は少しビクッとした後木綿季は俺を引っぱたいてきた。
「いたっ!?なにすんだよ!!!」
「ぼ、ボクが怖いの苦手だって知ってるでしょ!?」
「だからって殴るな!!とまぁ今回皆でやりたいのは肝試しだ!ここに番号が書かれた棒があるからそれを引いて 番号が一緒の人が一緒に回る人だ。あ、先に言っとくけどコースはキャンプ場側が用意してくれたとこだから安心して。」
「哲也が考えたことだからまたスケベなことかと思ったけどそうでもなかったわね。」
「いや、どさくさに紛れて身体を触ってくるかもしれない。」
「哲也には要注意ね。」
姉ちゃん、鈴奈、詩乃の3人は俺のことを冷ややかな目で見ていた。
「なんでクラインじゃなくて俺の方が要注意人物判定なんだよ!!どう考えてもこいつの方がヤバいだろうが!!!!」
「日頃の行いじゃないかな?私は別に気にしないけどね♪」
「琴音だけが救いだよ・・・そんじゃあ気を取り直して こいつを引いてくれ。」
こうして皆で棒を引き、それぞれのペアが完成された。
「ルールは簡単!俺達のペア分奥地に御札が置いてある それを持ってきて戻ってくればOKだ!途中で逃げ出したりするなよ~!」
「よっしゃ!そんじゃあ番号順に進んでいこう!」
~ペアその1 翔・木綿季~
「あうぅ~・・・・・・なんで肝試しなんてぇ・・・・・・」
「悪いな 哲也じゃなくて俺で。」
「こういう時はクールな翔の方が助かる気がするよ・・・哲也だったら絶対意地悪してくるだろうし・・・・・・」
「それもそうだな。木綿季に合わせて動くから安心して。」
「ありがと・・・」
2人はゆっくりと進んでいたが静かな場に踏んだ木の枝の音が鳴り響き木綿季は酷く驚いた。
「にゃぁ!?」
「だ、大丈夫だよ 木の枝さ。」
「も、もう嫌ぁ・・・」
「これは哲也でも進むのが大変そうだな。」
木綿季は翔の腕を掴みながらそのまま進んで行ったのだが、道中の小さな物音ですら木綿季は過剰に反応するため翔は少し疲れていた。
「ぐすっ・・・」
「哲也・・・助けてくれ・・・俺には荷が重い・・・!」
~ペアその2 渚・クライン~
2人は別にこの手の物に恐怖感は無いため会話をしながら進んでいた。
「そう言えばこうしてクラインさんと2人で一緒にいるのは初めてですね。」
「そうだなぁ 普段は哲也が目を光らせてるから中々お近付きに慣れないからね。」
「そ、そうなんですか?」
「いつもは素直になれないから渚ちゃんに悪事を働いてるあいつだけど 渚ちゃんの話をする時は結構テンション上がってるから分かりやすいんだ。」
「へぇ あの哲也がねぇ・・・・・・」
「前ALOで酒飲んでる時にも『姉ちゃんに手を出したらお前でも殺すからな』なんてガチな顔で言ってたし あいつの渚ちゃんへの愛情は木綿季ちゃんレベルだと思うよ。」
「それだったら普段から言ってくれればいいのに・・・素直じゃないんだから。」
「まぁその方が2人らしいっちゃらしいけどね♪」
「そう言えばSAO時代の哲也ってどんな感じだったんですか?」
「SAO時代かぁ あの頃の哲也のエピソードと言えば・・・」
2人は哲也の事で話を盛り上げながら御札のある場所を目指して行った。
~ペアその3 エギル・珪子~
「すまないな 和人や哲也、翔と一緒じゃなくて俺みたいなやつで。」
「そんなこと言わないでください!こういう場所ではエギルさんのような人が1番頼りなんですから!」
「そう言って貰えるとありがたいよ やっぱこういうのは苦手か?」
「確かに怖いとは思いますけどそこまで恐怖心は無いので半々ですかね。私が1番怖いのは皆さんと離れ離れになってしまうことですから・・・」
「そうだな 無事に生還できたからこそ味わえる今がある訳だ。これからも哲也には感謝しなくちゃな。」
「はい!」
珪子はそう言いながら拳を挙げた すると手に何やらヌメっとした物が付着した。
「っ!?いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
珪子は驚いてしまいエギルより早足に先に進んでしまった。
「お、おいおい・・・・・・」
~ペアその4 明日奈・直葉~
「明日奈さんってこういうことお兄ちゃんとしたりするんですか?」
「うーんあんまりしないかなぁ どちらかって言うとのんびり過ごしたりすることが多いかな。直葉ちゃんは和人君と肝試しとかしたことある?」
「私もどちらかと言うとお兄ちゃんといる時はインドアですねぇ 普段は運動したりするのでアウトドアなんですけどお兄ちゃんがいるなら火の中水の中です♪」
「直葉ちゃんは和人君が大好きなんだね♪私も負けられないな♪」
「でもお2人には負けちゃいますよ~ お兄ちゃんってば口を開けば明日奈さんのことばかりなんですから。」
「ふふふ♪和人君は浮気の心配も無いからね♪」
「浮気と言えば浮気では無いと思うんですけど哲也さんがその傾向にありますからね。」
「うーん哲也君のは全部ラッキースケベの範疇だと思うんだけど・・・・・・木綿季が心配症だからね。現に私なんか哲也君に胸揉まれたとかされたこと1回も無いし。」
「私もです。よく木綿季さんが巨乳好きとは言ってますけどそれなら私達も標的に入ってしまいますけどされてないってことは哲也さん本人に強い浮気の意思はないって事ですもんね。」
「哲也君は木綿季がだーいすきだからね♪木綿季に沢山心配してもらえて哲也君も嬉しいと思うよ♪」
「ですね♪」
2人は和人と哲也についての話で盛り上がりながら進んで行った。
~ペアその5 和人・里香~
「ほら、何やってんのよ和人 早く来なさいよ。」
「待ってくれよ 足場が悪くて中々進めなくて・・・」
「ったく男でしょうが!シャキッとなさい!」
「全くだ 俺も哲也みたいにもっと筋肉付けなくっちゃな・・・」
里香と和人は互いに肝試しに恐怖心を抱いてないタイプのためどんどん先に進んで行った。
「でもやっぱり夜のこの空気は肌寒いわね。」
「そう言えば前にもこんなことあったな 里香の作った片手剣を壊しちゃって・・・」
「哲也が連れてきた人かと思ったらいきなり叩き壊すだなんて普通の人だったら出禁よ出禁。哲也に感謝しなさいよ。」
「あいつには感謝してもしきれないよ 幾度となくピンチを救ってくれた俺の1番の戦友だからな。」
「羨ましいわ 私は鍛治メインだから戦友なんて1人も・・・いや、2人居たわね。」
「2人?」
「哲也と和人よ。唯一私が一緒にダンジョンに行った仲間だからね♪」
「そうか 美人のメイサーに戦友認定されるなんて俺も鼻が高いよ。」
「そんなこと言ったってツケは無くならないからね。 哲也の次にツケが多いのがアンタなんだから。」
「うぐっ・・・ところで哲也のツケ分ってどんな程度なんだ?」
「SAO時代込みでも100数万はいってるわよ なんだかんだ払う時は一括でバシッと払うついでに利息分も置いていくけど私の店の利用回数が多いのも哲也だしね。」
「それだけ里香に信頼を置いてるってことさ。」
「それもそうね 今はいないあいつのことよりもっと色々と話すわよ!ほら!行くわよ!」
里香はそう言って和人の手を繋ぎ歩き出した。
「はいはい。」
(・・・・・・ふふっ・・・・・・♪)
~ペアその6 哲也・鈴奈~
「まさか君と組む羽目になるとはね・・・・・・どさくさに紛れて痴漢行為をしてみろ 木綿季に全てチクるからね。それも過剰に。」
「あのなぁ 俺は痴漢はしないの。だいたい触っちまうのも事故だってのに。」
「どうだか それに こんな肝試しなんてくだらない遊びを何故しなければならないんだ。」
「と言うと?」
「霊なんて全て迷信だ いると思うから変なものを見るんだ 肝試しなんて楽しむのは哲也の様なアホだけだ。」
「おぉ 鈴奈が霊について語ってる。」
その一言を言った途端、鈴奈の哲也を見る目線はいつもの数倍厳しいものになった。
「・・・・・・寒い空気がさらに寒くなるから辞めてくれないかい。」
「はい・・・・・・すいません・・・・・・まぁ鈴奈がそう言うならさっさと先に進みますか。」
「ちょ、ちょっと待て!!!」
「あん?」
1人先に進もうとする哲也を鈴奈は急いで呼び止めた。
「こ、これはあくまでペアで行く肝試しだ!!!君一人で行こうとするな!!!」
「・・・・・・もしかしてお前 本当は幽霊が怖いんじゃねぇのか?」
「っ!?そ、そんな訳ない!!幽霊なんていない!!」
「そうですかい・・・・・・まぁとにかく前に進も・・・・・・」
そう言って前を振り返る哲也と鈴奈 だがその目の前には本格的な霊のようなものが目に映っていた。
「っ!?」
「う・・・・・・・・・うらめしや・・・・・・・・・!!!」
哲也はその霊を見て本物かと勘違いをしたが、よく見るとかなり精密にできている偽物であり声帯の部分に小さな小型マイクが仕込まれておりそこから音声を発していたのだった。
「なんだ 偽モンか まぁ本物だったらそれはそれで不味いもんな。ほら 行くぞれい・・・・・・あれ?鈴奈?」
後ろを振り返るが鈴奈はいない どこに行ったのかと辺りを見回すと何やら蹲って頭を抱えている鈴奈の姿が。
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・おい そこのポンコツ。」
「っ!?だ、誰がポンコツだ!!!!!!!!」
「めちゃくちゃに怖がってるじゃねぇかよ!!幽霊なんていないとか言っておいて何が南無阿弥陀仏だ!!」
「う、うるさい!!悪いか幽霊の類が怖くて!!」
「はぁ・・・・・・怖かったら素直に怖いっていえばいいのに・・・・・・ほら、行くぞ鈴奈。手繋いでやっから。」
「・・・・・・その事なんだがな哲也・・・・・・」
「あん?」
「面目ない、腰が抜けて立てないんだ・・・・・・」
「腰が抜けたってどんだけビビってたんだよ・・・」
哲也は少し笑いながら鈴奈をおちょくった。
「笑うな!君にだって怖い物の1つや2つあるだろうが!!!!!」
「そりゃそうだが・・・・・・分かったよ ほれ おぶってやる。」
哲也は鈴奈に背を向けてしゃがみ込んだ。
「・・・・・・申し訳ない・・・・・・」
鈴奈は哲也の首元に抱きつき哲也におんぶしてもらった。
「全く クールなお前が型なしだな。」
「うるさい・・・・・・身体を触っても構わないからこのまま行ってくれ・・・・・・」
「触ってもってもう既に触ってるってのに・・・・・・」
「・・・・・・このスケベ男め・・・・・・早く行け・・・・・・」
「了解しました 鈴奈様。」
哲也は鈴奈をおちょくりながら進んで行った。
~ペアその7 琴音・詩乃~
「うーん道が少し悪いね~ 詩乃 大丈夫?」
「私は平気よ 琴音は?」
「私も大丈夫だよ♪ それにしても哲也ってばこんなことするなんて・・・」
「琴音は肝試しとか苦手なの?」
「1人だったら絶対行きたくないけど こうして2人なら何とかなるかな?哲也と一緒だったらもっと嬉しいんだけどなぁ~♡」
琴音はそう言って笑みを浮かべていた。
「こ、琴音は哲也のことになると少し変わるわね・・・」
「そっ、そうかな!?そんなことないと思うけどなぁ!?」
「逆にわかりやすいわよ琴音・・・・・・ねぇ 1つ質問していいかしら。」
「質問?何?」
「初めて会った時から琴音って哲也のことを話す時頬を赤くしたりしてたけども・・・・・・もしかしてなんだけど 琴音って哲也の事が好きなの?」
「っ!?」
思わぬ質問に琴音は面食らってしまった。
「え、ええっとそのね・・・・・・あのぉ・・・・・・」
「・・・・・・琴音が言いにくいなら私の気持ちを教える 琴音 私は哲也の事が大好きよ。」
「っ!?そ、それは友達として・・・?」
「いや、異性としてよ。」
「っ・・・・・・」
唐突なカミングアウトに更に琴音は驚いた 琴音は詩乃の真剣な表情を見て言ってる言葉は至って真剣なのだと受け取った。
「貴女の言動を見れば哲也への気持ちは良くわかるわ 琴音 ここには私と貴女以外誰もいないわ だから素直な気持ちを教えて欲しい。」
「・・・・・・そっか・・・・・・バレバレだったんだね・・・・・・なら言うよ 詩乃 私も哲也の事が大好き!友人としてでは無く 1人の男の人として!!!」
2人はその場で顔を見合った 今までは互いの胸の内なんて知る由もなかったが たった今この場で互いに共通の人が好きだということがわかったのだ。
「琴音 私達の抱いている気持ちは本当はいけないものかもしれないけど お互いに命を救ってもらった身。2人で哲也に恩返しをしたいと思わない?」
「うん!私も哲也に恩を返したい!好きって気持ちを哲也に伝えたい!!!!!」
「決まりね 琴音 今日から2人で共同戦線を張りましょう。敵は木綿季って強大な人だけど積極的にアタックしていきましょ。」
「そうだね!!!それじゃあここに哲也大好き同盟結成だよ!!!!」
琴音と詩乃は硬い握手を交わした。
「良い 絶対に抜け駆けはしないことよ。」
「もちろん♪詩乃だって哲也がエッチだからって身体で迫っちゃ駄目だよ?」
「私はそんなことしないわよ!!それに身体で迫るなら琴音の方が効果的じゃない。良いわよね 巨乳好きの哲也には持ってこいの身体なんだから・・・」
「あ、あはは・・・・・・とにかく!これからは2人で頑張ろうね!」
「えぇ。改めてよろしく 琴音。」
「うん!よろしくね詩乃!」
こうして2人は哲也大好き同盟を結成し、改めて御札の元へ向かっていった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あの後哲也鈴奈ペアを除く6ペアが無事に帰還。皆は2人が来るのを待っていた。
「遅いね~2人共。最後に出た琴音と詩乃より遅いなんて何してるんだろ。」
「哲也のことは見てないけど・・・・・・」
「もしかして 2人でよからぬ事してるんじゃないでしょうね。」
「鈴奈ちゃんならそんな心配もないと思うがなぁ。」
2人が何をしてるのか皆で話し合っているとようやく哲也と鈴奈が戻ってきた。
「悪ぃな皆 鈴奈おぶってたから遅れちまった。」
「すまない皆・・・」
「あ~!ちょっと!!何してんのさ!!!」
「だって鈴奈が幽霊にビビりまくって腰抜かしちまってよ・・・」
「余計なことを言うな馬鹿・・・」
今の鈴奈は普段のクールさとはかけ離れ、背中に顔を埋め哲也に甘えっぱなしでいた。
「そ、そんな・・・・・・」
「鈴奈に抜け駆けされた・・・・・・!?」
「美味しいとこはしっかり持ってくんだなお前は 浮気認定されても間違いはない。」
「ですね♪」
「今はそんなことより和人君!?いつまで里香と仲良く手を繋いでいるのかしら!?」
あの後戻った和人と里香は未だ仲良く手を繋いでいた。
「いやぁ和人がビビって私に甘えっぱなしでさぁ♪」
「はぁ!?お前が手を離すなって言ったんじゃないか!!!!!」
「里香・・・・・・それは本当・・・・・・!?」
「い、いやぁそれはそのねぇ・・・・・・」
「今日はお兄ちゃんも浮気日和ですね♪」
「珍しいな 和人が浮気するだなんてな。」
「俺は浮気じゃない!!哲也と一緒にするな!!!」
「俺だって浮気じゃねぇわ!!!!」
「ふーん・・・・・・だったらそこにいる2人は一体何なの!?」
「へ?」
鈴奈に力を入れていた為辺りをそこまで見てなかった哲也は今自分の身体に琴音と詩乃がくっついていることに気づいた。
「なっ!?こ、琴音に詩乃!?」
「「哲也・・・♡」」
「後でたっぷりお仕置しなくちゃね・・・・・・!!!」
「和人君もね・・・・・・!!!」
「そ、そんな馬鹿なぁ・・・!」
「俺は被害者なのに・・・・・・」
「・・・・・・落ち着く・・・・・・」
「「幸せ・・・・・・♡」」
結局、この後も鈴奈は自分で歩けず、哲也が車まで運び、ホテルでも同様に哲也に運ばれて行った。
~~~~~~~~~~
皆が寝静まった夜更け、ある2人はベランダにいた。
「ごめんね、寝る前に時間貰っちゃって。」
「気にしないで、私も琴音とは話しておきたかったから。」
その2人とは琴音と詩乃、今日結成されたばかりの哲也大好き同盟として本格始動する前の作戦会議と言ったところだろうか。
「じゃあ、今日から早速活動開始だよ!哲也大好き同盟!」
「それは良いのだけど、何かもっと別の名前にしない?ふとした時にバレたら私達木綿季に殺されるわよ・・・?」
「ううん、こうなったら隠し通すだけだよ!でもそんなに私顔に出てた?」
「哲也のことになるとね 結構バレバレよ?」
「じゃ、じゃあ今度からもっと隠さないと・・・」
「それより、琴音は前哲也に助けてもらったって言ってたけど、どんな出会い方だったの?」
「SAOの時のクエスト中にね、空からいきなり降ってきたんだ、いきなり胸揉んでくるし最初はこんなやつとさっさと離れたいって思ったけど、今ではもう片時も離れたくないな♪」
「はぁ・・・その時からアイツは琴音に手を出したのね・・・」
「と、とは言ってもその落ちてきた時に私にぶつかってのことだから事故みたいなものだから・・・でもあの時は殺すって言っちゃったなぁ・・・」
「私もよ・・・初めてやられた時は殺意こめてへカートを額に押し付けたっけ・・・」
「ま、まぁ結果的に人生で初めて揉まれたのが哲也で良かった♪」
「それは同感ね♪ちょっとムカつくけど・・・ちなみに、他にはどんなことをしたの?」
「色々としたよ~!一緒にお風呂入ったり添い寝してもらったり抱きしめてもらったり・・・あ、そういえばSAOの時に一緒にダンスしてもらったんだ♪あの時のタキシードはかっこよかったな~♪」
「出会ったのが先な分相当先越されてるわね・・・今からでも巻き返さないと・・・!」
「そ、それと・・・事故とはいえ哲也にパンツの中に手を入れられたり・・・/////」
「っ!?な、何してるのよあのスケベ男は!」
「哲也だから許してあげたけど、他の人がやってたら例え翔であろうと直ぐ警察呼んじゃうんだから!私は今哲也以外に身体を触らせる気はないよ♪」
「琴音の哲也に対する気持ちは本物ね・・・でも負けないよ、私だって哲也への気持ちは本物なんだから 私の好意でアイツのハートは頂きよ♪」
「私だって!トレジャーハンターとして哲也の心は奪っちゃうもんね♪
でも、今日からは抜けがけなしだよ!」
「ええ、2人でこの感謝を伝えましょう、琴音。」
「うん!改めてよろしくね、詩乃!」
2人は改めて固い握手を交わした
それは哲也への恩返しに対する2人の確固たる意志であると同時に、哲也が木綿季にボコボコにされる頻度が増えるのを表していた・・・
結成された哲也大好き同盟の2人はこれからどのように2人に恩返しをし、今後どのような哲也へのお仕置が待っているのか それは木綿季のみぞ知る・・・
さて、前回同様の沖縄編ですが次回でラストになるのと、しばらくは月曜日投稿を続けていこうと思います 色々と5年前から書き溜めしてた物の加筆だったり修正なりで少し忙しくなりそうなので・・・
さて!次回は沖縄戦最終日!なんとあの翔が!?そしてまさかの人物との出会いが!
次回もお楽しみに!